タグ : エゾハルゼミ

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男体山

2024/6/8

虫の日

2024/6/4

自然観察において、観ている景色の中でいかに「さっきは無かった」「いつもと違う」という記憶との差分を探し出す、または何となく違和感に気づくというのは大事である。

先だって探索に必要なのは経験則と感と書いたが、まさにその感の部分がそれ。

特に「さっきは無かったよな」という直近での気づきは大事で、それこそが生きものを探すのに必要な感覚なのである。

100m程度の距離内であれば目が効く人なら目視でもいけるが、猛禽類のように広範囲に動き回る生きものの場合は時にその距離は数kmにも及び、双眼鏡やスコープを覗くことで視野も狭くなるので、そこは経験が物を言うことになる。

ちなみにソースコードの海で違和感感じて、不具合の予兆を探し出すことにも通じる?かもw

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ちょっと前にエゾハルゼミの大合唱がにぎやかなブナの森へ足を運んだ。そこが目的地ではなかったので正確にはブナ林を通り抜けて、というのが正しいが。

標高も1300mを超えていたので、赤城高原では花期を過ぎたムシカリがまだこれからだったり、北向きの斜面ではまだミツバツツジが咲いていたりしていた。

下山はGPSトレースを辿ってまた同じ森を通ってきたが、帰りは足元を見る余裕が生まれるため、エゾハルゼミの抜け殻やギンリョウソウなど見つけながら降りてきた。

そう言えば森に入ってすぐ、林内を枝伝いに移動していく大きめの猛禽を目視したのがこの日のトピックかな。クマタカだったと思うが、もしかしたらハチクマの線も捨てきれない。

近所のツツジ

2019/5/22

裏山の標高の高いところではアカヤシオだが、中腹ではヤマツツジやクロフネツツジなどが見頃だ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA / Dレンジ優先
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PRO Neg. Hi / Dレンジ優先

某所でエゾハルゼミを今シーズン初。先週辺りから周囲からはボチボチ情報として届いていたが、個人的には今日が初であった。

エゾハルゼミの声を聞くと、そろそろ梅雨を意識してしまうね。

今日も昨日同様に終日暑い一日であった。家の周囲ではエゾハルゼミも鳴き始め、いよいよ初夏の雰囲気を盛り上げている。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

人の前を行くやつ。彼はこの後脱兎のごとく走って逃げたのは言うまでもない。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

そして前からやって来るやつ。彼(彼女?)はこの後踵を返して戻って行ったのは言うまでもない。

 

空模様は案外悪くはないのだが、今週は仕事で昔の写真を整理しているため、ちょっと外出をはばかられている。昔の写真と言ってもまずはデジタル以降なのだが、チェックしていて感じるのは結構ゴミだらけだなぁというのと、露出の詰めが甘い点。

まず前者は、デジタル黎明期は某C社のEOSデジタルユーザーだったので、まだセンサーゴミを除去する機能など無かったのが理由だ。撮影現場が野外なのでどうしも埃は避けられない..さすがに商品物撮り用のカメラは50mmマクロを付けっぱなしだが..し、それでも時々CPSにセンサークリーニングを依頼していたが、田舎なのでそうそう手間を掛けてはいられなかったからね。

後者は、RAWで撮っておけば現像時にレタッチと合わせ技で何とかなる、という甘い考えによるところが大きいかな。これは当時デジタル移行期にありがちな話であろうか。

画像処理を生業の一つとしているので、レタッチ自体は造作も無いことなのだが、今回のように後日まとめて大量にバッチ作業をするとなると、これはなかなか大変な手間である。フジ・パナがメインとなってからは逆にRAWは保険であり、基本的にデータはJPEG撮って出しをそのまま使うことにしているので、今はこの問題はないけどね。

やはりデジタルと言えど写真は撮影時にできる限り適切に対処しておくのが吉だ。撮影後に対応するにしても、最低でも当日中にかたをつけておくのに限る。後で現像とかレタッチとかゴミ取りとか、もうそりゃ言葉どおり後の祭りとなるのは請け合いだ。

カテゴリ:季節感, 独り言|タグ:

ミョーキン、ミョーキン、ケケケケケ..と朝から鳴き始めた。北部フィールドでは先月から鳴いているが、うちの近所では今シーズン初なので、いくぶん声のトーンも抑え気味でやや遠慮がち。

まだ様子見といった風情だが、エゾハルゼミが鳴き出すと梅雨が近い..すでに梅雨入りしているけどね..ことを肌で感じる。

定点観測的に上越国境の山々の様子を。上から谷川岳、上州武尊山、そして平らな山容が苗場山。何れの山も昨年のこの時期は残雪はほとんど無かったので、今年はやはり雪が多かったと言えるだろう。

この5月の降水量は記録的に少なかったにも関わらず、水不足が騒がれないのも残雪の影響が大きい。県北の利根川水系のダムも、今のところどこも満水であることからもそれが判る。