タグ : エナガ

portfolio

縞があるけど

2024/2/21

冬の間あれだけ家の周囲を賑わしていた小鳥たちも、庭の春の花々が咲き始めた途端に見掛けくなった。

冬鳥たちは春の季節移動で北上の旅路についたと思われ、常連の留鳥たちは近所の森で営巣の準備に入っていることだろう。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / カワラヒワ

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME / エナガ

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / シジュウカラ

シジュウカラは営巣中も時々姿を見せるが、カワラヒワは夏に巣立ってから家族で庭のヒマワリ狙いで再びやって来る。

エナガは流石に家の周辺では営巣していないので、秋になって群れるようになってからだ。

窓越しエナガ

2023/2/25

先日伐採した玄関脇のクヌギは、枝が大きく張り出して仕事場の窓の視界を塞いでいたのだが、それが取り払われた結果、家を立てた頃の上越国境ビューイングを取り戻した。

上越国境方面は部屋を移動すれば観えてはいたのだが、やはり仕事場の窓から見渡せるのは爽快である。これならちゃんと窓をクリンビューしようかという気にもなるw

ただそのクヌギは鳥たちが姿を隠したり餌を探す..虫の卵など..場所だったので、それが窓辺で至近距離から観られなくなったのはちと残念。

まあ北側にも庭木はあるので目的はそちら方向で果たせるのではあるが..

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME / エナガ

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME / エナガ

窓越しなのでペアガラスを挟んでいるが、それでもこの距離感だとレンズ性能にもよるがここまでクリアに写せる。

光線状態の関係で向こうから部屋の中はハッキリと見えてないと思われ、そうなると意外に近くまで寄ってくる。

カテゴリ:|タグ:

E-M1Xの最新ファームによってインテリジェントAFに追加された鳥認識AF。機械やエレキの力で実現するなら、わざわざ人が職人技を磨かんでも良いがモットーの拙者としては大歓迎な機能である。

サンプル動画では鳥が枝に止まっていても飛んでいてもしっかり捕捉しているように見えているので、案外使えるのかもと期待を寄せるものの、すぐに試せるような適当な個体はそうなかなか見つからないものだw

オープンな水辺でカモやカモメなどの水鳥や、トビやノスリが帆翔しているシーンなら逆に簡単に撮れて当然と思っているので、確認したいのはよくある込み入った背景や枝被りにどう対応してくれるのかという点だ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

とりあえずテストなんで適当なカットで恐縮。ちょうど家の周りをエナガの小群が周回していたので、ネコに邪魔されながらもw横着して家の中から狙ってみた。窓は開けて撮っている。

ちゃんと追尾被写体設定を追加された「鳥」に設定したものの、最初は全然鳥を認識しているふうがないので妙だなと調べたところ、AFがただのコンティニュアスAF(C-AF)だとダメで、追尾AF(C-AF+TR)にする必要があった。普段は車とか鉄道とか飛行機を撮ることがなく、インテリジェントAFのお世話になったことが殆どなかったので、これは知らないとちょっとワナっぽいかもw

追尾AFに切り替えてエナガを追いかけてみると、これが面白いようにエナガを見つけ出しては被写体枠..四角い枠が体全体を囲う..が表示され、画面内を動き回るエナガをしっかり追尾して回る。

エナガは時に重力を無視したようなアクロバティックな動きをするので、人の目で見ても鳥と認識しづらい形状になると当然のように諦めるが、再び鳥?と認識できる形状になるとすぐに被写体枠が復帰してくれる。

白い被写体枠が鳥全体を囲んだタイミングでAFを作動させると、エナガの目を中心とした緑枠に切り替わり、そこでシャッターを切ると目にピンが来たカットが撮れる仕組みである。

実は枝被りなどがまったく期待していなかったのだが、手前に枝や葉っぱが被っていてもその後ろのエナガにちゃんとピンが来ているのはちょっと感動。特に目が見えている時の歩留まりはなかなか素晴らしい。

もう少し実践的なシーンで試してみるが、とりあえずうちでのE-M1Xの立場は延命しそうではあるなw

ぼちぼち巷にアレノマスク2枚が届き始めているようで、サイズが全然合わないとか、市場でマスクが手に入らないので布製でもありがたいとか、まあそれなりに賛否両論の様子。

ただ、あろう事に袋に虫が混入しているムシノマスクとか、生地がカビに塗れたカビノマスクだとか、どうも医療品にあるまじき不良品が混入しているという報告が結構な数で上がっているようだ。

しかも、政府の発注額が国内企業3社..製造は海外らしい..で90億円ということだが、予算総額466億円のうちの大半の376億円はどこに消えいているのだろうか?

一応、貰って嬉しい層が一定数いる..それでも相当少ないと思うが..ので全否定も難しいのだが、前述のようにまったく使いものにならない不良品の配布とか、そもそも466億円というのが東京スカイツリーの建設費相当と聞くと、う〜んやっぱり他に使い道があったろうと思ってしまうぞ。

病床が不足し始めている東京の報を聞くにつけ、その予算で宿泊施設を何棟か買い上げて、まるまる新コロナ対策に充当できるのではないか等々。

素人考えではあるが、諸外国の惨状を見ているとそんな気がしてならないな。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

ジュクジュクと鳴きながらエナガの群れがやって来た。地元ではもう繁殖活動に入っている頃合いだが、まだ残雪のある標高の高い地域では少ないながらも群れで行動している。

なかなかジッとすることがなく、しかも枝が込み入ったような空間で餌を探して動き回るので、撮影の難易度が高い種だが、そこを手持ち1200mmでチャレンジしてみた。

結果、何とか歩留まり50%ぐらいなのは、さすがオリンパス機と褒めるべきかな。

カテゴリ:独り言, |タグ:

公私でE-M1Xを使っていて気になる点は3つ。

まず1つ目だが、やはりマイクロフォーサーズ機で最大となるそのボディサイズだ。何しろE-M1 MarkIIにパワーバッテリーホルダーを装着したサイズよりも若干大きい。もちろん大きいと言っても、35mmフルサイズのEOS-1DやナイコンのD一桁機に比べれば、小さくて軽いのは間違いないけどね。

見た目上の大きい理由の大部分がバッテリーが2個入るという点なのだが、E-M1X自体はバッテリー1個でも動く。E-M1 MarkIIのバッテリー室の位置がまるまる他の基盤を格納するのに使えることを考えると、ボタン類の配置含めコンパクトさの犠牲の上にある種の余裕が生まれているという見方もできるのかな。

ボディサイズが大きく重いことは、テレコン付きのED300PROのような大柄なレンズを振り回すのにはバランス良く好都合なのだが、それ以外のマイクロフォーサーズならではの小型レンズを使う場合は逆もまた真なりで、何となくその大きさが無駄なような気がしてならないw

2つ目は、230万画素しかない今どきこんなファインダーも無かろうというくらいショボいEVFだ。一応有機ELではあるが、より価格の安いX-T3とG9 PROが約370万画素(有機EL)であることを考えると、一世代以上前の仕様と言わざるを得ない。G9 PRO並にファインダー倍率が高い点だけは救いだけど。

3つ目は、フラッグシップモデルを喧伝している割に、設定動作がもっさりしていてイラつく時がある。ダイヤルやセレクターを素早く操作すると、動きに付いてこれず意図した設定でないことがあるのだ。ハイレゾショットなど画像のコンポジット処理が思いの外早いのだから、ユーザーの操作感をスポイルするこういうUXは何とももったいないと思う。

ということで、E-M1Xの性能をある程度維持したまま小型化したモデルが欲しいと常々思っているところ。同じマイクロフォーサーズ機であるパナのG9 PROと併用することが多いが、やはり同じ操作体系の同型機があると便利だよね。

噂ではすでにスペックも出回っているようだが、E-M1 MarkIIの後継機(MarkIII?)が出るなら期待したい。少なくても高精細なEVFと手持ちハイレゾショットを実現できる7.5段の手ブレ補正は必須だぞ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20 / カケス

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20 / エナガ

カケスは人を見ればすぐに逃げるし、エナガは落ち着き無くちょこちょこと動き回るので、ファインダーに捉えるだけでも一苦労だ。

オリンパスの十八番とも言うべき1200mmの超望遠手持ち撮影だが、相変わらず気持ち良いほどよく止まる。この場合、サイズはともかくマイクロフォーサーズなのに重いと揶揄されるE-M1Xの重量感が、逆にイイ感じに作用している。

ヒゲエナガ

2019/5/17

何やら妙な形の小鳥が枝陰をウロウロ。あいにく葉が被っていてなかなか姿を確認できず。

闇雲に追いかけても撮れそうにないので、ちょっと隙間を見つけて待っていると、狙い通りの位置に。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x1.4 / PROVIA

正体は巣材をくわえたエナガ。キジバトの羽だろうか、嘴いっぱいの巣材は文字通りの羽毛布団になるだろうね。

カテゴリ:|タグ:

北海道のシマエナガが人気のようで、可愛いイヌネコ写真と同じ扱いで、本屋の写真集コーナーに似たような本がわんさと並んでいる。

本州のエナガとは目の上に黒い縞があるかないかの違いなのだが、そのチヤホヤされ具合に雲泥の差があるのは釈然としないぞ。でも、シマエナガなんて斜め後ろから見たらざんばら髪の落ち武者みたいだ、って言ったら怒られそうで怖いw

ちなみに縞があるほうが普通のエナガ、縞がないほうがシマエナガというのは知らな人には妙な話だろうが、シマエナガのシマは縞ではなく島を指す。そしてこの場合の島とは北海道のことであり、シマフクロウのシマも同じ意味である。

よく勘違いされる種に、国内ではシマエナガ同様に北海道にのみ生息するシマリスがいるが、シマリスは漢字で縞栗鼠と書き、文字通り背中に縞があることからそう呼ばれる。

知ってしまえば何ということもないが、生きものの名前の由来は奥が深いのである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ということで、我が家にやって来るエナガたちは、世間のシマエナガブームなど知る由もなく、今日もせっせと重力を無視しながら虫の卵探しである。

多いときには群れをなして日に数度やって来る。最初は5〜6羽だったのが、最近は20羽近い群れに膨れ上がっている。

シジュウカラとヤマガラもコゲラなど引き連れ混群でやって来るが、エナガはほぼ単独で群れを形成しているのが興味深い。どちらも探しているものは一緒なのにね。

カテゴリ:|タグ:,

啓蟄のその日、未だ盛況な賑わいを見せるヒマワリレストランを横目に、せっせと虫やその卵を探して歩くエナガ達。

毎日ではないが、数日おきくらいに我家の庭にも十数羽で巡回してくるので、そのタイミングに居合わせるとフレンドリーな性格もあって、お互いストレスフリーで撮影できる。

日本産鳥類の中では最小クラスのエナガだが、その軽量級は枝移りの際にいかんなく発揮され、まるでそこに重力がないかの如き動きを見せる。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ただ、1秒とジッとしていることがないので、AFで追いかけるのは大変だ。ピントが合ったと思ったらシャッター切る前にファインダーからは姿を消している。

そんな重量級且つ俊敏さのかけらもないおっさんカメラマンにとって、G9 PROのプリ連写機能は何とも筆舌につくし難いものがある。良い時代になったもんだとしみじみ思うねぇ..

カテゴリ:|タグ:, ,

小雪舞う赤城高原。ジュクジュクという鳴き声とともに、風花の妖精が如くエナガの一群が庭先にやって来た。

特に時間帯は決まっていないが、一日に数回姿を見せるので、我が家は彼らの探餌の巡回コースに入っているようだ。

名前の由来はその柄杓の柄のように長い尾羽根だが、正面から見るとその特徴を微塵も感じさせないフォルムが愛くるしい。

カテゴリ:|タグ: