GH6は大食らい
パナのGH系には昔から総じて言えることだが、中でもGH6はバッテリーの持ちがよろしくない。使わないときはこまめに電源を切っているが、1個で3時間もてば良いほうだろう。
大食らいの理由は画素数アップでプロセッサーの消費電力が増えたとか、強力な手ブレ補正だとか、クーリングファンの動作だとか、そりゃまあ電気を食わない理由などどこにもないのは事実だ。
仕事の撮影ではないので1回せいぜい3時間ももてば十分というのはあるが、山で天狗様相手に1日中コリメート撮影..電源入れっぱなしで終日待機状態になる..ともなるとそうも言っていられない。
その点で今どきのデジタルカメラはUSB-CでPD対応なので、モバイルバッテリがあれば電源供給不足への不安は解消される。
仕事柄モバイルバッテリは常に複数持っているが、現在現役なのはこの3つで、昔からモバイルバッテリとケーブル類はAnkerの一択である。
左からそれぞれ10,000、25,600、26,800mAhで、理論上は10,000あればDMW-BLK22を4回チャージでき、20,000以上あれば常時電源入れっぱなしでも2〜3日は十分に持つ。
通常の撮影なら予備バッテリ2個と10,000mAhのモバイルバッテリがあれば十分で、20,000クラスが2つあるのは山でコリメート撮影にカメラ本体の他に外部モニターを接続することがあるため。LCDモニターを常時点灯させておくのが何より一番電気を消費するのでね。
ちなみに仕事場ではUPS(無停電電源)代わりに同社のポータブルバッテリを使っている。これは容量が216,000mAhで最大778Whの出力がある。
近頃のニッポンはビンボー国家に成り下がっているので、電気が足らなくなると意図的に停電させるとかフザケたことを平気でやらかすので、自前でこのくらいの装備はあったほうベターだ。
それに1週間程度の遠征に車載していけば、PC含め携行する電子機器のすべての電気をまかなえるので便利である。拙者は持ってないが、ソーラーパネルの充電アクサリーを使えば、災害時にも使えるというのがメーカーのウリでもある。