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JB74

2024/8/22

この秋は東日本、特に東北管内を中心にブナが大凶作ということだが、各地でドングリの不作も報じられている。

ブナが不作だとクマが里に出没が増えると大騒ぎになるが、ブナが里近くで見られる地域が特別多いわけではないので、ブナだけならそこまで騒ぐことはないと考えている。

むしろミズナラやコナラなどのドングリ類や、クリが不作の年のほうがクマにとっては影響が大きいだろう。

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近所で防風林脇の農道にしゃがんで、その場で手に届く範囲でこれくらいは集まる。赤城高原ではコナラに限って言えば世間で言われるほど少ない感じはない。

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青いドングリ

2023/10/3

風の強い日に森の中を歩いていると、葉っぱごとまだ青いドングリが落ちてくる。

あちらでもこちらでも風が森を揺らしてガサッと落ちてくる。不意にすぐ近くや目の前に落ちてくることもあり、それはそれでびっくりする。

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落果するドングリは当たりどころによっては結構痛い。宝くじにはなかなか当たらないが、そんなドングリには時々当たることがある。

できれば運は前者で使ってほしいね。

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山中を歩いていて偶然見つけたのだが、大きな岩場の岩のくぼみにどんぐりが詰まっていた。

実はコナラのようだがよく見るとすでに根が生えており、くぼみ周辺のすき間に沿って同様に詰まっている土にその根を伸ばしている様子。

偶然詰まったのか、はたまたカケスやリスが貯蔵目的で隠したのか。前者の場合、周辺の林分にはコナラが点在しているのでその可能性はあるが、岩場の直上や周囲には生えていない。

後者の場合なら「森をつくるカケス」的なストーリーが想像できて面白いが、それこそその現場を見たわけではないので想像の域を出ない。

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自然とは偶然が必然の如く積み上がった産物であり、そこが観ていて面白い。色々想像するのは受け手の自由だしね。

岩場の場所はNレコのフィールドノートに位置をプロットしたので、機会あれば数年後にまた様子を観に訪れてみたい。

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ちょっと前に県内のドングリが不作というニュースがあったが、確かに近所のコナラのドングリが少ない印象がある。

庭のクヌギなどはそこまでではないが、県北のフィールドでもコナラ同様にミズナラは少ないかも。

こうなるとニュース記事にあったようにクマの出没騒動が起きそうなもんだが、今のところそこまでの騒ぎは耳にしないな。

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山栗は例年並みか多い印象(写真左)。写真は先月の台風一過後の近所の雑木林の様子。

コナラのドングリは足元の周囲で20秒も探せばこのくらいは集まる(写真右)が、例年ならこの倍以上は軽く集められるので、やはり不作なんだろうね。

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クヌギが豊作

2021/10/23

今年は玄関脇のクヌギが豊作で、郵便受けや玄関ポーチ周辺に沢山ドングリが落ちている。

風が強い日などは時折家人の車の屋根に落ちて、なかなか良い音が響く時があるw

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山のミズナラは今一つとも聞くが、近所のコナラは例年並みと言った感じ。先日の大風で結構な数が地上に落ちて、リスやネズミが大喜びであろう。

ロシア極東のカムチャッカ半島沿岸で、ヒトデやタコ、ウニや貝類など大量の海洋生物の死骸が打ち上がっているのが確認されたらしい。

最初は地元のサーファーらが目の痛みなどを訴えたことで発覚。当局が一帯を調査したところ、フェノールや石油製品など基準値を超える有害物質を検出したとこと。

汚染範囲はかなり広範囲に広がっていて、近くの軍の施設に貯蔵していたロケット燃料..そうであればミサイルだろうな..が流出した可能性が高いようだ。

確か夏前にもシベリアで火力発電施設から軽油が漏れ出す騒ぎがあったばかりで、どうにもロシアのこの手の施設の適当さには開いた口がふさがらないな。自国内で収まる状況ならまだしも、海や川を介している時点でロシア一国で済む話ではない。

この話、国内ではまったく報道がないが、カムチャッカ半島は千島列島の先に位置し、オホーツク海を介して日本ともつながっている海域なので、流氷が海洋を漂う季節がこれから来ることを考えると、日本に影響が及ばないとも限らないぞ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / コナラ

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / クヌギ

今年は県北のブナがかなり不作である。ちょっと前に県境の北、つまり新潟側も見てきたが、場所によっては凶作と言ってもいいぐらいだ。

そして同様にこの赤城高原でもコナラなどドングリ類が少ない印象で、恐らくこの10年ぐらいのスパンでコナラなどはもっとも不作かも。

こうなるとクマの行動が気になるところ。もちろん必ずしもブナやドングリに依存しているクマばかりではないが、相対的に餌量が不足することで彼らの行動も変化を余儀なくされる。

沼田市内でも最近になって目撃例がポツポツ出てきているので、山以外でもうっかり出会い頭みたいな事故が起きる可能性に注意が必要だ。

台風など大風が吹いた後は自ずと木々の枝や葉が散乱することになるが、それとは別に何も自然撹乱は起きていないのに、まだ青いドングリが落ちていることがある。

それも必ず葉っぱ付きで。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 深度合成

先日のクリの毬の話ではないが、夏の終り頃からこの季節にコナラやクヌギの雑木林を歩いていると、不意に頭上からドングリが降ってくるのを見ることもある。

そしてこれはゾウムシの仲間であるハイイロチョッキリという小さな甲虫の仕業である。ハイイロチョッキリの成虫はドングリがまだ青いうちに穴を穿って産卵し、その後に枝ごと切り落とすので、件のような状態になるというわけだ。

下の写真のように、ドングリの帽子..正式には殻斗(かくと)と呼ぶ..やその境目付近に穴が空いていればハイイロチョッキリの仕業である。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro / 深度合成

切り落とすと言えばスパッと短時間という印象を持つが、強力な顎を持つとは言え体長が10mmにも満たない小さな甲虫なので、実際は数時間掛かるという話である。

ではなぜわざわざ大変な労力を強いてまで切り落とすのか?

地面に落ちた後、ドングリはネズミなど他の小動物に採餌される可能性が高いので、樹上に残したままのほうが良い..とは言え何れは落ちるのだけれどね..ように思える。

明確な答えはわからないが、植物が自身が傷つけられた際に出す生体防御のための物質..ハイイロチョッキリから見れば成長を妨げる迷惑な物質..を嫌っているという説もあるようで、そうであれば食物連鎖から見る生態系サービス上の戦いというか、まさに双方の生き残り術という感じになって興味深いね。

皆で拾い食い

2019/11/10

カケスの団体さんが農道上に降りて、競うように何かを拾って食べていた。確認しようと近づこうとすると、当然のように隣接する防風林に逃げんでしまう。

いつもならジェーと鳴きながら飛び去って戻ってくることはないのだが、この時は少し待っていると再び姿を見せるので、今度はだるまさんが転んだ方式で少しづつ距離を詰めつつ撮影した。

OLYMPUS OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ISO3200
iPhone 11 Pro

彼らが拾い食いしていたのは風で落果したドングリだ。主には先月の台風前後に強く吹いたときのものだが、すでに時間が経過しているので、あらかたは他の生きものたちの胃袋に収まってしまっている。

それでも集団の目の力とばかり、路端に散乱している欠片や残渣、それに草場の陰から残りものを見つけては食べていたようだ。

カケスは単独行動が基本なので、群れているということはまだこれからどこかに移動する..カケスは標高の低いところへ季節移動する漂鳥だ..つもりと思われ、たまたまいい感じにドングリを見つけて立ち寄った、といったところだろう。

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この秋最低

2019/10/10

今朝は寒っ!と思わず身震い。それもそのはずで庭先で6℃というこの秋初の一桁台ではないか。慌ててフリースベストを袖付きに変更してしまった。

夜半は放射冷却だったようで、どおりでいつも朝は餌を寄こせとまとわりつくネコが静かなわけだw

それでも日中は20℃を超えたようだが、こういう日は家の中はしばらく冷えたままなので、午前中は半纏来て仕事していて、ヤマトの配達の兄ちゃんに笑われてしまった。

iPhone 11 Pro / 超広角13mm

しゃがんだ範囲で適当にちょっと集めただけだが、コナラのドングリはこの秋もそれなりだ。

沼田の山のほうではクマの出没がチラホラ続いているようだが、おらが村は至って平和なものである。うちの地区でも先月捕獲檻が設置された畑もあるが、今のところ続報は入ってない。

それにしてもiPhone 11 Proの超広角はスゴイね。35mm換算で13mm相当らしいが、レンズ交換式の一眼カメラでも魚眼を除けばこの画角は人生初見である。

今まで写らなかった..写せなかったが正しいか..範囲が撮れるというのは実に新鮮であるし、普段はめったに使わない超広角域をこれからは多用していくことになりそうだ。

何よりこれにハマるとXF8-16mm(広角側が換算12mm相当)という危ないレンズに手を出してしまいそうで怖いぞw

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