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甘い果実

2022/6/24

政府の言う「燃料高騰はロシアのせい」はそれはその通りで大筋では間違ってないが、聞くだけで何もしない昼行灯が国のトップなんで半分くらいはそいつのせいでもあるな。

一時は下がりかけたガソリンの小売単価もまたぞろ上がり始めており、いつも給油している渋川の国道端のGSでもいよいよレギュラー170円代が視野に入ってきた。

さらに多くの原発を停止しているので必然的に化石燃料を燃やす火力発電に頼ることになり、老朽化した発電施設を修繕してだましだまし稼働させ始めているが、それでもいつまた計画停電するかしないかという状況に変わりはない。

そこで思いついたのがポイント給付。何でもかんでもポイントを付けると言えばしっぽを振って飛びつくと足元を見られている国民性につけ込んで、一ヶ月節電したら相当のポイントをくれるらしいが、それがどう計算しても数十円にもならないのだからお話にならない。

節電と選挙前の国民へのやってる感アピールの一挙両得とか何とか、取り巻きの経産官僚にでも入れ知恵されたいかにも聞くだけソーリらしいが、新たなポイント制度の創設はあらたなコスト増や中抜きを生むだけで一向に国民には恩恵がないぞ。

それにしてもマイナンバーカードも然り、ポイントなどと言えば我々が喜ぶなどと思われているようで何ともナメられたものだ。

カメクラ界隈ならヨドバシやビックに慣れきっているので、最低でも基準額の10%のポイントがないといかん。1ポイントとか2ポイントとかそんな程度はポイントとは呼ばんw

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ポイントでもなんでも世の中そうそう甘い果実は転がってはいないが、農村の路傍ではヤマザクラの実が熟し始めており、こちらは野生の生きものたちには十分な甘い果実である。

食され何れ種子が糞となって周辺に拡散されるのは、植物にとってはポイント高いと言って良い。

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