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先日の話に関連するが、写真で生計を立てていくにはどうしたら良いか?という質問も時々受ける。

今の時代ならSNSに作品をアップしてイイネを沢山もらったり、フォロワーを増やせば仕事の依頼が沢山くる!と思い込んでいる脳天気な若い人が多い。自分のタイムラインに盛りに盛った彩度高目の写真を並べて、イイネしてください!とやってるあれだ。

しかしそこには、あなたの撮ったその写真、どこの誰が必要としていて、そして誰が対価としてお金を払ってくれるのか、という視点が抜け落ちているのである。

自分の好きなものだけ好きなように撮って飯が食えるなどというのは、ほんの一部の才能のある人..写真が上手いとかフォロワー数の多さではなく、営業的なセンスとでも言えば良いかな..を除けば、夢物語でしかないということは理解しなければならない。

欧米には美術品と同様に写真を買って部屋に飾る文化があるが、残念ながら日本にはそんな文化は定着していない。写真はタダ、イイネはくれても使いみちのない写真に金を払う人などいないのである。

ではどうやって収入を得たら良いか?それは他の多くの業種と同じで、お客様から頂く以外に方法はない。つまり、依頼されて写真を撮るという、職業カメラマン的には至極当たり前の原点に立つしかないということだ。

そして商業的に依頼されて撮る以上、撮影対象に好みを言える立場ではない。地元で地道に営業活動を繰り返し、同時に何でも撮るという気概と技術が必要なので、最低でも営業トークとスタジオでのライティングワークは必須だ。お客様から対価を得るということはそういうことである。

自慢の35mmフルサイズデジタルカメラを舶来の三脚に載せ、週末のたびにワイワイ皆と一緒になってインスタ映えする景色を撮っても、イイねはもらえても金はもらえないぞ。

繰り返しになるが、写真で飯を食っていきたかったら、必要としている人から依頼されて撮るか、世の中にニーズがある写真..これは実は前者と意味は同じだけどね..を撮りためる、この2択しか選択の余地はない。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

6月の満月をストロベリームーンと呼ぶように、英語圏では8月の満月にも「スタージャンムーン」という別名があるそうだ。イチゴは日本でも普通に馴染みがあるので何となく知っていたが、チョウザメ(英名でSturgeon)の漁期に合わせた名前になっているとは知らなんだ。

昨晩の撮影時間帯はあいにく薄っすらと雲が掛かっていたので条件が良くなかったが、とりあえず1200mm相当の手持ちハイレゾショット(約5000万画素)で記録しておいた。

それと余談になるが、この夏噂になっていたネオワイズ彗星。早くから撮影する気満々だったのだが、当地では長梅雨の影響で夜空が満足に開けることがなく、梅雨明けてすぐに西北西の低い高度に辛うじて双眼鏡で確認しただけであった。

残念ながらすでに6〜7等級程度の暗さで肉眼での目視は厳しく、当日も結局雲が多くて撮影自体不可であった。

PCR検査に関して世の中はシーヤ派とスンナ派に2分しているようだ。

スンナ派は「PCR検査で解決するわけではない」ということを言うが、検査しただけで感染しないとか感染しても治るなどとは誰も思っているわけがなかろう。明らかにこれは逃げ口上でしかない。

医療崩壊を招くという理屈をやたらと主張するが、今のやり方のまま、たまたま見つかった感染者とそのクラスターだけをズルズルと検査していくというルーチンをこのまま延々とやっていくつもりなのだろうか?そのほうが蛇の生殺しのように医療現場には効いてくると思うぞ。

そもそも絶対的なPCR検査数を増やすと3月に豪語していたのは誰でもないアレではないか。あれから5ヶ月も経っているのに、国は何の努力もしていないということが明らかだろう。

感染者を早期にあぶり出してその行動に制限をかけなければ、無自覚のまま感染を広げることになって、結果的に医療現場が延々と前述のルーチンを繰り返す無限地獄になってゆくのは火を見るより明らかだ。

さらにスンナ派の主張に金が掛かるというのがあるが、国民の80%以上が否定する役立たずの布マスク約500億に、日本中を混乱の渦に巻き込んでいるGoToトラベルの約1兆4000億があれば、どれだけのPCR検査を回すことができたか想像してみれば良い。それだけの予算とこの5ヶ月という時間があれば、各県に専用の施設を設けることさえ可能だったろう。

それとPCR検査をして陰性確認が取れても、その帰り道に感染しないとは限らない的なトンチンカンな問答も耳にしているが、そんな事を言いだしたらインフルエンザの診断だってまったく同じことだぞ。

検査して感染が確認されたらその程度によっては自宅待機または施設で隔離そして治療にトリアージすれば良いのではないか。重篤でなかったり症状がない人まで病院内に隔離留め置くのは、感染拡大のスピードからしてどう考えても現実的ではない。

余談だが、某読売新聞が「ビル・ゲイツ氏がPCR検査は無駄と言った」と意図的とも取れるスンナ派擁護のフェイクニュースを飛ばしていたが、正しくは「検査結果に時間をかけていてはまったく無駄だ」と言っていたのだ。

米のPCR検査結果は場所によっては3日から1週間かかり、それだと感染拡大の抑止とならないので、遅くとも48時間以内に結果が出るようにしなければならないという主旨である。某Y新聞はネイティブやとって正確に英訳するように。

とにかく重要ことは早期の検査と隔離、そして陰性の場合の行動に対する安全の担保以外にない。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / ASTIA / ネジバナ

梅雨明けとなった途端、朝から庭中で一斉にセミたちが鳴き出した。早朝と夕方はヒグラシ、日中はアブラゼミとエゾゼミ、それにミンミンゼミである。

窓辺近くで鳴かれるとさすがにうるさいが、セミたちの声で一気に夏感が増すのも事実なので、まあそこは我慢だな。

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アフリカ南部にあるボツワナのオカバンゴ・デルタで、4月ごろからこれまでにアフリカゾウ350頭以上の大量の不審死が見つかっているそうである。

アフリカゾウは常に象牙目当ての密猟者に狙われているので、当然のように最初は人為的な殺戮が疑われたが、死体にはどれも象牙が残ったままだったので、その辺りの事件性は薄いとのことだ。

オカバンゴ・デルタはその名通り、雨季にオカバンゴ川がカラハリ砂漠に作り出す内陸デルタ地帯のことである。死体はその湿地帯によって形成される彼らの水飲み場周辺に70%が集中しており、その水を飲むことで今回の事件が起きている可能性が示唆されている。

直接的な原因は未だ特定されていないようだが、その場ですぐ急死した例の他に、しばらく周辺をうろついて..ゾウが円を描いて歩き回る行動は神経障害の兆候..から死んだような痕跡も残されているのことで、何らかの未知の毒素の可能性があるようだ。

その原因究明が進まない理由は今まさに進行中の新コロナが理由とのこと。ボツワナ国内で検体サンプルの輸送もままならず、そもそも検査機関自体が満足に機能していないので、検査結果が出るにはまだ時間がかかる見通しのことだ。

アフリカや南米アマゾンの自然界には、まだまだ未知の菌やウィルスがあるというのはよく聞く話だ。シベリアなど北極圏の永久凍土や南極大陸の太古の地層や氷もまた然りで、地球温暖化の影響含めそういった未知の脅威が表沙汰になるという事実が、まさに物語の世界だけでは留まらない現実を見せつけられていることになる。

Canon EOS-1n / EF300mm F2.8L USM / アンボセリN.P

アフリカゾウは地上に生息する生きもの中では最大の種である。動物園で眺めていてもその存在感は圧倒的だ。

そしてマサイの戦士ですら「シンバ(ライオン)は怖くない」「怖いのはゾウとカバだ」と言うくらい、実はゾウは恐ろしく怒ると凶暴な生きものなのである。

我々もマサイのガイドのアドバイスに従いケニヤのサバンナでは一定の距離を保って撮影していたが、意図せず不意に出くわした..ブッシュの陰から突然ブラフチャージを受けた..時はもう人生終わったと思ったくらいビビったw

自分たちの乗っている車よりデカイ生きものに、突然目の前まで迫られた恐怖感たらそりゃ推して知るべし、まさにジュラシック・パークでティラノサウルスに襲われたあんな感じだ。

EOS R5は相当なバックオーダーが入っているようだ。拙者の周りでは事前に3人が買うと言っていたが、珍しく今回は誰も手に入れられずに次回入荷未定だと意気消沈していたw

何よりみんな新コロナの影響でろくに仕事もしてねぇのに、よくまあ50万もするカメラをホイホイ買うもんだと感心するぞ。しかも御三方全員がEFマウントしか持ってないので今回はRFレンズも手に入れるらしいが、結果例外なく100万円コースっぽいw

今期はイメージング事業が大赤字決定のC社..業績悪化はカメラメーカーに限った話ではないけどね..にとっては嬉しい悲鳴だと思われるが、事前に周到なマーケティング調査を行っているのは間違いないので、在庫がない=売れている感のアピールは新製品ではよくある営業戦略の一手である。

特に発売前に「注文を多く頂いて発売日にお手元に届かないかも」みたいな事前アナウンスが出た場合は要注意だw

ただそれにしても初回ロットの少なさはちょっと異常だな。新コロナの影響で工場の生産に影響が出ていることが大きな理由の一つだと思うが、C社にしては珍しくかなり早くからプロモーション仕掛けていたので、事前に相当数を用意していてもおかしくないのにな。

恐らく春前にCP+で華々しくお披露目デビュー、情報小出しでせっせと期待感を煽り、記念すべき東京五輪で使いたい人たちに向けて..DOの超望遠単焦点はまさにそれだ..夏のボーナスシーズンに合わせて発売、というシナリオだったろうと想像している。

なので、新コロナの影響で潤沢に初回ロットを用意できなかったというのなら仕方ないが、例の動画の熱問題で何か対策してくるのではないかとゲスの勘ぐりしてみたりw

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

7月はあっと言う間に過ぎてしまった。自宅兼仕事場なので新コロナの影響はまったくないのだが、天気が悪くほとんどフィールドに出ておらず、デスクワークに集中した月間だったのが大きいな。

8月もお盆を過ぎれば秋風が吹き始める高原なので、いっそ暑さを通り越してこのまま秋に突入でも良いかもw

いかにもなついてなさそうな犬を抱いて、星野源の動画に便乗していたアレの厚顔無恥さは記憶に新しい。アレノマスクともどもアレのレガシーとして後世まで後ろ指さされること請け合いだろうw

この期に及んでまたそのステイホームに興じているのか、新コロナ渦に対する無能無策を国民から糾弾されることを恐れ、国会を閉会し、記者会見もせず、ぶら下がり会見にも応じず、それでいて緊急事態宣言を解除した途端に取り巻きお友達と会食三昧ときたもんだ。

それがここに来て野党だけでなく、本来なら与党の身内であるはずの医師会からも「国会を開け」「仕事しろ」と文句言われているのは滑稽極まりないな。

国会で議論し政策を決定するのが国会議員の仕事なのに、国会を開く理由がわからないとか、選挙が近いから地元周りをしたい、だからそれを移動の既成事実化とする..もう解散総選挙やる気満々だろう..ためにGoToトラベルやるというのは、なんとも悪手というかふざけた話ではないか。

国会を開いても無駄な予算が掛かるだけ、という意見もあるが、いやいや、そもそも不要な布マスクの配布やお友達企業によるキャンペーン事業の予算中抜きほうが、遥かに無駄だぞ。

「大きな感染拡大もせずウィルスの封じ込めに成功した」「これが日本モデルだ」と大見栄を切って以降、右肩上がりで上がり続ける感染者の増加は一体何だ?

「日本にはPCR検査能力が十分にあるしできるように準備したい」と言ってから何ヶ月経った?何件のPCR検査ができるようになった?

「GoToトラベルで経済を回したい」「不要不急の外出は控えて欲しい」右足でアクセル踏みつつ左足はブレーキって、それどんだけ矛盾?進みたいのか止まりたいのか、増やしたいのか減らしたいのか、どっちなんだ?

「重傷者が少ないから問題ない」いや感染者が増え続けて母数が上がればどこかで重傷者も死者も増えるに決まっているだろう?まさかそれを待ってからいつもの「万全を期して望みたい」ってか?

緑のおばさん「感染拡大特別警報」
医師会「医療的緊急事態宣言」
岐阜県「非常事態宣言」
沖縄県「緊急事態宣言」

国「GoToトラベルで旅行へ行こう!」何だこの地方や医療従事者との思考の乖離って?

逃げ回ってねぇでちゃんと説明責任を果たせよ、雲隠れシンゾウ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

今日は明け方こそ強く雨が降っていたが、日中は久しぶりに青空が広がった。

まだ関東は梅雨明けしていないが、それもようやく週明けには叶いそうだ。

カテゴリ:季節感, 独り言

隙がないα

2020/7/30

予告通りソニーのα7SIIIが発表された。一応注視はしていたが、事前に情報がダダ漏れだったのと、EOS R5ほどには興味がなかったので、あまりネタ話にもならずかなw

C社同様にソニーもプロシューマー向けにカムコーダーラインナップしているが、C社と違って相変わらずそのヒエラルキーには遠慮していないって点で評価できるぞ。

今回は熱対策も行ったようで、4K60Pを1時間連続で撮れるとのこと。ただ、前モデルに比べて確かに放熱構造にはなっているようだが、パナのS1Hやシグマfpのような積極的な冷却システムを採用していないので、この連続撮影時間は恐らく眉唾だろうな。かなり外気温に左右されると見て良いだろう。

あの筐体サイズにこだわる限り物理的な冷却システムを組み込むのは無理だと思うが、そもそもここまで動画に特化しているのに、なぜスチルカメラの形を模していなければならないのかは謎だな。

4Kで120P、FHDなら240Pも4:2:2 10bitの内部記録OK。業界で人気のないXAVC採用は相変わらず諦めが悪いwが、今回はMPEG-H HEVC/H.265も採用してきたのは評価高いかも。

それとEVFが944万ドットというのはスゴイね。これについては実機をすぐにでも覗いてみたい。ただ、このモデルの運用形態はリグに載せて外付けモニターというのが一般的なので、その恩恵に預かるカメラマンはほとんどいないのではないだろうかw

それにしても今更ながらαのラインナップはよく考えられていて、動体撮影に特化した9、高画素センサーの7R、普及モデルの7に、高感度と動画向けの7Sと、ほぼスキが見当たらないと思う。

この後、万が一にもα5的な廉価モデル..C社で言うところのkiss相当だな..をタダ7の下に持ってきた日には、ちょっと他の35mmフルサイズメーカーは太刀打ちできないかもね。

あと、どのモデルもほとんどデザインが同じってのも意外に評判が良いらしい。新型に買い換えたり、新たに追加しても同時に並べておかない限りヨメにバレる心配が無いって、仕事仲間のKさんが言ってたwww

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / CLASSIC CHROME

えらい久しぶりに緊急地震警報が届いてビックリした。が、全然揺れが来ないので居間のテレビを付けたが、どうも誤報っぽい感じだったな。

ま、取り敢えずシステム自体が生きていることだけは分かって良かったw

カテゴリ:写真・カメラ, |タグ:

百歩ゆずってだ。もう配っちまったもんは仕方ないとして、まだ配っていないのなら「止める」という発想がなんでできないのか?

買っちまったもんは取り敢えず国の倉庫..があるかどうか知らんけどw..にでも備蓄しておいて、災害時に供出するとかすれば良いじゃんね。そこで何がなんでも配るという、いかにも言ってしまったからには引っ込みがつかないので絶対やり遂げるぜ!っ感じの政策は何?ガキの口喧嘩かよ。

それにそもそもだ。前回は使い物にならないカビまみれ虫まみれの布マスク配って強烈に不評だったので、今回は国民や現場の声を徹底的に拾ってサージカルマスクにするとか、未だ不足気味の消毒液にするとか、端からそういう想像力がまったくもって足らない。

こんな簡単なこともわからない愚か者の集団が、曲がりなりにも国家の最高権力に集まっているというのがいかにも情けないってこと。

もっと気の利いた頭が切れて賢い船頭はいないもんかね。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / PROVIA

朝起きてトイレに入ったら電灯がつかない。ん?停電?と思ったが、明るいので周辺の家の灯りでは判断できず。

仕事部屋のNASのモニターランプが消えているのでここでうちの問題かと1階の配電盤を確認したところ、漏電ブレーカーが落ちているのが分かった。

一旦すべてのスイッチを切ってから漏電ブレーカーを戻し、一つづつスイッチ入れ直したところ、昨年付けたばかりの居間のエアコンが原因っぽいことが分かり、早々に東電を呼んで裏を取る。

エアコンはマメのために付けたようなもので、まだ3回くらいしか使ったことがないwのだが、イザってときに使えないのは困るので、ケーズデンキ通して修理業者を呼んで修理してもらった。

東電の担当者がこのところの雨続きが原因でしょうと言っていたので、てっきり雨が原因かと思っていたら、なんと毛虫が室外機に入り込んでそれが基盤上でショートさせたっぽいとのこと。

いやはや毛虫が原因とは、ちょっと想像力の範囲外だったなw

カテゴリ:独り言

このところの感染者数の増加が第一波の続きなのか、それとも世界に先駆け第二波が始まったのかが話題だが、それより先になんとアレノマスクの第二波が始まったぞ。

国会を閉じて以降、官邸・公邸に閉じこもってまったく世間に姿を見せなくなったアレ。SNSで雲隠れ晋三などと揶揄されるほどの隠遁ぶりだが、ここに来て開き直ったかのかそれともとうとう気が狂ったか、国民の8割以上から「役に立たなかった」として不評を買ったにもかからず、懲りずにまた布マスクを8000万枚も配布するというから笑止千万だな。

今回の布マスクも前回同様にカビまみれ虫まみれの可能性が否定できないしな。

「効果の検証を行ってはいないが感染拡大の防止に一定の効果がある」という政府答弁と閣議決定などもあり、これがもしかして大阪の民間お笑い興行会社に百億も払った成果か?などと、まあ笑いを取るぐらいならまだしも、それ全部税金だってこと忘れんなよ、アレ。お前の金じゃねぇぞ。

全国津々浦々まで迅速になどと大口をたたいておいて、結局配り終えたのは6月に入ってからだ。5月には市場にサージカルマスクが普通に出回っていたので、まったくもって不要不急の税金の無駄遣いということに終わった、と思っていたらまさかの追加発注という信じがたい暴挙を炸裂。

すでに発注済みだったから仕方ないという話もあるが、いやいや、途中で発注を止める方法などいくらでもあるぞ。多分、関係者誰も追加発注を覚えてなかったんじゃねぇのか?って話で、そんなヌケサクばかりが国の中枢に居座っているなぞ国家存亡の危機だな。

不要不急の外出を避けろじゃねぇ、お前らこそ不要不急な布マスクなんぞ配るなって話。何百億も布マスクごときに費やすなら、医療機関や医療従事者、PCR検査に金回せよ、ボケ。

これはもはや国策によるマスクハラスメント「マスハラ」じゃね?

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

表の仕事は昔から自宅でリモートであるし、裏稼業はシーズンオフ突入、不特定の人との接触機会が高い外ロケの撮影も受けていないので、今のところ業務で人と会うことがほとんどない。なので、日々の生活でまったくマスクの必要性を感じていない。

不快指数が高い今の季節はマスクの装着自体うっとおしいが、マスク警察の要らんツッコミ排除も面倒なので、買い物で店舗に入る時は仕方なくマスクを付けるようにしている。

それにしてもだ。一人で車に乗っているのにマスクとか、登山中にマスク、海水浴場でもマスク、飲食店で食事しながらマスク等々、それにzoomの打ち合わせでマスクしているヤツも意味不明w

そもそも周囲に人がいても喋らない限りマスクなど不要なので、俺マスクして感染者対策バッチリ!みたいなマスク警察のマスハラはどうにかならんかいな。

カテゴリ:独り言

今月中に出荷開始されるEOS R5だが、すでに話題沸騰中の8K熱問題同様に、4Kですら問題を抱えているという話で、動画撮影を目的でR5を使うのは地雷になりそうな予感。

初号機のRの諸問題をクリアした上での登場なので、4500万画素35mmフルサイズのスチルカメラとして見れば良い製品であることは間違いないが、こと動画性能だけ見ればスペック十分、実戦不十分といった印象で、まさにスペック番長と揶揄され続けてきたC社の面目躍如であるw

「写真しか撮らないから熱暴走なんて関係ない」「動画を長尺撮らないから問題ない」というユーザーもいるようだが、問題はそこではない。かなり前から搭載スペックをチラ見せするティザー戦略でプロモーションを仕掛け、その過程で8Kをジワリ喧伝してきたのが問題なのだ。

他社でできないことをあたかもできる..現場の実戦で使えるの意ね..と謳ってしまえば、そりゃ皆んな期待するに決まっている。

「制限あってもできないよりはできたほうが良い」という意見には個人的には賛同するが、では今どき満足に動画撮影もできない製品に50万も払うのかっていう話でもあるぞ。

そもそもノンクロップ4K60Pの確実な動作保証の上で、最初から気温24℃で10分までなら8Kでも撮れます、後でファームアップで条件付きながらRAWもできます、ってな感じに留めておけば良かったってこと。

先行するソニーαに追いつけ追い越せと焦ったか、いかにも技術部が営業部に押し切られてしまった感アリアリな、お粗末マーケティングだったってことに帰結する話だな。

レンズ交換式のスチルカメラに実践的な動画機能を搭載したのはC社なれど、同時にCINEMA EOSを製品ラインに並べている同社にとって、スチルカメラの動画機能のスペック決めは、今となっては明らかに足かせとなっているのは間違いないだろう。

ま、どこかで製品ラインを統合するか、マーケ的に割り切るか、C社は何れ判断せざるを得ないだろうね。

個人的には今回のR5がそういう位置付けになるのかと思っていて、同社特有の押し付けがましさを押さえた振り切った製品であったならEOSに戻ることも検討したが、そこについては期待はずれだったと言わざるを得ない。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

近所の農家と今年は台風の話を聞かないねぇなどと立ち話をしたばかりだが、どうやら観測史上初めて台風が一つも発生しない7月になりそうだ。

公式発表はまだないが今年はラニーニャっぽい話もあって、今のところ長梅雨で冷夏っぽい雰囲気があるが、そうなると冷夏どころかこの後は暑夏に向かう展開ということになる。

関東の梅雨明けは8月にずれ込みそうだが、その後は猛烈に暑くなるということか..

砂上の楼閣

2020/7/26

アレノミクスという3人のバカ、いや3本の矢がどうしたこうしたという、胡散臭いいかにもな政策がもてはやされていた時期があったが、もうここ何年もそんなマヌケなフレーズを口にする輩はいなくなった。

確かに株価だけ妙に高騰が続いていた時期があったが、世の中の実体経済ではその株価ほどの景気高揚感などまったくなかったぞ。

海外投資家がこぞって日本株を売り飛ばし、日銀が慌ててその株価下支えをすることで辛うじて今の水準を維持してきているが、内需が拡大しないことには景気が良いなどと誰も感じることなどない。

アレは「アレノミクスはいざなぎ景気を超えて戦後最長の光景だ!」などと事あるごとに喧伝してきたが、昨今のあからさまな景気低迷を受け、あたかもすべて新コロナの影響だとでも言いたそうだ。

だが、実際の景気回復は2018年10月までであったを当の政府自身が認めたことで、新コロナ騒動の以前からすでに回復局面が終わっていて、アレが言い続けてきたことが嘘八百、まさに砂上の楼閣だったことがハッキリしたぞ。

こりゃうっかりすると「景気回復のため不退転の決意で憲法改正」とか、「アレノミクスは気のせいだった」とか何とか閣議決定しそうだな。

ちなみに3人のバカとは誰のことか?もちろん言わずもがなアレとアホウ、それにxxだぞw

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / スジグロシロチョウ

ようやく妙な4連休が終わるな。雨なのでどのみち外に出ることはなかったが、こんなに東京ナンバーを憂うことなどそうそうないw

まあ言うほど感染リスクに注意しているわけではないが、重症化する可能性が若いもんよりは高いようなので、余計な機会を減らすのに越したことあるまい。