月別アーカイブ : 2022/11

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OM-1が期待以上に良いので、当初はその勢いでOMDSのZD150-400mm x1.25を手に入れるつもりだったのだが、価格がZDの1/3のXF150-600mmとX-H2のデジタルテレコンの組合せがさらにその上を行ってくれたので、OMDSには悪いがそっちの線は消えた。

手の出ない値段ではないが今更80万もするレンズに投資するのも気が引けていたのと、やはりどこかにOMDSの事業存続に対する不信感w的なものがあるのは事実でもある。とりあえずOM-1は出たがその後のOM-5がやや手抜き感あったこともあって、次の一手が見えてこないのがね。

と、OM-1の手前ついついOM-5にケチを付けてしまうが、先日OM-1との比較画像を見てそのコンパクトさと軽量(約360g)な点に驚いてるところ。

金属外装ではないらしいがOMDS自慢の防塵防滴仕様であり、見た目はE-M5そのままなれど中身はE-M1Mk3に置き換わっていて、プロキャプチャーも手持ちハイレゾも同等である。

あくまでサブ機としてとか、山行メインならどうせ単体運用なのでマイクロUSBなのは言うほど気にならないだろうし。

FUJIFILM X-H2S / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2S / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2S / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

写真は県南の低山の紅葉。今年の秋は本当に色づきが良かった。

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X-H2のデジタルズームだが、当初はデジタルテレコン的に望遠端から更に延長する使いかと勘違いしていた。例えばXF16-55なら望遠側が110mmで延長する的に。

もちろんそれも可能なのだが、ズーム位置に関係なく2倍ズームとして機能することが分かった。同レンズで言えば20mmから操作することで20-40mmと言った具合に。

果たしてそれに意味があるのかと言われそうだが、デジタルズームは背面のセレクタボタンの操作でズームレンジを変更できるので、レンズ側のズームリングを回すこと無く、まんま電動ズーム的に画角を変化させることができるのである。

非電動ズームの場合、動画の撮影中にズームリングを映像に影響なく操作するのは至難の業で、均一なスピードで画角変化させるのはそれこそ職人技の世界である。

それがボタン操作で自由に可能になるのだから、まさに8Kの恩恵と言って良いだろう。

FUJIFILM X-H2S / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

赤く色づくのは紅葉ばかりではない、と噴煙上げる浅間が言ったかどうか。

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世はブラックフライデーが話題で、これと言って欲しい物もの必要なものもないので今回は傍観しようと思っていたが、ProGradeのCFexpress Type Bが安くなっていたのを発見。

COBALT 1700RはX-H2兄弟の推奨品なので、325GBを2枚をポチってしまった。半導体不足も以前ほどではないようだが、まだ不透明感はあるので安く手に入れられうちにという考え。これで2万ほどセーブ。

650GBも同様に安くなっていたが、長尺になるロケものは今は仕事として請けてないので長時間回すことはなく、むしろリスク分散の意味合いが大きい。CFexpressはまだ書き込めない的なトラブルがあるのでね。

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

写真は県南の低山の紅葉。

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マスクを外させて国内旅行を推したい相変わらずの無能政府だが、田舎ではここに来て新型コロナが再び流行りだしている。

初期の頃のような強毒性がないので以前ほどの警戒心はないが、コロナはただの風邪という言説に乗るつもりもないので、必要な場所では未だにマスクは着用するようにしている。

さすがにマスクを外せという輩に遭ったことはないが、マスクをしてくれと言われることはまだ日常的にある。と言ってもそれも食事や買い物で店舗内に入った時だけだけど。

デスクワークは100%オンラインだし、フィールドに出れば山中で人と会うこともないので、オープンな場所では以前から基本的にノーマスクである。

とは言え、今は子供たちを中心に学校関係から広がっているようなので、まだしばらくは落ち着きそうにないな。

FUJIFILM X-H2 / XF50mm F1.0 R WR / Velvia

F1.0で秋の森の小道を切り撮る。

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Nレポにも上げておいたが、今朝方ベニマシコとシメを近所の防風林でこの冬初認。

両種ともうちの近所だと年によってバラつきがあるので定量的なデータはないのだが、県内各地のフィールドでの遭遇も例年よりは遅めの印象だ。

ま、いずれうちの庭にも姿を見せるだろう。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / ISO6400

シメは日の出前で肉眼では完全シルエットの状態。写真はトーンカーブをいじって暗部を持ち上げている。

驚くべきはX-H2Sの鳥認識で、こんなに暗くても目の位置に小さい認識枠が現れて、シメが横向いたりこっち向いたり動くたびにちゃんと追随する点である。

同じ場面で試したわけではないので気のせいかもだが、同じ物体認識を搭載しているX-H2だとここまで応答性が高い感じはしない。

OM-1もそうだが、今どきのミラーレスカメラの物体認識は明らかに人の能力を超えているね。

カラマツはスギやヒノキと同様の植林木で、東日本の標高のある山野では普通に見掛ける針葉樹である。ただ、同じ針葉樹でもスギやヒノキと違って落葉するのが特徴で、晩秋を彩る落葉前の黄葉が美しい。

成長速度も早く比較的幹がまっすぐ伸びるが、強度がないので単体では建築材には向かないため、合板にして強度を高めたり、建具の材料に用いいられる。

ちなみにそんなカラマツの原産地が浅間山麓であることは意外に知られていない。

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

写真は前白根山で見られるカラマツの風衝樹形。樹幹が真っすぐ伸びると書いたが、場所によってはそうもいかないという例。

植物の生育に与える環境因子の一つに風があって、常時強風の影響を受けるとまっすぐに生育するのが難しくなるため、カラマツ言えど風下に向かって地を這うように幹も枝も低く伸ばさざるを得ないのである。

前白根山周辺は標高が2200m前後で森林限界を超えている植生ではあるが、東向きの斜面にはカラマツの自然林がまばらに広がっていて、そのうちいくつかは稜線部に近いものもあって、いずれも写真のような風衝樹形として見られる。

見方によっては自然の力が生んだ盆栽のようだとも言えよう。

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以前に2018年度のカメラ市場シェアの雑感を書いたが、その2021年度版的なデータを海外サイトで拾った。

販売シェア
デジタルカメラ全体 ミラーレスカメラ
1 キヤノン 45.8% 1 ソニー 35%
2 ソニー 27.0% 2 キヤノン 30%
3 ニコン 11.3% 3 富士フイルム 12%
4 富士フイルム 5.9% 4 ニコン 7%
5 パナソニック 4.4%
テクノ・システム・リサーチ(2021年度)

2018年から3年が経過しており、その間にデジタル一眼レフを主力としていたキヤノンとニコンのミラーレス化が進み、状況はかなり変わっていると思われる。

ミラーレスに限って言えば、一番目立つのはやはりソニーが大幅にシェアを減らして、予想通りキヤノンがその分?伸ばしている点であろうか。

ちょっと意外だったのはニコンが微増..と言っても倍近く増えてはいるが..なのと、富士フィルムが減らしている点で、この辺りの因果はちょっと思いつかない。

こうしてみると、普段当ブログでガリバー3社という表現でキヤノン・ソニー・ニコンを括っているが、どうやら2大巨頭とその他という図式が正しいようで、ガリバーはキヤノン・ソニーの2社ということになりそうである。

尚、オリンパスのデータが無いのは、この間に会社がOMDSに変わったため比較データがないためと思われる。が、仮にあったとしてもまあ大勢に影響はない程度だろうと予想w

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

米国だけのシェアだと意外に富士フィルムが高いとは聞いていて、ナショナル・ジオグラフィックが推す2022年度のベストコンパクトカメラにX-T5とX100Vが入っていてちょっと驚いてる。

OM-1も推奨されているが、これはやはり野生動物カメラマン枠からの推しの模様。ナショジオの取材チームはかなり過酷な状況での行動を強いられるので、防塵防滴性能や耐候性能について厳密な仕様を求められていると思われる。

もちろんコンパクトという枠を取り払えば、R3やZ9が選ばれるとは思うが、α1含めソニーは防塵防滴性能に未だに?がついて周るらしいので、アドベンチャー要素のない報道系止まりと聞き及んでいる。

カテゴリ:写真・カメラ

人のコロナもなかなか落ち着かない状況にあるが、この冬は早くも鳥インフルが各地で感染拡大を始めている。

ナベヅルとマナヅルの世界最大の越冬地である出水平野では、すでに50羽近くの陽性率9割を超える衰弱または死亡個体が回収されているとのこと。時期にしても感染ペースにしても過去に例がないほどで、この後のピークも予想できないと専門家も言っている。

以前から出水のツルの一極集中は懸念されており、万が一にもここでパンデミックが発生すると、両種ともに種自体の存続が危ぶまれる事態となる。

周辺の養鶏場ではニワトリの殺処分による防疫措置が取られているようだが、ウィルスだけに直接目に見える脅威ではないので、予断を許さない状況が続くことになる。

追加情報として、昨日とうとう北海道のタンチョウと四國でコウノトリで国内の初感染例が報告されている。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

夏季は林冠を移動する姿をチラ見する程度のアオバト。留鳥として通年生息しているのだが、その姿を目にできるのは木々が葉を落としたこの時期ならではだ。

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キヤノンとソニーのシェアが高いの周知の事実だが、店頭に行って素人が今どきの映える写真の撮れるカメラでオススメは?って店員に聞けば、予算で無理のない範囲で無難にキヤノンかソニーを勧めていると思われ。

もちろんキャンペーンで在庫抱えていればそっちの波を勧めるとは思うけど、やっぱニコンとかフジとかを素人さんに売るとはちょっと考えられん。

何が言いたいのかと言うと、前者2社のシェアには多分に「とりあえずこれ買っとけ」票が多く含まれていると邪推でき、後者含めその他については「本当に欲しい指名買い」票なんじゃなかろうかと。

ここにネット通販の数字が入るとまた事情は違ってくるが、購入者がどこからオススメ情報を仕入れてくるか..多くは価格.comやSNSの口コミだろう..に依存するので、店頭での購入とそう大差ないか、若干指名買いが占める割合が高いのかな。

仕事仲間が開催していてその手伝いで参加している写真のオンラインワークショップで、スマホ写真から脱却してデジタルカメラを買いたいという若い人がいて、ちょっとそんな話になったので、個人的見解を述べた件ってやつ。

やはり詳しくない人から見て、デジタルカメラはキヤノンかソニーのイメージが強い模様。オジサンの時代はニコンかキヤノンだったんだけどねw

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

写真は県南の低山の紅葉。

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X-H2は電子なれど1/180000という超高速シャッターが切れる。フジはそれまでのX-T4でも1/32000が切れたので、単焦点の大口径レンズを昼の日中から開放で使えるのは便利である。

一般的にF1.0やF1.4などという絞りはNDフィルタ使って減光しないと使えないので、その辺りの手間から解放されたと言える。

しかもフジの場合は明示的にメカと電子の設定を変更せずとも、メカで1/8000を境に自動的に切り替えてくれるのもありがたい。

FUJIFILM X-H2 / XF50mm F1.0 R WR

F1.0で秋の森の小道を切り撮る。

XF50mm F1.0はまっさきに手放すと周囲に放言されていたwが、実のところはXFの単焦点レンズではこれが最も稼働率が高いという結果に。

普段は利便性を取ってズームレンズばかり使うことになるが、やはりF1.0というある意味特殊なボケ表現が使えるのは大きい。

それこそフィルム時代はズームより単焦点のほうが画質が良い的なことも言われていたが、今やズームレンズも性能が上がって格段に優秀となり、逆に単焦点には一芸に秀でたものが求められていると思っている。

そういう意味でF1.0は特殊な仕様と言えるだろう。

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