昨日8月10日は8と10の語呂合わせで「ハトの日」だったそう。もちろん公式なものではなく、鳩サブレーを販売する鎌倉の豊島屋が提唱しているネタ話である。
そんな鳩と言えばキジバトかドバトをイメージするが、キジバトと並んでヤマバトと別名されるアオバトも忘れてはならない。
アオバトは海沿いの地域だと岩場に打ち付ける波をものともせず海水を飲みに集まるのが有名だが、もちろん内陸の山間地にも生息しており、我が県だと温泉成分の湧く沢に集まってくる場所が知られている。
名前が鳴き声由来というのはその通りだとは思うが、アオジのように昔は緑をアオと表現していたのでその辺りもあるのではないかと。実際、漢字表記では「緑鳩」と書くしね。
うちの近所でも通年その独特なアォーアォーという鳴き声を耳にするし、時々庭先をかすめて小群で飛ぶ姿を眺めることもある。
近くの沢にはよく留まるパーチポストがあって、タイミングが合えば目線の高さでその和のテイストの美しい色合いを眺めることができる。