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24日の白樺峠はサシバ4000羽超えだったとか。過去データを見る限りこの10年では最多ということになる。こういうデータの連続性は連日観測している関係者のお陰あってこそだ。

そして北海道からはツグミ到来の報告例が上がり始めた。ツグミは本州だと11月遅くに姿を見せる冬鳥の中では最終ランナーなのだが、北海道に意外に早く姿を見せる。

冬鳥も最終的な越冬地にまっすぐやって来る種もいるが、多くは餌となる植物の実が確保できる場所に留まり、無くなり次第本州へ降りてくることになる。年によって来たり来なかったりするように見えるのはその為だ。

LUMIX GH6 / Swarovski STX95 / 4K120P静止画切り出し

写真は雨の日のキジバト。記事とは関係なく渡り鳥ではないので念のため。

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G9 PROの動物認識AFは遅まきながらも気が付いてからは便利に使っている。

E-M1Xは欲しいという知り合いにちょっと前に譲ってしまったので、手持ちのカメラではG9 PROが唯一動物認識AFを備えていることになるが、細かいこと言わなければ性能的にはE-M1Xのそれと大差ない感じだ。

E-M1Xにはそれなりに稼がせてもらったが、新コロナ禍で業務内容を変えて以降は撮影依頼の仕事を受けなくなっているので、特にこの一年は稼働率が落ちているのと、仕事で使わないとなるとやはりあの大きさのカメラは持ち出すのにためらいがw

E-M1Xの握り心地はなかなか気に入っており、車脇で使う分には別に大きくても良いのだが、アクセサリーなど取り外せば小さくなるほうが合理的ではあるので、同じOM-DならE-M1Mk3のほうが出番が多くなるのは自明の理だ。

とは言えG9もE-M1Mk3もバッテリーグリップ的なアクセサリーは使っておらず、マイクロフォーサーズ本来の小さく携行を最優先としている。

OM-Dの次の新型がグローバルシャッター搭載という噂を耳にするが、ガタイがE-M1Xのような一体型でないことを期待したいね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ノスリが見ている先にのんびり歩くキジバトが。と書くとあたかもノスリが獲物として狙っているようにも見えるが、実際はノスリがキジバトを襲うのはレアケースである。

飛んでしまえば飛翔速度はキジバトのほうが早いのと、そもそも猛禽類が地上を歩く鳥類を待ち伏せ方式で狩るというのはなかなかハードルが高いのである。

鳥を襲うならオオタカやハイタカのように物陰からいきなりさらうか、飛んでいるところを上から急降下して襲うのが常道だ。

何よりノスリが待ち伏せ猟で狙っているのはノネズミかモグラなどの地上性の小動物である。

ちなみにこの時もG9 PROの動物認識AFはどちらもキッチリ認識していた。特にキジバトは見え隠れしながら歩いていたが、鳥と認識できる形になるとAF枠がすぐに現れて追随していた。

4K、8Kと騒がれて久しいが、いつ頃世の中には普及するんだろうね、という話をよく聞かれる。この質問の真意はいつ頃「テレビ放送」されるのだろうか、という意味で概ね間違いないだろう。

が、そういう意味ではテレビ放送が2011年のFHD化(いわゆる地デジ化)のように、国策で一気に押し進むようになることはない無いと見て良い。少なくても私の世代が現役でそれを迎えることはない、というのが個人的な見解である。

私らは言わずと知れたテレビ世代であり、テレビ放送が国民的娯楽だった時代に観て育ってきている。が、インターネットが普及してから以降、何かコンテンツをモニターやスクリーンで愛でて楽しむという行為は、今やテレビという枠に囚われることなく、PCやスマホなどスマートデバイスに様々に広がっているのである。それが今日テレビ放送業界で嘆かれる、視聴者のテレビ離れの原因の一つに他ならない。

話を4Kに戻すが、面積比で2倍の4KはFHDの4倍の情報量を持つ。この膨大なデータ量を現在地デジに使われている通信帯域で出力する事は不可能なため、ここを解決するために国策の発動となるのだが、2011年の地デジ化でそれをやって国民に負担を敷いたばかりでまた同じことを行うのは、いかにも国民を愚弄するというもの。そこで業界こぞって期待するのが映像コンテンツ最大の祭典、東京五輪であろう。

ちなみでここ言う業界とはテレビ放送業界のことではなく、4K・8Kテレビを買って欲しいメーカー各社のことである。何しろ地デジ化特需の最大の恩恵を受けつつ、その後の買い控えの影響で業績不振に陥っているのはそのメーカー各社なのである。4Kテレビを何としても買って欲しい業界にとって、東京五輪は心待ちにするイベントなのだ。

が、その4K・8Kの普及で、一番被害を被るのはその為の過剰な設備投資を求められるテレビ局であり、テレビ離れがより深刻になると思われる未来において、どうしてそんな投資をしなければならないのだというのが本音だろう。テレビ放送が4Kになったからといって、視聴者が急にテレビの前に戻ってくるほど甘いものではない。見飽きたお笑い芸人の顔を高画質で観て何が楽しいというのだ。

つまり4K普及の鍵は、その高画質を活かせるコンテンツの提供にかかっているということだ。放送で流せない..一応、2020年迄のロードマップでは可能となっているが、それは対外的な問題である..となると、ではどこで4Kコンテンツを観るのかという話になるが、それが可能になるのはケーブルテレビやインターネットでのVODサービスが今のところ有力である。

VODとはビデオ・オン・デマンドのことで、試聴する側が観たいときにコンテンツを選んで観るというサービスのことである。BS波で放送している有料サービスのWOWOWなども、インターネット上でVODサービスを行っており、同様に既存のテレビ局でも少しずつ試行錯誤が始めっているところだ。

そして普及に向けたもう一つ鍵が、DVDやBlu-rayと同様のディスクメディア規格である「Ultra HD Blu-ray」だろう。前述のVODサービスがあれば十分だろうという向きもあろうが、金を払ったコンテンツを手元に置いておきたいという購買心理と同時に、通信帯域を気にせず本来の高画質を楽しめるという点では、Ultra HD Blu-rayに分がある。

もちろん、規格が決まってもそれ相当の優良コンテンツを提供できなければ後がないという点では、放送と同じであることは言うまでもないが。

20150809

7月に入ってからキジバトがヤマボウシで子育てを始めて、しばらく様子見..というか今回は意図的に無視していた..していたが、残念ながら今年も失敗に終わった。巣を造った枝も昨年とまったく同じ場所で心配していたが、今年もノラにやられたようである。雌が抱卵中に雄がよく家の前の電線で鳴いていたが、そういう行為を見逃さないのが野生の世界なのだろう。

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関東地方の平年並みにホトトギスが15日、カッコウは先日19日に赤城高原にもやって来た。深夜早朝ところ構わずトッキョキョカキョク、カッコー、トッキョキョカキョク、カッコーなどと賑やかになってきて、今朝も寝室の窓際で盛大にカッコウに鳴かれ、当分は目覚まし要らずの生活になりそうだ。

近所の話ではないが、一昨日だったかアカショウビンの鳴き声も聞いているので、これで考えうる夏鳥すべてを今年も確認したことになる。

20150520

夏鳥ではないキジバトは通年繁殖OKの変わり種、という記事を書いたのが昨年の今頃だが、さすがに赤城高原では冬季の繁殖は確認されていない。トケンに紛れてこちらも朝早くからデデッポーポーとよく鳴いているので、今年も家の周囲で子育てしないかと注意して見ている。

会う人会う人にその後キジバトはどうなったかと聞かれ、その度に答えるのは面倒なので、とりあえず結末を書く。結論から言うと営巣は失敗に終わった。

原因は何とも釈然としないのだが、夜に居間でテレビを見ながらプレゼン資料のベースを書いていたところ、駄犬が二声ほど鳴いた。そしてその数秒後に、キジバトの巣があるヤマボウシ付近からバサバサと鳥が飛び立つ音がして、カーテンの隙間から外を覗くが、夜であるため何事かは判らずじまい。朝になって仕事場から巣を見るとすでにもぬけの殻で、2つあった卵も付近には落ちてないという状況であった。

考えられるのは何者かに襲われた可能性が高い。それもあの夜のあのタイミングであるのは間違いないだろう。何者かについてはまあ十中八九、Sちゃんちのクロ..よく庭を通り過ぎて行く近所の飼い猫..だろうな。うちの駄犬は喧嘩上等なところがあるので、見知らぬものにはめっぽう吠える..タヌキとかノウサギとかだと大騒ぎなのだ..クセがあり、先日はそれが二声、それも甘えるような調子だったので、お気に入りのクロだったとみて間違いないだろう。

20140623

主のいなくなったキジバトの巣を下から見たところ。もともとそんなに凝った巣を作るタイプではないが、この巣は過去見た中では最も粗雑で手抜き感漂うものだ(苦笑)。

放棄したであろうその翌日に、1羽が巣材を入れているの見たのだが、結局その後は音沙汰なし。他でやり直しているのかどうかも不明だが、雄と思われる個体は今日もデデッポーポーと呑気に電線で歌っている。

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そろそろか

2014/6/19

月初に営巣始めたキジバト。窓の一番東端まで寄ると、ヤマボウシの花と一緒にフレームに収めることができた。

20140619

抱卵期間は2週間ぐらいのはずなので、そろそろ頃合いかと思いつつ、時々様子見。四六時中ビデオを回しているわけではないのだが、抱卵交代をしているシーンが一度も映らないのが不思議。日中もう1羽は近くの電線でデデッポーポーと鳴いているのだが、朝早くとか夕方とかそいうタイミングなのかな。

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転卵のために夜も起きる必要があるので、抱卵中は昼も夜もないのだろう。あとで動画を見返すと、案外うたた寝していることが多い。

GH4以降、物撮りなど仕事でも電子シャッターをよく使うのだが、確かによく写る。動画も4Kデータということを割り引いも、切り出し静止画でここまで羽毛が見分けられるのは驚異的だ。これから、いやすでに写真の世界での仕事の有り様は、急激にそしてドラスティックに変化していくのだろう。

(上の画像は4K動画からの静止画/下は電子シャッター使用)

庭のヤマボウシで初めてキジバトが営巣を始めた。仕事場の窓からブラインド越しに覗きこむと、卵は2つであった。

最近、ヤマボウシによくキジバトが止まって、デデッポーポーと鳴いているのに農作業中の家人が気付いた。庭の畑によく降りているのを見かけていて、巻いた豆が芽を出さないのは連中の仕業ではないかと農夫は勘ぐっているのだが、直接現場を抑えたわけではないので何とも言えない。

農夫の心配の通りハトといえば豆を連想するのが定番ではあるが、キジバトは昆虫なども採餌するので雑食系の鳥である。そんなキジバトが他の鳥と異なる点は、繁殖期がほぼ通年であるということだ。

猛禽類を除けば、一般的に鳥類はタンパク源を昆虫などに頼るため、その昆虫の発生時期である初夏から夏にかけて子育てを行う。ところが、キジバトは雛にピジョンミルクなる自身が分泌する..これは雌だけでなく雄も作り出せる..タンパク質と脂肪を含む栄養素を与えるため、必ずしも餌資源として大量の昆虫を必要としないのである。親さえ餌が採れていれば、仮に真冬でも本州以南であれば子育てができるのである。ちなみにフラミンゴも同様な分泌物を与えて子育てをすることが知られている。

キジバトというか、ハトの仲間が他の鳥と違う点はもう一つあって、それは水の飲み方である。一般的に鳥は嘴に水をすくうと、頭を持ち上げて喉に流し込むという動作を行うが、ハトの仲間は嘴を水につけたまま吸い込むことができるのだ。雛のうちに親鳥の口の中に頭を突っ込んで、前述のピジョンミルクを摂取することから、流動物を吸い込むという動作が普通にできると考えられる。

20140605

仕事場にいる時は、簡易ブラインドを窓に垂らして、4Kカメラでインターバル撮影を試みている。常時シャッターチャンスを狙うほどヒマではないので、この撮影方法はなかなか便利である。以前ならビデオカメラの出番なのだが、静止画の切り出しはそれなりになってしまうので、これからは4Kカメラの出番が増えそうだ。

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