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クヌギが豊作

2021/10/23

今年は玄関脇のクヌギが豊作で、郵便受けや玄関ポーチ周辺に沢山ドングリが落ちている。

風が強い日などは時折家人の車の屋根に落ちて、なかなか良い音が響く時があるw

iPhone 13 mini
Google Pixel 5

山のミズナラは今一つとも聞くが、近所のコナラは例年並みと言った感じ。先日の大風で結構な数が地上に落ちて、リスやネズミが大喜びであろう。

我々プログラマーにとってたった一行のソースコードを直すのに数時間、いや数日掛かることなど日常茶飯事だが、それを映画の爆弾処理で最後に赤と青のどちらの配線を切るかに例えているのを見て、まさにほんそれ、言い得て妙だ。

今どきはアジャイルで作業を進めるので、コーディングの一進一退自体は通常行為だが、稼働中のシステムのバグ取りや機能向上のコード改変に関しては、まさにどっちを切るかの判断を迫られる。

時間を無尽蔵に掛けられればじっくりシミュレーションもできようが、バグの場合は大抵は「時間がない」状況に迫られているので、結構最後は思い切りを求められる。

もちろん望ましくない方、切ってはいけない方を切断してドッカーン!となる修羅場も周囲では時々耳にするがw、まあ何れ笑い事でもなんでも無い明日は我が身とエンジニアなら誰でも思っていることだ。

FUJIFILM GFX100S

ちなみにタイトルに深い意味はない。

ロシア極東のカムチャッカ半島沿岸で、ヒトデやタコ、ウニや貝類など大量の海洋生物の死骸が打ち上がっているのが確認されたらしい。

最初は地元のサーファーらが目の痛みなどを訴えたことで発覚。当局が一帯を調査したところ、フェノールや石油製品など基準値を超える有害物質を検出したとこと。

汚染範囲はかなり広範囲に広がっていて、近くの軍の施設に貯蔵していたロケット燃料..そうであればミサイルだろうな..が流出した可能性が高いようだ。

確か夏前にもシベリアで火力発電施設から軽油が漏れ出す騒ぎがあったばかりで、どうにもロシアのこの手の施設の適当さには開いた口がふさがらないな。自国内で収まる状況ならまだしも、海や川を介している時点でロシア一国で済む話ではない。

この話、国内ではまったく報道がないが、カムチャッカ半島は千島列島の先に位置し、オホーツク海を介して日本ともつながっている海域なので、流氷が海洋を漂う季節がこれから来ることを考えると、日本に影響が及ばないとも限らないぞ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / コナラ

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / クヌギ

今年は県北のブナがかなり不作である。ちょっと前に県境の北、つまり新潟側も見てきたが、場所によっては凶作と言ってもいいぐらいだ。

そして同様にこの赤城高原でもコナラなどドングリ類が少ない印象で、恐らくこの10年ぐらいのスパンでコナラなどはもっとも不作かも。

こうなるとクマの行動が気になるところ。もちろん必ずしもブナやドングリに依存しているクマばかりではないが、相対的に餌量が不足することで彼らの行動も変化を余儀なくされる。

沼田市内でも最近になって目撃例がポツポツ出てきているので、山以外でもうっかり出会い頭みたいな事故が起きる可能性に注意が必要だ。

台風など大風が吹いた後は自ずと木々の枝や葉が散乱することになるが、それとは別に何も自然撹乱は起きていないのに、まだ青いドングリが落ちていることがある。

それも必ず葉っぱ付きで。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 深度合成

先日のクリの毬の話ではないが、夏の終り頃からこの季節にコナラやクヌギの雑木林を歩いていると、不意に頭上からドングリが降ってくるのを見ることもある。

そしてこれはゾウムシの仲間であるハイイロチョッキリという小さな甲虫の仕業である。ハイイロチョッキリの成虫はドングリがまだ青いうちに穴を穿って産卵し、その後に枝ごと切り落とすので、件のような状態になるというわけだ。

下の写真のように、ドングリの帽子..正式には殻斗(かくと)と呼ぶ..やその境目付近に穴が空いていればハイイロチョッキリの仕業である。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro / 深度合成

切り落とすと言えばスパッと短時間という印象を持つが、強力な顎を持つとは言え体長が10mmにも満たない小さな甲虫なので、実際は数時間掛かるという話である。

ではなぜわざわざ大変な労力を強いてまで切り落とすのか?

地面に落ちた後、ドングリはネズミなど他の小動物に採餌される可能性が高いので、樹上に残したままのほうが良い..とは言え何れは落ちるのだけれどね..ように思える。

明確な答えはわからないが、植物が自身が傷つけられた際に出す生体防御のための物質..ハイイロチョッキリから見れば成長を妨げる迷惑な物質..を嫌っているという説もあるようで、そうであれば食物連鎖から見る生態系サービス上の戦いというか、まさに双方の生き残り術という感じになって興味深いね。

冬枯れ

2019/12/20

先週、今週と気温の高い日が続いていたが、景色はすっかり冬枯れた赤城高原である。

FUJIFILM X-H1 / XF14mm F2.8 R / CLASSIC CHROME
FUJIFILM X-H1 / XF14mm F2.8 R / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME
FUJIFILM X-H1 / XF14mm F2.8 R / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF60mm F2.4 R Macro / CLASSIC CHROME
FUJIFILM X-H1 / XF90mmF2 R LM WR / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R / CLASSIC CHROME

仕事ではほぼズームレンズがメインなので、その反動もあってか、プライベートでは時々単焦点レンズだけで撮影したくなることがある。

防湿庫で肥やしになってしまわないようにwという意味もあるが、フジの単焦点はどれもキレの良い写りをするのが良い。

それにAPS-C専用で何れもコンパクトなので、持ち運びも苦にならないのはありがたい。

近所の紅葉

2018/11/11

備忘録的に季節の動きを少しアップしておく。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia / Dレンジ優先

源流部を除いて、坂東太郎こと利根川の川幅が最も狭くなるのが棚下の綾戸渓谷だ。その標高250m付近が県北では紅葉が見頃になっている。

撮影中にヤマセミがキャラキャラ鳴きながら川面を上流方向に飛び去っていった。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

庭のシロツメクサの中にコナラのどんぐりが落果して発芽、その幼木が小さいなりに紅葉中。親木の方はかなり落葉しているけどね。

撮影中にキタテハがシロツメクサの花に寄ってきたが、こちらの動きに敏感で写真は撮らせもらえなかった。昨日に続き今日も暖かい一日だったので、こういう日は昆虫も動きが活発だ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia / Dレンジ優先

標高820m付近のいつもの散歩コースもかなり落葉が進んで、農道も隣接する畑も落ち葉で埋め尽くされている。こういった林縁脇の畑は自然の腐葉土ができるので、農家も助かっている。

撮影中にすぐ近くの林内からシカの警戒声が響き、同時にガサガサと数頭が逃げ去っていく姿を見た。