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節電対策でエアコンの設定温度を下げろとか言っている傍から、その舌の根も乾かぬうちに熱中症対策で屋外にいてはならない!と警告してくるのは何とかならんか。

家の中にいれば必然的にエアコンを長時間使うことになるので節電にならん。とは言え熱中症にかかればポイント2000円..しかももらえるのは8月以降だとさw..などまったく割に合わない医療費が掛かるわけで、無能政府の方針が支離滅裂なことがもはや人為的災害と言っても良い。

言っちゃ悪いが東電管内なら東京都内のそれも都市部が積極的に節電すべきで、うちのように普段からエアコンなど使ってない田舎の節電対策など雀の涙にもならんぞ。

何より、どこぞの元アイドル崩れを選挙でトップ当選させるような選択をしているのはその都民なのだから、政府主導のこの人為的災害のツケはそっちで払ってくれって感じだ。

それでもWindows機や外付けハードディスクは使うときだけ電源入れる..さすがにNASまでは切れないが..とか、トリプルモニターの一つは電源を落とすとか、一応それらしいことはしている。

それとメイン機のMacBookはM1になって劇的に省電力になったので、時折ポタ電(ポータブル電源)をUPS替わり..厳密にはUPSではないが..に使っており、節電を目指したわけではないが結果的にそれが節電対策につながっている。

なので電力需給ひっ迫注意報とか出たら、日中はポタ電から給電し、世間的に電力需要の少ない明け方..拙者は朝が早いのよw..にポタ電へ充電するようにしている。

iPhone 13 mini

ということで、早くもネコが床に落ちている季節の到来となったw

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もう梅雨明け

2022/6/29

6月は梅雨の季節と世間では言うが、実際には7月前半もまだまだ梅雨時。そして関東の梅雨明けと言えば例年なら7月20日前後で、その後半月もすればお盆前に赤城高原には秋風が吹き始める。

それがどうだ。今年はその7月の声を聞く前に梅雨明けしてしまって驚き以外ない。ついこの間までコタツに入っていたこともあるwほど例年にない寒さだったのだから、さすがにこれは異常気象と言われても仕方ないことだ。

その梅雨明け宣言を受けてテレビでいかにもなコメンテータが「今年はゴルフがいっぱいできそう」などと頭の悪そうな感想を言っていたが、能天気にもほどがある。

このところ、どうあっても止まっている原発を動かしたい政府と電力会社がマスゴミを煽って電力逼迫を訴えているが、電力だけでなく水不足が心配されるのは必定。農業用の利水の需要は下がってくる時期ではあるが、これから台風シーズンを迎えるまでは飲料水の確保が懸念される。

このまま雨が降らないなどということはないだろうが、近年多発している都市部でのゲリラ豪雨では下流域に一気に水が増すだけですぐ海に流れ出してしまうので、やはり山間部を中心にジワジワと雨が降るいわゆる梅雨でないと貯水に至らない..台風直撃でも済むが..のである。

日本列島は温暖多湿な環境にあって、全国津々浦々水道が整備されているので、多くの地域で水に困ることが少ないためか、水の重要性に思い当たらない輩はとかく雨を否定する。

が、水はすべての生命の源あることを強く認識すべきで、異常なまでに短い梅雨は憂うべき事態なのである。

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / Classic Nega.

農業用の需要が減っていると書いたがそれは水田の話であって、おらが村のような畑での水不足は農家にとって死活問題である。

早々と梅雨明けしてこのまま好天が続くと必然的に畑への散水機会が増えるので、当地では逆に農業用の利水需要は増加する。

カテゴリ:気象・天体

尾瀬の木道上で落とし物を見つけた。いわゆるオトシブミの揺籃ってやつで、この中に数個の卵が産み付けられている。

オトシブミはゾウムシの仲間で、その造形は際立って特徴的である。そして彼らが幼虫のためにこしらえるこの揺籃..卵の保護と同時に餌の提供を兼ねている..の構造もなかなかに複雑。

自分の体より大きい一枚の葉に切れ目を入れ、器用に追って畳んで巻き上げるのである。そして最後に残しておいた中央の葉脈を切って地面に落とすわけだが、普通はそこは落ち葉が堆積したような林床なので見つけるのは一苦労だが、それが今回はたまたま木道上であったためにすぐにそれとわかった。

オトシブミはナラ・クリ・クヌギ、それにハンノキを好むが、尾瀬の場合は湿原だとハンノキということになり、必然的に河畔林内ということで、この揺籃もヨッピ川に沿った河畔林内で見つけた。

落ちていたのは木道の中央付近だったが、朝から人の往来はそこそこあったわりによくも踏まれずに無事だったものだ。

Google Pixel 5

オトシブミの名の由来は「落とし文」から来ていると言われている。

元の落とし文自体は、恋文など人目をはばかる手紙を伝えるべき相手に直接渡さず、それとなくわかるように相手の近くに置いておくことを指すが、オトシブミにはそんなロマンチックな考えは毛頭なく、そもそも目立つことを逆に避けたい意図があるはず。

今回はそれが期待通りに機能しなかったわけだが、彼らも下がどうなっているかいうところまで気を回していないのだろう。

それに場所が河畔林ということもあって、下が川面だった場合でも構わずちょきっと切ってしまうのか気になった。

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8Kの使いみち

2022/6/27

先日GH6を写真も動画も一度に撮れるハイブリッドと書いたところ、今どきのデジタルカメラはどちらもふつうに撮れるじゃないかと言われた。

そう、「ふつう」で良いなら確かにどのメーカーのカメラを使おうとも同じというのは間違ってない。さらに誤解を恐れずに言えば、写真に関して言えばどのメーカーでも大した違いはないというのが個人的な印象。

1億画素だの2000万画素だの画素数の大小こそあれど、ソニーαでなければ撮れないとか、ニコンZだから撮れた的な話は誇大妄想でしかなくw、どんなカメラ使っても目視できるほどの違いなどありはしない。

ただ、動画に関してはアレはできるがコレはできない、できてもアレでなければコレできないなどエクスキューズがありすぎて、現時点でどのメーカーでも同じと言える段階にはない。

そういう意味で、今どきのデジタルカメラがすべて真のハイブリッドカメラとは言えないのである。

いやいやGH6はZ9やα1と違って8K撮れんじゃないかという意見もあろうが、8Kで撮ってもそれをオリジナルで視聴できる環境が一般的ではないので、加工前提のフッテージでない限り8Kの意味など実質的にないと言って良い。

それでも敢えて8Kに意味を見出すのであれば、現在のフルHDに対する4K同様に編集の自由度が高まるということと、動画から切り出す3300万画素の静止画だ。後者は動画記録を連写と捉えて、任意の位置から特定のフレームを取り出すということ。

そしてその場合、目的は静止画である以上はシャッタースピードを高速で切ることになるので、それを動画として使うのは無理だということになる。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Classic Nega.

その8Kが撮れそうなので今のところX-H2を狙っているのだが、その前にX-H2Sのレビューで特に海外のを眺めていると、もしかしてOM-1より物体認識のAF精度が良いのではないかと感じている今日この頃。

前にも書いたがX-H2SだとOM-1とGH6に丸かぶりで、XF150-600も思いの外でかい..というか長い..のでその辺りを理由に踏みとどまっている。

まあ今注文入れても無印H2の登場前にH2Sが手元に来ることはなさそうなので、それも手を出さない言い訳としては十分かw

カテゴリ:写真・カメラ|タグ:,

観察行為だけなら65mm口径のフィールドスコープとトラベル三脚程度で済むのだが、記録としてムービーを撮影する場合はそうもいかず、その場合は天狗様仕様の超望遠システム一式と大型三脚を荷揚げする必要がある。

若い時は毎日機材背負って天狗谷に張ったブラインドまで通ったこともあったが、今やそんなことは体力的にままならずで、週に2・3日がせいぜいである。

iPhone 13 mini

これが現在の天狗様仕様の標準山装備というか商売道具一式。水やら食料やら簡易ブラインドを兼ねた雨具やらで約15kg程度。もちろんスチル用にいつものマイクロフォーサーズセットも込みで。これにさらに三脚一式の約5kgが加わるw

この季節は林道が開いているので天狗谷近くまで車でアプローチできるから楽だが、残雪期の県北フィールドは延々と雪上歩きを強いられるのでそれがまあなかなか大変。荷物もスノーシューやアイゼンが追加されるし。

さらに谷の入口から観察場所まではいわゆる登山になるのだが、これはもう生息地によって千差万別で、標高差が100m未満で済むところもあれば、500m以上登らないとならない場所もあって、当然後者の場合は一日がかりとなってしまう。

その登りも一部を覗いて登山道ではないのでまったく整備されておらず、特に県南フィールドはところどころ岩場が多いので、うっかりすると帰らずの人になりかねないので最新の注意を払って行動している次第。

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どちらかと言えば動画機に寄せているGH6の背面モニターは一応バリアングル型..パナではフリーアングルと称している..という位置づけになるが、チルト式としても使用できるスグレモノで、評判の良いS1Hのものを継承している。

可動式の背面モニターがバリアングル式かチルト式かという話は、好みがまっぷたつに分かれるある種の宗教じみた論争になるが、おおよそムービー派は前者でスチル派が後者という分かれ方になるようだ。

最初に使ったチルト式はX-T1だったが、3方向チルトで縦構図にも対応したのはX-T2からで、その頃はチルト派だった。

チルト派はモニターがレンズと同軸にないと不便という意見らしいが、拙者はハイビジョン以前からビデオカメラを使用してきているので、同軸とならないバリアングル式でもそう気にならず、今はその辺はどちらでも良いと思っている。

余談だが、自他共に認めるキヤノン使いだったが拙者がC社に見切りをつけた理由の一つにこの可動式モニターの存在がある。

今でこそEOSも可動式を採用しているが、当時は世界が滅んでも絶対に可動式は採用しないもんねと言わんばかりに、頑なに背面モニターを固定していたC社に嫌気が差したというのがあった。

昔からC社は殿様商売なので、自分たちの考えを使う側に押し付けてくるところがって、それが鼻に付くのである。言い方を変えればC社のカメラはどこか使わされている感があるのだ。

iPhone 13 mini

GH6のチルト式は天狗様仕様の超望遠システムの時にプチ便利。待っている間、楽な姿勢で少し離れて見ていられる。これが以前使っていたGH5やG9のバリアングルだと、横に載せている双眼鏡と干渉して上手く開けないのである。

GH6はバリアングル式に横開きにした場合はEVFと背面モニターは動的に切り替わる..同時表示も可能..が、チルトした場合はEVFは表示されない。どのみちモニター起こしたらEVFは覗きづらくなるので、節電の意味でもそれが合理的である。

ちなみにモニターに映し出されているのは巣立ちした小天狗様。2km少々離れたN谷を見下ろすピーク付近で親天狗を探しているところ。

今週に入ってようやく県内生息ペアのすべての繁殖確認が済んだので、これでしばらく山通いから開放される。

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甘い果実

2022/6/24

政府の言う「燃料高騰はロシアのせい」はそれはその通りで大筋では間違ってないが、聞くだけで何もしない昼行灯が国のトップなんで半分くらいはそいつのせいでもあるな。

一時は下がりかけたガソリンの小売単価もまたぞろ上がり始めており、いつも給油している渋川の国道端のGSでもいよいよレギュラー170円代が視野に入ってきた。

さらに多くの原発を停止しているので必然的に化石燃料を燃やす火力発電に頼ることになり、老朽化した発電施設を修繕してだましだまし稼働させ始めているが、それでもいつまた計画停電するかしないかという状況に変わりはない。

そこで思いついたのがポイント給付。何でもかんでもポイントを付けると言えばしっぽを振って飛びつくと足元を見られている国民性につけ込んで、一ヶ月節電したら相当のポイントをくれるらしいが、それがどう計算しても数十円にもならないのだからお話にならない。

節電と選挙前の国民へのやってる感アピールの一挙両得とか何とか、取り巻きの経産官僚にでも入れ知恵されたいかにも聞くだけソーリらしいが、新たなポイント制度の創設はあらたなコスト増や中抜きを生むだけで一向に国民には恩恵がないぞ。

それにしてもマイナンバーカードも然り、ポイントなどと言えば我々が喜ぶなどと思われているようで何ともナメられたものだ。

カメクラ界隈ならヨドバシやビックに慣れきっているので、最低でも基準額の10%のポイントがないといかん。1ポイントとか2ポイントとかそんな程度はポイントとは呼ばんw

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ポイントでもなんでも世の中そうそう甘い果実は転がってはいないが、農村の路傍ではヤマザクラの実が熟し始めており、こちらは野生の生きものたちには十分な甘い果実である。

食され何れ種子が糞となって周辺に拡散されるのは、植物にとってはポイント高いと言って良い。

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円安の影響で景気浮揚などますます遠のくビンボージャパンだが、原材料費の高騰でもろもろ物価が上がり、物によっては輸入品のほうが高いという逆転現象が置き始めている。

景気対策なんて自公政権が与党である限り期待できないのは今のこのザマを見ていれば分かることだが、さりとてまとまりのない野党が烏合の衆を作っても国の舵取りなど上手く行くとも思えないのもまた事実である。

目下喫緊の課題であるその景気対策だが、誰が考えても即効性のある策は出てこないわけで、それであれば野党が唯一同じ内容で掲げる消費税率の引き下げというのがもっとも現実的であろう。それなら消費活動に直結するので、すぐにでも効果が期待できる。

消費税分の減収どうするんだという意見があるが、この先の不景気が見通せるタイミングで防衛費をGDP比2%まで上げるなんて大風呂敷を広げられるのだから、消費税率の引き下げができないわけがない。それに使途不明となっているコロナ対策予備費はどこ行った?

聞くだけソーリ曰く、消費税率を下げると「中小企業がシステムの変更や値札の付け替えで大変になる」などと国会で苦し紛れの答弁をしていたが、まあ寝言は寝てから言えって感じ。

まず、システム屋に言わせれば消費税率なんて管理マスタの税率を変更するだけなので、コンピュータシステムに改変の必要などは一切ない。少なくても拙者のような田舎のエンジニアでさえ、過去30年以上関わってきたシステム開発でそんなやわな設計は見たことはないぞ。え?軽減税率?そんなの同じ値にすれば良いだけじゃんw

値札の付け替えについては確かに手間が発生するが、どのみち時限的な措置に過ぎないので、売り場やレジ前に「税率引き下げ分を値引きする」と一言書いておけば済む話だ。これが逆だと大いにモメるが、レジで支払う料金が下がって文句を言う客などいるわけがない。値札の付け替えなどヒマ見てゆっくりやれば良いのである。

それに「中小企業がシステムの変更や値札の付け替えで大変になる」というのであれば、税率上げる時にも同じ問題が生じるわけで、下がるときにだけこの理屈を持ち出すのは国民を愚弄する政治レトリックに過ぎないぞ。

その消費税に関して、現与党と大蔵官僚は下げるどころか税率アップを目指しているのは間違いなく、それどころか新コロナ対策で使った分..一律給付金や医療補填分、それにアベノマスク代wなど..を名目付けて別途徴収を目論んでいるのは間違いないので、何も変わらないからみたいな理由で無投票で済ますと、自分たちにその結果が重くのしかかってくることが覚悟する必要がある。

現在の政治の潮流ではとても二大政党制など期待すべくもないが、さりとて与党に票が集まって調子に乗られても良いことないのはこの30年間の結果が物語っているので、ねじれとは言わないまでも野党の数を増やして与党が緊張感を持つようになるのが望ましい。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

夏至が過ぎてこれから日照時間は徐々に減っていくことになるが、庭のブルーベリーが色づく暑さが本格的になるのはまだもう少し先。

でも予報だと今週から暑さが増すという話で、晴れ間に山に出かける際は要注意だな。

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昨日から100g未満のトイドローンを除き、飛行させるドローンは事実上すべて事前登録が必要となる。

昨今の事故の多さ、犯罪に使われるケースなど見ていればこの日が来るのは必然だったと言えるだろうし、ユーザーサイドの自業自得で、個人的にもこうなることは予想していた。

もうドローン撮影の業務は請け負っていないので本件は放置しようかと思っていたが、個人的に飛ばす機会もあるだろうということで春先に一応登録を済ませてある。事前登録すると余計な金がかからないというのもあったしね。

以前から業務で飛ばす限り業者は然るべき手続きを取って行っている..うちもそこは徹底していた..ので、機体の事前登録が必須になったからと言って困ることはなく、むしろ今回のターゲットは個人の私的利用への規制ということになる。

実際、なんでこんなところ..国立公園内や民有の管理施設など..でドローン飛ばしてんの?って感じる例はいくつもあって、操縦者にカメラを向けた途端にコソコソと逃げ出す輩を何度も目撃している。

最悪なのは周辺に操縦者の姿はなく、明らかに見えないところから遠距離で操作してる..つまり手元のモニターだけ見て操縦している..のが見て取れる動きだ。そんなのが風の強い日に頭上を飛んでいた日にはもうヒヤヒヤもんでしかない。

ドローンは紛争地域ではそれ自体が爆発物を搭載した低コストな攻撃機なりうるため、現在進行系であるウクライナ・ロシア戦争では特にその有用性が高まっており、火力の強い軍事用ドローンは当然のこととして、相当数の民生ドローンが双方の攻撃に使われている。

規制されることで国内の技術的な停滞を危惧する声もあるが、すでにこの分野はDJIの一人勝ちで国内メーカーの太刀打ちできる分野ではなくなっていた。唯一ソニーが後発ながら参入しているがそれはあくまで産業用なので、今回の話とは趣旨が異なる。

何事もそれまで自由だった行為にお役所が規制を始めると反発する声は出てくるが、昨今のユーチューバー的な輩に多く見られる承認欲求がやたら強い構ってちゃん的なバカが増えてきて目に余るので、本件に関しては拙者は積極的賛成派である。

オレを観て観てウェ~イ!的な他人に迷惑振りまくアホは駆逐されるべし。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

いつ見ても悪魔の実のようなホオノキの実。どことなくヤァーって感じがしないでもないw

この実が全体的に赤くなって熟すまでまだもう少し先の話。さらに言えば正確には写真のものは実ではなく袋果の集まりで、この中に小さい実が個別包装されているイメージ。秋になってここから赤い小さい実が落ちてくる。

実は薬用で利用されることがあるようだが、食用には適さない。

ようやく待ちに待ったスプリガンがNetflixで公開された。

何しろスプリガンを最新技術でアニメーション化するというから、3年前にNetflixにサブスク払って登録したのに、いやまあここまで実に長かったなw

ただNetflix自体はそれを上回る膨大な新作と過去作品をいつでも観られるので、こんなことならもっと早く登録すればよかったなと思い直しているけど。

さてそのスプリガンだが、30年以上前のバブル時代に原作..少年サンデーで連載..をリアルで読んで、歴史好き・考古学好き・SF好き・ミリタリー好き、そして格闘好きの拙者にはドンピシャハマってしまった冒険活劇である。

今回のアニメ化に当たって時代考証を現代に置き換えているので、当時はまだ存在しなかったスマホやタブレット、ドローンなどが登場する他、アーカムと対立する組織の一つがソ連でなくロシア..連載初期はまだソ連だった..だったり、同じくライバルの米軍が使用するアサルトライフルがM16ではなく最新のH&KのXM8だったりと、ミリタリーオタクの心もくすぐる仕掛けとなっている。

今回6話ということで当初はちょっと少なくね?と思ったが、とりあえずシーズン1ということらしいので、しばらくシリーズが続くようである。実際その関係と思われるが、シーズン1は原作の連載順ではなく、物語に登場する主要キャラをすべて登場させる並びになっている。

とにかく、そんなスプリガンを最新のアニメーション技術で観られるなんて、まさにありがたやありがたやであるぞw

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / PROVIA / アヤメ

話はやや逸れるが、スプリガンの連載当時..1989年~1996年..の時代背景だとジャパンバッシングの後期に当たるため、経済面では当時の双方への印象は良くなかった。

それ故かどうか、スプリガンの主人公が属する民間組織であるアーカム考古学研究所が対立する主要な敵キャラは、ソ連よりも米..というか米軍だな..という設定で、そこは現代の関係性からは意外に映るかもしれない。

米が日本を経済面でバッシングしていた時代、逆に日本はジャパン・アズ・ナンバーワンとして絶頂期だったと言えるが、そんな時代背景があったなど最近の若い人には想像もつかないだろうね。

そしてそれが先日のビンボージャパンのネタにつながるのである..

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