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映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を観てきた。

主演はアクションに定評あるキアヌ・リーブスで、トム・クルーズのミッション・インポッシブルや、マット・デイモンが当たり役だったジェイソン・ボーンと並んでアクションシーン満載の娯楽大作である。

ジョン・ウィックは4作のシリーズもので、1作目が当たれば続編もという近年よくあるハリウッド映画の手法が採られた作品。4作目のコンセクエンスはストーリー的に一応その完結編にあたるが、明確に謳っていない..そうなってもおかしくはない終わり方をしているが..辺りはまあどうなるか分からない。

ジェイソン・ボーンがリアル戦闘シーンを表現しているのに対し、ジョン・ウィックはツッコミどころま満載のカンフーならぬガンフーが売りである。

何しろ防弾スーツ..文字通りビジネススーツw..を着て、近接戦闘で銃を撃ち合いながら殴り合いもするという荒唐無稽さで、相手はともかく主人公になかなか弾が当たらないのだから。まあマトリックスで超能力者を演じたキアヌだからこそ許されるというのは否定はしない。

今作コンセクエンスの売りは脇にドニー・イェンと我らが真田広之を配し、キアヌとイェン、イェンと真田広之の対決シーンがあること。特に真田広之が日本刀を振るうシーンはエセ侍が闊歩するハリウッド映画にあっては貴重である。

尚、ネタバレになるのでこれ以上は憚るが、大阪が舞台の演出があったものの相変わらずのハリウッドジャパン演出なのに苦笑いすることになることだけは書いておこう。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

モンキチョウの幼虫はマメ科の植物で育つからか、親もシロツメクサやアカツメクサなどに寄ってくる。

Netflixの実写版ワンピースを観始めたが、日本語吹き替えの声優陣がアニメ版と同じキャストというのは正解。麦わらの一味は当然ながら、バギーはやっぱり千葉繁だよねw

悪魔の実というワンピ特有の設定はともかく、るろうに剣心やキングダムのように最近の漫画原作と同様に変にアニメに寄せた演出もなく、ハリウッドの特撮映画の感覚で観られるのは良い。

原作者の尾田栄一郎が関与して口出しもしているので、ハリウッド版ドラゴンボールのような違う世界観にはならずに済んでいる。

少なくても原作を知らずともパイレーツ・オブ・カリビアンのような海賊映画として楽しめる。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

先月31日は満月だったが、一月に2回満月が回ってきて、尚且つ今年最接近して見かけ上最大となったスーパーブルームーンだった。

いつも言っていることだが、こうして月だけ切り取る限りどこで撮っても同じなのだが、寝しなに明るい満月を観てしまうとつい撮ってしまう。

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先週地上波でジブリ映画のもののけ姫を放送していたようで、SNSにそれ関連の話が流れていた。

その中で、架空の生きものであるアカシカのヤックルのモデルがカモシカというのがあって、てっきりアフリカのウォーターバックかと思っていたのでちょっと驚いた次第。

Canon EOS-1N / EF70-200mm F2.8L USM / PROVIA

これがアフリカに生息するウォーターバック。ケニヤのナクルN.Pで撮影したもので、背後の鳥はフラミンゴ。

偶蹄目なので見た目はシカだが、角が生え変わらないウシの仲間。どうみてもヤックルだよね。

河畔林でアオサギが妙な恰好をして佇んでいたが、これは決して露出狂の不審者を装っているのではなく、濡れた翼を乾かしているだけである。

川で採餌した後や、夜半に雨が降った翌朝の日の出の頃によく目にするシーンである。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

昨日はSNSの鳥界隈でアオサギが話題であったが、これはジブリアニメの最新作、というか宮崎駿の最後の作品と言われる「君たちはどう生きるのか」の公開初日だったことに起因する。

事前に映画の興行に関してまったく情報がなく、ジブリ自身も宣伝を一切行わないという前代未聞の映画公開とのこと。で、その唯一の公開情報であるポスターに描かれているのが、件のアオサギなのである。

その同作を封切り初日の初回で鑑賞して来た。で、当初ネタと思ってた件のアオサギはまさかのそのまんまであった。

これ以上語るは憚るが、過去作のオマージュっぽいシーンてんこ盛りで、宮崎駿の最後の監督作品かと思うと感慨深い。まあジブリ映画好きはそれなりに楽しめるだろう。

それでも評価は割れるとは思う。分かりづらい的な感想があるのも、原作のないオリジナルストーリーで且つファンタジー要素強いのでそこは仕方ないのかなと。

尚、タイトルにある伏線は終盤で主人公が迫られる選択で回収される。世界を創るか世界に留まるか、なかなか重い決断であろう。

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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を観てきた。小生は自他ともに認めるインディファン。何しろそれが理由でインドまで行ったくらいだしw(半分嘘)

絶賛上映中でネタバレは書けないが、すでに公開されている情報だけ。

まず主な設定が1969年のアポロ計画時ということで、いよいよ小生がすでに生まれている時代になったという感慨。関連して過去の因果で戦時中まで遡るが、これが例のAI技術でハリソン・フォードが一作目「失われたアーク」の設定当時までに若返るというもの。

撮影時に79歳だったハリソンが30代後半までディエイジング可能になったのは、ジョージ・ルーカス率いるILMが若い時代のハリソンの実写映像を沢山持っていたことによるとのこと。言われてみれば一作目のハリソンは36歳だったし、メジャーデビューしたスター・ウォーズも然り。

その他、インディの常連協力者のサラーも健在で、驚いたのはアントニオ・バンデラスが友人役で登場していた。昨今の流れるようなアクションではなく、いわゆるインディ・ジョーンズ的な古典的でコミカルなアクションも期待通り。

これ以上踏み込みのはネタバレ域に入るのでこの辺にしておくが、トップガンのトム・クルーズ然り、若い頃に観た大好きなシリーズ作品で同じ俳優が同じ役を演じているのは感動ものである。

これでハリソンが演じるシリーズは終了となるが、スター・ウォーズと言いハリソン・フォードには感謝しか無い。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

関東某所にて。毎朝日の出の頃にキィーキィー鳴きながら同じ鉄塔に出勤してくるハヤブサ。この日は朝飯を持参していた。

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GW中はどこも行くつもりはなかったのだが、帰省中の倅と吉岡のジョイフル本田へ行きがてら..目的はバーガーキングだけど..もうそろそろ上映も終わる頃合いと見て、再び「シン・仮面ライダー」を観てきた。

庵野秀明の個人的思い入れが強く出ているので、1回観ただけだと評価は割れるだろうなと思っていて、その辺を確認する意味でもと足を運んだ次第。

決して、レアと言われていた長澤まさみのサソリオーグのライダーカードが欲しかったわけではないw

例のNHKが放送した制作裏話とか諸々知った上での鑑賞で、何か隠しネタを探すかのようなことをせずに済んだので、純粋に仮面ライダー映画として楽しめたのは良かった。

今どきのSF作品なのでちょっとCGが多いかな?という点を除けば、シン作品として良い出来だったと思う。興行成績と庵野秀明のやる気次第だろうが、次作への展開も伏線含めてあるので、ちょっと期待しておきたい。

尚、サソリオーグのライダーカードは無事にゲットできたぞw

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

カワラヒワは比較的繁殖活動が早い。うちの近所ではまだ営巣真っ最中だが、平野部の個体には早くも巣立った若鳥がいるようだ。

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平野部の田起こし前の田んぼでセグロセキレイが餌を探して忙しそうにした。

うちの近所だとセキレイの仲間はハクセキレイかキセキレイでセグロはあまり見掛けないので、日本固有種ということもあってつい目で追ってしまう。

尚、写真のようなシチュエーションはOM-1の初期のファームでは被写体認識してもまずピンが来ない状況だったが、最新ファームでは問題なくガチピンである。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

尚、動画でも鳥認識とAFは有効。これだけ手前に草が入ってもセキレイ類の捕食歩行を追尾してくれるのだから良い時代になったもんである。

換算800mmを超える超望遠でこの手の4K動画を手持ちで撮れるのもOM-1が便利なところ。マイクロフォーサーズは良いぞ。

未だ公開中の「トップガン マーヴェリック」。今シーズンの興行成績こそワンピースREDに抜かれてしまったが、それでも近年まれに見る大ヒット作品と言えよう。個人的にももう一度劇場に足を運ぶならトップガンだと思うし。

さすがにもうネタバレは問題ないと思うので憚りなく書くが、劇中後半によもやよもやで古のF14トムキャットが登場し、旧式なれどなんとか主人公を洋上のエイブラハム・リンカーンに帰還させる重要な役割を担うことに。

が、そんな米軍ではとうの昔に世代交代して現役を退いたF14..2006年に全機退役..が、何で都合よく敵基地の格納庫にあったのかという設定にケチをつける輩もいるようだが、この現実世界で未だにそのF14を現役で運用している国があるのである。

それは今や反米の旗手として米から悪の枢軸国とまで名指しされるイランである。

イランは今でこそ反米路線だが、1970年代までは親米国家..いわば米の傀儡国家だな..だったため、その当時に導入したF14を独自にメンテナンスして運用する技術を開発しており、現時点では米より確実に飛ばすことが可能な唯一の国なのである。

劇中の敵基地は雪山のあるようなタイガの森林地帯にあって、それだけではイランを想像するのは難しいシナリオになっているが、飛行可能なF14が格納庫に鎮座ましましているシチュエーションだけみれば、イランをネタにしているのはすぐわかる。

30年前のトップガンと言えばF14だし、事前のプロモでチラッとF14が映るシーンもあるが、さすがにF14が作戦行動に飛ぶのは無理があると思って作品を観て、最後の最後に主人公が乗り込むシーンには鳥肌が立った。ああなるほどそういう使い方があったかとねw

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

早朝の赤城高原では半袖ではもう寒くて震えるようだが、南から湿った空気が運ばれてきている状況でたまたま気温が高かったりすると、植物たちが蒸散作用で水分を外に出すので、うっかり路端を歩くとヒザ下がびしょ濡れになってしまう。

でも逆光に輝く水滴は自然の宝石のようで美しい。

どこで引用されたのかわからないが、以下の記事経由での訪問が増えているようだ。

動画は横位置で撮れ

今や若者を中心にショートムービーをコンテンツとするTikTokのようサービスが受けていることを考えると、7年も前の記事とは言え時代に合ってない古臭い意見ということになるのだろう。

ただ、当のTikTokなど最初からターゲットデバイスがスマホなので、縦構図の動画が市民権を得ているのは仕方ないにせよ、マスゴミがそれを引用しておもしろ動画としてテレビで流しているのもまた事実なので、やはりワンタッチで縦横を切り替えられる機能はあって然るべきだと思うぞ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

ちょっと前に記事にしたが、仕事で撮る場合はトリミング前提で横でも縦でも使えるようにと、日の丸構図で余白成分多めに撮ることになる。

ただ、自分でブログに載せるだけならフレーミングの時点で完成された1枚の絵として仕上げるので、被写体に合わせた構図になろう。

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白いドレス

2022/7/25

昔キャスリーン・夕ーナー主演の「白いドレスの女」というサスペンス映画があったな、などと思いながら撮った山の中の滝。確か若き日のミッキー・ロークとかも出ていたはず。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

三脚も使わず手持ちでこういう表現が気軽に撮れてしまうOM-1のライブNDの有り難みやいかに。

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