カテゴリ :

photrest banner

カラスのねぐらは特に固定的に決っているわけではなく、その時々の連中の気分やその年の周囲の状況によって、場所はあちこち移動していく。

この秋は近くの谷に集まっているようで、朝に夕に家の上空を賑やかに行ったり来たりしていく様が見られる。数も日に日に増えて、近頃は200〜300羽はいるのではないだろうか。

朝に出かける時は三々五々バラバラと散っていく感じだが、午後早くには畑脇の電線にズラッと並んで、風乗りなどして遊んでいる姿を何ヶ所かで見かける。

そして日が暮れる頃に各グループが徐々に集まりだして、ねぐらへと帰っていくのである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

日々飛行コースが安定しないので、何回かチャレンジしてようやく夕焼け空に飛び交うさまが撮れた。

望遠ズームのワイド側いっぱいに引いて撮っているが、実際はこの10倍以上が同時に飛んでいる。それも毎日ね。

カテゴリ:|タグ:

北海道のシマエナガが人気のようで、可愛いイヌネコ写真と同じ扱いで、本屋の写真集コーナーに似たような本がわんさと並んでいる。

本州のエナガとは目の上に黒い縞があるかないかの違いなのだが、そのチヤホヤされ具合に雲泥の差があるのは釈然としないぞ。でも、シマエナガなんて斜め後ろから見たらざんばら髪の落ち武者みたいだ、って言ったら怒られそうで怖いw

ちなみに縞があるほうが普通のエナガ、縞がないほうがシマエナガというのは知らな人には妙な話だろうが、シマエナガのシマは縞ではなく島を指す。そしてこの場合の島とは北海道のことであり、シマフクロウのシマも同じ意味である。

よく勘違いされる種に、国内ではシマエナガ同様に北海道にのみ生息するシマリスがいるが、シマリスは漢字で縞栗鼠と書き、文字通り背中に縞があることからそう呼ばれる。

知ってしまえば何ということもないが、生きものの名前の由来は奥が深いのである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ということで、我が家にやって来るエナガたちは、世間のシマエナガブームなど知る由もなく、今日もせっせと重力を無視しながら虫の卵探しである。

多いときには群れをなして日に数度やって来る。最初は5〜6羽だったのが、最近は20羽近い群れに膨れ上がっている。

シジュウカラとヤマガラもコゲラなど引き連れ混群でやって来るが、エナガはほぼ単独で群れを形成しているのが興味深い。どちらも探しているものは一緒なのにね。

カテゴリ:|タグ:,

ツグミ達がぼちぼち家の周辺に定着し始めた。しばらくはさらに南への通過個体群だったようで、声を聞いたり聞かなかったりが続いていたが、ここ数日は終日よく声を耳にするようになった。

こんなに越冬個体の定着が遅い年は初めてだが、今年の季節の動きを見る限り、まあこんなもんかと思わざるを得ないけどね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ISO12800

ツグミの話をしておきながら写真はジョウビタキの雄。

例のごとく日の出前の林内なので、一般的にこの暗さでシャッターを切ることはまずないが、今どきのマイクロフォーサーズのISO12800でもこのくらいのサイズなら何とか見られる。まあ結構ノイジーではあるけどね。

シャッター速度は1/20なので、尾羽根を上下に絶えず動かすジョウビタキの場合、800mmの手持ち撮影では手ぶれ・被写体ぶれ必死の状況だが、この時は奇跡的にピタリと止まった。

AFもややゆっくりではあるが正確に動作して、目にジャスピンだから恐れ入る。さすがEV-4の低照度測距を誇るG9 PROである。

赤城初冠雪

2018/12/9

裏山が今シーズン初冠雪となったが、例年に比べるとやはり一ヶ月近く遅い。上越国境も終日雪雲の中だったので、これでようやく本格的な冬シーズン突入であろう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

今日はシメが家の周りを終日ウロウロしていて、特に例年餌台を立てている辺りに執着していたので、昨年来ていたのと同じ個体と思われる。

この秋、古くなったウッドデッキを撤去したり、テラスを新しくするなど南側の外構周りを大きくいじっているので、今年はまだ餌台を設置する位置を決めてない。

雪が積もる前には何とかしないとならないが、しばらくその時間を作るのにも難儀しそうである。

カテゴリ:季節感, |タグ:, ,

狩猟解禁

2018/11/15

今年も猟期がやって来た。鉄砲打ちも高齢化が進んでサンデー毎日な人ばかりなので、平日だと言うのに解禁日初日の猟区はオレンジ色な人たちで賑わっていた。

毎年のことなので判ってはいたが、天気が良く遠望が利きそうだったので、いつもの林道を上っていくと、これまたいつも定点に利用している空き地..車がすれ違うために広くなっている..はすでに先客の軽トラックとジムニーが並んでいた。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

まだスペースはあったが、ここに出入りしているグループに知り合いはいないので、少し上流側に移動。ここも視界は開けているが、対岸にすぐ右岸側の尾根が迫っていて、少々圧迫感がある。ま、こればかりは仕方ない。

日が短くなっているので、午後3時頃には左岸側の尾根が影を落とし始める。紅葉が終わって落葉ちょい前ぐらいの落広林が西日の斜光線に照らされ、空と影とコントラストを演出していた。

ちなみに今日の銃声は2回で、かなり下流方向から聞こえてきた。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 上:ツグミ 下:シメ

今朝はこの秋一番の冷え込みだったが、日が昇る頃に近くの雑木林からキョキョッという懐かしい声が聞こえてきて、ようやくツグミを今シーズン初認である。

10羽ほどの群れだったので、まだこれから南下する個体だったかもしれないが、これでめぼしい冬鳥が揃ったことになる。

カテゴリ:季節感, |タグ:,

先日林道で冬羽のカシラダカを見掛けた。少し前にマヒワの小群にも遭遇しているが、今年はまだツグミがやってこない。

まあ日本が暖かいからとかそんな事を言うつもりもないが、冬鳥としてツグミが最終ランナー的なところがあるので、ちょっと気にしている次第。

それと今日は朝から家の周辺をハイタカの雌がうろついていた。正確には朝方に家の前の電柱に留まっていたのが最初の目撃で、昼にこちらがたまたま立ち上がって窓の外に目をやったタイミングで仕事場の北側の窓の外を低空で通過、バッチリ背中を拝ませてもらった。

最後は夕方長電話しながら部屋の中をウロウロ歩き回っているw際、これまた何気に西側の窓から外を眺めていたら、敷地内道路上を地面スレスレにスズメか何かを追いかけながら飛び去っていくところを目撃。

ということで、ハイタカが姿を見せるようだと、これもまた冬の到来を感じさせるものだ。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR / Velvia

こういうシーンをチャッチャと手持ち撮影で済ませてしまえるのって、何とも凄いぜ最近の手ぶれ補正。

先日所要で上京した際、オリンパスギャラリーで菅原貴徳氏・中野耕志氏・中村利和氏・水中伸浩氏の4人展「WILD BIRD」を観てきた。当日は海外取材で不在だった中野氏を除いてお三方は在廊中で、開廊してすぐだったこともあって色々話を聞くことが出来た。

四者四様のいずれ劣らぬ作品で、ややもすればセンサーサイズで見下されがちなマイクロフォーサーズ機の面目躍如といった、大伸ばしにも問題なく耐えうる美しい作品群であった。

オリンパスの主催するギャラリーということもあって、四者ともカメラボディに関してはE-M1Mk2、レンズも望遠はほぼサンヨンのPROレンズを使用とのこと。画質はもとより、強力な手ぶれ補正を備えた防塵防滴仕様の同社のサンヨンの評価はずば抜けて高く、海外取材も多いと話していた菅原氏も、その携行性の高さに太鼓判を押していた。

4氏共に現在活躍中のプロの写真家であるが、野鳥写真というジャンルは実はアマチュアカメラマンのほうが勢いがある分野で、プロとてそれだけで飯を食っていくのは相当に大変である。

狙った鳥が目の間にいるというそのシチュエーションに身を置く、つまりその場にいないと観ることすら叶わないという現実があるため、プロとアマの垣根がほぼほぼ無い。

作品の発表の場も、写真集が容易に売れない今の時代、専門誌では文一のバーダー誌のみで、あとはカメラ雑誌の限られた特集ページを他のジャンルと取り合うことになる。

デジタルになって機材の敷居が下がって以降、前述のオリンパスのサンヨンのような機材がアマチュアでも普通に買える時代ということもあり、技術的な部分もプロだからアマよりも優秀ということでもないのは、TwitterでもInstagramでも、昨今の写真が公開できるSNSを眺めていればすぐに判る話だ。

そもそも写真趣味として裾野が広がってしまった..恐らくバードウォッチング人口より野鳥カメラマン人口のほうが多い..おかげで、写真を眺めるよりも写真を撮ることのほうが主流になってしまった現実が、野鳥写真を飯のタネにするプロに追い打ちをかけている。

これは写真撮影全体に言えることだが、その時そこにいること、現場第一主義がいかに大事であるかということに他ならない。逆に言えば、言葉は悪いが目の前にいる普通種を、いかに非日常の視点で捉えるかというような、写真家自身の持つユニーク性、オリジナリティが必要になるわけだ。

そういう意味では、水中氏のゴイサギを捉えた作品群は、シチュエーションとタイミングを十分に見計らった、言わば計算づくでの結果であり、まさにプロの仕事と言えよう。

鳥がいるその空気感を匂わせるような光と空間の使い方が上手い中村氏、鳥と航空機という空を飛ぶ者同士の飛翔をブレなくクリアに写し止める卓越した技術を持つ中野氏、空を飛ぶ鳥に国境はないとばかりに海外取材にも果敢に飛び出す若い菅原氏。

今回の写真展では、そんな四者四様の仕事に挑む姿勢を、少し垣間見させてもらったような気がした。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / カルガモ

かくいう拙者も、元々鳥に興味を持ってこの世界に入った経緯がある。池中玄太の影響と言えば、我々の世代の野鳥カメラマンあるあるであろうw

程なくして嶋田忠氏や友人の影響で撮影も始め、一時は視野狭く鳥しか撮ってなかったこともあるが、星野道夫氏の作品とエッセイに出会って以降、生態系とその多様性という命のつながりを意識するようになった。

そして自然を一歩引いて観る視点を持つようになった結果、鳥も生きものの一種という考えに変わり、自然と生きものという大局的な視点で撮影をするようになり、現在に至る次第。

ちなみに嶋田氏に関して、ちょうど十年前に昔のブログでそんな記事を書いていて、ちょっと懐かしいw
野生の瞬間

こちらは星野道夫氏について。いやホント惜しい人を亡くした..
星野道夫という写真家

カテゴリ:写真家, |タグ:

一体いつまで鳴いたら気が済むのかってくらい、朝に夕にガビガビよく鳴いているのはガビチョウ。

霜が降りそうなこんな季節でも盛大に鳴かれると、さすがに呆れ果ててしまうが、そもそもこの時期に恋の歌でもなかろうに、何のために鳴いているのか意味不明だ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

朝も早くに隣家との境をコソコソ移動するところをキャッチ。ってか、あんなデカイ声で鳴くくせに、コソコソしたってしょうがねーだろうに..

カテゴリ:|タグ:

早朝、まだ薄暗い近所の防風林でジョウビタキを発見。林縁から出たり入ったりを繰り返していたので、だるまさんが転んだ状態で少しづつ近づく。

が、敵もさるもので、林から出てくる度に少しずつ離れていくので、なかなか距離を詰められず。諦めて歩き出したところで、不意に目の前に飛び出してきたところをパシャッと。

LUMIX GH5 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

日の出前でISO12800とかになってしまって、マイクロフォーサーズにはちと辛い状況だったと反省。でもまあWeb用途ならそんなに気にならないかな。

カテゴリ:|タグ:

ご近所ノスリ

2018/10/24

営巣木近くのアカマツ林で探餌するノスリ。しばらくこちらに気が付かなかったが、アカゲラのけたたましい警戒声に振り向いたところを撮影。

留まっているのは数年前の台風被害で立ち枯れたアカマツだが、この秋の連続した台風被害で倒木が相次ぎ、ノスリの営巣林もすっかり見通しが良くなってしまった。

先月までは今年生まれの若鳥達が周辺をうろついていたが、すでにどこかに旅立って行ったようで、親鳥もつかの間の自分の時間と言ったところだろう。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

我が家の庭にもジョウビタキがやって来た。忙しさにかまけてまだ姿を見ていないのだが、終日ヒッヒッという鳴き声が家の周囲に響いている。

それに呼応するように地付きのモズも頻繁に高鳴いていたので、しばらくは大陸からの侵入者と火花を散らす事だろう。

カテゴリ:猛禽, |タグ:, ,
ポートフォリオ
portfolio
ネイチャーフォトサービス
photrest site banner
最近の記事
2018/12/14
小雪舞う一日
今日は朝から終日小雪の舞う一日。ちょうどうちの辺りを境に北側が雪、南側が晴れという冬の赤城高原の天気 ...
2018/12/13
夕焼け小焼けで日が暮れる
カラスのねぐらは特に固定的に決っているわけではなく、その時々の連中の気分やその年の周囲の状況によって ...
2018/12/12
シマがないのにシマエナガとはこれいかに
北海道のシマエナガが人気のようで、可愛いイヌネコ写真と同じ扱いで、本屋の写真集コーナーに似たような本 ...
2018/12/11
ブルーモーメント
明日の朝は今シーズン初の積雪となりそうそうだ。この記事をアップしている時点で、すでに5cmほど積もっ ...
2018/12/10
ツグミ落ち着く
ツグミ達がぼちぼち家の周辺に定着し始めた。しばらくはさらに南への通過個体群だったようで、声を聞いたり ...
2018/12/9
赤城初冠雪
裏山が今シーズン初冠雪となったが、例年に比べるとやはり一ヶ月近く遅い。上越国境も終日雪雲の中だったの ...
2018/12/8
丸の内イルミネーション
先週に続いて今週末もお江戸に上京。師走というくらいなので、師ではないが走らないと間に合わない忙しさで ...
2018/12/7
最近の獣痕から
夏場は青々としてみずみずしい高原レタスの産地も、本格的な冬の到来を前に農閑期に入りつつある。 FUJ ...
2018/12/6
赤いトラクター
と言ってもこれはヤンマーではない。割と最近のクボタのフラッグシップモデルであるGrandomで、11 ...
2018/12/5
歳の瀬多忙につき
WordPressのプラグイン開発案件が3件何とか片付き、並行して作業していたカスタムアプリ..We ...
  • 当サイトはプライバシー保護のためSSL暗号化通信によって保護されています。