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ファイル共有

2022/11/20

iPhoneやMacなどApple製品どうしでファイル共有する場合、AirDropが簡単且つ便利。写真ならiOSとmacOSに標準の写真アプリでiCloudを介してもやり取りできるが、AirDropなら写真以外のファイルも共有できる。

Androidの場合はAirDropと同じようなニアバイ機能でファイル共有できるが、これはAndroidデバイスどうしに限られる。

なので例えばWindows PCやApple製品とファイル共有する場合は、Googleドライブ(のマイドライブ)に一時的にファイル共有すれば、PCやApple製品間ともファイルのやり取りができる。

ちなみにいずれも同じ結果を求める操作なのだが、AirDropとニアバイはデバイスどうしのBluetoothによるP2P(ピアツーピア)だが、Googleドライブの場合はCloudサーバーを介して実現するので、前者は電波の届かない山奥でも実行できるが、後者はインターネット回線がないとできないので注意。

という異なるデバイス間でのファイル共有についてよく聞かれるので備忘録。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

写真は県南の低山の紅葉。

カテゴリ:ガジェット, 季節感|タグ:

X-H2兄弟の使用に伴い従来の使い方の見直しが進んでいるが、中でも一番影響があったのが中指AFの廃止かな。

X-H1が好きすぎてこんな記事を書いていたのだが、H1はボタン類が小さずぎて押しづらいことこの上なかった。特にAF-ONボタンは浅く握った際に押すのに苦労していたので、中指で押せるFn2にAF-ONを割り当てて、中指AFとしてを使っていた。

それがX-H2兄弟はAF-ONボタンとフォーカスレバーが大型化し、場所も好みの位置に配置されたので、Fn2でAF-ONを使う必要性が薄れた次第。

そこでFn2にはフォーカスチェックを割り当てて、AF-SまたはMF時のピント拡大に使うようにしている。

フォーカスチェックは、EVFまたは背面モニターの映像を拡大する機能であり、望む位置にピンが合っているかを確認するのに便利なのだが、X-T4以前で使えたリアのコマンドダイヤルの押し込みができなくなったことで行き場が無くなっていたのだ。

物理的なボタンやダイヤルに2つ以上の意味を持たせるのはUIとしてはあまり望ましくないので、それはそれで良いのだが、以前は出来たことが急に出来なくなるとまあ慣れるまでは色々言いたいこもあろうかと。

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia
FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

植生が多様な森の秋の彩り。西上州にて。

カテゴリ:写真・カメラ|タグ:,

季節が冬へと移り変わるこの頃を境に、行動圏を北部・東部の山域から県西部・県南部へと徐々に変えることになる。

理由はいくつかあるが、県北は積雪によって行動が制限されるのと、天狗様の繁殖シーズン突入で彼らの動きがより活発に目で追えるようになるからである。

秋は鳥類にとって繁殖地から移動始める季節移動のタイミングになるため、その時期に個体を目撃してもそれが定着しているのかの判断は難しいのである。

天狗様は留鳥ではないか?とよく聞かれるが、幼鳥は基本的に巣立てば繁殖地からは追い出される立場なので、季節移動ばりに全国各地へ放浪し始めることになり、そういった個体を誤認しないために次の繁殖シーズン開始まで待つことになる。

県北に比べて県南は昔は居たが今は居ない..時々見かける程度を含め定着していないの意..というエリアが多いので、この時期にそういった過去の繁殖地で観察調査をすることになる。

まあ毎年その多くは徒労に終わるのだけどね..

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia
FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / Velvia

県南の低山の紅葉は今が見頃。予想通り今年は赤く色づくカエデ系が美しい。

カテゴリ:季節感, 猛禽|タグ:,

XF150-600mmの望遠端がF8で暗いという意見があるが、500mm域ならF7.1なので、某C社のRF100-500mm F4.5-7.1と同じだったりする。

まあF8は確かに暗いと言えばそうなのだが、X-H2でデジタルテレコン1.4を使えば、実質的に2000万画素残して35mm版換算で1260mm F8相当になる。それに似たようなスペックに某C社のRF1200mm F8というのがあるが、あちらはお値段240万コースなのでお話にならないw

とは言え、朝夕とか林内とか絶対的に光量不足となる場面でF8が暗いのはその通り。だがそんな時のため?にマイクロフォーサーズのロクヨンことZD300mm F4があるではないか。

iPhone 13 mini

写りは文句なく一級品。過去にロクヨンと呼ばれるレンズを何本か使ってきたが、そのどれよりも画質は良いと断言できる。

それに何よりこのサイズ感で600mm F4相当であることを考えると、軽く百万超えコースの35mm版ロクヨンなどもはや1mmも使いたいとは思わない。

若い頃はバックパック背負ってブイブイ言わせていたけど、あの絶望的な大きさ・重さはオッサンには相当に堪えるのよw

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猟期解禁

2022/11/16

昨日から今期の猟期が解禁した。

家の前をオレンジベストを着けた軽トラックが何台か上っていくのが目についたが、天気が悪かったからか特に銃声は響かなかった。まあ林道を奥まで入るとさすがに聞こえないけどね。

それでもシーズン初めは鉄砲撃ちも威勢がいいので、森の中でうっかり撃たれないようにこちらも注意する必要がある。

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

今朝の外気温は2℃。冬型の気圧配置になって空気も入れ替わり、グッと気温も下がっている。

車内の山装備は冬用に換装済みだが、実は冬タイヤはまだ。今年はスタッドレスの入替え年なのだが、行きつけのタイヤショップで値段を聞いてびっくり、前回より2万も上がっているぞ。しかもものがないため取寄中という状況。

まあよりによってこの円安時期に当たるとはいやはやである。

カテゴリ:季節感

E-M1Mk2の頃から山行のお供はOMDS(旧オリンパス)と決まっていた。

理由はマイクロフォーサーズゆえの機動性と軽さ、他社を寄せ付けない防塵防滴性能とゴミ除去性能、そしてZD12-100mmというキラーレンズの存在である。

iPhone 11 Pro

同組合せをPeakDesignのCapture Camera Clipで携行するというのがスタンダードな使い方だったが、それを最近はX-H2の置き換えて試用中である。

ただ、フジのXFレンズにはZD12-100に相当する適当な高倍率ズームが存在しなこともあって、レンズ交換を前提の運用が必要となる。

以前はXF18-135mm..27-200mm相当..を使っていたこともあるが現在は持っておらず、肝心のX-H2の4000万画素センサーに対応できないようなので、今となっては候補にはならない。そこでXF16-55mmとXF70-300mmのセットで使ってみているところ。

X-H2をキャプチャでザックの左肩で携行することも可能だが、レンズ交換前提だとショルダータイプのバッグが便利..交換レンズを一時的に退避したりできる..なので、PaaGo WorksのFocusを使っている。

上記組み合わせの場合レンズはどちらが装着されていても収納可能で、但しフードまでは無理なのでプロテクトフィルタでレンズ前面を保護している。

iPhone 13 mini

ちなみにFocusには純正のショルダーベルトではなく、PeakDesignのリーシュを装着している。

岩場に取り付いて三点支持の状態になったとき、一時的にFocusを体の脇にズラしたりすることになるが、シートベルト素材のリーシュは着衣に引っかかること無くスルスルと動かせるのが良い。

それにFocusをザックにしまった場合は、取り外してそのままカメラに装着することも可能になる。

iPhone 11 Pro

ただ、山行目的が明確に決まっている場合は自動的に天狗様仕様となるので、パナライカ100-400を持つ都合上マイクロフォーサーズになるけどね。

ShimodaのトップローダーにはOM-1..写真はE-M1Mk2..にZD12-100とパナライカ100-400を収納可能。

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ツグミ初認

2022/11/14

例年なら北部フィールドで確認するのだが、今年は図らずも家の裏庭で昨日今シーズン初認となった。

明け方からジョウビタキの声に混じって数羽でキョキョッと鳴き交わしてが、昼前にはもういなくなっていたので、南下途上の一群だったのかも知れない。

ツグミは冬鳥の中では最終ランナーなので、これで季節移動も一段落と言ったところだ。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

あとは谷川連峰の稜線部に根雪が来れば冬の始まりだ。

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ちょっと前にカメラメーカー各社の半期決算の発表があったが、ナイコンは好調だったZ9の売上がそのまま結果に現れており、売上高で1145億円と前年同期比で約28%増で好調の模様。

富士フイルムの同期間のイメージング事業..同社は基本的に医療・ケミカル関係の企業..の売上高は1834億円で、見方によっては企業規模が富士フイルムの1/4しかないナイコンにしては頑張っている!となるが、フジの数値をナイコンに合わせてカメラやレンズに限ると640億円となるので、やはりカメラ関連だとナイコン頑張ったは間違ってはいない。

但し、フジのイメージング事業の残り1191億円の正体はチェキと関連するフィルム製品となるので、実はナイコンの売上高はチェキ..いわゆるインスタントカメラね..には到底及ばないという何とも衝撃的な事実も浮き彫りとなる。

オッサンには理解できないことだが、若い世代でもとりわけ低年齢層にとってスマホ写真と同時にインスタントカメラで撮影してその場で写真に印刷できることに大いに意味があるようで、チェキはそのマーケットで絶大なる人気がある。

フィルムや印画紙の生産技術を持つ富士フイルムのイメージング事業にとって、チェキはGFXやXシリーズのミラーレスカメラ以上に金の卵を産むドル箱市場ということになるわけだ。

ここで重要なことは、チェキは初代モデル発売からすでに四半世紀近く経つ..しかもその時代推移の間に写真文化が大きくデジタルへの移行も果たしている..にも関わらず、市場が今なお継続し成長している点にある。

デジタルカメラ市場がもはや縮小に向かっているのは誰の目にも明らかであり、そこにしか注力できない企業の未来は控えに見ても楽観視は出来ないという話である。

Z9の市場流通も安定してきて店頭在庫もあるようだが、逆にそれは必要な人の手には概ね行き渡ったことを意味するわけでもあり、ナイコンが上期の好調さを下期も維持できるかは不透明だろう。

高いカメラは利益率も高いが、購買力のない若い世代には到底手は出せない..頑張ったら買えるかもの域ではない..し、チェキを必要とする市場の担い手にとって、高画素も高速連写も4Kも8Kも必要ないのである。

この辺り、裾野が広く安定した市場を持つ富士フイルムのイメージング事業とは異なり、ある意味一過性になる可能性が高いナイコンにとって次の一手の意味がかなり異なるなとは、素人目にも容易に想像できる。

FUJIFILM X-H2S / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia / 子持山

先週はまだそこそこ暖かい日が続いたが、今週中頃から季節らしい気候になりそうだ。

X-T5はX-H2と同じX-Tran CMOS 5 HR(4000万画素センサー)を積んできたのは実はちょっと意外だと感じていた。

4000万画素に対応したレンズ群もラインナップされ始めているが、まだユーザーの多くが資産として抱えている旧XFレンズのことを考えると、現行の2600万画素が適当だからである。

なのでセンサーを変えたX-T5S的なモデルの登場を期待する向きもあるようだが、X-H2SのSはX-Tran CMOS 5 HS(積層型センサー)を使ったスピードを意味しているので、逆に高コストになってしまうと容易に想像できる。

恐らくは現行の2600万画素センサーに映像エンジンをX-Processor5に置き換えた、X-T二桁モデルが来年あたり出てくるだろうね。

とにかくXシリーズ10周年ということで今年の富士フイルムが怒涛の新製品ラッシュをしきてたが、これでX-Pro系は容赦なくX-T5以上に写真に特化した変態カメラとして出てきそうなことが予感できるなw

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Nostalgic Nega.

冬を前につかの間の小春日和には春と秋が同居する。

今年は県内各地のフィールドの紅葉がなかなかイイ感じだが、ご多分に漏れずうちの庭のブナやカツラもいつになく色付いていた。

FUJIFILM X-H2 / XF50mm F1.0 R WR / Velvia / F1.0

とは言え紅葉が見頃だったのは先月末ぐらいまでで、前線が通過した数日前の大風でだいぶ葉が落ちてしまった。

下界の平野部の見頃は今が盛りだが、高原の木々は冬じまいに向けて活動を休止し始めている。

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