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季節が冬へと移り変わるこの頃を境に、行動圏を北部・東部の山域から県西部・県南部へと徐々に変えることになる。

理由はいくつかあるが、県北は積雪によって行動が制限されるのと、天狗様の繁殖シーズン突入で彼らの動きがより活発に目で追えるようになるからである。

秋は鳥類にとって繁殖地から移動始める季節移動のタイミングになるため、その時期に個体を目撃してもそれが定着しているのかの判断は難しいのである。

天狗様は留鳥ではないか?とよく聞かれるが、幼鳥は基本的に巣立てば繁殖地からは追い出される立場なので、季節移動ばりに全国各地へ放浪し始めることになり、そういった個体を誤認しないために次の繁殖シーズン開始まで待つことになる。

県北に比べて県南は昔は居たが今は居ない..時々見かける程度を含め定着していないの意..というエリアが多いので、この時期にそういった過去の繁殖地で観察調査をすることになる。

まあ毎年その多くは徒労に終わるのだけどね..

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia
FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / Velvia

県南の低山の紅葉は今が見頃。予想通り今年は赤く色づくカエデ系が美しい。

カテゴリ:季節感, 猛禽|タグ:,