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カッコウ初認

2022/5/24

今年も赤城高原にカッコウがやって来た(20日)が、例年より5日程度遅い渡来である。

ツバメを始め夏鳥全般の動きが遅いので、まあそんなもんかという感じではあるが、季節の便りとしてはまずまず。

残るはホトトギスを残すのみだが、カッコウから4〜5日遅いのが通例なので、今週には特許許可局の声を聞くことになるだろう。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

だいぶ葉が展葉してしまって小鳥を見つけのも難儀する季節だが、時々声を頼りに探せば隙間から姿を垣間見ることも..

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今年はなかなか林縁に姿を見せてくれないキビタキだが、GW中にようやく撮影。もう葉が展葉し始めているので、渡来初期のこの期を逃すと撮影は難しくなる。

タイミングが合うと遅咲きの桜で餌をついばむ姿が観られるのだが、今年は残念ながら桜散った後となった。

ということで、タイトルとは異なり写真は黄色い鳥w

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

そう言えばこの連休中に今年も近所でオオルリのさえずりを確認した。場所は昨年と同じ谷筋。

雨でも振らない限りは涸れ谷なので、あまり適地とは思えずその線は期待していなかったのだが、その後も連日鳴いているので、2年続けてとなると繁殖している可能性があるかな。

繁殖確認したいところだが、あの谷は意外に深くてヤブヤブしていてあまり入りたくないのが率直な感想..

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一週間ほど遠征している間に赤城高原の春も進行中。ヤマザクラはソメイヨシノのように一度に咲かないので、もうしばらく楽しめる。

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

キビタキとサンショウクイの初鳴きを確認。両種ともに昨年より2日早い到来だが、まあ平年並みってところだ。

秋の気配漂う

2021/8/12

下界では猛暑・残暑と騒々しいが、高原はそろそろ秋の気配が漂い始めている。先週末に立秋を過ぎているので暦の上でももう秋。

ちょっと前まで鳴いていた畑のヒバリも直接見掛けることも無くなり、樹冠を飛びながら鳴き叫んでいたホトトギスも沈黙し、お盆を前に耳にするのはホオジロの一筆啓上とガビチョウぐらいだ。

森の中で葉陰に隠れて種類まではなかなか同定できないが、今年生まれの鳥の幼鳥が飛び交い、家の前の電線にはツバメの子どもたちが音符のように並んでいる。

畑に放置された杭の上ではモズが地面を見つめており、つい先日は高鳴きを今シーズン初認した。

近所では日に日にアキアカネの姿が増え、庭の畑にも結構な数が滞在中。気のせいか外仕事をしていてもヤブ蚊に食われる機会が減ったように思う。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

不意に葉陰を小鳥が横切ったのが見えた。双眼鏡で動きのあったあたりを探すと、枝の影の中に何か留まっているのがわかる。

立ち位置を調整してカメラを向けると、深い緑の影の中にキビタキの黄色い羽色が浮かび上がった。春からひと夏を過ごした夏鳥たちが赤城高原に滞在するのもあと半月くらいかな。

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ワクチンのデマに騙されないようにとかなんとか、担当大臣のクチサキタロウがゴチャゴチャ言っているらしい。

モデルナ製が4000万回分あると言って大規模接種やら職域接種を大々的におっ始めたくせに、早々に弾切れ起こして各方面から批判を浴びたら、実は4割程度しか在庫がなく、残りは9月だとゲロしたぞ。

しかもその状況をGW頃にはすでに知っていたというのだから呆れて物が言えない。都議選が終わるまでわざと黙っていたと勘ぐられても仕方あるまい。

あたかも申し込みが殺到して不足しているような寝言を言っていたが、最初から足りてないじゃん。デマどころか国民を欺いているのはウソツキタロウお前自身だってわかってんのかね?

LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

雨続きの森の中に陽光が射し込み、このところしばらく静かだった林内に、久しぶりにピッコロピッコロと鳴き声が響いていた。

キビタキも子育てが終わって一息と言ったところかな。

カテゴリ:独り言|タグ:

今年はキビタキをあまり見かけない。近所の森で聞こえてくるさえずりから渡来数自体はそう変わらない印象だが、とにかく林縁付近で見かけない。

もう昔のようにわざわざ森に入り込んでまで鳥を撮ることはしていないので、声が聞こえたらからと追いかけるようなこともなく、まあそんなことで結果的に撮影カットも少ない。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-14

それでもブブブという警戒音と共に時々路傍近くまで姿を見せることもある。

そういう排斥行動中は追い払い対象以外には目が行かないのか、人が立っていてもお構いなしに目の前で追いかけったりするものだ。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / PROVIA

そんな雑木林の林縁ではアマドコロが咲き始めている。

キビタキ渡来

2021/4/27

今朝は氷点下3℃とさらに寒かったな。庭も周辺の畑も下で真っ白だった。

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art / PROVIA

日が当たるそばから霜は解け霧散していく。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / PROVIA

連日の寒さで展葉の早いミズキもまた縮こまってしまった様子。

それにしても1億画素の威力はすごい。芽のひとつひとつまでしっかり解像している。しかもこれを手持ちで撮れてしまうのだからフジの手ブレ補正も優秀である。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-20

枝被りながら何とかクロツグミを撮影。35mm版換算1600mm相当を手持ち撮影というのも、オリンパスの手ブレ補正はさらに優秀だ。

ちなみにこの時動画も撮影しているが、さすがに動画ではゆらゆらと画面が揺れてしまうものの、参考映像としては十分なものである。

それと今朝方キビタキを初認。姿はチラッと黄色いのが飛んだのを観た程度だが、さえずりを複数箇所で確認している。

夏鳥の特定の種が少ない。裏の仕事仲間に聞いても皆同様の意見なので、関東甲信越全般にそんな感じっぽい。

ツバメが少ないのが気になっていたのだが、夏鳥では特にキビタキの少なさには驚くばかり。ここ数年が当たり年というくらいフィーバーしていたので、ちょっと反動でそう感じるのかも。

まあこれからやって来る可能性も捨てきれないが、季節は進んでしまっているのでどうなることやら。

その代わり今年はサンコウチョウが多いかな。近所の1kmほどの間で少なくても4個体が鳴いているのを確認しているので、夏鳥全体が均一に少ないというわけでもなさそうだ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

だからと言ってそんな絵にならないところでわざわざさえずらなくても良いだろうw

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どこぞで、こんな時だから文句も言わずに頑張ろう!キャンペーンでも張られているのだろうか。

何やら新コロナに関連した対策や政権への批判など止めて応援しよう!みたいな有象無象がまたぞろ湧いて出ているようで、相変わらずのこの国の出る杭は打たれるぞ的な同調圧力には辟易するぞ。

文句も言わず従順におとなしくしているのも自由だが、こんな時だからこそおかしいことはおかしいのだと主張して間違いを糾弾・是正していくのもまた自由である。それが成熟した民主主義国家の有り様というものだ。

国民からその政策はおかしい!と声が多数上がり、世論が大きく動いたからこそ一律給付に転換されたのであり、声が上がらなかったら制限多きの限定給付で終わっていたのだから。

そもそも気に入らない意見をわざわざ探し出して封じようとすること自体、非生産的であると気づくべきだ。それこそ文句も言わずに耳をふさいで、部屋の隅で膝を抱えてSTAY HOMEしていれば良い話である。

それもまた選べる自由ぞ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / ブリーチバイパス

低彩度、高コントラストな表現方法を銀残しと言い、半世紀以上前にフィルム映画作品向けに日本で考案された技法のことで、英語ではブリーチバイパスと呼ばれる。

カラーネガの現像時、定着する前に発色現像を止めると銀が残って件のような独特の色合いになり、受ける印象は流行りのインスタ映えの対極に近いかな。

ブリーチバイパスはオリンパスのアートフィルターにも用意されているが、本日発売となるフジX-T4のフィルムシミュレーションにも満を持して?搭載されるようで、インスタ映えが嫌いなオッサンカメラマンには気になるなぁ..


本日近所の森で複数のキビタキを初認。例年よりちょっと遅いかな。

檜林の黄

2019/10/24

ほとんど彩りのない薄暗いヒノキ林の林床で、鮮やかな黄色いものが動いているのがチラチラと見えていた。近づいてしばらく待っているとキビタキの雄だと分かった。

8月くらいまでは時折声がしていたが、さすがに先月の早いうちには渡去したはずなので、この個体はエゾビタキノビタキ同様にさらに北から下りてきて、その途上に立ち寄ったと思われる。まだ実が残っているのか、台風で倒れたウワミズザクラの辺りから出たり入ったりを繰り返していた。

こちらの存在は気にしていない様子だったので、もう少し近づけそうな感じはあったが、長旅のトランジットを邪魔しても申し訳ないので、少し距離をおいて証拠写真だけ撮影した。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

そろそろ赤城高原にもジョウビタキが姿を見せる頃なので、夏鳥の姿もここらで見納めだろう。

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