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昆虫認識発動

2023/5/27

林道脇に立っていると、大型の黒い蝶が頻繁に目の前を行ったり来たりしていて、時々何頭かがかち合うとそこでバトルというかチェイスが始まる。

アゲハチョウクラスになると大きさからしてよく目立つので、X-H2Sを向けてみたが、年初にあったVer.3.00のファームアップで追加された昆虫認識が機能したことを確認できた。

X-H2Sの昆虫認識は特にそれ用に切り替える必要はなく、鳥認識のままでOKだ。同じ設定で鳥と昆虫が同時に画面に入ることは想定できるが、それでどっちが優先されるのかは気になる。

と言いつつも、実際に現場で使ってみると切り替え式のほうが面倒なことに気が付いたので、AIで判定して「適切」なほうにピンを合わせてくれればそれで良しではあるかな。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

目立つ白い斑があるアゲハチョウはモンキアゲハ。あとこの日は同じ用に漆黒のオナガアゲハも確認している。

鳥の飛翔というのはいきなりだとファインダーに捉えるのも至難の業だが、ある程度飛ぶことを予測できればあとは今どきのAIによる被写体認識とAF-Cの追随性能に任せればOK。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / コガモ

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / カワウ

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / コガモ

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / ホシハジロ

これは先日の記事の続き。OM-1同様にX-H2SもVer.3.0にファームアップしてこの手のシーンは難なく切り取れるようになった。

何れ仔細な違いなれど、被写体の検出速度はOM-1のほうが早い印象だが、ピンを掴んでからの粘りはX-H2Sのほうに軍配が上がるかな。

先週の大寒の前、冬とは思えない暖かい日が続いたときがあった際、仕事場の窓の外でホオジロが一筆啓上とさえずっていた。

気温が高いと鳴き出すことがあるのはシジュウカラなどと同様で、恋の歌という風情ではなく、何となく春めいてそういう気分が盛り上がるのだろう。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

X-H2SはVer.3.00の新ファーム。

手前にナツツバキの枝が被っているが、アウトフォーカスから難なくホオジロを認識して一発でフォーカスを合わせ、そのまま安定してピント位置を維持している。

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X-H2とX-H2Sそっくり問題がついに終結。

小生の影響でX-T4から富士フィルムを使い始めたカメラマンが周辺に増えているが、そのうちの仕事仲間の一人がスタジオ用に有線LANと高速無線接続機能のあるFT-XHを導入しVG-XHが不要になったとのことで、遠慮なく貰ってきた。

まあ正確には彼のWebサイトを少し修正してあげてその見返りという位置付けだけどね。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

もはや見た目からして意匠が異なるし、サイズ感が別物なのでこれでこの問題は解決を見たかな。

基本的に大きいカメラはあまり使いたくはないのだが、バッテリー一つしか入れないwので見た目ほど重量感は感じない。

ちなみにVG-XHを装着するとボディ内と合わせて最大3つバッテリーを運用できるが、重さはなかなかのものになる。長時間の連続運用が必要ならモバイルバッテリーから給電するほうが良い。

ま、ボッタクリ価格を払う気は毛頭なかったが、タダなのでありがたく使わせてもらおう。

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先週X-H2Sの新ファームが公開された。

AIによる被写体認識精度とAF-Cの動体予測アルゴリズムが向上しているとのことで、Ver.2.10→3.00とメジャーバージョンも上がってメーカー側の自身のほどがうかがえる。

PVを観る限り確かにイイ感じに仕上がっているようで、特に対逆光性能は期待できそう。

それに自動認識される被写体に昆虫とドローンが加わったのも特筆。特に昆虫はOMDSに先駆けてであり、PVでは蝶を認識していたが、どの程度の種類が有効になるのか気になるところ。

ま、この点は当地では春を待たねば検証できないけど。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

画面内に占める割合が小さい物体でも認識率が上がったのことで、かなり遠くを飛ぶ鳥(ハシブトガラス)にも小さい認識枠が現れ捕捉し続け、拡大して見てもバチピンである。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

ピンの合ってないぼやけたアウトフォーカス状態でAFオンで、枝被り状態の鳥を認識、こちらも拡大して見てツグミの目にバチピンである。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

150m以上離れた先をゆっくり歩くキツネをAF-Cで狙ったが、これも終始キツネを捕捉し続ける認識枠が表示され、ピンもしっかり来ていた。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / ETERNA / 4K120Pから切り出し

4K120Pの動画に切り替えたのがこちら。更に180mほど離れキツネと背景に距離差がないのでピンは許容範囲ということになるが、動画でも写真と変わりなく終始キツネを捕捉し続ける認識枠が表示されていた。

この距離感で背景があってもキツネを捕捉し続けるのは素直にスゴイ。

PVでは激しく動き回るバスケットプレーヤーなども難なく捕捉していたので、OM-1の新ファーム同様に当方が使う程度の状況なら特に不満のない性能ではないだろうか。

今月は業務で平野部に出張る機会があるので、その際に時間があればもう少し動体を狙ってみたい。

X-H2とX-H2Sそっくり問題の続き。

ファインダーアイピースをGFX100Sの丸型に変更してみた。よくできたものでアイピースはXとGFXで共通である。

これなら背面から見た時かEVF覗く時に気がつくかも?という期待を込めてw

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

いっそ専用のバッテリーグリップを装着して見た目からして別物にする手も考えたが、どうにもあのぼったくり価格のアクセサリーを買う気にならない。

何か性能が上がるなら納得もするが、バッテリーを複数で運用できるというだけなので、仮にその必要性に駆られたらモバイルバッテリーから給電するれば済む話なので。

フジに限った話ではないが、この手のアクセサリー類の価格が異様に高いのが気になる。

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年の瀬に求められる人の世の雑事は一通り終わり、年内の天狗納めも取り敢えず済ませたので、今日はNレコのアップデート作業を粛々と進める。ブログで確認したら昨年の大晦日もNレコ開発をしていた模様。

まあアプリのコード書くのは趣味みたいなところもあって、その趣味を仕事にしてしまったので、世の中で言うところの公私の区別が曖昧なのである。

それにこの歳になると若い頃のように年越しにイベント的な意味合いを見出だせないので、少し長い連休が挟まっているって感じ。

そもそも長期間のんびりするという感覚が基本無理な性分なので、手足を動かすか脳みそ回すかしてないと落ち着かないw

iPhone 13 mini

さて、今年はGFXを除き手持ちのカメラがほぼ総取っ替えになった珍しい年だった。中でも富士フイルムのXシリーズは第5世代になったことでガラリと変わった。

パナ・オリ・フジというあくまでマイナー路線を引き続き堅持する予定なので、来年はさすがにここまでドラスティックなこともないだろうと思うが、この手の話は鬼が笑いそうw

何はなくとも取り敢えずメインで使う全機種に被写体認識が搭載されたのは良かった。もうオッサンには昔のように瞬時に動体にピンを合わせるという生きの良さはないのでw

ということで当ブログをご覧の皆さま良いお年をお迎えくだされ..

仕事納め

2022/12/28

遅まきながら赤城高原も本格的な降雪シーズンとなったため、もう春まで庭で霜を見ることはないので、XF30MACROの作例的な意味で積雪前の霜をアップ。

FUJIFILM X-H2S / XF30mmF2.8 R LM WR Macro / CLASSIC CHROME

すべての関係クライアントが今日で仕事納めとなっているので、来年の三が日が明けるまではSlackとそっち系のLINE対応から解放されるので良き。

まあほとんどの企業は実務は昨日までで、今日は大掃除ってところが多いので、実質的に今日から冬季休業と同じだ。

うちはフリーランス稼業なので仕事納めも何も特段決まっているわけもなく、近年はクライアントさんの都合に合わせて臨機応変に対応している。普段から好きなことしてるのでその辺はこだわりはない。

さてうちも適当にチャッチャと大掃除片付けて、Nレコのバージョンアップを進めなくては。

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H2兄弟機

2022/12/15

X-H2とX-H2Sは兄弟機なので見た目の違いがない。グリップ感も同じメニューも一部を除いて同じで操作性にも違いがまったくない。

こんなにそっくりなのに方や高画素、方やスピード重視と性格が異なるカメラも近年珍しい。強いて言えば20年前のナイコンのD2H・D2Xと同じだ。

似た者同士というか一卵性双生児のような両機。統一性があると言えばそうだが、製品コンセプトは真逆なのでうっかり撮影目的と異なるボディを持っても気が付かないケースがあるのも事実。

X-H2Sはボディ前面にSの銘板があるがこれは撮影者には見えない。背面左肩に製品名が打刻されているがどちらもX-H2が目立つので小文字のsは目に止まらない。

そこでホットシューカバーに目立つようにSを貼って上から分かるように自衛。

が、難点はX-H2Sは動画機として使うので、シューに外部マイクを載せるため外したカバーをよく見失う点。で逆にX-H2に無印の意味で「無」を貼ってみたがこれは美しくないwのさすがに却下。

で結局はカバーが付いてなければSと見分けるオチw

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

何となくX-H2SにはX-H1の時のような、フジやっちまった感..セールス的な面でタイミングが悪かったのは否めない..というか不遇感が漂うがw、個人的にどっちを取るかという二択なら迷うこと無くSのほう。

AFレスポンスの良さに、4K120Pの威力と何と言ってもローリングシャッターの少なさは圧倒的。

無印H2は8Kが撮れるとは言うが、Sの6.2Kをアップコンしても遜色なくほとんどの人は見分けがつかないしね。

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一応初雪

2022/12/14

昨日の朝に一応今シーズンの初雪となって庭がそこそこ白くはなったのだが、お昼を待たずにすぐに解けてしまった。

例年に比べて一ヶ月以上遅い記録ではあるが、一応初雪だったということで。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

1枚目は庭先で日の出前に撮った写真で、 X-H2Sの鳥認識は最初は真ん中のスズメに認識枠が現れたが、AFオンで一番奥のツグミにピンが行った。

2枚目の場合は中央上のカワラヒワに認識枠が現れそのままそこに合焦。

アルゴリズムは不明だが、Ver.1.2以前のOM-1のように取り敢えず一番近い距離を選ぶ仕様ではない模様。対象が複数いた場合の挙動のクセを知ることは重要。