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夏の間Velvia中心だったフィルムシミュレーションも、CLASSIC CHROMEやETERNAを使う機会が増えてきている。過剰なコントラストで演出された夏感から、落ち着いた秋の光の質感を表現したい。

CLASSIC CHROMEではいわゆる撮って出しで一発OKだが、ETERNAの場合はそのダイナミックレンジの広さを利用して、ハイライト・シャドウともに少々手を加えて仕上げることが多い。

動画と違って写真の場合、ETERNAはそのままだとシャドウの情報が多すぎるので、少し階調が沈むようにレタッチし且つハイライトが白飛びしないよう特に雲の質感には気を使う。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA(レタッチあり)

上州武尊山。

日の出直後なので、本来なら川場谷は剣ヶ峰が陰になって暗く沈むところだが、人の目は広大なダイナミックレンジを誇るので、実景ではシャドウ部のディテールもしっかり見えている。

そこを不自然にならない程度まで見せつつ、朝の光を反射する雲の質感を出してみた。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA(レタッチあり)

上越国境と沼田の市街地。

日はすでに赤城山の裾野から顔を出しているが、ちょうどその東側に雲が広がっているため、沼田の市街地はまだ暗い状態であるが、市街地の構造物が潰れること無く表現されているのはさすがETERNAである。

この場合はシャドウはデフォルトのまま、ハイライトだけ少し調節して雲の立体感を残した。

キヤノンのEOS Rは、6D相当っぽい中級機としては可もなく不可もなく、ある意味期待を裏切らない想像通りのスペックwであったと言って良い。

もともとの期待値が低い分w、まあ某C社はこんなもんだろうと割り切れるものがある点で、ティーザー広告しまくりで散々じらせて期待値マックスだったナイコンとは、世間の風当たり度合いがかなり違うと思われる。

ただ、この後にどうやらフルサイズミラーレスの先駆者ソニーによる、某C者のお株を奪うような痛烈な後出しジャンケンがありそうなので、そんな余裕かました出し惜しみ番長サマが、いつまで悠々と肩で風を切っていられるか見ものである。

それはそうと、今回のEOS Rは1987年のEOSシステム登場時..もうEOSも30年経つやんね..によく似ている。上でも下でもなくまずは真ん中の売れ線から品揃えを始め、徐々に市場を侵食していくいつもの作戦なのだろう。

意図しているのか原点回帰なのか、EOS R自体、最初のEOSであるEOS 650とどことなく面影が似ているしね。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ETERNA(ちょいレタッチ)

強烈な夏の日差しもどこへやら。猛威を奮った殺人的な暑さもようやく一段落といった感じになった。

夏の最後の抵抗のように子持山の山稜に雲が湧き上がったが、もはや夕立ちを目論むほどの勢いもなく、西風に煽られて徐々に立ち消えていく。

季節の移ろいに突き動かされるように、太陽の軌道も少しづつ南に逸れはじめ、いつの間にか子持山の陰へ落ちていく。

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先日、ぐんま県境稜線トレイルの全線が赤城高原すべて見渡せると書いたところ、「いやいや、TMさん見えないでしょ」と訂正ツッコミが入ったw

そう、うっかりしていたが、草津白根山から西のルートのことをすっかり失念していた。該当の万座・鹿沢エリアは、子持山の陰で赤城高原からは見えてなかった。Sさんご指摘サンクスw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA / パノラマモード

ということで、赤城高原から見えている範囲は上のパノラマの通り、みなかみの白毛門・朝日岳から草津の本白根山までの総延長の四分の三である。

ちなみに赤字がトレイル上の指標物で、青字がその周辺である。おっと、本白根山と湯釜は青字にすべきだったか..

先日、県の防災ヘリ「はるな」の墜落という痛ましい事故が起きた。残念なことだが、乗員9人は全員死亡とのことである。

しかも今日は山の日のイベントとして、県境稜線トレイルの全線開通に合わせたセレモニーが開催される予定であったが、それも事故を受けて中止となったようだ。山の日の前日にその山で事故が発生するとは、何とも皮肉な事態である。

県内のヘリ事故といえば、昨秋に上野村で起きた事故がまだ記憶に新しいが、今回の防災ヘリを委託されて運行していた民間会社は、上野村の事故を起こした会社と同一というから、機体に何か問題でもあったのではないかという線を疑う声も耳にするが、その辺りの真相は事故調査委員会の方で何れ明らかになるであろう。

ちなみに県境稜線トレイルのセレモニー中止に関しては、開催地がみなかみ町ということもあって、昨今ニュースを賑わせていたセクハラ問題に端を発する何とも恥ずかしいゴタゴタもあって、そもそも事故以前に開催できるのかが危ぶまれていた。

事の重大さに天と地の差あれど、色々トラブルは続く時は続くものだ..

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR x1.4 / Velvia

上信越国境に連なる県境稜線トレイルは、赤城高原の我が家からすべて見渡せる。写真はその中間付近に当たる平標山と仙ノ倉山で、今日は滝雲に西日が当たってなかなか良い感じであった。

県境稜線トレイルについては、天狗様の件で関係者から意見を聞かれアドバイスを出しておいた。まあそれはさておき、くれぐれも山行そのもので事故がないようにして欲しいものだ。

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先日のTBS情熱大陸は、アルパインクライマーの平出和也氏であった。平出氏はヒマラヤなどで未踏ルートからのアプローチにこだわる、世界でも屈指のトップクライマーとして有名だが、我々の業界では高所系の山岳カメラマンとしても知られている。

場所が場所だけに、高所山岳域は水中撮影同様に経験や技術のない局やプロダクションのカメラマンが、おいそれとは同行できない分野である。

今どきはクライマー自身にGo Proのようなアクションカムを装着しての自撮りもあるが、それには表現力に限界があるので、そこはやはりしっかりとした技術を持ったカメラマンが同行して絵を抑えるほうが良いのは間違いない。それが平出氏の場合は自身がそもそも専門職のカメラマンという具合である。

実際、放送の大半は本人(と同行した中島健郎氏)の手による映像で構成されていて、ドローン(Mavic Pro)やタイムラプス映像も流れていた。

で、俄然注目したのは平出氏が使っていたカメラで、メーカーロゴの入った正面からの映像は無かったが、フジのX-H1で間違いない。レンズはXF18-135が識別できたが、少し引いた絵もあったので、もしかしたら広角系も使っていたかもしれない。

拙者も指摘している通り、バッテリーの持ちの悪さがX-H1のアキレス腱..と言うかフジ全般だけどね..ではあるが、平出氏のようなエクストリーム系のカメラマンに、しかもヒマラヤ..正確にはカラコルムだけど..で使われているというのは、なかなかインパクトのある映像だったと思う。

X-H1は防塵防滴や耐低温性など過酷な現場でのタフさをウリにしているので、フジにしてみれば期せずして良いプロモーションになったのではないだろうか。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR x1.4 / Velvia

台風が太平洋から運んできた空気なのか、はたまたフェーン現象なのか、またまた蒸し暑い夏がぶり返してきた感じ。まだこれから8月だもんね、たまらんのう..

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今日の富士

2018/7/10

富士フイルムの富士はやはり富士山が由来なのか?という事情はともかく、日本で一番カメラを向けられている山であることに間違いはないだろうね。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

今日は朝から快晴だったにも関わらず、富士山の周囲だけ雲にまみれていた。独立峰だけあって気象条件が周辺と異なるのだろう。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / Velvia

そして午後には山体を覆い尽くすように積乱雲が発生し、山頂の周囲から入道雲が湧き上がった。こりゃ一雨来るかな。

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先日の続き。実はPeakDesignのアンカーにはこの春まで3種類あって、拙者が使っているのはV3と呼ばれるリーダー部が最も細いものだ。

V1から順に徐々に細くなってきているのは、ストラップ用の三角環を通す金具の穴が、カメラの種類によっては細すぎて通らない場合があるからのようだ。実際、X-T2とX-H1にはV2以前のアンカーは使えない。

そこでメーカーも公式で言っている通り、三角環を使えば問題ない話なのだが、個人的にはその三角環を使わずに直付けしたいので、V3の最も細いタイプを使っている次第。

ところが、 先日メーカーからV3のアンカーが想定より早くに摩耗して切れる可能性があるとアナウンスがあって驚いた。どうやら三角環を通す金具の穴の形状..仕上げがそれなりで角ばっているなど..によって、その想定外の摩耗が引き起こされるらしい。

100万個出荷した中で7個にそういう報告があった..7個しか無かったという話ではない..ということで、確率的には微々たるものだが、その微々たるうちには入りたくないのでw、メーカーの公式サイトから直接交換を申し込んだところ、3週間ほどですんなり新しい対策品が送られてきた。

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R

右がV3で左がV4(対策品)。対策品は現在出荷されているV4で、見た限りではV3の連結部にV2のリーダーを付けたもののようだ。おかげでX-T2、X-H1、GH5、G9 PROには金具を介さないと付けられなくなってしまったが、万が一切れてカメラが落ちるよりはマシと判断すべきななのか悩ましいところ。

それにしても、PeakDesign社は新興ベンチャー故か今回への対策が素早く且つ手厚いのには感心する。交換申し込みした人がそもそも同社の製品を持っているかということを証明する必要がない..正確には術がないだが..ため、性善説に基づいての対応となっているのだ。

もちろんアンカーだけ持っていても使いみちはなく、どのみち同社のストラップを買わなければならないので、潜在的なユーザーに無料配布しているという考え方に立てば、プロモーションの一環とも言えなくもないだろう。

合わせて今回の潔い対応もマーケットには好意的に受け止められているようなので、図らずも雨降って地固まれりといった様相である。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

今日は久しぶりに南関東の某所で仕事。朝のうちチラッと富士山が見えたこともあったが、基本的に終日ガスの中であった。

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梅雨前線がかなり北に上がっているせいで、関東は夏の青空が広がっている。よもやこのまま梅雨明けとなるまいと思いつつ、そんな事態になるとちょっと水不足が心配なのである。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA

谷川岳の残雪も例年ならもう少し見られるのだが、南面の雪形がすべて消えるのも時間の問題だ。

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デジタルカメラになって一番のメリットは、フィルムの交換が必要ないことである。などと書くと、デジタルから始めた人にはよく判らないメリットになろうが、フィルム時代..デジタルの対語でアナログという人がいるが違和感あり..は残弾、いや残り枚数を気にしながらの撮影であった。

スタジオ撮りなどと違って野外で生きものを撮っていると、あと何枚撮れるかが重要になる局面がしばしばあった。特にブラインドに籠もって待ち伏せしている時に限って、そういう事態に陥るのはマーフィーの法則だろう。

なので常にカメラボディを2台持ち歩くようにして、残り枚数が少なくなると..大体30枚前後を目安にしていた..マガジン交換よろしく、あらかじめ予備のフィルムを詰めておいた別のボディと交換するのである。で、次の待ち時間の間に外したボディのフィルムを交換しておくという流れであった。

それ故にカメラの種類は常に同じモデルを2台持ちというのが習慣であったが、デジタルカメラにおいての2台持ちは主に故障に対する備えの意味が大きい。フィルムカメラの時代は故障という経験があまり無かったが、エレキの塊であるデジタルカメラには常に故障のリスクが付きまとう。実際、C社もパナもフジもそれぞれ何回か故障したことがあるしね。

精密機器に絶対故障しないはあり得ないので、故障しないことを期待するより故障したときの備えを用意する、つまりバックアップとしての予備機の考え方が大切ということだ。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA

この時期にしては珍しく谷川岳がクリアに望めた。赤城高原から見てその前座となる三峰山手前、利根川の上空辺りに雲がたなびいている。朝のうち沼田界隈は雲海の中だったろう。

それにしても、梅雨の晴れ間と言って良いものか、梅雨入りして2日も続けて晴れが続くのはどうなんだろうね。

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寒いわけだ

2018/5/11

朝庭に出てその寒さに思わず身震いする。今朝の日の出前の外気温はちょうど0℃で、吐く息も白く、庭の東側には一面霜が降りていた。老犬が寝たままで起きてこないのは実に正直であるw

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

昨日、仕事で出掛けた嬬恋高原から浅間山を望む。一昨日の雨が標高の高いところでは雪だったようだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

嬬恋村では今まさにキャベツの植え付けが始まっているところ。起こしたばかりの畑から水蒸気が立ち昇る。やや逆光気味だったので、ダイナミックレンジDR400で撮影、ちょっとHDR風に仕上げてみた。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

四阿山の山頂はガスの中だが、こちらも冠雪しているのが判る。嬬恋高原はわが赤城高原に比べて標高では倍近く高いが、同様に夏野菜..嬬恋キャベツは一大ブランドだ..の産地として有名。

同じような火山灰土の大地という点でもよく似ているのだが、主に地形的な観点では嬬恋のほうがフォトジェニックである。赤城高原は比較的フラットで起伏が少ないため、絵にするのには難易度が高い。もちろん写真写りが良いというのは作物の生産性には何の意味もないのだが。

そういう意味で、嬬恋村は北海道の美瑛町に地形的によく似ているので、あちらに見習ってそういう売り出し方もあろうが、美瑛との違いは作物の種類の差だろう。美瑛と違って嬬恋ではほぼキャベツ一択なので、夏の観光ジーズンにあまり色気のある景色にならないというのは大きいかもね。

FUJIFILM X-T2 / XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

赤城高原から浅間山(左奥)を望む。今朝もまだ冠雪状態を維持しているが、この週末は気温が一気に上がって夏日になるらしいので、この眺めも今日限りだろう。

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