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以前に2018年度のカメラ市場シェアの雑感を書いたが、その2021年度版的なデータを海外サイトで拾った。

販売シェア
デジタルカメラ全体 ミラーレスカメラ
1 キヤノン 45.8% 1 ソニー 35%
2 ソニー 27.0% 2 キヤノン 30%
3 ニコン 11.3% 3 富士フイルム 12%
4 富士フイルム 5.9% 4 ニコン 7%
5 パナソニック 4.4%
テクノ・システム・リサーチ(2021年度)

2018年から3年が経過しており、その間にデジタル一眼レフを主力としていたキヤノンとニコンのミラーレス化が進み、状況はかなり変わっていると思われる。

ミラーレスに限って言えば、一番目立つのはやはりソニーが大幅にシェアを減らして、予想通りキヤノンがその分?伸ばしている点であろうか。

ちょっと意外だったのはニコンが微増..と言っても倍近く増えてはいるが..なのと、富士フィルムが減らしている点で、この辺りの因果はちょっと思いつかない。

こうしてみると、普段当ブログでガリバー3社という表現でキヤノン・ソニー・ニコンを括っているが、どうやら2大巨頭とその他という図式が正しいようで、ガリバーはキヤノン・ソニーの2社ということになりそうである。

尚、オリンパスのデータが無いのは、この間に会社がOMDSに変わったため比較データがないためと思われる。が、仮にあったとしてもまあ大勢に影響はない程度だろうと予想w

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

米国だけのシェアだと意外に富士フィルムが高いとは聞いていて、ナショナル・ジオグラフィックが推す2022年度のベストコンパクトカメラにX-T5とX100Vが入っていてちょっと驚いてる。

OM-1も推奨されているが、これはやはり野生動物カメラマン枠からの推しの模様。ナショジオの取材チームはかなり過酷な状況での行動を強いられるので、防塵防滴性能や耐候性能について厳密な仕様を求められていると思われる。

もちろんコンパクトという枠を取り払えば、R3やZ9が選ばれるとは思うが、α1含めソニーは防塵防滴性能に未だに?がついて周るらしいので、アドベンチャー要素のない報道系止まりと聞き及んでいる。

カテゴリ:写真・カメラ