タグ : ネジバナ

portfolio

庭でブルーベリーを収穫していて何気に足元をみたらネジバナが。先週行った草刈りを無事免れていたようだ。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

野草の花の類は虫たちに残しておきたいところだが、夏草の丈が伸びると作業中に発見は難しい。

カテゴリ:花・植物|タグ:

ねじれ五輪

2021/7/24

すったもんだの紆余曲折の末に東京五輪が開幕した。

未だ収まりやらぬ世界的な新コロナウィルスのパンデミックの中、一年の延期という事態となっての船出だが、始まった以上はこのまま何事もなく無事に閉会を迎えてもらいたいものだ..

と言いたいところだが、事前に漏れ伝わるバブル崩壊の感染対策に、昨日のお祭り騒ぎの密な開会式を観る限り、東京を中心とした国内感染状況の拡大はもはや必定と言わざるを得ない。

国の言う口先だけの安心安全など1mmも信用できないので、オリンピアンたちの躍動に一喜一憂はそれとして、期間中の各自の行動に自己防衛のために注意を払うことは、やり過ぎぐらいでちょうど良い。

それはさておき、聖火の最終走者にONが登場したのは我々の世代には感無量である。何より最後の点火ランナーに大坂なおみを起用したことも、老若男女バランスを取ったように思う。

ただ、新コロナ禍の最前線に従事するエッセンシャル・ワーカーとして医療従事者を登場させたのには演出として違和感があって、それなら掲げていた復興五輪という大義はどこ行ったと言いたくもなる。

さらに今回からミュンヘン五輪の時の犠牲者..パレスチナゲリラにイスラエルの選手が襲われれている..へ黙祷を捧げるという追悼が入るようになったが、東日本大震災の犠牲者にも同じように追悼してこそ復興五輪の名目を掲げられると思うのだが。

色々不祥事続きの東京五輪なので今更感はあるが、昨日の開会式を眺めていてちょっとそんなことを感じたぞ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / スジグロシロチョウ

五輪開催には賛成派も反対派もいて世の中ねじれているので、庭のネジバナでもアップしておこう。

写真は草刈り前のものだが、ネジバナは花期が短いので今朝の時点ではもう他の雑草に紛れて見つけるのは困難だ。

チョウのために何箇所かはそこだけ残して刈ったので、また来年の夏ということだな。

PCR検査に関して世の中はシーヤ派とスンナ派に2分しているようだ。

スンナ派は「PCR検査で解決するわけではない」ということを言うが、検査しただけで感染しないとか感染しても治るなどとは誰も思っているわけがなかろう。明らかにこれは逃げ口上でしかない。

医療崩壊を招くという理屈をやたらと主張するが、今のやり方のまま、たまたま見つかった感染者とそのクラスターだけをズルズルと検査していくというルーチンをこのまま延々とやっていくつもりなのだろうか?そのほうが蛇の生殺しのように医療現場には効いてくると思うぞ。

そもそも絶対的なPCR検査数を増やすと3月に豪語していたのは誰でもないアレではないか。あれから5ヶ月も経っているのに、国は何の努力もしていないということが明らかだろう。

感染者を早期にあぶり出してその行動に制限をかけなければ、無自覚のまま感染を広げることになって、結果的に医療現場が延々と前述のルーチンを繰り返す無限地獄になってゆくのは火を見るより明らかだ。

さらにスンナ派の主張に金が掛かるというのがあるが、国民の80%以上が否定する役立たずの布マスク約500億に、日本中を混乱の渦に巻き込んでいるGoToトラベルの約1兆4000億があれば、どれだけのPCR検査を回すことができたか想像してみれば良い。それだけの予算とこの5ヶ月という時間があれば、各県に専用の施設を設けることさえ可能だったろう。

それとPCR検査をして陰性確認が取れても、その帰り道に感染しないとは限らない的なトンチンカンな問答も耳にしているが、そんな事を言いだしたらインフルエンザの診断だってまったく同じことだぞ。

検査して感染が確認されたらその程度によっては自宅待機または施設で隔離そして治療にトリアージすれば良いのではないか。重篤でなかったり症状がない人まで病院内に隔離留め置くのは、感染拡大のスピードからしてどう考えても現実的ではない。

余談だが、某読売新聞が「ビル・ゲイツ氏がPCR検査は無駄と言った」と意図的とも取れるスンナ派擁護のフェイクニュースを飛ばしていたが、正しくは「検査結果に時間をかけていてはまったく無駄だ」と言っていたのだ。

米のPCR検査結果は場所によっては3日から1週間かかり、それだと感染拡大の抑止とならないので、遅くとも48時間以内に結果が出るようにしなければならないという主旨である。某Y新聞はネイティブやとって正確に英訳するように。

とにかく重要ことは早期の検査と隔離、そして陰性の場合の行動に対する安全の担保以外にない。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / ASTIA / ネジバナ

梅雨明けとなった途端、朝から庭中で一斉にセミたちが鳴き出した。早朝と夕方はヒグラシ、日中はアブラゼミとエゾゼミ、それにミンミンゼミである。

窓辺近くで鳴かれるとさすがにうるさいが、セミたちの声で一気に夏感が増すのも事実なので、まあそこは我慢だな。

カテゴリ:季節感|タグ:

螺旋の花

2018/6/22

里山の休耕地は小さな生き物たちの憩いの場だ。人にとっては無益であっても、命のつながりの中では無くてはならない空き地と言える。

そんな空き地に咲き乱れる野草の花々には、風まかせにやってくるもの、たまたま通りがかったもの、終日そこで過ごすもの、その甘い蜜を求めて昆虫たちが集まってくる。中でも目立つのはやはりチョウの仲間だろう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

ネジバナに集まっているチョウたち。左がベニシジミ、右がモンシロチョウ。

日本では古くはモジズリと呼ばれていたネジバナ。学名のSpiranthes sinensisはギリシャ語で言うところの「螺旋の花」を意味するらしいので、まさに言い得て妙だ。

ネジバナは、休耕地など日当たりの良い土地の中でもある程度湿り気のある場所を好んで生える。時期的に梅雨時の今が花の盛りなのも、そんな事情があるのだろう。野草だが観賞用に古くから栽培も行われていたようだ。

ネジれてるぞ

2015/7/15

国の中枢が大揺れに揺れて、どこか何かネジれてる。筋を通さず屁理屈こねて、無理くり強行するから人も論理もネジれてる。順序だってしっかり事の理を説けば、子供だって理解できるのにね。国の真ん中でカンカンガクガクやっているあの連中、言っちゃあ悪いがホント頭悪い。

20150715b

草木もこの暑さにネジれてる?いえいえこれはランの仲間のネジバナ。日当たり良い開けた場所に見られ、雑草に埋もれて刈払い機の餌食になってしまうことが多いが、多年草なので運が良ければまた翌年見られかも。

カテゴリ:花・植物|タグ: