月別アーカイブ : 2020/07

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いかにもなついてなさそうな犬を抱いて、星野源の動画に便乗していたアレの厚顔無恥さは記憶に新しい。アレノマスクともどもアレのレガシーとして後世まで後ろ指さされること請け合いだろうw

この期に及んでまたそのステイホームに興じているのか、新コロナ渦に対する無能無策を国民から糾弾されることを恐れ、国会を閉会し、記者会見もせず、ぶら下がり会見にも応じず、それでいて緊急事態宣言を解除した途端に取り巻きお友達と会食三昧ときたもんだ。

それがここに来て野党だけでなく、本来なら与党の身内であるはずの医師会からも「国会を開け」「仕事しろ」と文句言われているのは滑稽極まりないな。

国会で議論し政策を決定するのが国会議員の仕事なのに、国会を開く理由がわからないとか、選挙が近いから地元周りをしたい、だからそれを移動の既成事実化とする..もう解散総選挙やる気満々だろう..ためにGoToトラベルやるというのは、なんとも悪手というかふざけた話ではないか。

国会を開いても無駄な予算が掛かるだけ、という意見もあるが、いやいや、そもそも不要な布マスクの配布やお友達企業によるキャンペーン事業の予算中抜きほうが、遥かに無駄だぞ。

「大きな感染拡大もせずウィルスの封じ込めに成功した」「これが日本モデルだ」と大見栄を切って以降、右肩上がりで上がり続ける感染者の増加は一体何だ?

「日本にはPCR検査能力が十分にあるしできるように準備したい」と言ってから何ヶ月経った?何件のPCR検査ができるようになった?

「GoToトラベルで経済を回したい」「不要不急の外出は控えて欲しい」右足でアクセル踏みつつ左足はブレーキって、それどんだけ矛盾?進みたいのか止まりたいのか、増やしたいのか減らしたいのか、どっちなんだ?

「重傷者が少ないから問題ない」いや感染者が増え続けて母数が上がればどこかで重傷者も死者も増えるに決まっているだろう?まさかそれを待ってからいつもの「万全を期して望みたい」ってか?

緑のおばさん「感染拡大特別警報」
医師会「医療的緊急事態宣言」
岐阜県「非常事態宣言」
沖縄県「緊急事態宣言」

国「GoToトラベルで旅行へ行こう!」何だこの地方や医療従事者との思考の乖離って?

逃げ回ってねぇでちゃんと説明責任を果たせよ、雲隠れシンゾウ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

今日は明け方こそ強く雨が降っていたが、日中は久しぶりに青空が広がった。

まだ関東は梅雨明けしていないが、それもようやく週明けには叶いそうだ。

カテゴリ:季節感, 独り言

隙がないα

2020/7/30

予告通りソニーのα7SIIIが発表された。一応注視はしていたが、事前に情報がダダ漏れだったのと、EOS R5ほどには興味がなかったので、あまりネタ話にもならずかなw

C社同様にソニーもプロシューマー向けにカムコーダーラインナップしているが、C社と違って相変わらずそのヒエラルキーには遠慮していないって点で評価できるぞ。

今回は熱対策も行ったようで、4K60Pを1時間連続で撮れるとのこと。ただ、前モデルに比べて確かに放熱構造にはなっているようだが、パナのS1Hやシグマfpのような積極的な冷却システムを採用していないので、この連続撮影時間は恐らく眉唾だろうな。かなり外気温に左右されると見て良いだろう。

あの筐体サイズにこだわる限り物理的な冷却システムを組み込むのは無理だと思うが、そもそもここまで動画に特化しているのに、なぜスチルカメラの形を模していなければならないのかは謎だな。

4Kで120P、FHDなら240Pも4:2:2 10bitの内部記録OK。業界で人気のないXAVC採用は相変わらず諦めが悪いwが、今回はMPEG-H HEVC/H.265も採用してきたのは評価高いかも。

それとEVFが944万ドットというのはスゴイね。これについては実機をすぐにでも覗いてみたい。ただ、このモデルの運用形態はリグに載せて外付けモニターというのが一般的なので、その恩恵に預かるカメラマンはほとんどいないのではないだろうかw

それにしても今更ながらαのラインナップはよく考えられていて、動体撮影に特化した9、高画素センサーの7R、普及モデルの7に、高感度と動画向けの7Sと、ほぼスキが見当たらないと思う。

この後、万が一にもα5的な廉価モデル..C社で言うところのkiss相当だな..をタダ7の下に持ってきた日には、ちょっと他の35mmフルサイズメーカーは太刀打ちできないかもね。

あと、どのモデルもほとんどデザインが同じってのも意外に評判が良いらしい。新型に買い換えたり、新たに追加しても同時に並べておかない限りヨメにバレる心配が無いって、仕事仲間のKさんが言ってたwww

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / CLASSIC CHROME

えらい久しぶりに緊急地震警報が届いてビックリした。が、全然揺れが来ないので居間のテレビを付けたが、どうも誤報っぽい感じだったな。

ま、取り敢えずシステム自体が生きていることだけは分かって良かったw

カテゴリ:写真・カメラ, |タグ:

百歩ゆずってだ。もう配っちまったもんは仕方ないとして、まだ配っていないのなら「止める」という発想がなんでできないのか?

買っちまったもんは取り敢えず国の倉庫..があるかどうか知らんけどw..にでも備蓄しておいて、災害時に供出するとかすれば良いじゃんね。そこで何がなんでも配るという、いかにも言ってしまったからには引っ込みがつかないので絶対やり遂げるぜ!っ感じの政策は何?ガキの口喧嘩かよ。

それにそもそもだ。前回は使い物にならないカビまみれ虫まみれの布マスク配って強烈に不評だったので、今回は国民や現場の声を徹底的に拾ってサージカルマスクにするとか、未だ不足気味の消毒液にするとか、端からそういう想像力がまったくもって足らない。

こんな簡単なこともわからない愚か者の集団が、曲がりなりにも国家の最高権力に集まっているというのがいかにも情けないってこと。

もっと気の利いた頭が切れて賢い船頭はいないもんかね。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / PROVIA

朝起きてトイレに入ったら電灯がつかない。ん?停電?と思ったが、明るいので周辺の家の灯りでは判断できず。

仕事部屋のNASのモニターランプが消えているのでここでうちの問題かと1階の配電盤を確認したところ、漏電ブレーカーが落ちているのが分かった。

一旦すべてのスイッチを切ってから漏電ブレーカーを戻し、一つづつスイッチ入れ直したところ、昨年付けたばかりの居間のエアコンが原因っぽいことが分かり、早々に東電を呼んで裏を取る。

エアコンはマメのために付けたようなもので、まだ3回くらいしか使ったことがないwのだが、イザってときに使えないのは困るので、ケーズデンキ通して修理業者を呼んで修理してもらった。

東電の担当者がこのところの雨続きが原因でしょうと言っていたので、てっきり雨が原因かと思っていたら、なんと毛虫が室外機に入り込んでそれが基盤上でショートさせたっぽいとのこと。

いやはや毛虫が原因とは、ちょっと想像力の範囲外だったなw

カテゴリ:独り言

このところの感染者数の増加が第一波の続きなのか、それとも世界に先駆け第二波が始まったのかが話題だが、それより先になんとアレノマスクの第二波が始まったぞ。

国会を閉じて以降、官邸・公邸に閉じこもってまったく世間に姿を見せなくなったアレ。SNSで雲隠れ晋三などと揶揄されるほどの隠遁ぶりだが、ここに来て開き直ったかのかそれともとうとう気が狂ったか、国民の8割以上から「役に立たなかった」として不評を買ったにもかからず、懲りずにまた布マスクを8000万枚も配布するというから笑止千万だな。

今回の布マスクも前回同様にカビまみれ虫まみれの可能性が否定できないしな。

「効果の検証を行ってはいないが感染拡大の防止に一定の効果がある」という政府答弁と閣議決定などもあり、これがもしかして大阪の民間お笑い興行会社に百億も払った成果か?などと、まあ笑いを取るぐらいならまだしも、それ全部税金だってこと忘れんなよ、アレ。お前の金じゃねぇぞ。

全国津々浦々まで迅速になどと大口をたたいておいて、結局配り終えたのは6月に入ってからだ。5月には市場にサージカルマスクが普通に出回っていたので、まったくもって不要不急の税金の無駄遣いということに終わった、と思っていたらまさかの追加発注という信じがたい暴挙を炸裂。

すでに発注済みだったから仕方ないという話もあるが、いやいや、途中で発注を止める方法などいくらでもあるぞ。多分、関係者誰も追加発注を覚えてなかったんじゃねぇのか?って話で、そんなヌケサクばかりが国の中枢に居座っているなぞ国家存亡の危機だな。

不要不急の外出を避けろじゃねぇ、お前らこそ不要不急な布マスクなんぞ配るなって話。何百億も布マスクごときに費やすなら、医療機関や医療従事者、PCR検査に金回せよ、ボケ。

これはもはや国策によるマスクハラスメント「マスハラ」じゃね?

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

表の仕事は昔から自宅でリモートであるし、裏稼業はシーズンオフ突入、不特定の人との接触機会が高い外ロケの撮影も受けていないので、今のところ業務で人と会うことがほとんどない。なので、日々の生活でまったくマスクの必要性を感じていない。

不快指数が高い今の季節はマスクの装着自体うっとおしいが、マスク警察の要らんツッコミ排除も面倒なので、買い物で店舗に入る時は仕方なくマスクを付けるようにしている。

それにしてもだ。一人で車に乗っているのにマスクとか、登山中にマスク、海水浴場でもマスク、飲食店で食事しながらマスク等々、それにzoomの打ち合わせでマスクしているヤツも意味不明w

そもそも周囲に人がいても喋らない限りマスクなど不要なので、俺マスクして感染者対策バッチリ!みたいなマスク警察のマスハラはどうにかならんかいな。

カテゴリ:独り言

今月中に出荷開始されるEOS R5だが、すでに話題沸騰中の8K熱問題同様に、4Kですら問題を抱えているという話で、動画撮影を目的でR5を使うのは地雷になりそうな予感。

初号機のRの諸問題をクリアした上での登場なので、4500万画素35mmフルサイズのスチルカメラとして見れば良い製品であることは間違いないが、こと動画性能だけ見ればスペック十分、実戦不十分といった印象で、まさにスペック番長と揶揄され続けてきたC社の面目躍如であるw

「写真しか撮らないから熱暴走なんて関係ない」「動画を長尺撮らないから問題ない」というユーザーもいるようだが、問題はそこではない。かなり前から搭載スペックをチラ見せするティザー戦略でプロモーションを仕掛け、その過程で8Kをジワリ喧伝してきたのが問題なのだ。

他社でできないことをあたかもできる..現場の実戦で使えるの意ね..と謳ってしまえば、そりゃ皆んな期待するに決まっている。

「制限あってもできないよりはできたほうが良い」という意見には個人的には賛同するが、では今どき満足に動画撮影もできない製品に50万も払うのかっていう話でもあるぞ。

そもそもノンクロップ4K60Pの確実な動作保証の上で、最初から気温24℃で10分までなら8Kでも撮れます、後でファームアップで条件付きながらRAWもできます、ってな感じに留めておけば良かったってこと。

先行するソニーαに追いつけ追い越せと焦ったか、いかにも技術部が営業部に押し切られてしまった感アリアリな、お粗末マーケティングだったってことに帰結する話だな。

レンズ交換式のスチルカメラに実践的な動画機能を搭載したのはC社なれど、同時にCINEMA EOSを製品ラインに並べている同社にとって、スチルカメラの動画機能のスペック決めは、今となっては明らかに足かせとなっているのは間違いないだろう。

ま、どこかで製品ラインを統合するか、マーケ的に割り切るか、C社は何れ判断せざるを得ないだろうね。

個人的には今回のR5がそういう位置付けになるのかと思っていて、同社特有の押し付けがましさを押さえた振り切った製品であったならEOSに戻ることも検討したが、そこについては期待はずれだったと言わざるを得ない。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

近所の農家と今年は台風の話を聞かないねぇなどと立ち話をしたばかりだが、どうやら観測史上初めて台風が一つも発生しない7月になりそうだ。

公式発表はまだないが今年はラニーニャっぽい話もあって、今のところ長梅雨で冷夏っぽい雰囲気があるが、そうなると冷夏どころかこの後は暑夏に向かう展開ということになる。

関東の梅雨明けは8月にずれ込みそうだが、その後は猛烈に暑くなるということか..

砂上の楼閣

2020/7/26

アレノミクスという3人のバカ、いや3本の矢がどうしたこうしたという、胡散臭いいかにもな政策がもてはやされていた時期があったが、もうここ何年もそんなマヌケなフレーズを口にする輩はいなくなった。

確かに株価だけ妙に高騰が続いていた時期があったが、世の中の実体経済ではその株価ほどの景気高揚感などまったくなかったぞ。

海外投資家がこぞって日本株を売り飛ばし、日銀が慌ててその株価下支えをすることで辛うじて今の水準を維持してきているが、内需が拡大しないことには景気が良いなどと誰も感じることなどない。

アレは「アレノミクスはいざなぎ景気を超えて戦後最長の光景だ!」などと事あるごとに喧伝してきたが、昨今のあからさまな景気低迷を受け、あたかもすべて新コロナの影響だとでも言いたそうだ。

だが、実際の景気回復は2018年10月までであったを当の政府自身が認めたことで、新コロナ騒動の以前からすでに回復局面が終わっていて、アレが言い続けてきたことが嘘八百、まさに砂上の楼閣だったことがハッキリしたぞ。

こりゃうっかりすると「景気回復のため不退転の決意で憲法改正」とか、「アレノミクスは気のせいだった」とか何とか閣議決定しそうだな。

ちなみに3人のバカとは誰のことか?もちろん言わずもがなアレとアホウ、それにxxだぞw

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / スジグロシロチョウ

ようやく妙な4連休が終わるな。雨なのでどのみち外に出ることはなかったが、こんなに東京ナンバーを憂うことなどそうそうないw

まあ言うほど感染リスクに注意しているわけではないが、重症化する可能性が若いもんよりは高いようなので、余計な機会を減らすのに越したことあるまい。

一言で写真を評価すると言うが、実はそこには「誰もが共感し納得できる定量的な指標」など存在しないのである。

プロと呼ばれる写真家A氏の作品があったとして、第三者に「良い写真ですね!」と評価されるとき、それは間違いなく「A氏が撮った作品」というフィルタを通しての評価となり、第三者がA氏のファンであれば尚のことそのフィルタ効果が強くなる。

つまり作品そのものの良し悪しの評価の前に、誰が撮ったかが重要なファクタになるということで、それ自体は人が常にどこかのグループに属していたい..心とか思いの拠り所だな..という願望の延長にあると見ていいだろう。あばたもえくぼという心理状態などまさにそれな、である。

この辺りはお気に入りのアーティストのファンクラブ的なものを想像すればわかりやすいかな。SNSで異様なまでにフォロワーの数を求めたり競ったりするのもまったく同じ心理だろう。

もちろん音楽や美術と同じで、自分の作品を発表してその評価を沢山得たいとすればファンを増やすことは大事なので、その事自体は何の問題もない。ただ、決して「作品自体の良し悪しを絶対的に現すものではない」ことは理解しておいたほうが良いかも。

ではフォトコンテストでの評価はどうだろうか。どちらかと言うとフォトコンはアマチュアカメラマン..世間では無名の意味で..が応募して競い合う場なので、「誰が撮ったか」という評価軸は存在しない。まさしく作品だけの良し悪しで評価が決まることになる。

だが、フォトコンの多くは評価者にプロの写真家やカメラマンを登用するので、実は選ぶ側の主観、つまり選者の好みに大きく左右されるという落とし穴があるのだ。

もちろん選者は写真で生計を立てている人たちなので、ある程度の技術を評価点として良し悪しを決定しているはずだが、そこはやはり人なので、自身の持つ理想や経験則にどうしても引っ張られる傾向が強いのは否めないのだ。

つまりフォトコンテストで賞を取りたければ、「誰もが共感し納得できる定量的な指標」を目指すのではなく、「選者の好みに則った作品」で応募すべきであり、それでトップを取ったからと言って、これまた「作品自体の良し悪しを絶対的に現すものではない」ということは理解すべきだ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

この時期はシカもキツネも見かけない。

鳥は巣立ち雛がもう自由に動き回っているので数はそこそこいるが、木々が繁茂していて姿はほとんど見かけない。

これから秋口までしばらくは、近所の森で野生の生きものに出会うのは難しい端境期といったところだな。

カテゴリ:季節感|タグ:

先日EOS R5を発表したキヤノンが5DMk4の後継機を出さないことを認めているが、デジタルカメラ市場はほぼミラーレスカメラに集約されつつあり、現時点でコンシューマ市場はソニー1強の状態であることは疑いようがないだろう。

それでもプロフェッショナルな報道系の分野では洋の東西を問わずまだ一眼レフが求められているので、こちらは未だキヤノン・ニコンの2強の存在感が強い。

そんな中、すでに米dpreviewに掲載されているが、米大手通信社であるAP通信が、オフィシャルなカメラとしてソニーと提携したとのことである。

独占契約ということになるようなので、世界を駆け巡るAPのカメラマンや記者はすべてソニー機を使うことになり、ビデオジャーナリストも対象となっているので、EマウントのαだけでなくXDCAMカムコーダーも契約対象になるらしい。

同一メーカーの機材に統一することでボディ・レンズ・バッテリーなどが共有でき、画像の色調やビデオコーデック、それに5Gを見据えたネットワークを含むワークフローを統一できるのは、世界規模で活動する通信社にとっては計り知れないメリットがある。

キヤノンは8Kなどと同社らしくない飛び道具で巻き返しを図り、ニコンは低価格機の投入でマーケットでの埋没感を正してブランディングの復権に躍起だが、両社の攻勢を受け立つソニーはすでに安定期に入っており、地味だが堅実なブラッシュアップを着々と進めている感がある。

APでは今回のソニーとの提携をゲームチェンジャーと呼んでいる。コンシューマ市場を制し、プロ市場の牙城の一角も切り崩し始めたソニーの快進撃はとどまるを知らない。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

拙者の周辺で言うと、仕事関係ではキヤノンとニコンで半々だが、遅々としてミラーレス化が進まなかった両社に見切りをつけ、ほぼ全員がソニーαに手を出している。

ただ、面白いものでソニーに完全に乗り換えたのはキヤノン使いだけ..残りはR5で戻るようだが..で、ニコン使いは一昨年のZの登場で全員がニコンに戻っている。まあどちらのケースもレンズはEマウントに変換して使っていたようだけどね。

知り合いの手伝いで時々写真教室に顔を出しているが、そこでは市場の状況を見事に映し出していて、ソニーαが多いかな。ぶっちゃけた話、年寄はニコキヤノが圧倒的だが、若い世代にはソニーαが多く、女子にチラホラとオリンパスがいる程度かなぁ。

個人的にはソニー..正直好きなメーカーではないwので..を使うことは想定していないが、それでも月末に発表が予定されているα7SIIIは注視している。

カテゴリ:写真・カメラ

順序が逆だ

2020/7/23

世界の状況を眺めていれば、今日明日に急に感染拡大が止まるとなどは到底思えないので、連日報道される国内の感染者数を聞いて一喜一憂するのもなぁと思っていたが、まあ見事というか順調に増え続けているようだな。

重傷者と死者が少ないので騒ぐことはないという意見もあるが、症状があろうとなかろうと、重症化して命を落とすかも知れない人への感染リスクが増すことについては、どう言い繕っても言い逃れはできまい。

経済を回さないといかんというのはまったくもってその通りだが、そもそも順序ってものがあるだろう。

GoToトラベルで観光地が賑わい、その結果感染拡大が広がれば、その対応に迫られるのは感染者を受け入れる医療機関ということになる。前者には巨額な税金が投入されるのに、後者はろくにボーナスも支給されずに昼夜の対応を迫られるのである。

考えてみれば分かるが、金かけて旅行に出掛けても行く先々で感染に怯えながらびくびく行動し、帰ってきても2周間は感染したかもと気を使う生活など果たして楽しいのかって話だ。ましてや旅行者を受け入れる地方に至ってはなおさらだぞ。

感染拡大を横目に見つつ経済を回すのではなく、まずは誰でもいつでもどこでもPCR検査をできるようにし、国民の行動の安全が担保できるような支援と対策が早急に必要だと思うぞ。ってか、春先に1日2万件を目指すとか何とか、アレが威勢の良いこと言ってなかったか?

収束を見ればキャンペーンなどせずとも黙っていても旅行者は増えるに決まっている。与党に献金してくれるような大手旅行会社だけが潤うような事業に使う予算など、即刻医療機関と医療従事者、それに検査機関に回すべきだ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

東京はGoToトラベルの対象外だというのに、沼田界隈の街道沿いは東京ナンバーが結構走っている。

結局の所、キャンペーンなどしようがしまいが、連休になれば出掛ける人は普通に出掛けるのである。

やはり金の使い方と対策の順序がおかしいとしか言えないな。

カテゴリ:独り言

先日、英科学誌Nature Climate Changeに衝撃的な論文が発表された。

今のまま気候変動が進行すると、2100年までに野生のホッキョクグマが絶滅すると予測しているのである。

Nikon COOLPIX5000 / アラスカ大学(UAF)博物館

ホッキョクグマの主な餌動物はアザラシなど海獣類だが、彼らを狩るためには海の沖合まで出なければならない。

海のクマと呼ばれるホッキョクグマ..学名Ursus maritimusは海のクマを現す..はかなり泳ぎに長けているが、それでも延々と泳ぎ続けられるわけではない。沖合に出るためには広大な海氷が必要となるのだ。

冬季は海が結氷するのでアザラシを捕食して餌にありつけるが、夏季は沖合に出られないため、ほとんどの個体が食うや食わずの絶食状態で過ごし、一日も早い冬の訪れを待ち望む生活をしているのである。

それが気候変動で温暖化が進み、冬の訪れが遅くなっている上に肝心の結氷期間が短くなっているため、餌にありつけずに餓死する個体が出てきているのである。

全地球規模で温暖化は進んでいるが、北極圏の進行速度はその2倍と言われていおり、すでに夏季の海氷は2030年までに消滅するという研究結果も出ている。地球温暖化が北極圏の生態系に与える影響は深刻なものなのだ。

Canon EOS 5D / EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM / 旭山動物園

死ぬまでに野生下で観てみたい生きものを論えばそりゃきりがないのだが、その中でも筆頭なのがホッキョクグマだ。各地の動物園に出向けば、結構な時間をホッキョクグマの展示の前に割いている。

もちろん2100年までには拙者の命など果てているのはわかりきった話だが、現代を生きる我々が後世の人類にホッキョクグマの姿を残せないことのほうが大いに問題で、悲しい現実ではないだろうか。

産業革命以降続くこの気候変動に歯止めをかけるのは一朝一夕ではいかないことは分かっているが、まずは地球温暖化などフェイクだと言ってはばからない米の花札野郎の再選に待ったをかけねばなるまい。