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日中の暑さがぶり返してきているが、夜の空気はすっかり秋の高原のそれである。マツムシの秋の声に誘われ、仕事場の窓を開け放って空を見上げると、淀みのない大気に月齢10の月が浮かんでいた。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

G9 PROでEXテレコンに設定(約2倍)して撮影。撮影後にトリミングしたほうが自由度も高く好結果が得られるが、画質の低下がほぼなく..ただし画素数は減るが..手軽に焦点距離を伸ばせるのは、JPEGしか取らない人には便利であろう。

個人的にはEXテレコンは動画用だと思っている。動画も編集時にトリミングはできるが、画像のように画素補間ができずジャギーの目立つ荒い絵になってしまうので、撮影時に必要な焦点距離で収録するのがベストである。

パナ機のEXテレコンは4KでもFHDでも必要な解像度は維持したまま焦点距離を伸ばせるので、動画の望遠野郎には非常に有効である。

オリンパスのフィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980。海野先生の小諸日記を読んでいて、そう言えばうちにもそんなレンズ..いやボディキャップかw..あったなと思い出して、久しぶりに使ってみた。

どこに仕舞ったかしばらく思い出せなかったが、結局パナのGM1に文字通りレンズキャップ代わりに装着され、本棚の途中に放置されていたのを発見した。

iPhone 6

BCL-0980は製品名通りボディキャップ並みの薄さで、パナのG9 PROに装着するとグリップのほうが突出して目立つことになる。m4/3規格で尚且電気的な信号のやり取りもないので、パナ機でも何の問題なく使用可能だ。

スペックとしては9mm F8 Fisheyeということで、いわゆる魚眼レンズに分類される。ただ、m4/3では18mm相当になって、普通に遠景を撮ると歪みの目立つ安っぽい超広角レンズという写りになるので、使い方としては近接域で広角マクロとして使うのが正しい。

LUMIX G9 PRO / OLYMPUS 9mm F8 FISHEYE

最短20cm付近まで寄って撮影。この時の撮影倍率は35mm換算でも0.1倍にも満たないので、いわゆる接写を目的としたマクロレンズ的に使うのは厳しい。

BCL-0980はMF専用レンズだが、当然のようにヘリコイドの類はついてなく、レバー操作で無限遠と20cm近接で固定して使用する。なので無限遠の場合はピント合わせはパンフォーカスに期待することになる。

最短付近ではさすがに背景がボケるので、カメラ自体を前後させてピントを探ることになるが、GH5やG9 PROではMF時にピントの合った場所を強調するピーキング表示ができるので、EVFでも背面モニターでもピント合わせは容易である。この辺りはミラーレス機の恩恵と言えよう。

LUMIX G9 PRO / OLYMPUS 9mm F8 FISHEYE

庭のアサガオに同じく最短20cmで近接。花の直径は8〜9cm程度。背景を選べば特有の歪みもさほど気にならないだろう。

LUMIX G9 PRO / OLYMPUS 9mm F8 FISHEYE

前述した通り普通に構えて遠景を撮ると水平が歪んでしまうので、一般的な撮影としては魚眼の特性を活かしたこんなアングルからの使い方が良い。小売価格8千円程度のレンズで、ここまで写れば必要十分と言える。

一眼レフとの違いにおいて、ミラーレスカメラの特徴に顔認識機能がある。これは主にビデオカメラの分野からのフィードバックなので、当然のようにソニーとパナが強いと言われている。

通常の撮影業務における人物撮影では顔認識は常にONにしており、昔を思えばそのピント合わせの歩留まりの高さには舌を巻くものがある。知り合いの婚礼スナップカメラマンも昨年からソニーα7R3を使うようになり、もう一眼レフには戻れないと宣っているくらいだ。

先月の学校イベント撮影では、基本的に撮影位置がスタンドやコート脇からなので、望遠レンズを使って被写体からやや離れての撮影であった。一応、顔認識機能をONにしておいたのだが、パナとフジでは挙動の違いが顕著だった。

使用レンズはG9 PROがパナライカ100-400、X-H1がXF50-140+x1.4で、結果から言うとG9 PROの圧勝である。

G9 PROが凄いのは、ファインダー内で人と認識できる時点でその大きさを問わずAFが追随する点である。しかも人物が後ろを向いていたり、横向きであってもAF測距の枠が人を囲うように表示され、いかにも捕捉している感がある。顔認識以前にオブジェクトとして人を認識するようだ。

その上、ベンチ前に並ぶ選手に向けると、そこに写り込む人のほぼすべて..正確には最大15人らしい..を認識するのである。その中のどの人をメインとするかの判断はまだ改善の余地はあろうが、とりあえずハッキリと顔をこちらに向けているか、一番手前にいると判断した人物を追いかける仕様のようだ。

そしてバストアップのようにファインダー内である程度顔の占める割合が高くなると顔認識が働き、よりカメラ側に近い目にピントを合わせる仕様である。この時点でメガネを掛けていようが帽子を被っていようが関係なく、ピントを合わせ続けてくれる。

次にX-H1の場合、G9 PROのような人物認識機能はなく、明らかに顔と認識できた時点でないと顔認識は働かない。まあ当たり前といえば当たり前なのだが、G9 PROの凄さを知ってしまうとやや期待ハズレと言わざるを得ない。

唯一、そんなX-H1がG9 PROに勝っていると思われるのが、瞳AFの融通さであろうか。前述の通りG9 PROではほぼカメラ任せになってしまうのだが、X-H1ではどちらの瞳に優先的にピントを合わせるかを事前に選択できる。

X-H1の瞳AFの芸の細かさは、ポートレート撮影のようにカメラマンとモデルが一対一で向き合うケースで強みがあると思われるが、今回のような全身を撮影するスポーツシーンではどうでも良い些末な差だろう。

結果的に現時点ではパナの人物認識と顔認識に一日の長がありそうだが、モデルのポートレート撮影に限ればフジの顔認識でも問題はないだろう。何となくメーカーの設計思想または想定シチュエーションの違いとも考えられるかな。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

まだ一輪だけだが、庭のヒマワリが咲いた。うちのヒマワリは冬のヒマワリレストラン用に植えているものの他に、畑の隅に勝手に自生しているものがある。

写真のはその前者で、後者は種をちょろまかしているハタネズミか、レストランの常連組が途中で落としたものだ。

まあよくここまで連日のように猛暑が続くと感心するが、日中の屋外での撮影では、金属とエレキの塊でもあるカメラ機材への影響も気になるところだ。

先月、久しぶりに学校イベントの撮影を行った。以前同種の撮影を請け負ったときはEOSの1D3や7Dの時代だったが、今回はG9 PROとX-H1のミラーレス機を持ち込んで対応した。

1日8時間程度、延べ3日間、日陰のない炎天下のグランドで、両機とも連写多用で連日2000枚少々撮影したが、結果ノートラブルであった。特にG9 PROはボディの温度がさほど上がることもなく、何のストレスもなく淡々と動作していた。GH5同様に4K60Pの動画収録を可能とする..GH5と違ってG9は時間制限があるが..だけあって、さすがの放熱性能である。

X-H1も基本的に動作自体は問題なかったが、2日目の午後の最も気温が高かったと思われる時間帯に、1回だけ黄色い温度警告が背面液晶に表示された。黄色は画像にノイズが増える可能性ありで、赤色は連射性能などパフォーマンスが落ちるというアラートである。その時は確かにボディが熱くなっていたのを感じていたので、念の為電源を落として10分ほど放置してから再度使用したが、その後は特にアラートもなく最後まで動作した。

今時のミラーレス機に残る懸念は電源であろう。バッテリーがあまり持たないという問題もさることながら、常時流れている電気量は一眼レフ機よりは多いはずなので、自ずから熱量も増幅することになる。スポーツシーンでは屋外炎天下での撮影はデフォルトであり、特に今年のような尋常でない暑さの中での撮影はこれからどんどん増えていくことだろう。

そういった過酷さクリアしてこその各社フラッグシップ機であるが、今回の撮影でパナのG9 PROとフジのX-H1の両機はそれを証明したことになる。さすがにタフネスさをウリにしているだけのことはあるというものだ。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR x1.4 / PROVIA

試合の合間に見上げた空に、暑さを物ともせずツバメの若鳥がスイスイと飛んでいた。グランド上でプレイする子供たちもそうだが、若いってだけでも耐暑性能も運動不足のオッサンよりは高いようだw

続・G9 PROのAF

2018/6/17

朝から林道脇の空地で天狗様をのんびり待っていると、ちょっと前から目の前をウロウロしていたノスリが、何を思ったか不意にこちらに向かって降下して来るのが目に入った。

なかなかこちらに向かって飛んでくる鳥を撮る機会はない..普通は逃げていくので後追いが多い..ので、G9 PROをAFCに切り替えると同時にカスタムセットをトビモノ用のC3-1にセット、「カモ~ンカモ~ンw」とつぶやきながら60コマ連写..正確にはロスト時に一回中断しているが..した。

動体撮影時、左右方向に等速で移動する物体の追尾はそう苦もない話なのだが、手前に向かってやや降下気味を追尾する..右に向かって少しずつ振り下ろしイメージ..のはそれなりに技術を必要とする。ただでさえ近距離ほど見掛け上の移動速度が早い上に、ノスリは両翼を畳んだ辺り(写真2枚目)で加速し始めたので、ファインダーからやや顔を離して、両手だけの動きでスクリーン中央にノスリを捕捉し続ける。

ファインダーにぴったり顔を押し当てていると、腰の動きと連動しないと構えたカメラを素早く振り回せないのだが、腰回りに余裕がないwオッサンにはそんな若い頃のような芸当はできないので、このケースではG9 PROのファインダー倍率を0.7倍に下げて、スピードファイダー的に使うのがベター。

以下はそこから抜粋した一連のカット。60コマ中で完全にピンを外したカットは3枚で、やや甘カットが6枚、合焦率は85%といったところだ。さすがに空抜け青バックで被写体のコントラストも高いので、被写体の移動速度が加速度的であっても、コントラストAFにこだわるパナのDFDの面目躍如といったところか。

設定は以下の通り。明るいのにISOが無駄に高いのは、このちょっと前に林内でコジュケイを撮ろうとしていてAUTOに戻し忘れたため。

焦点距離 換算800mm
絞り F8〜F9
ISO 1600
シャッタースピード 1/2000〜1/2500
連写 メカシャッターで連続9コマ
オートフォーカス AFC
オートフォーカスモード カスタムマルチ
AFエリア 最大
AFカスタム設定 設定2

ちなみに背景が込み入っている場合は、AFカスタム設定は設定2をベースに、AF追随感度を-1にして少し我慢して粘る方向に振るのがイイ感じである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ところでこのノスリがなんで突然人のいる方に寄ってきたのかだが、車があるのは判っていたので恐らく人もその辺にいるものと思い込み、そこから少し離れた目立つカラマツに留まって探餌しようとした、まあそんなところだろう。

ちょうど拙者が車から離れた位置に立っていた..カメラ持って付近をうろついていたため..のと、奴さんから見てこちらが逆光であったことで、どうも人が立っているという認識が無かったようである。

なのでこちらもそれなりに捕捉し続けられたのだが、途中で「わっ、人だ!」とばかりに気付いて急遽反転し、慌てて遁走に移っていくという流れ..写真11枚目で「おぉ、危ねぇ危ねぇ」とか何とかブツブツ言ってるっぽい..になっている。

突然目の間で反転されたために捕捉しきれなかったのが写真5〜6枚目で、この後一旦1秒ほどロストするのだが、再びキャッチした時点でDFDがすぐに復帰したのが写真7枚目..実際は一つ前に左翼が半分だけ写るカットがある..となる。

そう言えば、最近はトビモノを撮る際にドットサイトをカメラの横に装着するのが流行っているようだが、オッサンは昔ながらの直焦点の方が歩留まりが良くて楽である。

ピント位置を少しずつづらしながら一度に撮影してくれるフォーカスブラケットは便利である。

露出に関してはRAWであれば後から調整が効くものの、ピント位置だけはどうにもならない。あらかじめ複数のピント位置を抑えておけば、後から自由にカットを選べるわけで、被写界深度の浅い一眼デジカメではあるとないとでは手間が違うのだ。

フォーカスブラケットがない時代でも、複数のカットをコンポジットするのはブツ撮りの世界ではスタンダードな撮り方である。三脚に載せてカメラを固定し、商品の手前から奥までピントをずらして撮影、Photoshopにレイヤーで取り込んで合成するという流れだ。

さらにフィルム時代なら、専用のシフト・ティルトレンズを使って、光学的に結像範囲をコントロールすることで同等のことを実現していた。バイテンやシノゴなど大判カメラに蛇腹の機構が付いているが、あれも原理的に同じことをするものである。

もちろんデジタル全盛の現在においても、シフト・ティルトレンズはその道のプロ御用達で需要があるのだが、特機的な機材でもあるため高価である。昔はキヤノンのTS-Eの90mmを使っていたが、うちのような零細田舎フリーランスには新型は減価償却的に手に余るので、今は端から問題外だ。

そしてようやく本題の話。実はフォーカスブラケットだけだと、ピント位置をずらした写真が複数カット連続して撮れるだけである。もちろんそれでも便利なことに変わりはないのだが、オリとパナの場合、前述の合成作業..Photoshop云々と書いている部分..まで撮影時にやってくれる機能も実装されているのである。

それが深度合成だ。オリの場合はそのまま深度合成で、パナの場合は6K/4Kフォトの機能の一つとして実現している。後でも合成作業はできるとは言っても、手間を考えると時間があればその場で済ませたいのが人情というものだろう。

LUMIX G9 PRO / LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.

上の写真は2mの距離から280mm相当で撮影..スタジオの物撮りでこんなシチュエーションは想定外だが..したもの。レンズ先端にピントを合わせるとボディのネームはボケてしまう(写真左上)。逆にボディにピントを合わせればレンズ先端はボケる(写真右上)。これをフォーカスブラケット後に深度合成することで、手前から奥までピントの合った画像が得られる(写真下)。

絞り込んで被写界深度を深く取ればある程度は結像範囲を広げられるが、マイクロフォーサーズやAPS-Cでは回折現象の影響があるので現実的ではない。絞りを開けて被写界深度を浅くしつつ深度合成することで、対象を強調しながら背景をぼかすといったことも可能になる。

ただ、オリの場合は深度合成を選択して撮影後に即合成となるが、パナは6K/4Kフォトの延長の機能なので、あれやこれや指示した後に動画から画像を切り出す作業が入るせいで処理中はカメラがダンマリ..30秒近く操作を受け付けなくなる..になるのがイマイチ。せめてG9 PROにはオリ同様にJPEGで即合成する機能が欲しい。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S

春から3ヶ月ほどX-H1を使ってきて、製品コンセプト含め画質・基本性能面には満足するものがあり、今やX-T2に代わってメイン機の立ち位置を任せるに至っている。

が、X-T2から性格付けが変わって、タフなフィールド系カメラとして付き合う以上、特に操作周りに関しては微妙に難があるので、そこは一言言っておかねばなるまい。

こんな場末を通り越した田舎もんのブログなど、天下の富士フイルムが見ているとは思わないが、耳障りの良い褒めネタはそう労せずしてネットで拾えるし、カメラ雑誌の提灯記事ではないので、手放しで褒めるというものでもないしね。

以下、番号に特に事の大小の意味はないので念の為。

Qボタンここじゃない
X-T2は位置的に意図して触れない限り見て見ぬふりできたが、X-H1は割と指が掛かる位置にあるので、突然見慣れない表示が現れてビックリすことがある。そもそもクイックメニューなんて使い方が取説読んでも意味不明(誰か便利な使い方教えてケロ)。ネットでググってもほとんど情報がないところ見ると、誰も使ってねぇんじゃねぇの?と勘ぐりたくなる。ここはせめて「使わない(押しても反応しない)」という設定がほしい。
2018/9/5 その後に無事使い道を見出した
EVFを覗きながらハイライトトーンとシャドウトーンのパラメータをいじれることに気が付き、その場で感じた通りに色を調整できるのは便利かも。時間が経ってからレタッチするよりは的確なのでね。
AF-ONボタンが小さすぎて押し辛い
世界のケン・ワタナベではないが「フジのカメラのボタンは小さすぎて押せなーい!」と叫びたくなるほど小さい。段差を付けて差別をしていると思われるが、隣のAE-Lボタンのほうが突出していて押しやすい点で意味不明。取り敢えずAEロックなどまったく使わないので、こっちにもAF-ONを割り当ててどちらを押してもAF駆動するように設定している。
フォーカスレバーの位置が微妙
X-T2も同様だが、位置が微妙によろしくない。ここは絶対AF-ONボタンの「すぐ下」が正しい。そういう意味でAF-ONボタンの位置ももう少し右に寄るのがベターだろうね。
セレクターボタンが深すぎて押し辛い
お前の指が太いとか言わないでくれ。とにかくボディに埋め込み過ぎで押し辛いことこの上ない。特に冬場に手袋していると操作はなかなか厳しい。それに素手だと右手親指にあかぎれが起きやすいwので痛いのである。ここは明らかにX-T2から退化しているぞ。
視度調節ダイヤルがすぐ回っちまう
カメラバッグから出し入れする際に勝手に動いている時がある。もうホントこれは何とかしろと声を大きくして言いたい。他のダイヤルにはロックが付いているのに、何故視度調節ダイヤルにはないのだ。こんなもの一度調節すれば頻繁に動かすもんでも無かろうに。X-T1からまったく対処されてないのが理解不能。 仕方ないので今回も引き続きパーマセルのお世話になっているぞ。
アイカップ無駄にデカ過ぎ
アイカップだけの問題ではないが、LCDを起こしてローポジションまたはローアングルに構える時、ライブビュー映像が見えにくくなるのがイマイチ。そもそも眼鏡使い..ハ◯キルーペではないぞw..にこんなデカイ遮光は効果ないし、押し付けないと全視野が見えづらい。カメラバッグにしまう時も引っ掛かって邪魔。取り敢えずX-T2のもの(EC-XT M)に交換することで対応しているが、デカイ方をオプションにしてくれやい。
フロントコマンドダイヤルそこじゃないっしょ
EOSとパナに慣れているせいか、この位置だと通常の撮影時に操作するのはほぼ不可能だと思うが、他の人はどうなんだろうか。どうせ配置するならEOSやパナのようにシャッターボタンの手前でしょ。但し、縦位置に構える時にグリップ側を下にした際には操作できるので、リアコマンドダイヤルと同様に露出補正を割り当てると、それはそれで便利ではあるけどね。
フォーカスモード切換レバーもそこじゃねぇし
Xシリーズ共通なのだが、シングルAF(S)とコンティニュアスAF(C)の切り替えレバーがボディ前面の向かって右下にあるのが理解不能だ。モードを切り替えるのにいちいち左手を使わないとならないとはこれ如何に。確かナイコンも同じ位置にあった..写真はF4だが確かに同じであった..と思ったが、撮影中に交互に切り替えるとかそういう操作をまったく想定していないのが不思議だ。モード切り替えはパナのように右手親指で操作できる位置にあるべきだろう。想像だが、フジはデジタルカメラ黎明期にFマウント互換機を造っていたので、その時の名残じゃないかと勘ぐってみたりして。

ちなみにもっとふざけた操作を要求するのが天下のプロ機EOS-1Dだ。左手でボタン2つを同時に押して尚且右手でダイヤル操作で選択という「ctrl+shift+option+commandでさらに英字のPを押す」みたいな操作だったはず。もうアホちゃいますかって感じだったねw

バッテリー容量少なすぎ
Xシリーズ系は今に始まった話ではないが、とにかくバッテリーが保たない。X-T1の頃から型番が変わってなくて..多少容量はアップしているが..使い回しができるのはありがたいのだが、1本フル充電でも1日300枚も撮れないのは何とかして欲しい。メーカーのソリューションとしてバッテリーグリップを付ければ3本のバッテリーで運用できるというのがあるが、いやいやそれじゃせっかくのミラーレス機が重くなっちまうでしょ、と声を大きくして言いたい。X-H1でバッテリーの仕様を刷新する良い機会だっただけに、実に惜しい話である。

まあ、すでに慣れてしまって今のままでも現状問題ないものもあるが、少しパナのG9 PROを見習えって感じがしないでもない。G9 PROは..GH3以降のGH系も同様..AF関係の操作系が1ヶ所に集められていて、カメラ構えてファインダー覗きながらでも右手親指で操作できるので使いやすいのだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

個人的な好みもあるが、パナは昔から業務用カムコーダーを作っているだけあって、フィールド系カメラとしての操作系はいちいち理にかなっている。

デザイン性を優先するのはX-ProとX-Tに任せて、X-Hはフィールド系カメラとしてもっと操作性に重きをおいて設計して欲しいね。フジとしてX-H1にそういう設計思想を込めているのはよく判るので、次機種ではさらなる現場志向を目指して欲しいぞ。

先日デジタルカメラのファームアップの話を書いたが、ペンタことペンタックス(現リコー)が興味深いサービスを始めた。

それは「K-1アップグレードサービス」というもので、どうやらカメラ内の基盤を交換するという話である。PC的に言い換えればマザーボード交換とでも言うべきもので、ソフトウエアのファームアップではなくハードウェアの換装という荒業である。

作業的に当然ユーザー自身の手によるものでなく、ペンタのSC送りになるようだが、メーカーの手間暇は相当のものだろうと推察する。果たしてユーザー有料負担分だけでペイできるものなのか、何とも判断つかないサービスである。

面白いのは型番はIIと付く新モデル..K-1がK-1 MarkIIになるわけだ..なのに、製造番号は元のままという点。新モデルに中身は入れ替わるのに、修理扱い的なサービスであることは、SC対応であることからも判る。

もちろんこれがすべてのモデルで有効なのではなく、K-1に限ったものというマーケティングの側面を匂わせる部分があるが、それでも理由はともあれメーカーにしてみれば営業的には大英断だったろう。

そしてペンタついでではあるが、話の本題はこっち。現役プログラマーとして興味深かったのは、カメラを外部..USBまたはWi-Fiで..から制御するAPIをSDKとして公開するというサービスだ。

APIはアプリケーションプログラミングインタフェースのことで、ソフトウエアどうしが通信する手段を取り決めて公開するものだ。このAPIの仕様に基づき動作するソフトウエアを開発することで、外部からペンタのカメラを制御できるということを意味する。

スマートフォン用にはリコー謹製の純正アプリとして「Image Sync」というのが用意されているので、一般的にはそれで用は足りるはずだが、独自にカメラを制御できるアプリ開発が可能となれば、商業的に色々展開を考えられるのではないだろうか。

例えばInstagramにTwitter、Facebookなど複数のSNSと連携する場合、今なら個々のサービス毎にシェアするような作業が必要になるが、画像にクレジットを挿入しつつそれぞれに適切なフォーマットに変換してアップするというようなことが、一回の作業で完結できる..一旦自前のWebサービスを経由する必要はあるが..ようになる、などなど。

SDKはスマホ用にiOSとAndroidの他、PC向けに.NETとC++も用意するとのこと。このAPI公開は是非他のメーカーにも波及して欲しいね。ガラパゴス仕様はレンズマウントだけで結構だ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ご近所コゲラはまだ抱卵中らしい。今日は餌を探しているオス..見えたら幸せの赤パッチが見える..を近くの雑木林で見かけた。

朝なので林内は陽も差さずに暗いのだが、G9 PROのAFはそこそこ食いついてくれている。ただ、少しでも測距点を外すとすぐに背景に持っていかれるのはパナのDFDの悪癖なので、このケースでは測距点のサイズをあまり小さくしないほうが良い。

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朝も早からカッコー、カッコーの連呼に叩き起こされた。やたら音源が近いので眠い目を擦りつつ窓辺から探すと、隣家の長老宅のヒノキのてっぺんで鳴いているようだ。

というのもこの時点では暗くてよく見えていない。それもそのはず、まだ朝4時の日の出前..東に赤城山を背負った赤城高原の日の出は平野部より1時間遅い..であった。そのまま寝ようと思ったものの、三拍子の調子にすっかり覚醒してしまったので、仕方なく朝のデスクワークへと向かった。

窓を開けていると、カッコウの大きな声が仕事場に流れ込んでくるが、しばしその初夏を告げる三拍子に聞き入る。程なく、今度はそれに負けじと近くの雑木林からホトトギスの声も聞こえてきた。どうやら赤城高原にも渡ってきたようである。

という事で、赤城高原でのカッコウとホトトギスの今シーズン初認は家の中でコンプリートw

ちなみにカッコウは例年より2〜4日程度、ホトトギスに至っては一週間近く早い渡来だ。ツバメやサンショウクイ、キビタキなどはそう変わりはなかったが、トケン類に関しては動きが早いようだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

カッコウは一旦去ってしばらく遠くで鳴いていたが、5時頃に戻ってきて再びヒノキで目覚まし時計を始めた。

ホトトギスを除く他のトケン類同様、カッコウは鳴く時にあまり長い間嘴を開かない。なかなかそこを狙って撮影するのは人の反応速度では難しいが、連写番長のG9 PROで20コマを連写すれば、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる式に撮ることが可能だ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

例によって手持ち動画も押さえておく。結構見上げだったが、窓辺を利用できたので800mm相当でもそこそこ揺れを抑えることができた。

G9 PROの動画のノイズ処理はGH5と同等だ。逆光なのでプラス3補正を加えているが、静止画の場合ほどノイズは目立たない。

連休明けてから連日雨模様で、先週末は夏日だったのが嘘のように気温もグッと下がって朝は特に寒い。さすがにこの季節に10℃を下回ると、ストーブとフリースの出番復活である。

近所のヤエザクラも連休前に満開になっていたため、ここ数日の雨のせいもあってほとんど散ってしまった。写真はまだ勢いがある時のものだ。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

G9 PROやX-H1は、従来機に比べて大きくなったとの評..良くも悪くもね..を耳にするが、撮影はカメラボディだけで完結するものではない。交換レンズあっての写真なのである。

よく比較対象になるソニーα7シリーズがいくら小型..驚くことにフルサイズなんだよね..と言っても、その性能を引き出すためのレンズはどれもこれも巨大なものばかり。結局レンズを含めた撮影時の総量で比べれば、αはかなりガサのある巨大なシステムなのである。

昔のウォークマンなど見ていれば判るが、ソニーはデバイスメーカーの側面もあって、小さいスペースに可能な限りメカやエレキを詰め込むことに妙な使命感とも自負とも判らない挟持があるようだが、人が手で操作する道具には下限があるということを判ってない。

それに4K/60Pが求められるこの時代において、α7はスペースをすべて潰してしまったことで放熱問題をクリアできていない。しかも設計に余裕が無いのかシーリングも中途半端で、雨天の使用時に雨の侵入を許すという、カタログに踊る防塵防滴性能が何とも虚しい看板倒れ状態だ。

ちなみに某C社の場合、最初のミラーレス機であるEOS Mを出した時、何を勘違いしたかフルサイズレンズが装着できることを、あろうことかTVCMで喧伝して失笑を買っていた。そりゃそうだ、小型化が求められているミラーレス機に、何が悲しくて巨大なレンズを装着しなければならないのかw

道具は必要以上に小型化すれば必然的に使いづらくなるのは自明の理。ミラーレス機を牽引してきたパナやAPS-Cが主力のフジだが、どちらもいつか来た道とばかり、G9 PROとX-H1で路線を正しく戻してきた。もちろん小型ボディをそれぞれラインナップした上でね。

小さくすべきは小さくあるべきだが、意味のない小型化はユーザーに恩恵はないに等しい。何が何でも小さければ良いってもんじゃないって話だ。

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