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今どきのカメラは上位モデルであれば独自のカスタム設定を複数登録できるもの多いが、OM-1もその辺りはご多分に漏れず。

前モデルのE-M1同様にC1〜4まで4パターン登録できるので、動体用に高速連写設定でSH2とプロキャプチャ+SH2をC1とC2に登録している。普段はほとんど連写しないので、必要に応じて切り替えるので十分である。

そのカスタム設定で一度に必要な設定に切り替わるのは非常にありがたいのだが、右手にしろ左手にしろ、いざという時に軍艦部のダイヤルを回すのは意外に手間だったりするので、さらにボタン設定にそのカスタム設定を登録したりしている。

iPhone 13 mini

カメラ前面のマウント脇のボタンにそれぞれ先のC1とC2を割り当てているので、カメラ構えてファインダーを覗き、人差し指はレリーズボタンに置いたままで右手の中指または薬指で操作でき、一瞬で高速連写設定に切り替えられる。

E-M1Xの頃は中指AF仕様だったが、OM-1は独立したAF-ONボタンが装備されたのと、グリップ形状の関係で自然と親指がAF-ONボタンに当たるようになったので、本機では前面のボタンはカスタム切り替えとしている次第。

さらに言うと、Fnレバー1にS-AF(AFエリアはsmall)、同2にC-AF(AFエリアはall)をそれぞれ割り当て、AEロックボタンに被写体認識のON・OFF切り替えを充てて、AF-ONボタンと併せて右手親指だけで主たるAF機能の変更が済むようにしている。

ちなみにC3と4には動画設定を登録しているが、その辺りはまた後日。

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キジの雄は派手な色合いからしていかにも目立ちそうに思うかもしれないが、それは偶然見つけられたからそう思い込んでいるだけであって、緑深き野においては保護色と言って良いほど案外目立たないものである。

そもそも「雉も鳴かずば撃たれまい」の言葉通り、ケーン・ケーンという鳴き声とともに派手に母衣打ちをするからその存在が分かるのであって、枯野にでもいなければ見つけ出すのは至難の業である。

ということで、OM-1の被写体認識を持ってすれば、その枯野にうずくまるキジのおとっつぁんなら格好の対象だ。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ではキジの雌のほうはどうか。こちらはもう完璧に保護色であって、近くの雄を見つけるか動いてでもいなければ、なかなかその存在を見つけるのは難しい。

雄とは逆に緑の野ではいかにも目立ちそうなのだが、その頃は子育てモードでステルス行動となって、雛が孵化して一緒に歩き回るようにならないとその姿を見ることはほとんどない。

ちなみにOM-1はそのキジの奥様方が枯野にあってもちゃんと被写体認識をして、しっかり目にバチピンであった。

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春の奔流

2022/4/23

雪解け水がほとばしる春の瀬をしゃがみこんで撮っていたら、目の前をカワセミ2羽が追いつ追われつ春のチェイスで上流方向へ。

そしてその直後には頭上をキャラキャラ鳴きながら下流方向へ飛び去るヤマセミが。

来月には対岸の沢沿いの棚田にアカショウビンも渡ってくるので、ここはカワセミ3種を同時に観ることができる貴重な場所だ。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-1でライブNDに新たに追加されたND64モードで撮影。従来機はND32までだったが、OM-1から6EV相当の減光が可能となっている。

ピーカンの日中にNDフィルタも三脚も必要とせず、こういったシーンを手持ちで狙えるのはE-M系など旧オリンパス機とOM-1のみである。

時間を遡って記録するプリキャプチャなど、この手のコンピューテショナル・フォトグラフィをインチキなどと揶揄する了見の狭い輩を時々見かけるが、デジタルカメラで撮影している時点ですでに加工されたデータを見ていることに気がつないア○な情弱としか言いようがない。

ナイコンがファームアップでZ9に同様の機能を追加するようだが、そうなったらそのア○連中は手のひらを返すように「これからはカメラが何でもできないとイカン」とか言い出すに決まってるぞw

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赤城高原ではまだ見掛けないが、平野部ではもうアオダイショウが姿を見せている。奥山でもじきに出始める頃なので、営巣中の天狗様の餌動物にヘビの仲間がメニューに加わるのも時間の問題だ。

餌としてはノウサギなど獣の他、ヤマドリのような大型の鳥が望ましいのだが、岩場や林道の日当たりの良い場所で日向ぼっこしているヘビの仲間はハンティングの対象としては手っ取り早く、背に腹は代えられないのが日本の天狗様の餌事情なのである。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

トカゲの時と同じで、OM-1の鳥の被写体認識はヘビでも認識枠が表示されて一応目にピンが来た。

やはり鳥と親戚筋の爬虫類だからオッケーなのか?という戯言はさておき、実は被写体認識が反応したのジッとしていた最初だけで、アオダイショウがスルスルと移動を始めるとあさっての方に行ってしまって、AFが帰ってくることはなかった。

何となく頭部と目の位置関係がもっとも重要なようで、さらに首と体が分離できる形状、つまり肩のような構造があると確実なのかもとか邪推してみたり。

どうせそこはAIの仕事なのでどうでも良いと言えば良いのだが、鳥の被写体認識と言いながら鳥以外にも反応されるとどうもスッキリしない。

これが犬・猫を想定していると思われる動物認識だったらどうなるのか気になるところだ。

林内で立ち尽くしていると、カサカサと足元の林床で音がする。息を潜めていると、落ち葉の中を歩き回るトカゲを見つけた。

時々落ち葉の裏から顔を上げて周囲を確認しているが、身動ぎしないこちらに気が付かないのか、足元をウロウロして我関せずである。

春はツバメの飛来やウグイスの初鳴き、桜の開花が告げるものと世間の相場が決まっているが、森の中でうごめく爬虫類を目にしても同様に春を感じることができる。

それは爬虫類が自由に動き回れるほどに気温が高くなったという証拠でもあるからね。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

上の写真がニホントカゲの成体で、下の青くメタリックに光る方は幼体である。双方とも3mと離れていない場所で見掛けた。

どちらもOM-1の被写体認識で撮影しているが、鳥でもないのに鳥認識が発動したのは、やはり鳥類が爬虫類から進化した種であるとAIが判断しているのか!?

などと考えつつ、落ち葉の裏からトカゲが顔を上げる度に被写体認識枠がEVFに現れるのを面白く眺めていたが、まあ実際は頭部の形状とその中に目がある構造の物体に反応しているのだろう。

これは個人的な見解だが、恐らくOM-1の被写体認識はくちばしの有無はそれほど重要視されてないのかもね。

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鳥の写真ばかり載せていると野鳥カメラマンと思われそうだが、OM-1はレンズを向ければ歩留まりよく鳥の写真が撮れてしまうので、時期も時期だししばらくはそれも致し方なしだw

まあ写真を始めた理由がそもそも鳥だったので、その認識自体は当たらずとも遠からじだが、鳥を専門に撮るのは15年以上前に足を洗っていて、今は生きものと自然全般に広くと言ったところだ。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

で、先日の妙義での与太話。

引き上げ時に駐車場に留めた車脇にヤマガラがフレンドリーにやって来て、花の中から何かの幼虫をついばんでいたので、OM-1で狙っていたところ、ニヤニヤしながら白レンズを抱えたオッサン..というか爺さんだな..が近づいてきた。

こちらが撮っているヤマガラを狙いに来たのかと思っていると、「何だヤマガラか」とつぶやきそのまま続けて、やれマイクロフォーサーズはセンサーが小さいからダメだの、オリンパスなんかもう終わりだとの腐し始めた。

何だコイツと思い振り返ると、抱えていたご自慢のEOS R5とRF100-500?を目の前にかざして、やっぱり写真はフルサイズだよねぇなどとほざきやがった。

これは久しぶりにフルサイズと白レンズでマウントするカメラ親父の登場だなと判断し、すかざす肩から下げていたGF100-200付きのGFX100Sで桜を撮るふりをしながら、「そうだよなぁ、やっぱ写真はセンサーサイズと何より画素数だよなぁ」とつぶやくと、バツが悪そうにR5を小脇に無言で去って行ったとさ。

ということで、GFXは悪霊退散によく効く御札のような存在だなと、あらためて思い直した日であったw

OM-1の被写体検出能力..この場合は鳥の発見だ..の速さには舌を巻く時がある。

朝早くに雨で薄暗い林内であるものを待ち構えていた際、カサカサと何者かが落ち葉をかき分けている音を聞いたので、そっち方向の林床にレンズを向けると、こちらが鳥らしきものを見つけるのと同時にファインダー上に被写体検出枠が表示されてびっくり。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / ISO6400

らしきものはシロハラで、カサカサ音は地上棲の大型ツグミ類がよくやる落ち葉をひっくり返しての餌探しの音。

名前の由来でもあるその特徴的な白いお腹さえ見せなければ、枯葉で埋まる林床ではほとんど保護色と言って良いシロハラを認識できるのだから大したものだ。

AFモードでTRを使うとナイコンのように色情報を用いたトラッキング機能が働くが、TRは自然造形物のような不規則なシーンでは落ち着きがなくなる傾向が強い..先日のヒバリでTRを試している..印象があるので、普段は使用していない。

被写体検出は物体の形状だけでAIが「何かを認識」しているらしいので、2000万画素の膨大な情報の中から例えば鳥であれば頭部と嘴で鳥と判断しているといった感じなのだろう。そして一度体全体までを検出して捕捉できれば、その後は嘴が隠れても関係なく検出が続く。

被写体検出の速さは確かに早く、EOS R3を使っている知り合いも明らかにOM-1のほうが早いと言っている。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / ISO6400 / 1/4程度にトリミング

ただ、検出の速さとその後のAF合焦までの挙動についてはまた別の話で、ケースによってどっちつかず的な動作が見られ場合がある。

上の写真だと前ボケにあるように手前に枝が被っているが、このケースではその後ろにいるシロハラにしっかりピンが行っており、従来のマイクロフォーサーズのISO6400とは思えない解像感がある。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / ISO6400 / 1/4程度にトリミング

でこっちのケースでは微妙にピンボケ。ファインダー上ではシロハラの目にAF枠が合っていたので試しにシャッターを切っておいたが、実際のピンの位置は手前の枝に合っているという状態である。

そもそもOM-1の優秀なEVFでは、ファインダーで見ていても枝にピンが来ているというのは分かっていたけどね。

結局のところ、被写体を検出しているからと言って必ずしもそこにピンが来るとは限らないというのが現在のOM-1の挙動で、「何かを認識」できてもそれが複数あった場合にどうするかという判断と決定のプロセスが甘いということになろうか。

「認識した何か」が今回のように一つであれば、迷うことなくそっちにピンが行ってくれれば済む話で、数に関係なく複数の時と同じ挙動をしていたのでは、AFが合わないと言うクレームが付くのは目に見えている。

システム屋の目線で言えばこの辺りはファームでどうにでもなる話だとわかるので、挙動を状況に合わせて変化させるか、設定または操作する側に決定権を委ねるのが早晩求められるところだろうね。

その場合はもちろん後者が望ましいし、システム屋としてもそのほうが楽であるはずだ。

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OM-1はスピードと被写体検出ばかりが話題だが、従来から定評のあるJPEG撮って出しもさらに磨きがかかってなかなか優秀である。

オリンパスと言えば多彩なアートフィルターが知られており、正直使い所に悩むような効果もあるのだが、ツボにハマると面白い表現が可能だ。

世はレタッチ文化の百花繚乱だが、仕事でない限り普段はやってもJPEG撮って出しにコントラストの調整程度で済ませることがほとんどなので、JPEGの出力で手間要らずなのはありがたい。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

とは言え、この辺りは富士フイルムのフィルムシミュレーションがもっとも手間要らずで優秀だと思っているけどね。

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OM-1の鳥認識(被写体検出)の性能は概ね好評のようで、個人的にもこれくらいで必要十分だと思っているが、目の肥えたユーザーの中には厳しい意見も飛び交っていて、期待はずれとしている向きもある。

SNSにアップされているそういった残念な意見に添付されている写真を見る限り、そりゃいくら何でも難しいんじゃね?と思われるような構図や状況と感じられるケースが見受けられる。

中にはα1やZ9、R3に比べて劣っているという意見もあって、そりゃ70万もするカメラと20万で手に入れられるカメラを比べて、一体何に期待しているのかって話だぞ。

それでもOMDSによればOM-1のプロセッサにはまだ余裕があるということなので、市場に出てユーザーに揉まれ、何れフィードバックを受けて性能が向上していくことが十分に予想されると見ている。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

先日の霜が降りた畑に佇むヒバリ。これはさすがにOM-1でもピクリとも反応せず。でもAFターゲットをsmallにしたらバチピンだったけどね。

被写体認識ばかりが話題になるが、1053点と大幅に増えたAF測距点がすべてクロスセンサーということで、明らかにフォーカス精度が上がっているのを感じられるのは地味に良い。

画素数を無駄に多くせずとも画質が良くなることをOM-1は証明していると思う。

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先日はOM-1の2000万画素を「少ない」と書いたが、それはあくまでマーケットでの一般的な反応であって、個人的には2000万画素でも必要十分だと思っている。

カメクラ界隈で画素数を気にする人が多いのは承知しているが、現実的に2000万を超える画素数などまったく必要としていないというのは、GFX100Sで1億画素の画像を得られる立場にあっても変わらない意見である。

納品の成果物としてみれば1億画素で撮ったと言えば喜ぶクライアントがいるのは確かだが、実際に印刷物となるレベルなら1000万画素でも問題ないし、それがWebならば尚更である。

まあこの手の話は現実を知らない大きなセンサー&多画素絶対主義的な輩には通じないのであるが、そういう連中に限ってインスタなどSNSにアップして喜んでいたりするので、結構根が深い話ではあるわけだが..

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 手持ちハイレゾ

マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さいが故に、画素数を増やすと高感度でノイズが増えると言う問題を孕んでいるのは現在でもそう変わらずである。

それにそもそもセンサーはソニーなどの外販頼りなので、多画素仕様のセンサーが出てこない限りはどうにもしようがないと言う問題もあるしね。

そこで複数の画像を同時に撮影、それらを少しずつずらしてコンポジットして画素数を増やすハイレゾショットなる機能を用意しており、さらにOM-Dの場合は手持ちハイレゾ(5000万画素相当)なる飛び道具まで搭載している。

この手持ちハイレゾは強力な手ぶれ補正を持つOM-Dならではと言え、前モデルのE-M1Mk3やE-M1Xにも搭載されており、マイクロフォーサーズで5000万画素のデータが得られるのは便利だったので多用していたが、カメラ内で撮影後に合成する都合上処理に15秒以上掛かっていたのがネックだった。

それがOM-1では5秒程度まで大幅に短縮され、ありがたいことこの上ないのである。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 深度合成

ハイレゾと似たような技術を使っている機能に、手前から奥までピンをずらしながら撮影して被写界深度内に収まっているかのようにコンポジットする深度合成がある。

ハイレゾと違ってレンズの収差が影響する関係上純正レンズしか対応していないが、一連の処理がカメラ内で完結するためこちらもよく利用しており、この深度合成にかかる時間も半分程度に短縮されている。

この他、スローシャッター効果のライブND、比較明合成のライブコンポジット、HDRなど本来PC上でPhotoshopなど使って実現するような画像処理をカメラ内で完結できる機能を、OM-1からコンピュテーショナル フォトグラフィと名付けてメニュー上で一箇所に集めており、今後はこれらを前面に押し出していく算段のようである。

実は初めてE-M1Xを使った時、こんな便利な機能をなんでもっと宣伝しないのか不思議でならなかったが、OM-1からそこを訴求していくマーケに変わったのは良いことである。

写真の世界でいう合成という言葉にはあまり良いイメージがないのも事実だが、まったく異なる状況の絵面を張り合わせたいわゆるインチキとは異なる性質の合成なので、スマホがすでにそういう方向性であるように、最初からデジタルデータなのだからカメラ内できることは全部やってしまって構わないし、個人的にはデジタルカメラとはそうあるべきだと考えている。

ということで話を画素数に戻すが、2000万画素程度に抑えているからこそのコンピュテーショナルフォトグラフィとも言え、恐らくこれ以上の多画素ではまたカメラ内での処理に時間を取られてしまうので、そういう意味でもこのくらいで十分という考え方になろうか。

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