カテゴリ : 鳥獣・環境問題

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廃プラ問題

2020/7/2

昨日からスーパーやコンビニでのレジ袋が有料化となった。

レジ袋は道端に落ちているのをよく見かけて辟易するが、それら打ち捨てられる廃プラは以前から環境問題やゴミ問題としてやり玉に挙がっていて、それが今回まずはレジ袋がターゲットにされた形だ。

有料化と言ってもせいぜい3円程度の負担なので、廃プラに起因する環境問題など意識の片隅にもない人にとってはほとんど関係ない話だろう。初日なので6割程度はマイバッグ持参という感じだったようだが、時間が立てばせいぜい良くて半分じゃないかな。

マスクしていないことを文句つけるマスク警察のように、マイバッグを携行せずにコンビニ入ったら文句を言うマイバッグ警察とか出てくれば良いのだが、なぜか環境問題絡みになると知ったことか的な態度に落ち着いてしまうのは気に入らんのう。

実はこの廃プラの問題、今回はレジ袋が人身御供にされた形だが、これは目に見えて分かりやすいという理由でターゲットにされていることはセクシー担当大臣の環境省も認めている話だ。

国内の廃プラは年間約900万トン排出されるらしいが、このうち半分の約400万トンが様々な包装資材向けであり、レジ袋はさらにそのうちの20万程度に過ぎないため、やらないよりはやったほうが良いが、決定的な廃プラの減量につながるものではないのである。

それよりスーパーの生鮮品のトレーや包装、コンビニ弁当の容器、ストロー、菓子類など小分けに使われる包等々、論えばきりがないほど世にあふれる過剰包装とも言うべき包装資材をどうにかするほうが、廃プラにまつわる環境問題には効果が高いのは間違いない。

ただ、店頭で販売するもので特に人が口にする食品については、新コロナの影響もあって今となっては逆に過剰包装であるほうが効果的であることは否めず、何ともタイミングの悪い話であるのもまた事実だ。

まだまだコストは掛かるが、近頃では畑のマルチにも使われだした生分解性プラスチックの利用促進など、国がもっと本腰を入れて対策していかないと、社会全体で廃プラの減量につなげるのは一朝一夕とはいかないだろうね。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

朝から晴れ渡った赤城高原にアキアカネの第一陣がやって来た。昨年は7月3日だったので、まあ平年並みと言ったところである。

来たばかりで警戒心マックスなので、望遠レンズで少しづつ距離を詰めながら狙ってみた。

さて、下界から避暑トンボがやって来たということは、今年の梅雨明けは昨年みたいにちょっと早いのかも。

相変わらずどんよりとした天気模様で薄ら寒い日々が続いている。一時は仕事中は半袖短パンまで軽装になっていたのだが、長袖長ズボンのすっかり春の装いに逆戻りしてる。

雨が降って日が差さないだけならそれは梅雨の天気なのでそんなもんだが、とにかく気温が上がらないのでもはや天候不順と言ってもよい。近所の畑を見ていても作物の生育が遅いのは明らかで、契約農家はどこも皆頭を抱えているようだ。

そんな中、ロシアのシベリアにあるベルホヤンスクという町で、昨日なんと気温が38℃まで上昇したらしい。これは最高気温の平均よりさらに16℃も高いとのことで、北極圏では観測史上最も高い記録になるとのこと。

昔、アラスカを旅した時に内陸部のフェアバンクス..ほぼ北極圏の緯度だ..でも35℃くらいまで暑くなることがあるとは聞いたことがあるが、正直なところ極地でのその気温の上昇はなかなか想定しづらいものがある。

それでも、地球温暖化の影響で極地の氷が溶ける海面が上昇し、沿岸部のイヌイットの村が波に洗われて水没の危機にあるというのはよく耳にする話で、加えてシベリアやアラスカの永久凍土までもが溶け出すと、ツンドラの大地が泥炭湿地と化して、カリブーなど極地で生活する生きものにも何らかの影響が出てきそうだな。

ロシアと言えば、同じくシベリアのノリリスクでもツンドラ融解によって火力発電所の施設が傾き、2万トンの燃料が漏れ出して周辺の環境を汚染するという事故が起きていて、これは現在も進行中である。

米の花札野郎が常々地球温暖化などフェイク・ニュースだとほざいているが、こうした事実から目を背けていては、後世に残すべきものが解けてそして消えて亡くなってしまうぞ。

この秋はその米大統領選があるわけだが、差別問題や大統領としての資質云々もさることながら、また4年も花札野郎が米を引っ張ることになるようだと、地球温暖化による悪影響は手遅れになりかねないな。

Canon EOS-1V / EF70-200mm F2.8L IS USM

秋色に染まるアラスカのツンドラを征くカリブーの群れ。

アラスカの大地を風のように季節移動するカリブーを、極北の旅人と言ったのは星野道夫氏だったかな。

こんな景色を後世にしっかり残していくべきだ。

現在進行系で拡大の一途をたどる新型コロナウィルス騒動のまさにその感染源と疑われているのが、中国の伝統的なジビエ食「野味」だ。

SARSの時などはコウモリが疑われていたが、今回はどうもセンザンコウが怪しいという話である。四つ足なら机と椅子以外何でも食べるとまで言われる大陸の人たちなので、その信ぴょう性の高さもさもありなんだろう。

いわゆるゲテモノ食いという食習慣は何も中国だけに限った話ではないが、野に闊歩する生きものを片っ端から食ってしまうというのは、現代の感覚ではなかなか受け入れられないだろう。

しかし今回の大騒動を受けてさすがに当局も危機感を募らせたのか、感染の温床となる野生動物の取引と摂食を全面的に禁止すると決定したようだ。

北海道に渡来していたシマアオジが激減..というか国内の繁殖例はほとんど無くなってしまった..してしまったのも、渡りの途上で彼の地でカスミ網に掛かって食われてしまったという例が報告されていたが、不幸中の幸いとして、この措置によって少しでも大陸経由で移動する渡り鳥達に光明が差すことを願ってやまない。

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ホオジロは留鳥なので一年中見かける普通種であるが、子供の頃に比べるとやはり減っている印象はある。

食糧難の時代以前、まだカスミ網が適法だった頃ならいざ知らず、現代の国内において減少する要因は環境の変化ということになるだろうか。

開発で空き地が宅地や農地に変わったり、河川敷が改修されたりと種類によっては鳥たちにとって住みづらい世の中に変化してきているということかな。

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神田川にタヌキが落ちていてどうにか助けられないかというニュースを見た。

管轄としている東京都自然環境課は、野生動物であることと何より状況として自然の状態なので特にするべきことはないというような見解であったが、まさにそれで問題ないと思う。

目の前の状況を人の価値観で判断して可哀相だと思うのは勝手だが、そもそも「落ちている」のかどうか定かではなく、意図してそこにいる可能性もあるし、都会で暮らすことを選んだ生きものなので、入ったのなら出ることもできるはずである。

さらに言えばそこで息絶えた死体を狙っている他の生きもののの存在もあり、少なからず都会なりの生態系が出来上がっているのだから、人が不必要に介在する危うさを懸念する。

もちろん本当に落ちて本人が困っている可能性もあるが、その救助に掛かるコストが果たして美談と釣り合うのか微妙ではないだろうか。

巣から落ちた鳥の雛を可愛そうだと拾ってしまうのと同様、多くは人が自分の価値観を野生動物に当てはめてしまうところから、すべての安っぽい動物愛護が美談化される間違いが始まると見ている。

どんな生命でも違いはないという立派な意見もあるが、絶滅が危惧されるような、率先して保護する指針のある希少な生物と同じようなコスト..金銭的な意味だけなく人的なものも含む..を、すべての生きものにまんべんなく掛けていくことなどそもそもが難しい話なのである。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

枯れたブナをよく突きに来るアカゲラ。下から上までグルグルと見て回るくせに、数日おきに姿を見せて同じことを繰り返している。

それにしても1200mmは近過ぎるぞ。全身入り切らんw

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月初に新潟県魚沼市南魚沼市の診療所の倉庫に、冬眠のために侵入して騒動になった親子グマは、同三条市の物流会社に引き取られ、この冬を同倉庫に設置された檻の中で越すことになったらしい。

一連の対応は、クマ絡みではいつも何かしら一悶着起こす某熊◯協会が画策したようで、今回もその動きが物議を醸しだしている。

そもそも捕獲後に近隣の山へ連れて行って即刻放獣しなかったのが問題だが、信じられないことに親子に餌を与えてしまったという話で、事実ならなんとも浅はかな行為と言わざるを得ない。冬眠の準備に入ったクマはほとんど餌など必要としないことを知らないのだろうか。

少なくとも件の親子は、人里に出てくれば人から餌をもらえることを学習してしまった可能性が高く、来春にどこかで放獣してもまた人里に下りてきて、結局別の事情で駆除されてしまう可能性が非常に高くなってしまった。

クマ対策では素人の行政と、クマの保護活動で何かしらヤッてる感を出したい保護団体とで利害が一致したわけだが、人の餌に執着したクマの末路がどういう運命になるか、保護団体の一時の満足感..可哀想というあくまで人の感覚の押しつけ..が、結局のところはクマのためになっていないことをもっと勉強したほうが良い。

FUJIFILM X-H1 / XF14mm F2.8 R / Velvia

世の中は概ね今日が仕事納めのようで、ビジネス系のLINEとメッセンジャー、それにSlackチャンネルは静かなものである。時折思い出したようにGitの通知が飛んでくるが、それとて平時に比べればかわいいものだ。

拙者も表向きは今日で仕事納めと公言しているが、あまり公私にメリハリのないフリーランス稼業なので、ことは成り行き次第である。

ただ、今年の正月のように短納期のジョブを複数パラで押し込まれる事態は何とか避けられたwので、久しぶりにのんびりと正月を迎えられそうだ。

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スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリ氏が、COP25に参加するため滞在中の北米からスペインに移動するのに、CO2排出量が大きいとされる航空機を使わず、ヨットで大西洋横断をして渡欧したと話題だ。

彼女の一挙手一投足に注目が集まることに大いに意味があると、周囲で応援する人たちは考えているのは間違いなく、彼女自身も広告塔として担がれていることは認識しているはずである。

失礼ながら経済力のない高校生が己一人の力だけで世界を相手に闘うのは無理な話なので、彼女を支援する仲間がいるのは当然であろうし、公の国際的な会議の場で発言すれば当然衆目を集め、これからさらに支援の輪が広がるのは間違いない。

にも関わらず、飛行機に乗らないと言いながら電車に乗っているとか、排ガスが嫌なら馬車にでも乗れとか、SNS界隈で知ったふうな暴言を呟くマウンティング野郎の多いことと言ったら実に情けない。

大事なのは彼女が訴えている話、そう遠くない未来、それも間違いなく起こり得る非常事態に関わる話の内容であって、彼女自身の行動にどこか矛盾があろうがそんな仔細なことはどうでも良く、さらに大人が裏で操っていようが彼女がまだ子供であろうが、とにかく彼女の声に耳を傾けて考え、一歩でも前へ歩を進めて行動することが重要なのである。

地球温暖化の影響と思われる被害を最も受けている国の上位..今年はとうとうトップ..に位置し、そしてその温暖化を助長するCO2排出量の削減目標の達成には程遠い時代遅れの先進国という、なんとも情けないマッチポンプ状態なのが現在の日本である。

外人の女子高生の叫びが気に入らないとか、行動に矛盾があるとか何とか、大の大人がコソコソ陰口叩いている場合ではない。これから毎年のように今年の台風15号・19号クラスが日本列島を襲うことになるかもしれないのだ。

そしてその時その被害の当事者になるのが自分ではないとは誰も言い切れないぞ。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

谷川連峰のマナイタグラのモルゲンロートを、赤城高原から1200mm手持ちで狙う。マナイタグラまで直線距離で30km近く離れているが、この時間帯だとヘイズの影響は少なくクリアに撮れる。

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今月2日からスペインのマドリードでCOP25(第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議)が開催されており、日本からも例のセクシー担当大臣wが出席して演説するということである。

温室効果ガスの急増が地球温暖化の原因であることは様々な研究結果で明らかになっていて、未来のために早急に目標通りの削減対策を実行する..またはパリ協定を遵守する..ことが求められている。

そんな中、東日本大震災の福島原発事故以降、現実的な原発稼働が見通せない日本は、石炭による火力発電所を新設したり、海外に石炭火力発電プラントを輸出するなど、世界的な温室効果ガス削減の取り組みに逆行するような動きをしており、当然のように関係国や世界のNPOからは猛批判を浴びているのである。

人類の英知を持ってしても制御不能な原発や、温室効果ガスの根源たる化石燃料に頼るのではなく、もはや太陽光や風力など自然再生エネルギーを利用する以外に道はないのは明らかだが、それを生み出す自然の猛威にされされているのもまた日本の現実でもあるので、その道を極めるのもまた茨の道ということだ。

iPhone 11 Pro
尾根上に林立する風車群 / 宮城県の三陸海岸

Canon EOS 7D / EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM
海岸段丘上の風車 / 北海道根室半島

自然破壊の象徴としてダム開発が下火になったことで、水力発電に取って代わったのが風力発電だが、その立地場所が北海道であれば海岸線、本州であれば人里離れた山の尾根など、人にとっては都合よくとも先人たる野生の鳥やコウモリたちにとってはストライク問題を引き起こす、エコとは逆の作用のほうが問題とされている。

Mavic Pro
人里近い尾根上に設置された太陽光パネル

東日本大震災以降に雨後の筍のごとく広まった太陽光発電施設は、立地場所が人里近い山や丘の斜面に多く、一度豪雨でもあれば土砂崩れで二次的な人災を生み出す可能性が高い。

太陽光発電と風力発電についてはこれは立地場所が問題なので、前者であれば今以上に個別住宅への設置を補助し、後者であれば安定した風力を見込める洋上発電と併用するなど手はまだある。

何れも電気屋と石油屋の世界メジャーと国策が癒着しているので遅々として進まない..というかやる気がない..のが現状だが、国を上げて本気を出せばそれぞれ十分可能な話である。

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R / CLASSIC CHROME
呼吸する木

今後注目されるのはバイオマス発電である。燃料となる原資は色々種類があるが、例えば衰退の一途をたどる国内林業活性化策との合わせ技で、間伐材による木材チップを燃やして発電する取り組みが各所で進行中..群馬にも東吾妻町に国内最大級の発電施設がある..である。

燃やしてエネルギーを得る以上、バイオマス発電であっても二酸化炭素は排出されるのだが、もともと木が自身の光合成の過程で取り込んだ二酸化炭素であるため、吸収と排出が行って来いのプラマイゼロと考えられるので、いわゆるカーボンニュートラルに位置付けられる。

ただ、安定した燃料を得るための調達コストが高く付く上、何十年という長い年月をかけて徐々に吸収された二酸化炭素が、燃やされてしまえば一気に放出されることになるので、絶対的なニュートラルと言えるかは難しいところだろうか。

LUMIX GH4 / LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 II ASPH./POWER O.I.S. 
大分県九重町の八丁原発電所

その他、日本列島は火山の国でもあるので昔から地熱発電というのも研究されてきているが、これも立地に難有りで、古来よりすでに温泉地として名を馳せた場所ばかりなので、言葉は悪いが既得権益との闘いが大変のようである。

虎屋の小豆

2019/11/9

昨今は空前の登山ブームで、そんな小洒落た山歩きの携行食はチョコレートやナッツ類が人気があるようだが、あんこ好きの我が家では昔から虎屋の羊羹と決まっている。

最近は小分けされた片手で食べられる製品も出ているので、山歩きのお供になかなか良い。

iPhone 11 Pro / 広角 (ポートレート)

虎屋は室町後期創業で実に500年の歴史を持つ国内でも有数の老舗であるが、そんな老舗羊羹の原料となるのが小豆で、実は群馬生産の70%近くをおらが村が占めているのは知る人ぞ知るだ。

ただ、豆類はシカの食害に遭う筆頭なので、電柵で周囲を囲んでもなかなか被害は防げない。

iPhone 11 Pro

電柵を上手く巡らしているHさんの畑(上の写真)は無事に収穫を迎えているが、何の手立ても打っていないSさんの畑(下の写真)はシカたちの食い放題の餌食であった。

まあ今は連中も食い気より色気の時期なので、今のうちに収穫してしまうのが得策とばかり、コンニャク掘りの合間に小豆の収穫も盛んである。

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先月の台風19号の翌日辺りから、SNS上で妙に八ッ場ダムを称賛する投稿が目についた。妙だと思っていたら某党の老害幹事長が御用聞きマスゴミを多数引き連れ急遽視察に訪れ、なるほどそういう話かと腑に落ちた。

八ッ場ダムは吾妻川中流域に建設されている利根川水系では一番新しいダムであるが、地元住民..特には湖底に沈む川原湯温泉住民だ..からの猛反対を受け、50年近くその建設是非が問われきた経緯がある。

尚、記憶に新しいのは2008年に民主党が政権与党になった時に明確に事業中止を打ち出し、その後にすぐに撤回・復活したことだろう。

当初の計画ではカスリーン台風級の被害を防ぐべく治水としていたが、治水など洪水対策は下流域の堤防強化のほうが理にかなっているため、計画途中で利水..下流で飲料や農業用紙など水資源として利用する..に変更している事実があり、いかにも「造ること」を目的としているとしか思えない、無駄な公共事業の代表格としてセンセーショナルに扱われることが多かった。

今回注目を浴びたのは、たまたま試験湛水中だったために通常より多くの貯水ができたことで、本来下流に流れるべき水量を受け止めてくれたという事実誤認によるものだ。

何が事実誤認かと言えば、もしダムが本稼働していれば実際に貯水できた量は多くてもせいぜい30%程度..利水の場合ダムが空であることのほうが大問題だから..に留まり、むしろ満水後にいつ放流すべきかという、逆に下流域にとっては切羽詰まった問題を引き起こしていた可能性が高いのである。

それをさも「八ッ場ダムを造ったことが良かった」といったミスリードで、恣意的・意図的にSNSで拡散しようとしていたのは火を見るより明らかである。何しろそれを裏付けるかのように、拡散されたメッセージは右に倣うかのように「八ツ橋ダム」と書かれていたのだから。

最大譲って仮に八ッ場ダムが下流の水害を未然に防ぐことができたとしても、そもそもダム云々以前より、故郷を湖底に沈められて移住を余儀なくされた川原湯温泉の人々に対して敬意を払うべきである。決して傲った政治家風情の手柄でもなんでも無いこと間違いないのだ。

iPhone 11 Pro

台風一過の後は満水だったようだが、さすがに一ヶ月近く経っているので水位は下がっている。

実は八ッ場ダムは見ての通りまだ建設途上であり、あちこち工事中の状態だ。今回期せずして満水を試験することになったわけだが、実は関係者は内心気が気でなかったという話である。

iPhone 11 Pro

多くを書くことは憚られるが、我々も少々関係している場所であるため、彼の地で楽しそうに記念写真を撮ってはしゃぐ観光客を見るにつけ、何とも複雑な気持ちになる。

今回のことで気がかりなのは、環境破壊と税金の無駄遣いの象徴として公共事業の尖兵から外されたダム事業を、何故今頃になって称賛するよう世論を仕向けているか..民主党政権を貶めるという安っぽい目的もあるだろうが..という点だ。

台風や豪雨から下流域を守ることを錦の御旗として、またぞろ奥山でダム開発事業でもおっぱじめようと目論んでいるのではないか?と勘ぐりたくなるのは考えすぎか。

いやいや、あながち的外れでもないかなと思わせる雰囲気が、現政権には異様に漂っているぞ。増税して景気が悪くなれば、景気対策として公共事業に依存するよう政策を掲げるのは、洋の東西を問わずを昔から頭の悪い為政者の性なのだからね

朝に夕にラッティングコールが響き渡り、日に日にシカたちの恋心の高ぶりが手にとるように分かる。

これが終盤戦になってくると昼の日中でもお構いなしとなって、それはもう雄として本能のおもむくまま必死さが増してくるのである。

今朝など不意にガードレール越しに牡ジカと遭遇..5mも無かったかな..して双方が驚くという状況になったが、間近で見ると今の季節の牡ジカは迫力がある。

ヌタ場で泥を塗りたくって黒々としたその異形からは、夏場にのんびり牧草を食む姿は想像できない。天敵となる肉食獣がいる環境では餌動物という立場は免れないものの、秋はけものとしてシカが唯一本性を垣間見せる季節ということだ。

iPhone 11 Pro

シカに芯をかじられたキャベツ。キャベツはアブラナ科の仲間で和名では「甘藍(かんらん)」という漢字を当てるくらいなので、シカにとっては豆類と並んで甘くて旨い食べ物である。

獲物として認識していた狩猟採集の時代と程遠い現代において、シカは農家にとっては害獣以外の何者でもない。

ただ、こうして道脇まで作物を植えてしまっては防げるものの防げないのだが、そもそも根本的に電気柵の設置方法が間違っている。電気柵と耕地の間には絶対的な緩衝帯が必要なのだ。

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