カテゴリ : 猛禽

photrest banner

灰鷹

2019/6/14

谷に面した林道を歩きつつ双眼鏡で対岸の斜面を眺めていたところ、こちらに向かってキジバトが飛んでくるのが見えた。

当然のようにキジバトはこちらの手前で角度を変えて背後の森のなかに消えていったのだが、実はそれを最後まで見届けていたわけではない。

キジバトの後を追うようにハイタカも一緒に現れ、コース的にこちらのすぐ頭上を飛びそうだったため、双眼鏡を肩から下げていたカメラに持ち替えて、AF-Cで数カット連写した。

想像したよりは早めにコースを変えてこちらから離れたが、スピード落とさず背後のブナ林に入っていったので、そのままキジバトを追っていったのかもしれない。

ズームを引いてキジバトも一緒にフレームに収めたかったが、どちらも意外に飛翔速度が早かったので、無駄の操作は避けた。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

ハイタカ属の仲間は大きさが小さくなるに連れて気性が荒くなる傾向にあるが、ハイタカの雄は大きさがあまり変わらないハトの仲間を狩ることがあるので、雌なら尚更のことだろう。

それにしてもキジバトの飛翔速度はなかなかもので、空高く一直線に飛んでいるところを襲うのは難しそうだが、障害物のある林内ならハイタカのほうが機動性が高く、狩りを有利に運べるのだろう。

カテゴリ:猛禽|タグ:

浅間ノスリ

2019/3/23

先週末ほどではないにしろ、今朝は吐く息白くなかなか寒かったが、それもそのはずで昨日とでは10℃以上の気温差があった。

まあ雪が降るような話ではないのだが、昨日の今日なのでちょっと意表を突かれた、そんな感じ。

一昨日あたり東京は桜の開花宣言だったと言うから、こうして三寒四温を繰り返しつつ、少しづつ春になっていくのだろう。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

朝早くから畑を見下ろすカラマツでネズミを狙うノスリを、背景に浅間山が入るように移動して撮影。

近所のオオタカの巣を乗っ取って以来、毎年営巣しているノスリも、すでに今シーズンの活動に入っている。

ちょっと前まで頻繁にペアでディスプレイしていたが、このところ見かけるのは1羽だけなので、もう1羽は巣造りに勤しんでいるのだろう。

カテゴリ:季節感, 猛禽, |タグ:,

春の調査

2019/3/18

昨秋の調査で、北部フィールドの某谷の天狗様の行動圏が少し西にずれたように思われるので、その辺りの確認含め朝から調査に出張る。結果自体はまあ想像の域を出ていないもので、ある意味期待通りでもあった。

さらに午後遅く隣接ペアとの境界付近で大きく波状飛行を繰り返したので、その更に奥を見ていると、その対象主も視野に捉えることができ、この日はこの時期にしては珍しく3個体同時出現というオマケ付きであった。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

高いところから少し広く眺める必要があるため、久しぶりに双眼スコープを引っ張り出した。

この前来た時は時ならぬ雪に阻まれたが、さすがにその雪も解けていたので、少し歩いて一汗かいたものの、まあ良い運動になったぞw

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

尾根が折り重なるように眼前に広がる。その襞のような連なりの陰から斜面の一つ一つまで、双眼スコープでじっくり舐めるように視線を送る。

ご多分にもれず、この山域も例年に比べて明らかに積雪量が少ない。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

林道の途中はマンサクの花がまだ見頃であった。標高が高いので季節の歩みも一ヶ月くらい遅い。それでも眼下の谷筋からは時折ミソサザイのさえずりが聞こえてきた。

カテゴリ:猛禽|タグ:,

週末の降雪はすぐに雨へと変わり、積雪もあっと言う間に消えて無くなった。

ここしばらくは雨が降る日が多いという話だが、この冬は雪が少なかったので、初夏の農繁期に水不足が危惧されていることを考えると、どんどん雨は降るべきだ。

人だけでなく、水はあらゆる生きものの命の根源だしね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

シトシト雨が落ちる中、ノスリがキョロキョロ探餌中。この連中はこの程度の雨ならほとんど気にしないで活動する。

例年この谷で繁殖しており、先日もこの付近でディスプレイを行っていたので、そろそろ造巣行動に入る頃だろう。

話は違うが、明日は晴れる予報なので、ノスリの留まっている杉は間違いなく花粉を飛ばすだろうねw

カテゴリ:猛禽|タグ:

砂塵舞う強風

2019/1/28

さすがに南関東は温かい。宿の周辺こそ朝は氷点下だったが、日中はダウン要らずで10℃以上あったのではないだろうか。何しろ紅梅がちらほら咲いているのを見かけたぐらいだし。

ただ、お昼頃から強烈な西風が吹き荒れ、周辺が工事予定地の現場近くだったせいもあって、ここは砂漠かと思えるほどもうもうと砂塵が周辺を舞い続ける始末。

あと一ヶ月遅ければ花粉のシャワーにやられてエライ目に遭うところであった。まあそれでも頭から口の中まで体中が砂まみれでジャリジャリ言っているけどw

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR x 1.4 / PROVIA

トビが終日周辺をフラフラ飛び回っていたが、飛行術に長けたさしものトビですら、風に煽られまっすぐ飛ぶのは難儀だったようである。

カテゴリ:猛禽|タグ:

天狗谷詣で

2019/1/16

やや時期的に早いが、月末は動けなくなる可能性が高いので、天狗様の営巣確認で今シーズン初のスノーシューイング。

iPhone 6

と言ってもこの冬の天狗谷はまだ雪が少ないので、ツボ足でも全然オッケーなんだけど。

取り敢えず来月にはまた足を運ぶことになるが、さすがにその時はこの程度では済まないだろうね。

カテゴリ:猛禽

高崎からの帰路、想定していた時間よりかなり早く打ち合わせが終わったので、少し遠回りして戻ることにした。

特に某所ではわざわざ幹線道路から外れて山際を山ひだに沿ってのんびり走りつつ、何年か前の秋に天狗様の若鳥を見掛けた谷筋では特にゆっくり走る。

二度あることは三度ない世界なのでw、二匹の目ドジョウ狙いが当たることもそうそう都合よくないのだが、悲しい性というかこういう行動は習慣のようなものである。

FUJIFILM X-T2 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

件の谷ではないが、やや標高が上がって谷側を見下ろし気味になる辺りで、正面から不意にクマタカが低空で現れた。

ちょうど車がカーブに差し掛かって運転席側がクマタカに向いたので、道脇の空き地に車を寄せて停車、助手席の床..シートの上だと急ブレーキで転がって落とすことがあるので床のバッグの上が定位置..に転がしておいた、ほぼ通年積みっぱなしのX-T2とXF100-400を窓から乗り出して振り上げ、数回旋回中のところを何枚か撮影。

車から降りた時は尾根筋で旋回し始めてすぐに見え隠れとなり、結局戻っては来なかった。鳴きながら慌てて飛び出してきた感じだったので、何かを排斥する行動だったと思われる。

道脇か隣接する杉林の上にでも留まっていたようだが、この道は日中はそこそこの往来がある通りなので、こんなところで何してたのか気になるところだ。

iPhone 6

クマタカと言えば、先日急遽呼ばれた某社の忘年会に..泊まりだったが近所の温泉だったので朝帰りで..参加したおり、誰かが差し入れてくれたその名も「角鷹」という銘柄のウイスキーを痛飲したばかり。

角鷹はクマタカの和名表記..熊鷹とも書く..で、冠羽を角のように立てることからこの漢字が当てられているが、まさにその名前を冠した商品ということになる。

芋焼酎もこよなく愛すが、ウイスキー好きの拙者には答えられない逸品。が、一体どこがどう角鷹なのかは酔っ払っていてまったく覚えていないw まあ翌日二日酔いにもならなかったので、旨い酒だったということだろうか。

後で調べてみると、製造元は山梨の南アルプスワインアンドビバレッジ社らしいが、今探すと「蜂角鷹(たぶんハチクマと読む?)」しかヒットしないので、すでに原酒が終わってしまっているのかも知れない。

カテゴリ:猛禽|タグ:

カイト凧

2018/12/17

果樹園などでよく見かける鳥追い用の凧。正式名は何というのかよく判らないが、カイト凧という商品名が多いかな。

カイトというぐらいだからモデルはトビのようだが、絵柄は何パターンかあるようで、オオタカやフクロウっぽいのを見たこともある。

当然だがこれで追い払えるのはカラスや小鳥だけで、地を行くものは対象外だ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

風が強いと結構ダイナミックに動いて、動体撮影の練習に良いかも。

大した値段ではないので、うちの庭にも飛ばそうかと思ったが、そうすると小鳥たちがやって来なくなりそうで止めた経緯ありw

晩秋に桜

2018/11/22

朝夕に近所でフクロウの調査を実施中。今は彼らの求愛期なので、割と行動が大胆になっているのだ。

夕方は日が落ちる時間帯を狙って林縁を見て回り、朝は声を目当てに日の出ちょっと前の森の中を歩き回っている。今朝も2ペア4個体の鳴き交わしを確認しており、このうち1ペアはうちのすぐ近所に縄張りがあることは判っている。

谷を挟んだ隣の地区にも2ペアいるっぽいので、こちらは夕方に配り物を届ける..今期は地元の区長なんぞ仰せつかってるもんでね..時にちょっと寄り道して痕跡探しである。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PRO Neg. Std

すでに紅葉も終わった標高600m付近の里山で、桜が咲いているのを見つけた。冬桜の一種のようだが、ジュウガツザクラとは花弁の数も付き方も違う。

まあ何れ観賞用の園芸種だとは思うが、それにしてもこの寒空に咲く桜の花というのも不思議な感じがする。

カテゴリ:猛禽, 花・植物|タグ:,

先日林道で冬羽のカシラダカを見掛けた。少し前にマヒワの小群にも遭遇しているが、今年はまだツグミがやってこない。

まあ日本が暖かいからとかそんな事を言うつもりもないが、冬鳥としてツグミが最終ランナー的なところがあるので、ちょっと気にしている次第。

それと今日は朝から家の周辺をハイタカの雌がうろついていた。正確には朝方に家の前の電柱に留まっていたのが最初の目撃で、昼にこちらがたまたま立ち上がって窓の外に目をやったタイミングで仕事場の北側の窓の外を低空で通過、バッチリ背中を拝ませてもらった。

最後は夕方長電話しながら部屋の中をウロウロ歩き回っているw際、これまた何気に西側の窓から外を眺めていたら、敷地内道路上を地面スレスレにスズメか何かを追いかけながら飛び去っていくところを目撃。

ということで、ハイタカが姿を見せるようだと、これもまた冬の到来を感じさせるものだ。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / Velvia

こういうシーンをチャッチャと手持ち撮影で済ませてしまえるのって、何とも凄いぜ最近の手ぶれ補正。

ポートフォリオ
portfolio
ネイチャーフォトサービス
photrest site banner
最近の記事
2019/6/15
国有林法の改正の行方
今月5日、あまりニュースになることもなくひっそりと改正国有林野管理経営法が可決・成立した。 この法案 ...
2019/6/14
灰鷹
谷に面した林道を歩きつつ双眼鏡で対岸の斜面を眺めていたところ、こちらに向かってキジバトが飛んでくるの ...
2019/6/13
マガモの親子
北東北の某河川でのことだが、撮影した時は「ああ、カルガモの親子ね」と思っていたのが、あとで親をよくよ ...
2019/6/12
Sに死角なし
発表されたソニーのロクヨンと200-600はなかなかの意欲作だね。 まずロクヨンだが、C社の新型とほ ...
2019/6/11
その日暮らし
春先から出張を理由に先送りにしてきた幾多の案件から、いよいよ逃げられなくなってきたようだ。何となく四 ...
2019/6/10
梅雨入りで寒い
梅雨に入って早々に寒い日が続く。出張中に家人がストーブとコタツを片付けてしまったので、夜は半纏着て過 ...
2019/6/9
行々子
ヨシキリは漢字で「葦切」と書くが、昔は「行々子」を当てていたようだ。これはその特徴的な鳴き声である「 ...
2019/6/8
梅雨入り
6月に入り、そろそろ本州も梅雨入りが見え始めたかなと思っていたら、関東甲信越は先日梅雨入りと発表され ...
2019/6/7
ノスタルジー農村
カメラ業界がCとNで二強と呼ばれていたのは今は昔。現時点だけ見ればSとその下にC、やや離れてNみたい ...
2019/6/6
黄色い巾着袋
東北の森のなかではまだピッコロピッコロ鳴いているキビタキだが、赤城高原ではもうほとんどさえずりを聞く ...
アーカイブ
以前のブログ記事はこちら 
  • 当サイトはプライバシー保護のためSSL暗号化通信によって保護されています。