年別アーカイブ : 2021

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我々プログラマーにとってたった一行のソースコードを直すのに数時間、いや数日掛かることなど日常茶飯事だが、それを映画の爆弾処理で最後に赤と青のどちらの配線を切るかに例えているのを見て、まさにほんそれ、言い得て妙だ。

今どきはアジャイルで作業を進めるので、コーディングの一進一退自体は通常行為だが、稼働中のシステムのバグ取りや機能向上のコード改変に関しては、まさにどっちを切るかの判断を迫られる。

時間を無尽蔵に掛けられればじっくりシミュレーションもできようが、バグの場合は大抵は「時間がない」状況に迫られているので、結構最後は思い切りを求められる。

もちろん望ましくない方、切ってはいけない方を切断してドッカーン!となる修羅場も周囲では時々耳にするがw、まあ何れ笑い事でもなんでも無い明日は我が身とエンジニアなら誰でも思っていることだ。

FUJIFILM GFX100S

ちなみにタイトルに深い意味はない。

いやー、今日は死ぬほど忙しかった。突発的な保守案件だったが契約の範囲外だったので、ちょっと小銭稼ぎにはなったけど。

もう今月は半月働かなくても良いなw

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

小さなベニシジミを35mm版1200mm相当で望遠マクロ撮影。

カテゴリ:小動物, 独り言|タグ:

黒い巨鳥出現!みたいなニュースがここ数日賑わしていたが、ヘッドラインだけ見て最初はどこかで天狗様の三つ星か?と色めき立った。翼に白い部分があるとか言ってたし。

時期的に営巣谷の中ならありうるし、秋以降であれば生息地以外でも分散過程で可能性は十分あるが、今のこの時期に場所が千葉の房総と聞いてそりゃ無いなと。

まあ映像を観ればもちろん天狗様でないのは一目瞭然だが、体高が1mもある黒い鳥なら三つ星より大きい。

名前をミナミジサイチョウと聞いてサイチョウの仲間だとは分かったが、聞いたことはない名前なものの観た記憶はあるなと思い、アフリカ取材のフィールドノートと写真を漁ったところ、記録があった。

ただ自家製の観察記録データベース..25年もFileMakerで稼働しているw..で検索しても和名ではヒットせず、仕方ないのでポジのスキャン画像..20年以上前なので当然フィルムだ..から画像検索で探しだしたが、当時のフィールドノートも原版のポジも「Southern ground hornbill」と書かれていたのでまあそりゃそうだなとw

撮影場所はケニヤのMasai Mara N.R(マサイマラ国立保護区)で、当時は見かけた生きものは四足でも鳥でも何でも撮っていたので、まあその結果の一つだろうなろうと。

ニュースでは南アフリカの絶滅危惧種的に言っていたが、その情報の出どころは恐らくWikiで、名前に「ミナミ」とあるので最初の記述者が間違えたか適当に書いたかのようだが、実際はアフリカ大陸の南部に分布しているが正しい。確かに数は減らしているようだが。

↑これ書く前に再度Wikiを確認したら生息分布が正しく修正されていた。仕事早いなWikiの編集者w

Canon EOS-1n / EF500mm F4.5L USM / PROVIA / Masai Mara N.R

滞在していた現場を見れば分かるが、食性はサギの仲間とほとんど同じで、同様に湿性環境を好むようなので千葉はまさにうってつけと言った感じ。

正直あまり深い印象はないが、フィールドノートを読み返す限り、ケニヤでもアフリカスイギュウなどと一緒に湿地の近くにいたようである。

千葉の個体は当然ように篭脱けであり、先日無事に捕獲されて飼い主..ペットショップの商品だったようだ..のもとに帰ったそうだが、聞けば逃げ出してから1年半も経つというではないか。

単独個体だったとは言え、あの大きさの鳥が普通に生き延びることが出来ていた千葉の湿性環境..言ってしまえば田んぼだけど..の豊かさが改めてよく分かる一件であったな。

まさに房総のポテンシャル恐るべしだ。

無能政府の御用専門家たる尾身氏が、予算委員会の質疑で五輪をするような状況にないと突然言い出した。

ただ、専門家の意見を聞いて検討するとかなんとか普段からエラそうに言いつつ、その実いざという時の逃げ口上をぬかしている無能厚労大臣風情が、その専門家が五輪の中止勧告を言ったらそれが自主研究とか言い出すって一体どんな二枚舌だよ。

勇気とか希望とか国民一丸となってとか、まるで戦時中の大本営を彷彿とさせるような政府発表で、道を誤っても後戻りを良しとせず、一億玉砕を求める無能政府が何を言う..ここブライトさん風に..かだな。

しかし五輪を目の前に一年前と何も変わってないこの状況の責任の一旦は前述の尾身氏にも当然あるので、「あんた今頃何言っての?」という感じでしかない。

そして無能厚労大臣以外にもその尾身氏の発言に「五輪の専門家ではない」とか政府関係者が言っているらしいが、そういう政府関係者だって五輪の専門家ではなかろうに。

さらに尾身氏には「五輪開催の決定権はない」はないとも言っているらしいが、そもそも今のスダレソーリすらそんな権限はないんじゃねぇの?会見で本人が壊れたテープレコーダーのようにはっきり「決定権はIOCにある」と言ってんじゃん。

もうホントにこの国の為政者はバカばっかり。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-14

もう子育ても終盤であろうノスリの雄が、営巣木から少し離れた林縁近くで一休み。

カテゴリ:独り言, 猛禽|タグ:

GFXを導入して以降、シネマティックなパノラマ撮影と同時に、最近は1:1のスクエアも積極的に撮っている。

スクエアと言えばブローニーフィルムの6×6だが、その昔ハッセルを使っていたときには今ひとつ使いこなしに難儀していたので、そういう意味では再チャレンジということになる。

ただ、今回はハッセルの時のような違和感を感じることもなく、異なるアスペクト比のバリエーションの一つと認識できているようで、これはこれで面白い。

前述の通りパノラマには映画のスクリーンを観ているようなシネマティック感があるが、スクエアの場合は窓枠や額縁に景色を当てはめるような感覚になる。

FUJIFILM GFX100S

ちなみにパノラマでもスクエアでもRAWは残しているので、アスペクト比は現像時に変更したり元に4:3の標準に戻すことはいつでも可能で、それこそデジタルさまさまと言ったところだ。

もちろん撮影の時点でここはパノラマ、ここではスクエアと意識しているので、後から現像で自由に変更するという野暮な作業はしていない。

たが、業務用の素材として使う場合は編集者次第というところもあるので、求められればRAWも提供している。

カテゴリ:写真・カメラ|タグ:

復活の3

2021/6/3

C社の次の新型EOS Rは3になるらしい。EOSで3の型番はフィルムカメラ時代にあったが、20年以上前の話なので復活ということになるのか。

時期的に東京五輪に合わせたみたいに言われているが、本来なら五輪は昨年の予定だったので、このタイミングでの発表はまったく関係ないだろう。

むしろソニーのα1に対する対抗機種という意味合いの方が大きいかもね。ソニーが9をうっちゃっていきなり1を出してきて、そりゃ1の称号に拘りのあるC社にしてみれば面白くもないだろうから、そっちの1にはうちの3で十分、みたいな感じを受けなくもないw

公開されているスペックだけ追えば、同社初のフルサイズ裏面照射積層型CMOSの採用、RAWで秒30コマ、ディープラーニング技術によるAFは人物・動物対応で尚且動画撮影時にも対応、その動画性能はなんちゃって8Kを除けば、Canon Log3対応のオーバーサンプリングの4Kはほぼ5R譲り。

画素数については今のところ非公開だが、8K非対応、秒30コマ、初物の積層CMOSといった情報を鑑みれば2000〜2400万画素ではないだろうか。多くても3000万画素がせいぜいだろう。

バッテリーが1D系と同じLP-E19なので、ボディも縦位置グリップ一体の大柄サイズとなっているが、超望遠レンズ使用前提のスピードスター的な位置付けなので、この辺りは想定の範囲であろうか。

デザインは回帰して初代EOS-1に寄せてきたように見える。EOSの初期の頃はエルゴノミクスデザインに拘っていて、特に1系はたこ入道とか言われていた時代もあるwが、個人的には好みであった。最近は角張ったデザインのカメラばかり使っているせいか、ちょっと心惹かれるものがあるぞw

そしてR3の話題性はなんと言っても視線入力の復活だろう。今から見ればまだAFすらそれなりの時代に見たところにピントが合うという仕掛けは驚いたものだが、個人的に眼鏡使用だったこともあって制度は今ひとつだった印象がある。

さすがに20年以上の時を経ての復活なのでC社としても自信があるだろうから、どこまで使い物になるようになったのかは興味津々である。

RICHO GR1s

昔はバリバリのキヤノン使いだったので、当然のように当時最新のEOS-3も使用していた。露出が1/3アンダーだった当時のキヤノン機において、さらに1/3アンダーだったのが強く印象にある。

フィルムの隅の日付の焼き込みを見ると1枚目が’99 9、2枚目が’99 11とあるが、手に入れたのは同年夏のアラスカ取材に出かける前日だったはず。EOS-3は前年11月の発売。

アンカレッジ行きの大韓航空機内..当時はまだ直行便があった..で取説を読んでいた記憶があって、現地でツンドラを歩くカリブーやグリズリーに視線入力でピンを合わせて遊んでいたのが懐かしい。

インディアンロックでナキウサギを撮っていたらフランス人の写真家に声掛けられ、意気投合してしばらく貸したところ、視線入力と相性が良かったようで、帰国したら絶対に買うと言っていたのをよく憶えている。

カテゴリ:写真・カメラ|タグ:,

近所の防風林内で営巣しているヤマガラ。

ほとんど林内で餌の確保は足りると思うが、時々林縁部に出てきて隣接する電柵の周辺を忙しくなくウロウロしていることがある。

目的は電柵に巣を作っているクモのようで、柵のパーツの隙間などを丹念に見て回っては、何匹もくわえてまた林内へと戻っていく。

自分の分ならその場で食べるわけだが、沢山くわえて運んでいるということは、繁殖活動は上手くいっているということだ。もしかしたら今の時期だと2回目かもしれない。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-14

とにかく忙しそうにじっとすることなく終始動き回っているので、1100mmともなるとファインダーに入れいるのも一苦労である。

いくら鳥認識AFが優秀とは言っても、被写体をファインダーに捉えられなければ宝の持ち腐れだな。

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FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / Velvia

月初の夜明け

カテゴリ:季節感

皐月が暮れる

2021/5/31

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / Velvia

暮れゆく月末

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月末モードに突入中で多忙を極めるため、先日のホオジロ同様にこれまた顔見知りのヒバリに登場を願う。

なぜヒバリなのかにあまり深い意味はないが、ちょっと前に漫画家の江口寿史氏の話をTwitterで見かけ、なんとなく「ストップ!! ひばりくん!」を思い出したため。

昨今はLGBTが何かと世間の話題に上るが、同漫画は主人公がトランスジェンダーの美少年という設定で、30年近く前にすでに先を行っていた作品だったと記憶。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-14

縄張りにライバルが侵入するとシュワッチとばかりにすかさずスクランブルに向かう雄。

そのタイミングで偶然農耕車が走っていて「危ない!」と思うこともしばしばあるが、まあ大抵は直前で避けきれているようだ。

特に路上でバトる時は周囲をよく注意しようぜ、ひばりくんw

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