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DJIもお前もか

2021/1/11

トイドローンの重量制限が200g から100gになって規制が厳しくなるとかいう以前に、どうも米から横槍が入りというか同調圧力が掛かりそうな気配濃厚となってきたな。

米では飛行型ドローン最大手のDJIに対する技術供給を禁止する措置を取るらしく、同社と取引するためには米政府の許可が必要になるらしい。

建前上は人権問題とか安全保障問題とか言っているが、時節柄、理由は推して知るべしで、これは通信機器大手のファーウェイに対する措置と同じものになる。

恐らくこれを受けて日本政府も同調する動きを見せるのは間違いなく、結果的に先ごろ発表されたソニーのドローン事業参入のニュースがこれ含みの伏線だったことを思わせるな。

何れ業務なら完全許認可、プライベートなら私有地か屋内以外は飛ばせなくなるだろうとは予想していたが、案外早くにそういう事態がやって来そうな感じがしている。

DJI Mini 2

県南某所の尾根上よりドローンを上げて、南側から関東平野の北の端っこを撮影。中央奥が榛名山、右奥が赤城山。

上毛三山より更に奥の雪をかぶった稜線が上信越国境になるが、上毛三山から南だけ見るとほぼほぼ積雪が見られない状態だ。

ここ数日の日本海側の大雪災害とは世界が違う感ありだが、西高東低の冬の関東平野はいつもこんな感じではある。

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どことは言わないが、9月に注文入れたのに未だに納品されない国産のメーカー製品がある傍ら、メーカーのオンラインストアに発表当日に注文入れたら発売日に速攻で配達されてきたメイドイン中華があるこの現実。

もちろん需要と供給の関係があるので一概に供給不足を論じるのは難しい面もあるが、市場で品不足に陥るということはすべからくマーケティングミスというのが大きいので、言ってしまえば失策なのは間違いない。

セールスが売りたいときにモノがないというのは、メーカーとしてもっともあってはならない事態だからね。

モノづくり大国ニッポンの神話が崩れてから久しいが、生産だけにとどまらず、商品企画などマーケティングから流通に至るまで、中国のメーカーにすっかり食われてしまっている分野があちこちに散見されている。

空撮用ドローンはその一つで、もはやDJIに太刀打ちできるメーカーなど国内には存在しないが、近々ソニーがそのドローン市場に進出するというニュースが流れてきてちょっと驚き。

今さらドローンか?と思わなくもないが、どうやらコンシューマ向けではなく、映画業界など付加価値の高い産業用ドローン市場への参入という面が大きいのだろう。

ソニーはaibo(アイボ)などトイロボットの分野に取り組んできた実績はあるが、ドローンは新規事業となる。得意の撮像センサーの技術を生かしてチャレンジしていくのだろうが、果たして後発でどこまでこの市場で通用するのかお手並み拝見と言ったところだ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

日の出前のビーナスベルトの刹那が終わると同時に、利根の大地に夜明けが訪れる。

DJI Mini 2

先日届いたばかりのDJI Mini 2で、日の出を待って赤城高原フライト。新コロナ禍の影響で業務でドローンは飛ばしていないので、空撮自体久しぶりだ。

DJI Mini 2は200g以下のいわゆるトイドローンなれど、本格的に4K/30Pで空撮できるのが良い。昨年出た先代のMavic Miniに正直グラっと来ていたが、すぐに4K対応モデルが出ると読んでいたので踏みとどまった甲斐があった。

ドローンは物理的にローター回すことで飛ぶプロダクツではあるが、その中身はそれこそソフトウエアの塊なので、実はモノづくりとは言ってもICT分野のソフトウエア開発の要素のほうが大きい。

インプレッションは追々したいと思うが、DJIのUIは洗練されていてよくできていると思う。率直に言って、今の日本のメーカーでここまでソフトウェア的に優れたプロダクツを生み出すのは難しいだろうな。

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田舎の枯山水

2019/3/27

春のシーズンを前に、どこの農家も自分たちの畑をうなるのに余念がない。畑土に残されたロータリーの跡は、さながら枯山水のようである。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ACROS

Mavic Pro

畑をかき回して均すのに手順や決めごとがあるわけではないが、人によってはルーチンの如くどの畑に行っても同じ模様を描く人がいるから面白い。

そしてそれが分かったのは、ドローンを飛ばして空から近所の畑を眺めるようになってからだ。ナスカの地上絵の如く、それはそれは見ていて飽きない光景である。

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実は年明け早々に天狗3号が故障した。原因は墜落に近いが、どちらかと言うと落下というのが正しいかな。

雪に埋もれる冬の森を空撮していた際、1クール撮影を終えて帰投させている時のこと。森の中の倒木空間から離陸していたので、自動でそこまで一旦戻し、最後は手動に切り替えて降下に入った。

が、すぐ近くでガサッという物音がしてそちらの方にほんの一瞬気を取られたその刹那、一番注意していたはずの付近で一番高いブナの樹冠付近に引っ掛かってしまったのだ。

これは拙いとすぐに再始動させてプロペラを回すも、枝は揺れるものの飛び立つ気配無し。いずれ大風が吹けば落ちてくる可能性はあるが、そこまで気長に待つのもなぁ、などと考えている間にも繰り返しプロペラを回す。

20回ぐらいチャレンジして諦めかけた時、突然枝のほうが折れ、一緒に天狗3号も落ちてきたのだ。高さは10m近くあったと思うが、下は積雪の上に笹薮が顔を出しているところで、天狗3号はその落下自体の被害は免れた。

すぐにチェックしたところ、プロペラは繰り返し枝と接触したことでボロボロであったが、モーターは無事。プロペラとバッテリーを交換して試しに飛ばそうとしたところ、ジンバルが正常でない云々の警告が出て離陸できず。

これは3回ほど叩いたらw、外れていた部品でもはまったのか離陸できるようになったが、肝心の映像が何も映らない状態に。こっちは叩いても解決しなかったwので、しげしげとジンバルとカメラ周りを観察すると、カメラをつなぐ薄っぺらいケーブルが断線しているのを発見し、この日はやむなくここで撮影終了して下山となった。

空撮用にはPhantomもあるし、うちのカメラマンチームは皆Mavic Proを持っているので、仕事には困らないのでそのまま放置、新型のMavic 2でも手に入れようかと考えつつ、修理の見積もり取ったら2万くらいで直るという話なので、先月修理に出した次第。

Mavic Pro

修理から戻ってきて早速近所でテストフライト。赤城高原の畑はどこも堆肥がすき込まれて黒々し、今シーズンの準備は万全だ。上越国境も数日前に降った雪でつかの間の白さを取り戻している。

それまで墜落こそしていないが、森の中で小枝などにぶつかってジンバル部が怪しい状態だったが、修理前より明らかに画質が安定しているのが判る。

Mavic Pro

利根川の河岸段丘に沿って白く霞がたなびいているが、これは花粉が風で流されている様子である。午後の光が左奥から入ってきているので逆光気味でやや強調されているが、先日の花粉光環同様に光が回折している影響が判る。

そうそう、書き忘れるところであったが、天狗3号の事故のキッカケとなった物音の正体はカモシカ。ドローンの音が気になったのか向こうからわざわざ近づいてきた感じであった。

拙者の存在も途中まで木の陰で気が付かなかったのだろう、慌てて逃げていく際の下枝を折る音であった。

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先日、ロシアで撮影された雪の急斜面を必死で登る子グマの映像が、良い意味でも悪い意味でも話題になっていた。

件の映像は世間で話題になる前にすでに観ていたが、映像のアングルや音がカットされている点で、ドローンによる撮影だとすぐに判った。さらに言えば、親グマの行動から明らかにドローンを避けようとしているのがよく判るものでもあった。

良い意味でと言うのは、子グマが親に遅れまいと、何度滑り落ちてもすぐにチャレンジして最後は無事に登りきるという美談の脚本に対してだが、悪い意味に関しては、前述の通りドローンによる意味威嚇が問題視されている点にある。

テレビニュースでは、前者の部分だけを取り上げて、お涙頂戴の感動物語に仕立て上げていたのは言うまでもない。ドローンで撮影するという手法については、そもそも番組制作やニュース報道でマスゴミが上等手段にしているので、そこをとやかく言っても自分たちも同じ穴のムジナだからね。

SNSやネットニュースでは逆にドロハラ..生きものに対するドローンハラスメントだとさ..として批判的な意見が多数寄せられ炎上、それでも結果的にバズったことになっていたのが印象深い。

野生動物を撮るカメラマンがドローンを手にした時、まず真っ先に考えるのは、自分が撮影対象にしている生きものをこれで撮ってみたいという欲求であり、それは動物カメラマンアルアルでもある。

が、ドローンの電源を入れてモーターが回り出した途端、その考えが甘いことにすぐ思い当たる。ドローンの名前の由来でもあるミツバチの羽音を強力にしたような激しいモーター音と、そのプロペラの回転が引き起こす意外に強力なダウンウォッシュ..周辺に巻き起こる風圧..に。

拙者の周辺でも、ドローンを導入してすぐにフィールドで生きものに対し飛ばしてみたが、まだ豆粒程度の大きさなのに、近づいたら速攻で逃げられた的な話には枚挙にいとまがない。

拙者個人では、そんな事態は導入前から簡単に想像がついていたので、そもそも生きものを撮影することに使おうとは思わなかったが、空撮中に排斥目的と思われる猛禽類..ハイタカ・トビ・ノスリで経験あり..が近寄ってきたことがあったため、撮影者の意図したものでなくても、生きものに対し影響が及ぶこともあるのは事実だ。

アフリカのサバンナの草食獣や北極圏のカリブーなど、動物の群れを空撮した映像は昔から普通に撮られているが、それらはヘリコプターやセスナを使い、比較的高空から望遠レンズを使って撮影したものである。つまり、対象となる動物たちから見て脅威とみなされない距離感を保ってのことである。

ドローンの場合はそこまで高度上げられないし、高度が高いということは気流の動きも不安定、しかも望遠レンズで安定して撮影は望めずなので、個人や低コストで運用するドローンには不向きとなり、迫力あるシーンを狙いたいとなれば、必然的にドロハラ行為を引き起こす..ならざるを得ないを含めて..のである。

ちなみに、動物撮影でドローンがもっとも有効的に使われているのは、クジラやシャチなど鯨類の分野だろう。海の中にはドローンの騒音も風圧も届かないのと、彼らもいざとなれば海中深く潜行すればいいので、陸上を逃げ惑うしかすべがない動物とは状況が異なるようだ。

人も生きものも含め、相手が嫌がらないことをしないという道徳的にごく普通の感覚が、ドローンという個人でも手に入れられる武器を手に入れた途端に勘違いというダークサイドに落ちてしまい、欲求が倫理的な判断を超えてしまう事態に落ちる。そして他の第三者に認められたい、褒められたいという欲求を満たすべく、SNSという愚衆の巣窟に公開することで、さらなら負の連鎖に陥るのである。

前述のクマ映像に関して、ドローンで接近して撮らなければクマの親子が危険な斜面を逃げ惑うこともなかったろう。SNSに公開しなければ世の中に知れ渡り炎上することもなかったろう。そしてドローンもSNSもなければ、カメラマンも要らぬ欲に惑わされることもなかったろう。

ドローンは、人に生きものに、有形であれ無形であれ危害を加える恐れのある道具なだけに、節度を持ち適切に運用することが求められる。それを逸脱すれば、規制という名の抑圧されたルールに縛られることになり、結果的に自分たちの首を締めることになるのだから、ダークサイドに落ちることなく心して使って欲しいものだ。

DJI Mavic Pro

この秋の4K空撮映像から静止画を切り出し。直近ではフルサイズミラーレスカメラが話題になり、このブログでもネタで使っているが、一番欲しいのは実はDJIの新型ドローンMAVIC 2 PROである。

空撮で痛切に感じることは、極小センサーによるダイナミックレンジの狭さだ。その点、MAVIC 2 PROはハッセル社製カメラと1インチセンサーを積んでいるので、画質が向上していることが期待できる。

ところで拙者がドローンを使う理由は、なんと言っても鳥の目を持って非日常的な視点を得られることに尽きる。鳥に興味を持ち、天狗様に憧れた時点で生まれた必然的な願いであった。

そしてよもや生きているうちに自分でカメラを飛ばし、その世界を自由に撮影して観ることができるなどと思いもしなかった。つくづく時代が夢に追いついたことに感謝したい。

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棚下鉄橋

2018/5/15

蒸気機関車と鉄橋という言葉の響きに郷愁を感じるせいか、蒸気機関車が鉄橋を渡る姿は絵になると思う。動画的には鉄橋を通過する時の音と警笛の組合せも良い。

まあだからというわけではないが、赤城高原から下ってすぐに手間なく撮れるのと、特別列車なので運行が週末というのが良い。フィールドに出掛けるのは昔から平日と決めているので、仕事場にこもる週末のほうが時間を合わせやすいのでね。行って撮って帰って40分もあれば十分だ。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / PROVIA

DJI Mavic Pro / 4Kから静止画切り出し

GW中の棚下と綾戸渓谷の周辺は結構な数の鉄ちゃんで賑わっていて驚いた。やはりそれだけ蒸気機関車と鉄橋は人気があるのだろう。

ただ、鉄のトーシロが鉄ちゃんの一群に近づくのはちょっと怖いのでw、こちらは人が立っていない場所から撮影。棚下の滝を撮るついでにドローンを飛ばす都合もあったので、人が集まっているところは安全確保の意味でもアウトというものあるしね。

手続きはWebで

2018/5/13

この春から国交省へのドローンの飛行許可申請が、オンラインでWeb上から手続きできるようになった。

昨年までは面倒な書類とメールによるやり取りが必要だったが、さすがにお役所も手間が馬鹿にならず、入力に不備がない限りある程度自動で済ませるように考えたようだ。まあお役所側の処理は言うほど自動ではないことは、現役システム屋として十分想像できるところだが、過去に書面で申請して受理されていれば要領は同じなので、申請側にとっては便利な話である。

但し、Webと言っても恐らくe-Taxなどと同様にWindowsサーバー上でのASPだろうから、MacでSafariは上手く動作しないと思われる。素直にWindows PCから申し込むのが吉だが、もしWindows PCがなければ書面で申請するしかないだろう。

ちなみに昨年まで申込先は国交省直だったが、昨春以降は全国が飛行対象であっても、申請は東京航空局..住所が関東圏なので..の受付けに変わっている。西の方の人は大阪航空局ということだ。

DJI Mavic Pro

上記は連休前の空撮の一部から。標高約700mの新緑の湖沼、約1200mの湿地、約1500mの芽吹き前の尾根筋など。ピンクの花はアカヤシオだ。

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棚下不動の滝

2018/5/10

知らなかったが、棚下の不動滝は日本の滝百選の一つらしい。近所にありながら近年までマジマジ見たことがなかった。

見たことがなかったというか、正確に言うと少々見えづらい位置にあるというべきか。利根川が赤城高原の大地を削り取ってできた大岸壁から流れ落ちるのだが、角度的に下から見上げると全容は見えない。

不動滝は雄滝と雌滝の2つあって、雄滝は不動院奥院まで行けば裏見の滝なので見えることになっているが、先の東日本大震災で参道が崩落してしまったため、現在は近くづくことができない。もう一つの雌滝のほうはそもそも近づくすべがないようだ。

ということで、下から見えないなら上から覗いてみよう。

DJI Mavic Pro / 4Kから静止画切り出し

これが棚下の大岸壁。綾戸渓谷から津久田まで約2kmちょっと続く。わが赤城高原はこの岸壁の上に広がる。

DJI Mavic Pro / 4Kから静止画切り出し

上流側が落差約40mの雌滝(写真1枚目の左奥)。こちらは下の道からもちょっと見えている。

DJI Mavic Pro

雌滝の滝口。下から見上げていて時は気が付かなったが、時節柄良い感じでヤマツツジが咲いていた。

DJI Mavic Pro

雌滝の滝壺。水量はさほど多くなく、聞いた話では通年こんな感じらしい。

DJI Mavic Pro / 4Kから静止画切り出し

岸壁に向かって下流側が雄滝(写真1枚目の右奥)。一般的には雄滝のことを棚下不動滝と呼ぶらしい。

DJI Mavic Pro

雄滝は雌滝より水量は多いが、落差はやや低くて約37mほど。左奥に見えているのが不動明王が祀られた不動院奥院だ。

妙義のさくらの里もどんだけ早いんだってくらい桜が早かった。4月上旬ですでにここまで華やかなのは過去記憶にない。

それでもここは標高差を利用して様々な種類が植えられているので、花自体は来週一杯ぐらいは楽しめそうだが、金洞山の岩屏風バックは今週がギリかも。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR
FUJIFILM X-H1 / XF10-24mmF4 R OIS(1枚目)
FUJIFILM X-T2 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR(4枚目)
Velvia

撮影会と思しき年配のおばさんグループとところどころ一緒になってしまい、その度にピントはどこに合わせるのが良いか、ホワイトバランスはどれにしたら適切か、絞りはいくつにするかなどなど聞かれてしまい、ちょっと面倒な事態にw

昔から妙におばさんウケが良い..若い時は年配キラーと呼ばれていたw..ので、この手の景勝地ではよくあると言えばよくあるのだが、引率と思しきカメラ親父はどうも自分の撮影に没頭しておばさん達の相手をしてない様子だった。

それはそうと、マダムたちが皆一眼レフ機だったのは印象的だった。EOSなら5D MarkIVか6D MarkII、ナイコンならD810かD7500といった感じで、ミラーレス機は一人もいなかった。何となく例のカメラ親父の指導の賜物かと思いつつ、中にはD850のおばさんもいたのには驚いた。

何より笑ったのは、絞りに関してフルサイズならAPS-Cより一絞り余計に絞る必要があると話した時、フルサイズって何?と聞いてきた時だ。いやいや、あんたが大事に抱えているそのD850がフルサイズだよって、思わず指さしてしまったw

DJI Mavic Pro

朝イチでまだ人が居ない時に空撮も行う。ただ、今日は気温が上がらず、高度を上げたら途端にバッテリー温度が低いとワーニング出まくりで参った。

厳冬期ほど寒いことはないのだが、立っているところで日の出直後は2℃だったので、100mも上がると0℃近かったのだろう。

裏山の北面道路は今日の午後で冬季通行止めとなる。県としてはもっと早くに閉めたいところだろうが、沼田や片品から大沼湖畔にある大洞の赤城神社に初詣に来る人がいるので、三ヶ日明けの4日に閉めるのは例年通りである。

一昨日・昨日の降雪は赤城山には結構降ったので、冬季閉鎖を早めるのではないかと勘ぐっていたが、さすがにそこは行政、律儀にたった1日のためにきっちり除雪してあった。

地蔵岳にファミリースキー場があるくらいなので、前橋方面からの南面道路は通年開いており、大沼や覚満淵へは冬でもアプローチできるが、赤城高原からは北面に比べれば倍近い時間を要するので、やや面倒ではある。

DJI Mavic Pro

DJI Mavic Pro

そんな覚満淵を空撮。氷雪の描く自然の紋様はかくも美しいのである。

FUJIFILM X-T2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

大沼はまだ氷が薄い部分があるものの、ほぼ全面結氷している様子。この分だとワカサギ漁解禁も近いのかな。

FUJIFILM X-T2 / XF10-24mmF4 R OIS

そうは言っても三ヶ日過ぎているので赤城神社の参拝客はまばら。黒檜山への冬山登山客のほうが多いくらいだ。