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と言ってもこれはヤンマーではない。割と最近のクボタのフラッグシップモデルであるGrandomで、115馬力の大型トラクターである。

お値段も一千万ぐらいするらしいが、うちの村のコンニャク農家は結構このクラスを乗り回している人が多い。そんなコンニャク掘りもそろそろ終盤だが、今日は雨降りだったのでどこもお休みであった。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

寒々とした色のない景色だったので、アドバンストフィルターのパートカラー赤で撮影。

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冬型の気圧配置が強まり、上越国境は終日雪雲の中。みなかみ藤原も降雪で、朝の時点で3cmと言っていたので、夕方にはさらに積み増しているだろう。

その影響で赤城高原でも早朝にはあて..上州の方言で風花のことね..が舞って、やや初雪扱いとなった。そう、我が家では雪の便りと共にストーブが設置されるのである。

ちなみに初霜でコタツ設置と決まっているので、最近はコタツに入って芋焼酎のお湯割りを頂いているw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia / Dレンジ優先
FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR x 1.4 / Velvia

さすがに雪の便りが届くようだと、いつまでも紅葉ネタでは引っ張れないので、月初に撮影したSLみなかみ号をアップ。

1枚目は下りの時間帯という都合でやや逆光気味になるので、ややHDR風に撮影。ちょうどコンニャク掘りのシーズンなので、上手い具合に地域色を入れて撮影できた。

そう言えば、いつもと炭水車のカラーリングが違うなと思って調べたら、D51形498号機..なんて書くと鉄ちゃんみたいだけどコピペだからw..は今年で復活30周年記念らしい。名前も「SLぐんま みなかみ号」に変更されているそうだ。

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鉄も秋の装い

2018/10/12

そう言えば、撮影中は気が付かなかったが、10月に入ってSLみなかみ号も車両前のプレートが秋バージョンに変更されていた。

恐らく紅葉の一ノ倉沢だと思うが、グンマーでもそんなことに気が付くかどうか微妙だw

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / ETERNA
FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

さらに言うと、形式の書かれたSLプレート..と言うか知らないけど..も、夏は赤だったのが秋は逆に青になっている。

しろ鉄..素人鉄ちゃんのことね..にはそこの事情はよく判らないが、以前は黒いプレートもあったので、JRが適当に気分で着せ替えでもしているのかね。

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緑の巨人

2018/10/7

小林旭が「燃える男の赤いトラクター〜♪」と歌ったのも今は昔、日本のトラクターで赤いカラーリングなのはご存知ヤンマー..件の小林旭のCMソングはこっち..と、長澤まさみをCMキャラクターに起用してイケイケのクボタだ。

だが、世界でもっとも有名なトラクターと言えば、米のジョン・ディア(John Deere)をおいて他にない。ジョン・ディアを擁するディア・アンド・カンパニー社(Deere&Company)は、世界最大であると同時に世界最古のトラクターメーカー..トラクター発祥の地は米だ..であり、そのブランドカラーから「緑の巨人」と呼ばれている。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

ジョン・ディアは輸入トラクターとしてはカナダのファーガソンと双璧で、どちらもレタスやキャベツの大規模経営の農家を中心に、我が赤城の大地を耕す姿をよく見かける。

ただ、輸入ものはやはり修理に手がかかる..部品の手配に時間が掛かる..ということで、近年ヤンマーやクボタの大型に乗り換えが進み、緑の車両も数が減って逆に赤い車両が増えてきているように思う。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

この車両は近所のHさん所有のもので、型が古く20年以上前ものらしい。最近の新型も所有しているが、Hさんはこの型に愛着があるらしく、あちこちくたびれてはいるが大事に乗っていきたいとのことだ。

最近のヤンマーなどは有名な工業デザイナーを登用してかなり攻めたデザインの車両を投入しているが、この古いジョン・ディアのいかにもトラクター然とした無骨なフォルムは個人的に好みである。そしてこの感覚は、近年撮影しているSLにもどことなく通づるものがあるのだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

赤城高原らしく、窓の向こうに鈴ヶ岳を入れてみた。

前方視界を確保するためにラウンドしたフロントガラスや、車体をコンパクトにするためか、キャビンのすぐ両脇にトラクターならではの大型リアタイヤがあるため、乗り降りはフロントの斜め前からという、当時としてはなかなか近未来感ある造作だ。

余談だが、決して似ているわけではないのだが、ボンネットに突き出した排気管、そして緑色の車体のトラクターで思い出すのは、きかんしゃトーマスに出てくるトレバーだw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

跳ね馬ならフェラーリ、暴れ牛ならランボルギーニ、そして跳び鹿ならこのジョン・ディアだ。

ちなみにスポーツカー..我々の世代ではスーパーカーという呼称がしっくりくるが..で有名なランボルギーニも、元々は伊の農耕機メーカーで、実際に同社のトラクターに乗る豪気な農家もチラホラいる。

フェラーリに対抗して高級スポーツカーを世に送り出しているわけだが、エンブレムも馬に対抗して牛を選んでいる辺り、いかにも農耕機メーカーの雄であろうか。

ただ、ジョン・ディアはそういった話とは全く無縁だ。何しろジョン・ディアとは創業者の名前(John Deere)そのもので、鹿のDeerと自身のDeereを引っ掛けているのだからね。

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台風前夜

2018/9/30

この記事を書いている時点で、台風本体は紀伊半島近くを北東に向かって北上中だが、赤城高原では日中に日が差す時間帯があるなど、雨も風もまだほとんど影響がない。

予報では夜のうち通り過ぎていく感じであるが、強風注意報がどうしたこうしたと村の防災無線が流れていたので、引き続き警戒は必要だ。

そんなことで外出もままならずなので、最近撮影した秋のSLみなかみ号でも載せておこう。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / Velvia
FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / Velvia

この時期になると、SNSなどネット界隈はヒガンバナの写真や映像であふれる。

観光目的用に群生地もあちこちあるようだが、本来は鳥獣被害の防止を目的としているので、やはり田んぼの畦に咲く姿がよく似合う。

2枚目のカットでは、そんな田んぼの守り神ヒガンバナと、収穫を終え稲架掛けされた稲わらを組み合わせてみた。

フォトキナの前日カンファレンスをYouTubeで眺めていたが、まずはパナ..&ライカ&シグマ連合..がやってくれたなぁというのが第一印象。

企業としてあらかじめ予定されていた通りの筋書きなのだろうが、結果的に後出しジャンケンの帝王と言われていた某C社のお株を奪うような、一連のフルサイズ狂想曲の中ではもっともインパクトのある発表だったと言える。

何しろナイコンZとEOS Rに無いものがすべて入っているというスキのない仕様なのだから、まさにどうだといった感あり。しかも派手にアドバルーンを打ち上げた割にやや残念感漂う両社と異なり、フォトキナの前夜祭で粛々と発表を行うというスマートさも好印象。王者とチャレンジャーの違いがなせることなのだろうが、パナの攻め方に本気度がうかがえる。

正直な話、パナのマイクロフォーサーズ機を10年近く使ってきている割に、心の何処かに「家電屋のカメラ」とか「女流一眼でしょw」とか、卑下したレッテルを貼って使っていたのも事実で、何かそれが今回のパナの本気度を見せられて、ようやくシン・パナソニックになった感じだw

と言いながら、その後の富士フイルムの発表の方に心ときめく自分がいるのも確かだったりする。1億画素のカメラはまあともかく、他社の高級フルサイズ機と同じ価格帯に落としてきたGFX50Rは、なかなか良いところを付いてきた。

レンズを一から揃えるのはなかなか大変だが、どのみち各社ともミラーレス対応の新型マウントに変更しているので、その恩恵を最大限受けるためには同様に最新のレンズに買い換える必要がある、という点では皆同じ。

それにGFXにはマウントアダプタを介せばEFレンズを3000万画素クロップで使える機能もあるので、次を見越して再びEFマウントレンズを揃えても無駄がないかも。EOS Rはもちろんのこと、αにも、フジXにも、m4/3機にも、そしてシグマがEF-Lアダプタを出せばLUMIX Sでも使えそうだしね。

こうなると俄然不利になったのはどことも友好的でない鎖国状態のナイコンZだなぁ。盲目的ニコ爺はともかく、将来を憂う先見の眼を持つユーザーたちの注文キャンセルが増えなければいいけどねw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia / Dレンジ優先

黄金色のライスフィールドを走るSLみなかみ号。9月の里で秋らしい景色といえば稲穂の海だろう。

雨のSL

2018/9/21

パナの噂のフルサイズ機は、どうやらライカのSLマウント..正確にはL/TマウントLマウント..に決まりっぽい。その場合、先日の記事でも書いたが、ライカブランドレンズの価格の高さがネックとなるのだが、そこにシグマが加わることでその懸案が解決することになる模様。

シグマは言わずとしれた世界最大の交換レンズメーカーであり、実はライカと昔から縁の深いことは知る人ぞ知るである。かくいう拙者も、ライカRを使っていた頃にシグマ製Rレンズ..シグマ銘ではなくライカブランド..を何本か使っていたことがあるくらいだし。

ということで、このパナ・ライカ・シグマ陣営は、シグマ製SLレンズのラインナップ次第で、意外にC・Nより早くにシステムが完成する可能性が出てきたかも。ナイコンの金ラインや某C社のLレンズ的なプライム製品にはライカSLレンズを、普及価格帯にはパナとシグマのSLレンズをと言った具合に。

と、ここで気になるのはマイクロフォーサーズレンズとの互換性だ。確かライカはL/TマウントLマウントの口径もフランジバックも正式には公開していないはず。口径は比較サイトで51mmと記載されているのを見かけるが、フランジバックは不明のままだ。

もちろんミラーレス仕様なので短いことは当然だが、フランジバック長が20mmあるマイクロフォーサーズとの差を上手く埋められるマウントアダプタを介せるかが気になるところだ。

仮にマイクロフォーサーズレンズを装着できても、35mmフルサイズと比べてクロップされる分画素数が減るので、そこに意味があるのかという意見もあろうが、そこはほら動画番長を目指すパナのことだ、クロップされた場合は4Kで120Pのハイスピードができるとか何かそんな飛び道具的なギミックを期待せずにいられない。

αにZ、それにEOS Rも良いが、今のところパナのFF機の動向が最右翼な感じだね。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR/ PROVIA

この日は風こそ吹かなかったが、雨が強く降っていて撮影にはイマイチだったので、1/15で軽く流し撮りしてお茶を濁した。

背景が空なので、もう少し流動感を出すなら1/8でも良かったかもしれないが、雨の影響はやはり大きい感じ。

世の中のニコ爺、いやカメラファンが待ちに待ったナイコン初のフルサイズミラーレス機が発表された。その名もNIKON Z。

拙者の世代では「ゼェェェェェェット」とつい叫んでしまうw、というどうでも良いことはさておき、またまた名前の付け方で迷走しそうな感じがしないでもないナイコンよ。

Z7とZ6はZ7のほうが上位機に当たるようだが、Z7程度の仕様ではとてもプロ用とは言えない。恐らくレンズが出揃う2020年以降にフラッグシップ機が登場..ナイコンは東京五輪はレフ機で勝負ということだ..するだろう。

問題はその名前だが、今までのナイコンであれば一桁機は1が最初だが、今回はなぜか6始まり。しかも上位機は数字が1つ多いという謎。もしかしたらソニーαに倣ってフラッグシップをZ9とかにして、次のモデルから某C社式にMarkxxを付けたりして。

ちなみに「Z7」ではなく「Z 7」だそうだ。お判りかな?にわかに信じられないことに、Zと7の間に空白があるのである。このネット検索のご時世に、そこに空白を空けるか!

試しに「Z 7」と「Z7」でググってみると良い。正式名より後者のほうがより上位に製品ページが並ぶはず。もちろんGoogleの検索結果は生きものだから日々変動していくものの、マーケ部隊の責任者って判ってやってんのかね、これ。っていう製品の本質とは違うところについつい目が言ってしまうのはWeb屋としての性なのさw

さて、はたしてNIKON Zはカメラ業界にそびえる黒鉄の城になれるか!って、しばらくこのZネタで遊べるw

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME
LUMIX G9 PRO / LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.

空にそびえる黒鉄(くろがね)の城と言えばマジンガーZだが、現実の世界ではそこはやはりSLに敵うものはないだろう。漆黒の鉄の塊が疾走していく様は、重厚な走行音と共に力強く迫力がある。

緑の中を疾駆するSLみなかみ号を流し撮り。この日の担当はC61だ。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR/ PROVIA / Dレンジ優先(強)

やはり蒸気モクモクの力強さを狙うなら登坂のある下りの運行だよね。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR/ PROVIA / Dレンジ優先(強)

開け放った車窓に肩肘載せて風を切って走行しているが、機関車の運転台はさぞ暑かろうと思うぞ。何しろ熱源たる蒸気機関の釜を目の前に抱えており、エアコンなど装備している近代車両とはわけが違う。

同じ鉄道車両でも運転には特殊な技術を必要とするので、JRの運転士なら誰でもとはいかず、そもそもこの地獄のような猛暑では好きでもなけれな好んで運転台に立つこともないだろう。

とは言え、望遠レンズで眺めていると意外に若そうな人が運転しているようにも見えるので、それなりに色々な意味での技術の継承は行われているようではあるね。

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夏の午後遅い日差しの中、青田の中をSLみなかみ号が行く。

穂が出始めた田んぼで案山子に見送られながら、というシチュエーションで夏らしいSLの情景を狙った。

登り坂なら蒸気モクモクとなるところだが、光を優先すると上りの運行..ややこしいが状況は下り坂..となるため、まあそこはやむ無し。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

この時期の西日の斜光で稲が透過気味に写ることを想定して場所を選んでいるが、この光線状態だと黒い機関車は黒く潰れてしまう。

フイルム時代なら諦めるしかない状況だが、今はデジタルの時代。レタッチでシャドウを持ち上げ少しHDR風に仕上げれば意図した通りに。ただ、このカットはX-H1をVelvia&Dレンジ優先(強)に設定しての撮って出しである。

今になって昔の作品を整理してつくづく感じることだが、RAWで撮っておけば後でどうとでもなると思っていても、撮影時の意図を何年も後まで覚えていることなど不可能。鉄は熱いうちに打ての格言通り、撮影時にできることは撮影時に済ませておくのが良い。レタッチするにしてもその日のうちがベストである。

想像してみて欲しい。何万枚も撮り溜めたRAWデータを、後年になって一枚一枚モニターで確認しながら現像・ゴミ取り・レタッチして仕上げていくことを。恐らくそれは苦行僧の如き忍耐の伴う作業を強いられるのは間違いない。

話のついでに言うと、そもそも業界的にレタッチで追い込むことを好む風潮がある..それを推奨することで商売が成立している市場があるのだ..が、レタッチ耐性だの高解像度のトリミング耐性だの小難しい話は別にして、レタッチ前提に撮るならカメラなどどこのメーカーのものでも良いということになる。

以前は別の意味でRAWを残すことにこだわっていたが、富士フイルムのカメラ..正確にはフィルムシミュレーション..を使うようになって以降、撮りっぱなしのJPEGで済むならそれに越したことはないという考え方に変わった。以前なら納品はTIFFでお願いしますなどと聞いたふうなことを宣う編集者もいたが、今やJPEGで何の問題もないのである。

もちろん業務の関係ともなれば話は別で、当然のように同時記録でRAWも残しておくが、それはあくまで保険ってことだ。JPEGで済むならそれで良し、成果物としてお金をもらう以上、要求に基づきRAWから現像後にレタッチして仕上げることも仕事のうちだからね。

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