カテゴリ : ほ乳類

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群馬は関東平野を除く三方を山に囲まれた土地柄なので、必然的にサルが生息するのもそれぞれの山間地域ということになる。

時折何らかの理由で群れを離れた、いわゆるはぐれザルが町中に姿を見せることがあるが、基本的に平地でサルを見る機会は少ないと言ってよい。

ただ、昔から人里に近い場所にも生息している個体群はいたので、人の目に触れる機会が無かったかと言えばそんなことはなく、今ほどではないにしても田畑を荒らす鳥獣の類として認識されていたはずだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

東北の水田地帯で見かけたサルの群れ。すぐ近くに田んぼの見回りに来ていた農家の人がいたが、どちらも干渉するふうはなかった。

稲穂が実る頃ならサルの被害もあるかもしれないが、恐らくこの時期は畦周辺でカエルの卵や小動物を探していたと思われる。

水田地帯とは言っても隣はすぐに山や自然林が続く地形なので、わざわざ人に追い払われながら積極的に稲穂を狙うような場所ではないだろうから、田んぼという人工的な湿地環境で餌を探す程度の認識なのかもしれない。

カテゴリ:ほ乳類, 鳥獣・環境問題|タグ:

梅の花

2019/6/29

先週の大雨で農道に流れ出た泥の上に、梅の花一輪。場所が同じなので、先日出会ったコイツかな。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ETERNA

キツネやタヌキなどイヌ科の連中と違って、本来の性分なのかそういう歩き方なのか、ノネコは案外ハッキリとした足跡を残さない。

この時は前後左右を見回しても他には見当たらないので、残した本人も不本意だったのではないだろうか。

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しがみつく

2019/6/24

この時期のサルの群れには、この春に生まれたばかりの子ザルを抱えた雌が混じっているのを見かける。

昨年生まれの子ザルもいるが、今年生まれと違って自分たちで自由に歩き回れるので、親に掴まっているのは必然的に今年生まれということになる。

サルの交尾期はシカと同じで秋から晩秋。妊娠期間は半年程度なので、出産期は5月から6月というのが多い。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

子ザルを抱えているのは座っている時の話で、移動中は子ザルのほうが母ザルのお腹にしがみつくことになる。

生まれたばかりなのにすでに自分の体重を支えられるだけの握力があるのは大したもので、この辺り、生まれてすぐに立ち上がるシカの子供に通ずるものを感じる。

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遺伝か学習か

2019/6/21

林道脇で小休止してのんびりコーヒーなど飲んでいると、気が付けば周囲をサルに囲まれていた。

奥山のサルは微妙な距離感を持って付かず離れずなところがあるが、人里に近い群れは案外人を警戒しない。もちろん、猿害で追い払いされていれば話は別で、そんな場所では一目散に逃げていく。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

この時、サルがヤマツツジの花を食べていた(写真3枚目)が、ヤマツツジには毒がないということを知っているのだろう。

同じツツジ科のレンゲツツジの蜜が有毒なのはよく知られていて、山間の放牧場でレンゲツツジの群落が目立つのは、牛も有毒であることを知っていて手を出さないからである。

何を食べることができ、何が食べられないのか。我々人は口語や書物を元に学習して覚えていくが、言葉も文字も持たない彼らが、どうやってそういう事実が子孫に受け継がれていくのか、なかなか興味深いものがある。

遺伝的に伝播する情報も当然あるだろうが、すべての事象を遺伝情報だけでは伝えきれないと思われ、やはりサルのように集団生活をする生きものは、親や仲間が食べているものを経験的に学習していくのだろうか。

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敵意

2019/6/20

どんなに姿勢を低くしても、遮蔽物のない農道では姿丸見えだ。

どうにもシマッタしくじったという顔をしつつも、明らかにむき出しの敵意しか感じないぞその視線にはw

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

某猫写真家の影響で世の中は猫写真ブームだが、そうそう気前よく人懐っこいヤツばかりではない。

そもそも、厳冬期には氷点下10℃を下回る標高700mの耕作地をうろついている時点で、野良ならぬバリバリの野生動物である。

間違っても人に媚びることなどせず、己の力のみで生き延びる術を持っているということだ。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

昨日は結構激しい雨模様であったが、今日は打って変わっての快晴で、時ならぬ大遠望日和となった。

iPhone 6

LUMIX G9 PRO / KOWA PROMINAR TSN-884

はるか8km先の大雪渓を渡るクマを見つけた。この距離でもなかなかの大物であることが判る。

カテゴリ:ほ乳類, 季節感|タグ:

今年初クマ

2019/5/12

奥山の某所を目指す途中、谷筋からブナ林を抜けるのだが、冷涼な県北の春は遅いため、芽吹きもまだこれからという状況。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ヤマザクラ(左) ヤナギと渓流(右)
FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ミズバショウ(左) キクザキイチゲ(右)

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / アズマイチゲ
FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / カタクリ(左) タラノメ(右)

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ムシカリ

途中、クマを2回ほど目視。一回目はこちらに驚いて笹薮を揺らしながら逃げていくところで、二回目はやや遠い斜面を征く親子であった。

二回目の時は機材を出して撮影といきたいところであったが、登攀中でゼーゼーハーハーでとてもそんな気にはならず..

先日、春になると鹿を見かけなくなると書いたばかりだが、うなったばかりのNさんの畑に数頭のシカの足跡が付いていた。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CROME

一見沢山の足跡が付いているように見えるが、足跡の向きを見ると数個体が往復しているのが判る。向かっているのはさらに隣のHさんちの畑。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

で、連中が向かった先に植えられているのは春キャベツ。この手のアブラナ科の植物で、とりわけ柔らかい新芽は連中にとってはごちそう以外何物でもない。

すぐにHさんには連絡しておいたが、冬の間に撤去してあった電柵がまだ設置してなかったので、そうそうに用意するという話であった。

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奥山の林道から支線に逸れ、残雪のあるブナ林を歩いていて、不意にサルの群れに遭遇した。群れと言っても子ザルを含めても十数頭程度だったので、群れとしてはさほど大きくない。

いつもなら、拙者を見ると威嚇しつつ速攻で逃げていくのだが、この群れは何故かこの場を離れようとしない。こちらが5mほどまで近づいても、チラチラと気にはするものの、威嚇することなく無視を決め込んでいる感じであった。

そんな連中が林床から探し出して一所懸命に食べているのは、どうやらブナの実のようで、口に含む際に時折白い紐状のものが見えるのは、実から伸びた根と思われる。

眼の前の人は目障りだが、雪解けで容易に見つけられるようになった春の恵みは捨て置けないという雰囲気がありありとする、なんとも春らしい出会いであった。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

移動中だったので、三脚はバックパックに括り付けてあり、逃げないだろうという目算もありつつもあまり大きな動作をしたくなかったので、ホルスターから100-400mm付きX-T3を取り出して手持ちで動画撮影。

X-T3はX-H1と違ってIBISを装備していないので、手ぶれ補正はXF100-400に頼ることになったが、どうしてどうしてこれがまた結構踏ん張ってくれて、そんなに見苦しい絵にならずに済んだ。

X-T3の4K/60PはGH5やG9 PROに比べてまったく遜色なく、カラーグレーディングを前提としてない..撮って出しの意ね..のであれば、逆に艶っぽさでは上であると感じる。

長尺を記録する必要がなければ、もはやGHシリーズのお世話になる必然性は無くなったと言って良いだろう。

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鹿少なく

2019/4/15

家の周囲での話だが、シカは春になるとめっきり見掛けなる。

もちろん数が減っているわけではないので、正確には人の目に直接触れる機会が少なくなるという意味でだが。

農家は口を揃えて山へ帰ったんだよ..いや自分の住んでいるところも山でしょ、というツッコミはあるがw..とは言うが、それは一時的なものであって、夏前に出産を終えればまた戻ってくるのである。新たな生命を引き連れてね。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

先月くらいまではこんな光景は普通だが、桜の季節になるとイノシシとキツネが目立つようになる。

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