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縞があるけど

2024/2/21

今週は裏仕事の東北ラウンドで南東北を徘徊していた。

iPhone 13 mini / フキノトウ

ちょっと前に雪解けしました!って雰囲気がそこかしこに漂っていて、時計の針を一ヶ月巻き戻された感じ。

iPhone 13 mini / ミズバショウ

基本的に人里離れた奥山ではあるが標高はさほど高くないので、林道脇の湧水では見頃の水芭蕉が。

iPhone 13 mini

沢に近い森の林縁の水たまりにトウホクサンショウウオの卵塊が沢山ある。ユキツバキの落花と一緒と言うのはいかにも雪国。

GH6で収録できる動画フォーマットの数は、ざっと数えただけでもVFRの細かい設定を含め優に100を超える。しかも本機からProResでも収録できるのだから驚きだ。

そのおかげで、先週末から毎日のように誰かしらから記録形式はどれを選べば良いのか?という問い合わせが入っていて、パナにはいい迷惑だと文句の一つも言いたいw

ただ今回は拙者の周囲でもそれだけGH6に手を出した関係者やアマがいるということでもあるので、巷の噂通り売れているのは間違いないようだ。

実際それを裏付けるように、市場から予備バッテリーが手に入らない状態で、後から追加で注文した分が納期未定のままである。型番はDMW-BLK22でS5と同じなので、手持ちに2つばかりあるのと、三脚運用時はモバイルバッテリからPDで給電することになるので当面困ることはないが、予備は多いことに越したことはない。

と言うのも、GH6は最近のデジカメにしてはなかなかの大食らいで、尺にもよるが手ぶれ補正効かせつつああでもないこうでもないと動画収録メインで回していると半日どころか2・3時間しかもたない。

そしてその原因の一つであると思われる手ぶれ補正は、噂に違わぬ強力なもので期待以上に感じる。フィックスであれば手ぶれ補正ブーストが使える..パナ純正レンズという縛りがあるが..し、通常モードのままでも動画向けに抑制の効いた補正によって不自然さを感じさせない。

平野部から桜満開の便りが届いているが、県北の里山はまだ寒々とした景色で、苗代桜の別名もある樹齢500年とも言われる発地のヒガンザクラは冬の装いのままだ。

この映像は望遠時に一部三脚も使っているが、基本的に手持ちで撮影している。本格的に映像制作に関わるなら3軸補正可能なジンバルがあった方が良いが、GH6ならジンバルなくてもなんとかなるところまできているかな。

この手の映像作品が手間要らずでサクッと撮影も編集もできてしまうのは、まったくもって良い時代になったもんだとしみじみ..

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 手持ちハイレゾ

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 手持ちハイレゾ

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 手持ちハイレゾ

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 手持ちハイレゾ

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

そしてGH6は文字通り動画も写真も撮れるカメラなので、まったく同じ機材で4K 4:2:2 10bitの映像と1億画素の写真を撮ることができる。

ちなみにOM-1の手持ちハイレゾは5000万画素だが、GH6は2500万画素センサーから1億画素!の手持ちハイレゾショットが可能。ただその分GH6のハイレゾ合成はOM-1の倍以上かかるので、常用できるのはOM-1のほうだろう。

GH6

2022/3/27

LUMIX GHのニューカマーはもはや完全なシネマカメラの領域に踏み込んできた、GH6はまさにそう思わせるカメラだ。

すでに先代のGH5から本格的にそっち方向へ振ってきていたが、よりその位置付けは鮮明となり、35mm版のSシリーズとの棲み分けをする意味でも、またマイクロフォーサーズから撤退しないという意思表明..まあ今のところはと考えた方が無難だが..とも受け取れる。

ミラーレス機が主戦場になって以降、各社が挙って動画性能を喧伝してきているが、最大解像度で撮れば周辺がクロップされたり、フレームレートを上げると途端に熱停止したりと、何々をしなければ出来るが何々をしたら出来ないとったエクスキューズ付きのケースが多い。

その点、外部ストレージに頼ることなく4K60Pをノンストップ無制限に記録でき、5.7Kからオーバーサンプリングして出力される4K120Pなど、クロップなし4Kの解像感と広大なダイナミックレンジのヤバさは、映像制作者ならすぐにわかるはず。

センサーサイズが小さいマイクロフォーサーズの優位性を逆手にとって条件付き何々を排した結果、GH6は現在市場にある動画が撮れるミラーレス一眼カメラの中で、間違いなくトップクラスのモンスターと言える。

iPhone 13 mini

1ヶ月前までは6は見送る算段でいたが、いつもの保険をかけておいてそれをキャンセルしていなかったが為に発売日に手元に届く事態になったw

G9PROとS5の嫁ぎ先がすぐに見つかったのも大きいが、久しぶりに映像制作のジョブが入ってくることになったので、まあ大人の事情というのが実際のところだ。

ニューカマーをすぐに実戦に投入するのか?という疑問もあるかもだが、撮影自体はまだ少し先のことだし、何よりLUMIXの操作性は従来機とまったく同じなので、10年以上GHシリーズを使ってきた身には新型でも何も問題ない。

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 4K映像から切り出し

ジンバル要らずと評判の強力な手ぶれ補正のテストを兼ねて、手馴しに軽く近所で撮影。

4K60P 4:2:2 10bit Long GOPをV-Logで収録し、PremiereでV-LogのLUTでカラー調整してみたが、想像以上に情報量が多いヤバい感じの絵面に久々感動。

と言うことで本日雪解けの庭先でフキノトウを収穫したのと、ウグイスの今シーズン初鳴きを観測したことも併せて報告しておこう。

XF16mm F1.4の広角マクロや、最近発表されたXF70-300の望遠マクロがあるので、そろそろ文句を言うのは止めようかと思いつつも、この記事を書くためにやっぱり言いたい。

フジのレンズは寄れないとw

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA / フキノトウ

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA / ダンコウバイ

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA / ホトケノザ

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA / 梅

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA / ハシバミ

しかーしこのシグマ14-24は、超広角ズームであることを忘れるほど近接が可能。

焦点距離が焦点距離なので被写体を大きく写し込めるわけではないが、グッと寄ってグワッと背景を広く切り取ることができるのは素晴らしい。

これは実際に使ってみるまでは気が付かなかったぞ。

蕗のとう

2021/3/20

庭の土手や近所の雑木林の林縁にフキノトウが顔を出し始めている。

落ち葉の下に隠れているので、うっかりすると意外に気が付かずに旬を逃してしまうことがあるが、このところ風が強く吹くことが多かったせいで、特に道脇の落ち葉が飛ばされて見つけやすくなっている。

でも近所の連中が誰しも狙っているので、まあ見つけやすいところのはあらかた収穫されてしまっているけどねw

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / PROVIA

一枚目はGF45-100の最短付近で、二枚目は中間リングを挟んだ広角端による。GFレンズに限らずフジのレンズが寄れないものが多いので、中間リングの携行は必須である。

以下は備忘録。

地元ではないが先日北アの山麓でイワツバメを確認し、これが個人的な今シーズンの夏鳥第一号ということになる。

拙者は見ていないが、同じ日にサシバが高空を北東方向へ流れていくのも確認されているので、これから徐々に夏鳥の飛来が始まるだろう。

4月に入って早々に政府から何かしらの緊急措置が発表されると、ネット界隈ではまことしやかに噂が広まり、これはいよいよバカボン総理も腹を決めて緊急事態宣言をするのではないかと囁かれていた。

が、それがまさかのマスク2枚配布という、エイプリールフールネタにもならない愚策だったとは、驚きや嘆きを通り越して失笑してしまった。もう一度書くが「全世帯にマスク2枚を配布」しかも「布製の学校給食マスク」だぞ、それ。

サザエさん一家は7人家族だが、2枚のマスクをどうやって使いまわしするかで、3話程度バトルロワイヤルすることになりそうだ。もちろん勝者はタマだw

ドイツでは小規模事業者の従業員に対し、向こう3ヶ月分の補償として約60万円程度が、Webからの申込後に数日で振り込まれているとのこと。しかもそこは国籍問わずで。それが我が国では満を持して「布マスク2枚」が「ゆるゆると再来週」から、2月には1億枚用意とかスダレハゲが言っていたのに、なんと「今頃郵送され始める」そうだ。

政府をあげて、全力で、かつてない、大胆で、思い切った、きめ細かい、不屈の覚悟で、全国津々浦々まで、徹底的に、100%一致して、全世帯に布マスクを2枚、再来週から郵送で届ける。

以上が、現時点で日本政府が国民に対し発表している、前例のない、そしてこれまでにない、類を見ない支援らしい。

ふざけんな、税金返せ、バカボンよ!

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / 深度合成

気がつけば近所でもフキノトウが顔を出していた。

が、残っているのは開いたものばかりで、食べごろは一つも見つからず。一番良い時期に出張していたのが失敗だった..

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蕗の薹

2020/3/20

この時期、例年ならまだ残雪に覆われている雪国の里山だが、暖冬であったことは全国共通である。

早くに雪解けを終えている山間の谷筋を歩いてみたが、カワガラスが行き交う棚田の周辺では、畦や渓の縁にフキノトウが開いていた。

ただ、薹が立ち始めているフキノトウの周辺には例外なく長靴の後が残されていたので、近所の住民も早々と春の味覚を堪能したようである。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

隣接する雑木林に近い畦ではキクザキイチゲが、林床ではショウジョウバカマがそれぞれ咲き始めていた。

地元で見るキクザキイチゲは白ばかりなので、青系は珍しい印象がある。周辺には白と青の両方..でも青が多かったかな..が咲いていたが、地域によっては自生地を減らして絶滅危惧種扱いらしい。

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フキノトウ

2019/3/29

東北の山村でも雪解けが進んでおり、日当たりの良い畦や斜面ではフキノトウが顔を出し始めていた。

地元の人の話では、ご多分に漏れず積雪量は例年に比べて半分程度ということで、フキノトウが出てくるのも早いということである。

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME
FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

ちなみに、うちの庭に出たヤツはすでに天ぷらにして塩振って頂きましたw

カテゴリ:花・植物|タグ:

薹が立つ

2018/3/28

うかつだった。近所の休耕地にフキノトウを採りに行ったのだが、ここ一週間の暖かさにそそのかされてすっかり薹が立ってしまっていた。

何とか日陰を見て回って何本かはまだ良い感じのを手に入れられたが、忙しにかまけてちょっとのんびりし過ぎていたようだ。季節をちゃんと読んで動かないとね。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

フキノトウの萌黄色は春まだ浅い農村の景色だ。

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