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緑の啄木鳥

2024/6/2

映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を観てきた。

主演はアクションに定評あるキアヌ・リーブスで、トム・クルーズのミッション・インポッシブルや、マット・デイモンが当たり役だったジェイソン・ボーンと並んでアクションシーン満載の娯楽大作である。

ジョン・ウィックは4作のシリーズもので、1作目が当たれば続編もという近年よくあるハリウッド映画の手法が採られた作品。4作目のコンセクエンスはストーリー的に一応その完結編にあたるが、明確に謳っていない..そうなってもおかしくはない終わり方をしているが..辺りはまあどうなるか分からない。

ジェイソン・ボーンがリアル戦闘シーンを表現しているのに対し、ジョン・ウィックはツッコミどころま満載のカンフーならぬガンフーが売りである。

何しろ防弾スーツ..文字通りビジネススーツw..を着て、近接戦闘で銃を撃ち合いながら殴り合いもするという荒唐無稽さで、相手はともかく主人公になかなか弾が当たらないのだから。まあマトリックスで超能力者を演じたキアヌだからこそ許されるというのは否定はしない。

今作コンセクエンスの売りは脇にドニー・イェンと我らが真田広之を配し、キアヌとイェン、イェンと真田広之の対決シーンがあること。特に真田広之が日本刀を振るうシーンはエセ侍が闊歩するハリウッド映画にあっては貴重である。

尚、ネタバレになるのでこれ以上は憚るが、大阪が舞台の演出があったものの相変わらずのハリウッドジャパン演出なのに苦笑いすることになることだけは書いておこう。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

モンキチョウの幼虫はマメ科の植物で育つからか、親もシロツメクサやアカツメクサなどに寄ってくる。

いやぁ、この蒸し暑さは想定外だ。

お盆も過ぎて例年なら朝夕に爽やかな秋風が吹いているはずが、何という湿度の高さだろう。台風7号の一過でさらに暑さマシマシで勘弁である。

朝から喜んでいるのはセミばかりだ。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / モンキチョウ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / モンキチョウ

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / スジグロシロチョウ

季節柄もう花も少なくなって、見かけるチョウの種類も限定的だ。

チョウ色々

2023/7/18

チョウやトンボは探さなくても翔んでいる限りは目につくので、ヒマ?に任せてよく撮らせてもらうが、虫屋ではないため、識別となるとまだまだの状況となることがほとんど。

以下は最近東日本周辺で撮影したチョウの仲間。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ベニシジミ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ツバメシジミ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / モンキチョウ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ヒメウラナミジャノメ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ヒョウモンチョウ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / クロアゲハ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ヤマトシジミ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ダイミョウセセリ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / キマダラセセリ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / チャバネセセリ

虫の名前も昔から存在が知られて意識されていると気の利いた名前がつく傾向があるが、それでも鳥に比べると圧倒的に近縁種が多いため、それ以上に色や形で分類されていくというのはある。

トンボ以上にこちらの動きに敏感なのはチョウの仲間だ。敵から逃げるという目的以上に、とにかく一つの花に付いている時間が短いのである。

蜜を吸い始めてからの見切りが早く、うかうかしているとピンを合わせている間にすぐに飛び立ってしまい、以前なら無駄打ち..何も写っていないカットを量産w..の山を築くのが関の山だった。

が、それもG9 PROやX-T3のプリ連写のおかげで解決しつつある。もちろん狙い通りに行かないのは先日書いた通りだが、少なくても飛び立ちの瞬間は抑えられるようになった。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

今回の映像も連写した写真を編集して動画に変換したものである。

先日のカワトンボの動画もそうだが、早いシャッタースピードが必要と書いたものの、実際には1/400程度だったので、どちらも個体の羽ばたきを止めるには至っていない。

やはり日中でもISO3200辺りまで上げて、1/2000以上で撮らないと期待したようには止まらないのだが、さりとてシャッタースピードを上げたら上げたで今度は絶対的なコマ数が不足するので、そこは被写体しだいで判断するしかない。

冬から早春にかけての花と言えば、山ならマンサクやダンコウバイ、里ならロウバイやフクジュソウなど、黄色い花から季節が動き始める。

やや風が強い日、春を今かと待つ農地の畦に立っていると、目の前をそんな黄色いものがヒラヒラと移動していくのが目に入る。

地面に落ちた..正確には降りただけど..ところを近づくと、黄色いものは風に飛ばされるようにまた飛んで行ってしまった。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR x 1.4 / PROVIA

虫屋の知人によれば、モンキチョウは早ければ3月には羽化して出てくるらしい。

暖冬で早くに羽化してしまったのかと、ちょっとそういうネタを考えていたのだが、そんなに珍しいことではないとのことだ。

いつも言っていることだが、自然界に人の暦は関係ない。季節の動きに合わせ、自分たちの都合の良いようにそれこそ自然に生きているということだ。

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梅雨入り

2018/6/7

昨日、関東も平年より2日早く梅雨入りしたらしい。

ここ数日は大して雨が降っているわけではないが、どこかで梅雨入りしたことを言っておかないと、梅雨明けを宣言できないという切実な問題があるようだ。梅雨明け宣言=本格的な夏の到来なので、経済面で夏の商戦にも影響が出てしまうということだろう。

されど週末から週明けにかけて太平洋側でいきなり大雨になるという予報が出ており、内陸部でもその影響は避けられないかも。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

昆虫は基本的に門外漢だが、早朝に暖気中だったのはスジグロシロチョウ(1枚目)とモンキチョウ(2枚目)で、一応それぐらいは判る。

ただ3枚目は何だか判らず、Google先生の画像検索でちょっと調べた限りでは、ヤマキマダラヒカゲがヒットした。サトキマダラヒカゲという類似種がいるらしいが、撮影したのが標高1400mの山の上だったので、ヤマキマダラヒカゲで正しいようだ。

近づくとこちらの影?に反応して飛び立つのだが、すぐにまた同じところに戻ってきて、しきりに山道脇の砂地を舐めていた。付近の砂に含まれるミネラル分でも補給していたのだろうか。