カテゴリ : 映画・映像

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カシラダカ

2024/3/4

ゴジラの日

2023/11/5

11月3日は文化の日で間違いないが、特撮映画ファンにとっては「ゴジラの日」としても知られる。

1954年に円谷英二による初代ゴジラが公開されてから69年目の今年は、三丁目の夕日などVFXで知られる山崎貴による「ゴジラ-1.0」が公開され、初日に鑑賞してきた。

山崎貴は時々PV映像だけで終わり..期待したほどではない..ということが多いので、ちょっと不安もあったのだが、試写会を観た人の感想で面白かったという好意的なものを見ていたので、そこはやや安心していた。

で、結果的に作品は面白くてもう1回観たいというのが率直な感想。公開直後なのでネタバレは憚られるが、どうやって倒す?のかはなるほどそういう事かと、生きもの屋としては膝を打つこと請け合い。

途中のシーンにその布石と言うか伏線が登場するので分かる人にはわかるかも。

Google Pixel 7a

まあ、最初は神木隆之介と浜辺美波のらんまんコンビの既視感で始まり、吉岡秀隆の登場で一気に三丁目の夕日感が漂いそうになるのを、山崎ゴジラの熱線が吹き飛ばしてくれた、と言ったところだなw

それに昭和29年のゴジラへと続くオマージュ入れてる辺り、山崎貴はエライ。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / Velvia

先月訪れた巻機山で見掛けたゴジラの足跡(嘘)

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沈黙の艦隊

2023/10/2

原作を読んでいるので先週末に観に行ってきた。

原作が冷戦時代を背景にしているので、現在とは状況が異なる部分もあるが、潜水艦戦力=沈黙の艦隊の核による抑止論で世界に対抗するという原作テーマ通りのストーリーのようだ。

潜水艦ものは緊張を強いられることもあってあっという間に観終わる。今のCG技術は大したもので、再現された米第七艦隊と原子力潜水艦シーバット(原潜国家やまと)との交戦は見ものだ。

尚、取り敢えず大沢たかおが王騎将軍に見えなくて良かったw

最初に「ようだ」と書いたのは、作品が続くのか否か事前にもエンドロール後にもアナウンスは無いのだが、原作はそれなりに長いので、もちろん本作で終わりのはずはないと勝手に願っているという希望的観測から。

余談だが、冷戦時代当時はまだ防衛省ではなく防衛庁。さらに通称「市ヶ谷」ではなく庁舎も六本木にあったなと。バブル時代に仕事で都内をうろついていて、何かそんな記憶をふと思い出した次第。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

裏山で見掛けたオニヤンマ。山で偶然出会った知り合いの連れが例のおにやんまくんを付けていたので、その効果の程を聞いたみたがよくわからないとの答え。

どうやらオニヤンマのバッジがアブやハチの抑止に働くことは、未だ証明されていない模様w

映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を観てきた。

主演はアクションに定評あるキアヌ・リーブスで、トム・クルーズのミッション・インポッシブルや、マット・デイモンが当たり役だったジェイソン・ボーンと並んでアクションシーン満載の娯楽大作である。

ジョン・ウィックは4作のシリーズもので、1作目が当たれば続編もという近年よくあるハリウッド映画の手法が採られた作品。4作目のコンセクエンスはストーリー的に一応その完結編にあたるが、明確に謳っていない..そうなってもおかしくはない終わり方をしているが..辺りはまあどうなるか分からない。

ジェイソン・ボーンがリアル戦闘シーンを表現しているのに対し、ジョン・ウィックはツッコミどころま満載のカンフーならぬガンフーが売りである。

何しろ防弾スーツ..文字通りビジネススーツw..を着て、近接戦闘で銃を撃ち合いながら殴り合いもするという荒唐無稽さで、相手はともかく主人公になかなか弾が当たらないのだから。まあマトリックスで超能力者を演じたキアヌだからこそ許されるというのは否定はしない。

今作コンセクエンスの売りは脇にドニー・イェンと我らが真田広之を配し、キアヌとイェン、イェンと真田広之の対決シーンがあること。特に真田広之が日本刀を振るうシーンはエセ侍が闊歩するハリウッド映画にあっては貴重である。

尚、ネタバレになるのでこれ以上は憚るが、大阪が舞台の演出があったものの相変わらずのハリウッドジャパン演出なのに苦笑いすることになることだけは書いておこう。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

モンキチョウの幼虫はマメ科の植物で育つからか、親もシロツメクサやアカツメクサなどに寄ってくる。

Netflixの実写版ワンピースを観始めたが、日本語吹き替えの声優陣がアニメ版と同じキャストというのは正解。麦わらの一味は当然ながら、バギーはやっぱり千葉繁だよねw

悪魔の実というワンピ特有の設定はともかく、るろうに剣心やキングダムのように最近の漫画原作と同様に変にアニメに寄せた演出もなく、ハリウッドの特撮映画の感覚で観られるのは良い。

原作者の尾田栄一郎が関与して口出しもしているので、ハリウッド版ドラゴンボールのような違う世界観にはならずに済んでいる。

少なくても原作を知らずともパイレーツ・オブ・カリビアンのような海賊映画として楽しめる。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

先月31日は満月だったが、一月に2回満月が回ってきて、尚且つ今年最接近して見かけ上最大となったスーパーブルームーンだった。

いつも言っていることだが、こうして月だけ切り取る限りどこで撮っても同じなのだが、寝しなに明るい満月を観てしまうとつい撮ってしまう。

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先週地上波でジブリ映画のもののけ姫を放送していたようで、SNSにそれ関連の話が流れていた。

その中で、架空の生きものであるアカシカのヤックルのモデルがカモシカというのがあって、てっきりアフリカのウォーターバックかと思っていたのでちょっと驚いた次第。

Canon EOS-1N / EF70-200mm F2.8L USM / PROVIA

これがアフリカに生息するウォーターバック。ケニヤのナクルN.Pで撮影したもので、背後の鳥はフラミンゴ。

偶蹄目なので見た目はシカだが、角が生え変わらないウシの仲間。どうみてもヤックルだよね。

河畔林でアオサギが妙な恰好をして佇んでいたが、これは決して露出狂の不審者を装っているのではなく、濡れた翼を乾かしているだけである。

川で採餌した後や、夜半に雨が降った翌朝の日の出の頃によく目にするシーンである。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

昨日はSNSの鳥界隈でアオサギが話題であったが、これはジブリアニメの最新作、というか宮崎駿の最後の作品と言われる「君たちはどう生きるのか」の公開初日だったことに起因する。

事前に映画の興行に関してまったく情報がなく、ジブリ自身も宣伝を一切行わないという前代未聞の映画公開とのこと。で、その唯一の公開情報であるポスターに描かれているのが、件のアオサギなのである。

その同作を封切り初日の初回で鑑賞して来た。で、当初ネタと思ってた件のアオサギはまさかのそのまんまであった。

これ以上語るは憚るが、過去作のオマージュっぽいシーンてんこ盛りで、宮崎駿の最後の監督作品かと思うと感慨深い。まあジブリ映画好きはそれなりに楽しめるだろう。

それでも評価は割れるとは思う。分かりづらい的な感想があるのも、原作のないオリジナルストーリーで且つファンタジー要素強いのでそこは仕方ないのかなと。

尚、タイトルにある伏線は終盤で主人公が迫られる選択で回収される。世界を創るか世界に留まるか、なかなか重い決断であろう。

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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を観てきた。小生は自他ともに認めるインディファン。何しろそれが理由でインドまで行ったくらいだしw(半分嘘)

絶賛上映中でネタバレは書けないが、すでに公開されている情報だけ。

まず主な設定が1969年のアポロ計画時ということで、いよいよ小生がすでに生まれている時代になったという感慨。関連して過去の因果で戦時中まで遡るが、これが例のAI技術でハリソン・フォードが一作目「失われたアーク」の設定当時までに若返るというもの。

撮影時に79歳だったハリソンが30代後半までディエイジング可能になったのは、ジョージ・ルーカス率いるILMが若い時代のハリソンの実写映像を沢山持っていたことによるとのこと。言われてみれば一作目のハリソンは36歳だったし、メジャーデビューしたスター・ウォーズも然り。

その他、インディの常連協力者のサラーも健在で、驚いたのはアントニオ・バンデラスが友人役で登場していた。昨今の流れるようなアクションではなく、いわゆるインディ・ジョーンズ的な古典的でコミカルなアクションも期待通り。

これ以上踏み込みのはネタバレ域に入るのでこの辺にしておくが、トップガンのトム・クルーズ然り、若い頃に観た大好きなシリーズ作品で同じ俳優が同じ役を演じているのは感動ものである。

これでハリソンが演じるシリーズは終了となるが、スター・ウォーズと言いハリソン・フォードには感謝しか無い。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

関東某所にて。毎朝日の出の頃にキィーキィー鳴きながら同じ鉄塔に出勤してくるハヤブサ。この日は朝飯を持参していた。

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