カテゴリ : 写真・カメラ

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パナのGシリーズの初期の頃の画作りでは、同社の伝統とも言うべき緑に対するイエロー被りが見られたが、現在のパナの画作りはかなり意識してニュートラルにしている感じである。

これは一見すると地味な印象与えるので、派手な色味を好む風景屋さんなどはパナの絵は良くないという意見を言う人も中にはいるが、この点は逆にもっと評価されて良いと思っている。

個人的にS5ではGH5やG9PRO同様、フォトスタイルはFLATに設定している。普通にニュートラルな画がさらに彩度低めで一層地味めに見えるのだが、動画の場合は編集時に色味はすべてカラーグレーディングで調整されるので、下手なプロファイルはかませないほうが吉だ。

SNSでいいねをたくさん集めるなら、それこそガチガチにレタッチしてもはや原版からかけ離れた画でも良いのだが、ストックフッテージとして売るためには過剰で無用な装飾は一切要らないのである。

LUMIX S5 / Super Telephoto System

上からヒヨドリ、スズメ、カワラヒワ。地味な鳥をさらに地味に撮るw と言ってもカワラヒワは逆光だとなかなかきれいな黄色が出るんだよね。

動画性能で覇を争うソニーのα辺りだと、カワセミなど青系がとても自然界には存在しなそうな色に転ぶケースが散見されるので、青や赤でどう仕上がるのか試してみたいところだ。

また、業務用途である兄貴分のS1Hと違ってS5はローパスレス仕様であるが、よく鳥の風切羽付近に出るモアレは抑えられている感じだ。その分、解像性能はS1Hより上と見ている。

複数のカメラメーカーを使っていて操作に迷うことはないか?という質問をよく受ける。言われてみればフジのXにパナのG、オリンパスのE-M1系に最近はさらにパナのSも加わった。昔からあるEOSも一応まだ健在だし。

カメラの操作性など慣れてしまえば何ということもないのだが、とりわけ「そうそう、よく判っていらっしゃる!」などと膝の一つも打ちたくなるのがパナのカメラである。

マイクロフォーサーズであるGHシリーズの頃から操作性に優れ、業務用カムコーダーのようにワンボタン・ワンアクションで設定が済んだり、関連する必要なボタン類が一箇所に集まっているのが特筆される。この辺りはオリンパスのE-M1系も似たような印象。

どことは言わないが、操作することを楽しむ方向性でモデルを展開している富士フイルム..言っちゃったw..のカメラとはちょうど真逆の設定で、判っていて使う分にはそんなもんかで済むが、少なくてもフジのXをパナのGやSの感覚で使うのはほぼ無理w

iPhone 11 Pro

さて、そんな便利なS5には、実はGシリーズにはない隠れた?便利な機能が用意されている。それは録画中にEVFと背面モニターが赤枠で表示されるのである。

一見なんてことのない機能なのだが、野外で撮影に集中している時にこれが非常にありがたいのである。録画ボタンを押したつもりで実は録画されてなかった「やっちまった」事故を未然に防ぐことができるのである。

さらに録画中と待機中が逆だったという笑えないオチも避けられるので、動画撮影ではもはや必須とって良い。他のメーカーも明日にでもファームアップで対応してほしいぞ。

LUMIX S5 / Super Telephoto System

南向きの日当たりの良い斜面でカモシカが餌を求めてラッセル中。距離は1.5kmほど離れているが、この日はさほど陽炎の影響は受けなかった。

ここ数日暖かい日が続いているが、この冬の雪の多さの威力はやはり絶大で、県北の天狗様フィールドには谷に近づくのも憚れる状況。今の感じだと林道でアプローチできるようになるのは5月くらいになりそうだ。

仕方ないのでギリギリ谷を見通せる里の集落外れとかに陣取って観察する日々である。

キヤノンがEOS Rシステムと同時に用意してきた各種マウントコンバーター..コントロールリングを設けたりドロップインのフィルター装着を可能としたり..を見ていて思ったのだが、各社とももう少し拡張性について頭を使って欲しいと思う。

何とかの一つ覚えではないが、電源確保を目的としてバッテリーグリップなるアクセサリーを右へ倣えで用意しているが、あれがどうにも芸がないと思う。電源確保の意味ではUSB-Cによる外部供給が普通になりつつあるので、旧来の概念に縛られる必要もないだろう。

例えば拡張グリップとして高速通信のインタフェースを組み込み、オリンパスならE-M1XのインテリジェントAF機能に相当するモジュールを別売りで用意すれば、異なるモデル間..とは言えベースは同じでないと難しいだろうけど..で共通で機能を利用できるのではないだろか。

カメラがエレキの塊となって久しく、ファームアップで新機能が搭載される新たな道が用意されてはいるものの、鉄ちゃんが鳥認識AFを必要としているとは思えないし、それは逆もまた真なり。

世界的にカメラ市場が縮小している現在、カメラが面白くない、今のままで十分、スマホで十分と揶揄されている現状で、今までの発想の延長でしかカメラを製品化できないというのは、どうにもイマジネーションが足らなすぎ。もっと頭使えよって話だ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

雪上のムンクの叫びもそろそろ拝めなくなってきたかな。春は近いね。

35mmフルサイズのS5でコリメートした時の難点と言うか注意点は、とにかく被写界深度が浅くなることだな。

当たり前だが、マイクロフォーサーズのG9PROより理論上は2段分ピンが浅くなる計算になる。

LUMIX S5 / Super Telephoto System

とは言っても天狗様相手にここまで近距離はありえないので、ことさら気にすることもないけどね。

LUMIX S5の場合、言うまでもなくセンサーは35mmフルサイズなので、あえて逆説的に言えばマイクロフォーサーズより望遠野郎が期待する焦点距離が不足することになる。

いくら高感度耐性が上がっても、それまで必要する有効レンジで焦点距離が不足するのは正直厳しい。まあそれ故に35mm版を使うという選択肢は長らく諦めていたのが実情。

ところがつらつらとS5の仕様を眺めていて、「4K60PだとAPS-Cサイズにクロップされる」というのを見つけてしまったのが今回の導入の発端である。

業界の映像クリエイターならこの仕様に「クロップされるのは残念だ」と教科書通りの反応となるのだが、猛禽望遠野郎にはこのクロップファクターが逆に作用する、つまりマイクロフォーサーズなど小さいセンサーを使うメリットと同義となることにすぐ気が付くはずだ。

LUMIXのGシリーズ(マイクロフォーサーズ)にはEXテレコンという飛び道具があって、4K記録時に焦点距離が更に1.4倍になる..対35mm版で2倍である上にだ..が、S5の4K60P記録時のAPS-Cクロップはまさにそれと同じ理屈..実際S5には動画時のEXテレコンがない..で、焦点距離で言えば対35mm版で換算1.5倍ということになる。

S5の画素数は35mmフルサイズで2400万画素あるので、その点でオーバーサンプリング時のダウンスケールの効果とデュアルネイティブISOによってISO12800ぐらいまでなら非常にクリーンな映像が出力される。実際、海外の様々なサンプル映像を見比べても、ソニーα7SIIIと遜色ない印象だ。

ちなみに40万もするα7SIIIは画素数が1200万画素しかなく、APS-Cに近いスーパー35mmすらカバーできない..原理的にアスペクト比の関係で最低でも2200万画素必要になる..ので、こういったギミックは望むべくもないため、猛禽望遠野郎の選択肢からは自動的に外れることになる。

LUMIX S5 / Super Telephoto System

庭の餌台にくるヤマガラをAPS-C 4K60Pの動画から静止画で切り出す。この時の焦点距離は約2000mm相当で、距離は5m少々といったところ。

至近距離ということもあるが、動画からこのクオリティの静止画が切り出せるのはスゴイ時代になったもんだと感慨深い。

実はこのS5導入が実現したのはマスターレンズ側の仕掛けを変えたことが大きい。従来のやり方だとリレーレンズの関係でどうしてもマイクロフォーサーズに縛られることになっていたが、変更後の仕掛けではその制約から解き放たれたのである。

今回、APS-Cモードで4K60P撮影できることでLUMIX S5となったが、その条件すら無視すれば35mmフルサイズのα7SIIIやEOS R5も選択肢に入ってくるので、結果的にこのポイントが最大のメリットになるかな。

もちろん猛禽望遠野郎としては、今後もマイクロフォーサーズでの動画が主流であることに変わりはないけどね。

とは言え正直なところ、例のオリンパスの身売り話でマイクロフォーサーズの今後が流動的になっているというのは少なからずあるのは否定しないw

パナのGH5やG9PRO、それにオリのE-M1系はマイクロフォーサーズである。

以前に何度も記事で書いていることだが、同じ焦点距離なら35mmフルサイズと比べて2倍を稼ぐことができるため、バカ高い上にクソ重い超望遠レンズを担がなくてよいのは、これは望遠野郎にとって最大のメリットである。

が、対35mm版という意味では、センサーの画素ピッチの関係で高感度耐性が劣るのがデメリットという見方もある。2000万〜3000万画素クラスの35mmフルサイズ機に対して、実効感度で2段程度は低いのは否めないだろう。

実際のところ、絶対的な光量が足らない条件下での撮影は言うほどはないので、マイクロフォーサーズでもさほど問題にはならないと言って良く、高感度性能が優れていると言われているGH5Sに個人的に手を出さなかったのは、主にそういった理由が大きい。GH5Sでもせいぜい1段程度良いだけって話だし、何より1000万画素しかないので写真が厳しいのでね。

ただし、それが2段ぐらい高感度性能が良くなるという話だとまた見方は変わってくる。

暗いという状況は、実は早朝とか夜とかそういう見たままに環境光が暗い状況とは別に、レンズを通すことで光が減衰する露出倍数の問題がある。これはレデューサーを除くコンバージョンレンズやコリメート撮影時に顕著となり、マスターレンズのF値に対して乗じられていくため、NDフィルターを使のと同じ結果になってしまうのである。

これはまったく個人的な用途だが、数百mから下手すれば数km先まで天狗様の行動を記録していく関係上、マスターレンズは一般的な超望遠レンズなどそもそも論外..600mmとか800mmなどお話にならないw..なので、さらに長焦点が必要になる。それを実現するのがコリメート撮影なのである。

ただコリメートだと、日中でも午後遅くに対象に山陰や斜面バックに入られると途端に露出倍数が足かせとなってノイズまみれ..高ISOにせざるを得ないため..の映像となってしまうのが実情で、そうなるとディティールが失われて..それ以前に空気の層を挟んでいるし..個体情報が失われてしまうことになる。

そんな事情もあって、高感度側に2段分余裕が出てくるとなるとこれは非常にありがたい話であり、それが昨秋登場してGH5以来のセールスを記録しているLUMIX S5ということになる。

4Kでの高感度耐性だけで言えば、ソニーのα7SIIIが今のところ最強であることは間違いないし、パナにも5.6Kいける兄貴分のS1Hがあるのだが、その半分のコストで同程度の質の映像が手に入るなら、そりゃ安いほうが良いに決まっている。

何よりソニーは嫌いだが、パナはまあまあ好き..以前は好きではなかったが..というのが大きいかw

LUMIX S5 / Super Telephoto System

35mmフルサイズ4K30Pの動画から、約120m先のハシブトガラスを静止画で切り出す。この時の焦点距離は約3000mm相当。条件的に露出オーバーに振れるので少しマイナス側に補正あり。

朝なのでヘイズの影響は少ないものの、陽の当たらない日陰にいる黒い物体なので条件は悪い。それでもカラス本体だけでなく、この距離感この暗さで周囲のヒノキの葉まで見えているのは良い感じである。

まあこういう絵を撮るかどうかはさておき、そもそも撮れるのか、撮っても使い物になるかと考えられるその差は大きいな。

実は昨年の暮れより、いよいよというかとうとうというか、うちにも35mmフルサイズ機がやって来ている。それは昨秋のパナヒット作?LUMIX S5である。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ひと頃、ナイコンD800とかα7Rとか、EOS-1D Mk4とかを一時的に使ったことがあるが、うちの機材として35mmフルサイズ機が導入されるのは、まだ手元に辛うじて残してある5DMk3以来なので、実に7年ぶりのことである。

あんなに35mmフルサイズなんて必要ないと言っていたのにw、これでとうとうTMも35mm版、それもLマウントに移行か?と考えるのは如何にも早計な話であって、メイン機は今まで通りフジのAPS-Cとオリパナのマイクロフォーサーズ機であることに変わりはない。

そもそもS5を導入したのは動画専用機としてであって、写真用途ではないぞ。それが証拠にLマウントレンズは(まだ)一つも持ってないのだこれがw

S5の導入理由は追々書こうかと思うが、すでに使用中の同じLUMIX G9PROやGH5同様に、やはり動画機として画作りも操作性もパナは他のメーカーよりも非常に使い勝手が良いことを実感している。

パナもナイコンと並んでカメラ事業が芳しくない状況にあるが、引き続きマイクロフォーサーズともどもパナには何とか踏ん張って欲しいところである。

古い話で恐縮だが、バブルの頃の日産車はそれこそ個性豊かなラインナップだった。エスカルゴやラシーンのようなデザイン性重視の車から、重厚感に富んだシーマやスカイラインGTRのような本格的にスパルタンな車まで揃えていて、まさに全方位的なクルマづくりをしていた。

対してホンダは欧州車のように車種間でデザイン差を少なくし始めていて、ベンツやBMWのようにどの車を見てもホンダ車と分かる個性を主張する反面、意外性なく個人的には面白みの掛けるラインナップだったと記憶している。

先の日産の話は日本が見かけ上でも豊かだった最後の時期とも符合するが、長らく続く景気低迷の中、ゴーンの登場によって軒並み整理されてしまったのは、その後の日本の低迷と符合する。

前置きが長くなったが、カメラのデザインもどこか似たような印象があって、アイデンティティの面でラインナップの統一感を醸し出すことにメーカーがこだわる様子が、各社で異なっているなと思うのである。

ソニーは機種間の性能差..と言うか使用目的だな..が顕著なれど、APS-Cを除いてほとんど横並びの同じ意匠である事がわかる。しかもそのテイストは登場時以来ほとんど変化がない。

この点ではキヤノンもニコンも同じようなもので、特に同世代モデルなら明示的なネームプレートを見ないと見分けが付かないケースが多いかな。でもキヤノンは1のタコ入道フォルムwとそれ以外で差別化をする可能性はあるか。

オリンパスは一眼レフスタイルとペン系でまったく別系統なれど、それぞれのラインナップ内でも並べるとデザイン差がそれなりにあるが、それぞれフィルム機をリスペクトしているので、前者ならOM-1を模したペンタ部のとんがり具合の印象で同じように見える。

パナはマイクロフォーサーズではデザインバリエーションを揃えていた時期もあるが、今のところSシリーズはソニーと同じ方向性なのだろう。でもS5はデザインを若干変えてきているので、その意味ではキヤノンに近いかも。

で、そういった同一ブランド内で没個性に陥っているメーカーとは一線を画するのが富士フィルムで、見事なまでに意匠の異なるモデルをラインナップしている。性能は同じなのに見た目が全然違うというのは、ある意味ソニーとほぼ真逆の戦略と言って良いだろう。

一見すると先の日産的な展開をするフジが消費者の嗜好を全方位的に網羅していると考えられるが、デザインは個人で好みが明確に分かれるので、X-Proしか興味がないという人にはX-TやX-Hあたりは響かない可能性が高い。

ただ逆に言えば、フジの場合は複数マウント持ちという話は多いかも。メインはソニー・キヤノン・ニコンだが、趣味でX-Proを使うみたいな感じで。そういう意味では富士フィルムの戦略は正しいとも言えるか。

ではソニーはどうか。いい加減同じデザインで飽きたという声も聞こえてくるものの、毎年のように新型に買い換えても家族にバレないwという隠れた?有用性も耳にするので、メーカーがその声を汲んで意図してそうしているのかはわからないが、変えないことが功を奏している面も否定できない。少なくとも遠目に見てもあのデザインならソニーαという認知性が高いのは、前述のホンダ社と同様だしね。

ちなみに個人的にソニーαとニコンzのデザインは好みではない。キヤノンRは論外w オリンパスのEM-1系もイマイチかな。フジもX-ProやX-Eは興味なし。どちらかと言えばフジのX-HとパナSのようなオーソドックスなテイストが好みと言えるな。まあこの点はオッサンなんで時代背景的にそんなもんだろうとw

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

昨晩は満月も出ていたが、日の出までの短時間に少し雪が降ったようで今朝は一面真っ白であった。雲間から見える周辺は晴れているので、ちょうど赤城高原に雪雲が掛かったところだったようである。

今日は昨日ほどは寒くないという話だが、終日風が強いので体感気温はかなり低い。

連日の新製品発表が続いているが、今度は富士フィルムから例の1億画素カメラの新型(GFX100S)が出てくるそうな。

35mmフルサイズ比で約1.7倍の大型センサーにも関わらず、GFX100の2/3程度まで小型にパッケージングしてきたのは素直にすごい。何しろ35mmフルサイズのパナS1より軽いのだから。

ソニーのa1の90万円を見た後だとどんなカメラの価格も安く見えてしまう危うい状況にあるが、GFX100の120万円から大幅に下がったとは言っても冷静に考えれば70万はやはり相当に高いよねw

それにしても最近の富士フィルムは元気が良い。今年はいよいよ中判カメラ(ラージフォーマット)で打って出る対フルサイズ作戦を仕掛けてくるらしいので、どんな展開となるか興味深い。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

県南の天狗フィールドから上州のテーブルマウンテンと呼ばれる荒船山を望む。見事なまでに平らな山容は、まさに荒波を越えて進む船のようである。

それにしても昨日から打って変わって今日はまた寒い一日だった。視界がさほど悪くはなかったが、終日どんよりした天気だったな。

ソニーαが初めてフラッグシップを謳う機種を出すようだ。てっきりα9がフラッグシップかと思っていたが、まるでC社に喧嘩ふっかけるがごとく「α1」という名称である。

今回α1は事前リークがまったく無かった点でカメクラ界隈はざわついていたが、α9IIIが出るとすればグローバルシャッター搭載機ではないか?的な期待感もあった中でのα1の登場ということで、ソニーでさえまだその段階でないとするとC社のフラッグシップもまだグローバルシャッターではないかも。

さて、そうは言ってもデジタルカメラもPCやスマホと同じで順当な進化の流れにあるので、前述のグローバルシャッターの実用化的な目新しいブレイクスルーでもない限り、新しい機種が出てその性能を知らされても以前ほど驚くこともなくなった。

例えばα1が5000万画素で秒間30コマ(電子シャッター)と言われても、4年前にα9が2400万画素で20コマを達成しているので、単純にプロセッサーが倍の性能になっただけと言える。

それなら2400万画素で60コマを実現するほうが業務用途では実用性が高いと思うのだが、自社でビデオカメラをラインナップし且つセンサーメーカーでもあるソニーにはそれが出来ない..大人の事情がある..ところがなかなか痛いな。

ちなみにタイマン張られた側のC社は、8K30Pが可能なR5が4500万画素であるのでR1(1R?)は恐らくその線で来るだろう。実際は8Kがあるので3200万画素を60コマだろうと想像する。

それにしても、α1はC社1DやナイコンD一桁機と同じ位置付けで報道系の業務用途を想定していると思うが、代わり映えしないあのデザインのまま90万出させようという魂胆もいい度胸だなw。変えるなら今回がチャンスだったと思うが。

ところでそのα9の立場はどうなるんだろうね。特にα9IIは東京五輪にだけに短期に特化した機種だったことがこれで判明したので、アレを50万で買わされた一般ユーザーの心境は穏やかではあるまいw

LUMIX S5 / Super Telephoto System / 4K30Pから静止画切り出し

以前から言っていることだが、高速連写の行き着く先は動画である。高圧縮のH.265がスタンダードになりつつあるが、さらなる圧縮技術の向上により、DSMC(Digital Still and Motion Camera)の世界がより身近になると想像している。

オリンパスのプロキャプチャーモード然り、個人の職人技で偶然撮れる瞬間芸を期待するより、その瞬間を含めた前後の動きを間断なく捉えるほうが、記録の道具として確実なのは自明の理だ。

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