年別アーカイブ : 2022

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年の瀬に求められる人の世の雑事は一通り終わり、年内の天狗納めも取り敢えず済ませたので、今日はNレコのアップデート作業を粛々と進める。ブログで確認したら昨年の大晦日もNレコ開発をしていた模様。

まあアプリのコード書くのは趣味みたいなところもあって、その趣味を仕事にしてしまったので、世の中で言うところの公私の区別が曖昧なのである。

それにこの歳になると若い頃のように年越しにイベント的な意味合いを見出だせないので、少し長い連休が挟まっているって感じ。

そもそも長期間のんびりするという感覚が基本無理な性分なので、手足を動かすか脳みそ回すかしてないと落ち着かないw

iPhone 13 mini

さて、今年はGFXを除き手持ちのカメラがほぼ総取っ替えになった珍しい年だった。中でも富士フイルムのXシリーズは第5世代になったことでガラリと変わった。

パナ・オリ・フジというあくまでマイナー路線を引き続き堅持する予定なので、来年はさすがにここまでドラスティックなこともないだろうと思うが、この手の話は鬼が笑いそうw

何はなくとも取り敢えずメインで使う全機種に被写体認識が搭載されたのは良かった。もうオッサンには昔のように瞬時に動体にピンを合わせるという生きの良さはないのでw

ということで当ブログをご覧の皆さま良いお年をお迎えくだされ..

昨日は仕事場の大掃除で、今日はチョロチョロと伝票整理など。締めは毎月のことなので大してやることはないが、不要な書類のシュレッダー送りはこの時期恒例。

以前に比べてかなり紙の資料は減ったので楽になったが、申告するまで必要な書類は分けておかないと来年面倒なことになる。

インボイスの資料が結構あったが、うちはもともと課税業者なので影響は軽微でまだ様子見、と言いたいところだが仕事を手伝ってもらっている関係者のことを考えるとそうも言ってられないので、悩ましい話である。

ビンボー国家がミサイル買う金をビンボーなフリーランスからも税でむしり取るイメージが強いので、果たしてどうなることやら。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

今年もっとも使ったカメラはOM-1と言いたいところだが、稼働時間という意味ではGH6が最長である。ひとたび天狗様がご登場となればその間GH6はRECオン状態になるので、動画機として使う以上は時間でみれば必然の結果であろう。

尚、今に始まったわけではないがLUMIXのGH系で写真はほとんど撮らない。特にそれはオリのE-M1系を使いだしてから顕著であり、今年OM-1が鳥認識を搭載したことが決定的なことでもあった。

パナの物体認識が悪いという話ではなく、餅は餅屋としてGH6には安定した動画収録という重要な役割があって、今年はその辺りがより明確になったということだ。

OMの動画性能がGHに追いつけばとも思わなくもないが、動画撮影の使い勝手の面でパナ機を超えるのは経験値で言っても難しいだろうね。

カテゴリ:写真・カメラ|タグ:

冬でも日傘

2022/12/29

先週ドカ雪が積もる前に県北へは足を運んでいるので、この日は県南エリアの今年最後の天狗詣に出撃。

谷奥への林道の支線の状態を一通り確認してから、機材背負って夏以来の尾根定点へ上がって終日観察。

午前中はそれこそ鳴かず飛ばずであったが、昼飯食ってすぐにペアで出現し、目の前で割と長めの探餌を行った後に巣材を運んで谷奥へとロストしてこの日は終了。

今年最後とはあくまで暦の上での話なので、年明け来週以降も引き続き地元ペアの行動確認を行う予定。

iPhone 13 mini

朝は氷点下で午前中は3℃ぐらいまでしか気温は上がらなかったが、ピーカンで日差しが強く南向きだったため、やむなく日傘で対応。

県南は冬の関東平野の気候そのものなので、真冬でも晴れるとこんな感じになる。

カテゴリ:季節感, 猛禽

仕事納め

2022/12/28

遅まきながら赤城高原も本格的な降雪シーズンとなったため、もう春まで庭で霜を見ることはないので、XF30MACROの作例的な意味で積雪前の霜をアップ。

FUJIFILM X-H2S / XF30mmF2.8 R LM WR Macro / CLASSIC CHROME

すべての関係クライアントが今日で仕事納めとなっているので、来年の三が日が明けるまではSlackとそっち系のLINE対応から解放されるので良き。

まあほとんどの企業は実務は昨日までで、今日は大掃除ってところが多いので、実質的に今日から冬季休業と同じだ。

うちはフリーランス稼業なので仕事納めも何も特段決まっているわけもなく、近年はクライアントさんの都合に合わせて臨機応変に対応している。普段から好きなことしてるのでその辺はこだわりはない。

さてうちも適当にチャッチャと大掃除片付けて、Nレコのバージョンアップを進めなくては。

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山中を歩いていて偶然見つけたのだが、大きな岩場の岩のくぼみにどんぐりが詰まっていた。

実はコナラのようだがよく見るとすでに根が生えており、くぼみ周辺のすき間に沿って同様に詰まっている土にその根を伸ばしている様子。

偶然詰まったのか、はたまたカケスやリスが貯蔵目的で隠したのか。前者の場合、周辺の林分にはコナラが点在しているのでその可能性はあるが、岩場の直上や周囲には生えていない。

後者の場合なら「森をつくるカケス」的なストーリーが想像できて面白いが、それこそその現場を見たわけではないので想像の域を出ない。

iPhone 13 mini

自然とは偶然が必然の如く積み上がった産物であり、そこが観ていて面白い。色々想像するのは受け手の自由だしね。

岩場の場所はNレコのフィールドノートに位置をプロットしたので、機会あれば数年後にまた様子を観に訪れてみたい。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

昨日は久しぶりの雪かきに従事したので、予想通り普段使わない筋肉周辺で筋肉痛が発動中。

昨冬は除雪した記憶がない..20cmぐらいなら放置なので..ので2年ぶりになるのだが、毎年これをしかも冬の間は連日こなしている雪国の大変さが身にしみるというもの。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

冬に雪が降らないのはつまらないので、多少積もる程度を見極めて赤城高原に移り住んだので、想定の範囲内ではあるが、滅多にやらないので筋肉痛という最初の話になる。

カテゴリ:季節感|タグ:

この冬初の本格的な降雪は結構な本降りとなって、結局夜まで降り続いて40cm程度の積雪となった。

年末寒波でドカッと降るのはよくあることだが、そもそも今年はまだ雪自体がほとんど降ってなかったので、さすがに意表を突かれた感がある。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

しかも湿った雪だったのでこの後の除雪が重くて重くて..

カテゴリ:季節感|タグ:

雪の居ぬ間に

2022/12/24

上越国境こと三国山脈にガードされて、県境付近の積雪量はこの時期としては無いに等しい。

それもさすがにこの週末以降は寒波の影響でラッセル不可避になりそうなので、今のうちにとちょっと前に谷奥へ足を運んできた。

積雪の無さは予想通りで林道アプローチはスムーズであったが、それでもこのエリアへの入山は今年これが最後になる。

天狗様の動きは餌探中心に活発であったので、この時期としては取り敢えず良しとしよう。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

この日は奇跡的に新潟側が晴れていたので山の向こうは青空だ。

iPhone 13 mini

で、今日は当地では今冬初の本格的な降雪となってホワイトクリスマスの風情である。

カテゴリ:季節感

よく「写真ばかり撮ってないで記憶に焼き付ける」という言い回しを耳にする。一見もっともらしく拝聴できる言葉ではあるが、先日も書いた通り人は忘れる生きものである。

忘れるだけならまだしも場合によっては都合の良いことばかり憶えていて、都合の悪いことは記憶を改ざんしたり、うろ覚えなことについては適当に別の記憶で書き換えたりと、誰しも身に覚えがある通り実に適当でいい加減なものである。

ファンタジーのような楽しい思い出ならそれでも差し支えないが、事実をありのままにとどめておきたい場合にはそれでは支障があるので、できる限り記憶を裏付けるような証拠があったほう良い。

という点でも、やはり写真または映像は記録のために撮るのである。

さらに言い換えれば、記憶をさかのぼって過去の事実を再発見するための補完行為であり、記憶のアーカイブということになろうか。

FUJIFILM X-H2S / XF30mmF2.8 R LM WR Macro / CLASSIC CHROME

つい先日まで秋だったような気がするが、畳み掛けるように連日寒波がやってくると秋はすでに忘却の中だ。

でもスマホやタブレットの写真アプリをちょっとスクロールするだけで、半月前にはまだ秋の色が薄っすらとあったことを想い出す。

カテゴリ:写真・カメラ

放射状岩脈

2022/12/22

子持山と言えば獅子岩こと大黒岩が有名だが、それ以外にも地中の裂け目に沿ってマグマが固まった放射状岩脈と呼ばれる岩が旧火口内に点在しており、それらが所々地表に姿を表している状態を目にすることができる。

浅間山のように現在でも活動していることが目視でき、いかにも火山然としているとわかりやすいが、太古に活動を終えた山からそういったことを想像するのは難しい。例えば上毛三山の一角をなす奇峰奇岩で有名な妙義山が、実は海底火山だったと言って何人の人が信じようか。

現在の子持山を周辺から眺めて火山活動で造山された経緯があるとは想像できないが、葉が落ちて見通しがよくなった山肌や山中をじっくり眺めてみると、そうした痕跡が見つかる。

FUJIFILM X-H2S / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

ほとんどの登山者は目もくれずその存在すら知らずに山頂を目指して行ってしまうが、山はこうした自然の造形や生きものの営みを目にできる貴重な場である。

アクティビティだけで通り過ぎてしまうのは実にもったいない話だ。

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