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蝶も塩分補給

2023/5/30

山野で汗をかくと蝶の仲間が寄ってくることがあるが、あれはミネラル求めて近づいてくるのである。

自然界でも山の斜面やそこから流れ出した湧き水、林道上の水たまりに集まることがあるが、動物の汗がもっとも手っ取り早いのかもしれない。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

カメラのシャッターボタン周りを舐めるのはキタテハ。この他にグリップ部や、フィールドスコープのフォーカスリングなども人気のスポットである。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

気がつくとよく車に止まっていたのはサトキマダラヒカゲ。こちらは恐らく車に付着している塩カルの残留物を求めてのことだろう。

時期的なものもあるが、こう寒いと生きものの姿は鳥ぐらいしか見かけないのだが、雑木林の陽だまりでキタテハヒオドシチョウを見つけた。

キタテハヒオドシチョウは成虫の状態で冬越しするので、暖かくなると樹洞などから出てきて活動を始める。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

なかなかジッとしていてくれないので1200mm..別のものを狙っていたので..で狙うのはしんどいが、時々思い出したようにキブシの蜜を吸いに来ていた。


2021-12-2 更新
まあさ様よりキタテハではなくヒオドシチョウではないかと指摘あり、確認して訂正します。

カテゴリ:小動物|タグ:,

上越国境は雪化粧とはならなかったが、浅間山が例年より一週間早く初冠雪となった。

嬬恋村が今シーズン初の氷点下で冬日となり、赤城高原もこの秋一番の冷え込みに。まだ体が寒さに慣れていないため、早朝はフリースジャケットなくしては寒くて震えるようだった。

いよいよ冬着たりなばと言ったところか。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ルリタテハ

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / キタテハ

それでも日中は逆に気持ちが良いくらいよく晴れて、ポカポカ陽気に誘われた虫たちが庭先で活発に動き回っていた。

ルリタテハとキタテハはタテハチョウの仲間で、どちらも翅を広げたときと閉じたときではまったく印象の異なる蝶だ。閉じた状態では枯れ葉に似せたいわゆる擬態となり、そのまま物陰にジッとされると、虫屋ではないのでなかなか見つけるのは容易ではない。

ちなみに両種とも成虫の状態で越冬するらしいが、今日うちの庭にいた個体はどうなのだろうか。