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商売柄、仕事仲間にカメラマンが何人かいるので、コロナ禍以降の撮影仕事はすべて外注任せである。

商業撮影はクライアントの都合が第一優先で、常にスケジュール調整が必要な現場なので小生が撮影に出向こともあるが、以前ほど前面に出ることはない。

昔からの趣味ではあるので撮影はするが、以前のようなわざわざカメラ抱えて撮影に出かけるという意欲もないのが正直なところ。

撮影意欲に関しては以前から浮き沈みがあるので今に始まったことではないが、こういうタイミングで考えることはいつも一緒で、撮影機材をドラスティックに変更しようかとつい画策してしまう。

とりあえず、とある撮影仕事のために手に入れた..その仕事で元は取っている..がほぼ使っておらず、防湿庫の肥やしになっているGFX一式を仕事仲間に払い下げるのは既定路線。

GFX100Sは画質は最高に良いが、趣味の面で言えばその高画質はまったく必要ないし、そもそも大きく重く外に持ち出そうという意欲がまったくわかないので、まあ宝の持ち腐れということだ。

それで代わりに何を手に入れたかはその時にまた記事にすることになるが、カメラ機材に興味がわかない現状では、まだしばらくはネット記事とカタログのリサーチになりそう。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ようやく天気が安定する季節が到来。夏からついこの月初くらいまで、天候急変には泣かされてきたからね。

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虹の架け橋

2021/11/13

先日も書いたが、この季節は夜半に荒れた翌朝にかけて虹がよく出る。赤城高原から見て三峰山の辺りが定番だが、角度的に大抵は虹の片方だけである。

が、この日は珍しく子持山側に湿気を含んだ大気が流れてきたようで、久しぶりに架け橋となった虹が見られた。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF23mm F4 R LM WR / Velvia
FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

こんな眺めが頻繁に観られるようになると、いよいよ冬来りなばって感じになるところだが、今週はどうにも気の抜けたような暖かさが続いている。

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OM SYSTEM

2021/10/29

先日、オリンパスのカメラ事業の引き継ぎ会社であるOMDS(OMデジタルソリューションズ)がオンラインで発表を行った。

リアルタイムでは観ていないが、てっきり噂の新型の発表かと思ったら、今後のブランドの方向性についての発表だったらしい。

当初から言われていたとおり会社が変わったことでオリンパスブランドは使えなくなるので、OM SYSTEMなるフィルムカメラ時代の往年の呼称を使うという話だ。

オリンパス名がなくなることを良しとしないコアなファン層は納得しないのだろうが、最近になってオリンパス機を使いだした身としてはそういう部分にこだわりがないので、正直どうでも良い話だ。

それより新型の発表はどうなったのか、そっちが気になるところ。まあどんなにスゴイ製品を発表しても、翌日に天下のナイコン様のフラッグシップ機が発表されているので、話題はそっちに全部持っていかれたとは思うけどねw

何れにせよパナのGH6ともども新型マイクロフォーサーズ機の動向は気になる。

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / Velvia

この季節は上越国境方面が時雨れる日が多くなり、特に朝なら虹が頻繁に見られるようになる。

もちろんこれも雨っぽいという条件が必要で、気温が下がって雪模様になると虹は出現しない。

既往症があるわけでもなし、悪いのは頭ぐらいwで人よりは幾許か丈夫にできている方だとは思うが、それでも人出の多い場所へ出掛けるのはいささか気がひけるので、この3連休は絶対人の来ない谷にちょこっと出掛けたぐらいで、基本的に家でおとなしくしていた。

また月末近くになると恒例の多忙祭りになるのでw、昨年末多忙で大掃除をしていなかったこともあって、2日程かけて仕事場周りを片付け、資源ごみ・不燃ごみを出して家人の指示の下分別作業を行う。

一番多いのはやはり密林などダンボールの空き箱だが、不要になったケーブル類やあちこちから送られくる冊子類も溜まっていてなかなか厄介だった。それでも近年雑誌の類を買わなくなった..雑誌系はほぼ密林Kindle..のでそれだけでも助かるけど。

さすがに諸々2年分となると手がかかったが、これでこの年末は拭き掃除だけで済むまでになって良かった。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

昨日の日中はよく晴れて上着が要らぬほど暖かったが、今日は一転して北風が強く、上越国境方面は雲の中となった。

こういった冬型っぽい天候だと、日の出とともに山がよく焼けて、三峰山の辺りに虹が出るパターンだ。

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熱量が違う

2020/11/6

朝から晩までよくもまあ飽きもせず米親玉選ばかりニュースになってんなぁ、というのが最近の印象。

メリケンのポチとか、彼の国の属国とまで揶揄されている我が日本国なんでw、そりゃ宗主国の親玉の行方が気になるのは理解するが、トレーダーや株屋でもなければそうそう直接の影響もなかろうに。

そもそも投票権ねぇんだからおとなしく結果だけ受け入れりゃあいい話で、コメンテーターとか呼ばれている輩の軽薄な言葉に踊らされている連中のなんとも多きことか。

そんなことより今はようやく国会で予算委員会が開かれ、我が国の行政の長がしどろもどろで右往左往しながら壊れたテープレコーダーの如き答弁を繰り返す、これが我が国の代表者か?と恥ずかしいやら情けないやらの姿を拝める状況にあるぞ。こっちをもっと報道して話題にすべきだろう、マスゴミよ。

それにしても、今回の米の親玉選の騒動を眺めていると、国の代表者を選ぶ選挙という行為や政治に対する熱量が、我が国とは比較にならんなとあらためて認識。永らくお上からの上意下達で成り立ってきた国と、民主主義を熟成しながら成り上がってきた国の差はそうとうな開きがあるな。

選挙のたびに武器をチラつかせて言葉強くいがみ合うのは論外ではあるものの、国の方向性を決める選択や政治に興味を示さず、長いものに巻かれるを良しとしているどっかの呑気な国民性にも困ったもんである。

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

明け方に上越国境方面がしぐれていると、三峰山に虹が架かる季節となった。

もちろん、虹は太陽光線と雲の関係なんで条件が成立すれば通年見られるのだが、確率的にこの晩秋がもっとも高い感じ。

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富士山初冠雪

2020/9/28

富士山が平年より2日早く初冠雪だとか。

先週すでに冠雪している画像を見ているが、甲府地方気象台の職員が甲府市内から目視して始めて公式に確認となるので、それが今日になったということだ。

かくいう赤城高原も今朝は結構冷え込んだため、今秋初めてウィンドブレーカーを着込むことになった。

それでも日中は再び気温が上がって長袖シャツは腕まくりすることになったが、こんな気温の乱高下を繰り返しつつ、少しずつ秋が深まっていくことになる。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

上越国境方向は雲の中で、寒いこともあってさながら冬型の様相であった。

これが半月先なら冠雪していても不思議はない。

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アベノマスクの供給元である伊藤忠と興和が、ムシノマスクとカビノマスク含めて全量回収するらしい。まあ当たり前といえば当然の話だ。

アレが首相会見でマスクは億単位で市場に供給されるとか何とか言ってしまったため、その整合性を後付で取るために考え出された秘策中の秘策がこの有り様であり、おおかたどこかの倉庫に売れ残っていたバッタもんの不良在庫でも掴まされたのだろうな。

「布マスク2枚で国民の不安がパッと無くなる」はずだったのに、「布マスク2枚で国民からの希望と信頼がパッと無くなった」わけで、まあ言わんこっちゃないお粗末な話であるが、これが笑えないのは我が国の首相周辺で練られ考え出された策だというところだ。

これで国民一律10万円支給どころか、未だに布マスク2枚すら配布されていないという情けなさに、日本国民は嘆くしかないだろう。

横浜のクルーズ船騒動から早2ヶ月、この間我が国の政府は一体何をしていたのか。1ヶ月前まで遡ればまだその時点では東京五輪をやる気満々だったのだから、どう考えても新コロナ対策などようやく昨日今日始まったと言っても過言ではない。

それでいてだ。感染対策など医療体制の整備費約6700億円の補正予算に対し、感染収束後のGoToキャンペーン事業..例の旅行券とかクーポンの類だ..なるものには、なんとその2.5倍の1兆7000億円の補正予算が盛り込まれているという。

未だ世界中でいつ収束するかも予測不能なこの状況にあって、今必要な予算よりも収束後の予算..しかも今年中に使わなければならない予算だぜ..が多いって、再び感染を広げに日本中を旅行しろってか?

もうこの国の政府はバカなんじゃなかろうか、というかまさにバカそのものの集まりなんだろうな。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

毎週のように冬型の気圧配置がやって来て、この季節にしては毎朝冷え込みが厳しい。GW明け頃まで遅霜が降りこともあるが、ここまで連日寒い春も珍しい。

それでも寒風の中、朝早くから朗々と鳴くクロツグミのさえずりは美しい日本の春だ。

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天候急変

2019/5/31

北海道で全国最高気温を記録..道東で39℃、同日襟裳で12℃..したかと思えば、その翌日の内陸部では氷点下というのは、いかにも驚天動地なる言葉が当てはまりそうな気候であった。

地球温暖化が叫ばれ久しいが、四季が美しい風土を育む日本列島も、そんな激しい気候がスタンダードになっていくのだろうか。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

今年は出張業務が多く、昨日まで北東北に滞在していたが、この週末は1100kmほど走り継いで一気に近畿圏まで出張って来ている。

週明けは雪国でまた旅の空の下となり、なかなか地元に落ち着けない日々が続く。

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山は雪だった

2018/11/20

山はまだ白くないなどと書いたら、見透かしたように今日の上越国境は広範囲に冠雪していてびっくり。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

と言いつつ、昨日は終日雲の中だったので、気温が低ければさもありなんという気もしていたけどね。朝、三峰山に虹も掛かっていたし。

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某社の新型カメラの企画会議で、次にカメラに搭載する新たな機能について意見を募ったところ、「電話機能を付ければ撮ったその場からすぐに写真を送れます!」と真顔で意見具申をした若手がいて、それって写メじゃね?という突っ込みの笑い話は業界アルアルだ。

さて、大陸の方にEFレンズやFマウントレンズのパクリっぽい製品を作っているYongnuoという交換レンズメーカーがあるが、先日そのYongnuoから背面に交換レンズマウントを装備したスマートフォンが発表された。

韓国のサムスンが以前Galaxyのシリーズで似たような製品を出していたことがあるが、Yongnuoは交換レンズがEFマウントで、センサーはマイクロフォーサーズの1600万画素..恐らくソニーパナソニック製だろう..でしかもRAW対応、動画も4K/30Pで撮れるようだ。

個人的に、そのうちこのような仕様のスマホが作られるだろう、そしてそれは間違いなくカメラ王国の日本ではなく大陸、つまり中華製だろうとは常々思っていた。カメラメーカーに限った話ではないが、今や日本のメーカー各社にこのような発想..というより企画と実行の迅速な判断..は不可能と言って良いだろう。

ところで、Yongnuoの製品で注目すべきは、カメラ本体がいわゆるAndroidスマホである点である。OSがNougat(Android 7.1)なので、JavaでEFレンズ..できればマイクロフォーサーズマウントを希望したい..を操作するカメラアプリを自前で開発できるということになる。そしてこの場合、写真より動画、つまりEFマウントのビデオカメラが自作できる点が何より面白そうだ。

もちろん曰く付き中華製なので、キヤノンとライセンス契約をしているとは到底思えずw、どこまでEFレンズを操れるのかは不明であるが、万が一にでも同社からフレームワークが公開されれば、面白いことになるなぁと妄想している次第。

以前は安かろう悪かろうだった中華製も今や完全に上と下に二極化し、ドローンの雄であるDJIを見ていれば判る通り、振興ベンチャーでフットワークの軽い分、特定分野なら上は技術立国日本を追い抜いているのは間違いない事実である。あ、Yongnuoの製品がどっちなのか知らんけどねw

この秋のフルサイズミラーレスカメラの発表ラッシュを見ていれば、カメラのミラーレス化はもはや止めようのない必然的な流れで、そうなると工業製品としては純然たるメカよりエレキ、そしてソフトウエアの重要性が増すことになる。

先日、キヤノンのEOS RやナイコンZの記事で、日本のメーカーはブランドの上にあぐらをかいた製品しか出せないと書いたが、両社がミラーを高速でバタバタ動かすことで競ってきた技術など、もはやレガシーまっしぐらということだ。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

日の出直後、三峰に虹がかかった。冬型が強まりだす晩秋によく見られる光景だが、気温の方は相変わらず低くない。

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