棚下不動の滝
2018/5/10
知らなかったが、棚下の不動滝は日本の滝百選の一つらしい。近所にありながら近年までマジマジ見たことがなかった。
見たことがなかったというか、正確に言うと少々見えづらい位置にあるというべきか。利根川が赤城高原の大地を削り取ってできた大岸壁から流れ落ちるのだが、角度的に下から見上げると全容は見えない。
不動滝は雄滝と雌滝の2つあって、雄滝は不動院奥院まで行けば裏見の滝なので見えることになっているが、先の東日本大震災で参道が崩落してしまったため、現在は近くづくことができない。もう一つの雌滝のほうはそもそも近づくすべがないようだ。
ということで、下から見えないなら上から覗いてみよう。
DJI Mavic Pro / 4Kから静止画切り出し
これが棚下の大岸壁。綾戸渓谷から津久田まで約2kmちょっと続く。わが赤城高原はこの岸壁の上に広がる。
DJI Mavic Pro / 4Kから静止画切り出し
上流側が落差約40mの雌滝(写真1枚目の左奥)。こちらは下の道からもちょっと見えている。
DJI Mavic Pro
雌滝の滝口。下から見上げていて時は気が付かなったが、時節柄良い感じでヤマツツジが咲いていた。
DJI Mavic Pro
雌滝の滝壺。水量はさほど多くなく、聞いた話では通年こんな感じらしい。
DJI Mavic Pro / 4Kから静止画切り出し
岸壁に向かって下流側が雄滝(写真1枚目の右奥)。一般的には雄滝のことを棚下不動滝と呼ぶらしい。
DJI Mavic Pro
雄滝は雌滝より水量は多いが、落差はやや低くて約37mほど。左奥に見えているのが不動明王が祀られた不動院奥院だ。