月別アーカイブ : 2020/11

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山並み霞む

2020/11/30

ジェット気流のゴォーっという音が聞こえてきそうな風が強い日、機材一式背負って某山系にアプローチ。

一年ぶりだったので途中藪こぎでちょっと道に迷ったものの、2時間ほどかけて尾根伝いに登坂して無事に観察ポイントに現着。着いてから20分ほどで眼下の谷の中で目的の天狗様ペアを発見し、これを終日観察した。

午後はペアで8km6.7kmほど離れた隣接の山塊まで足を延ばしていたが、天気が良かったので途中ロストすることなくほぼほぼ追うことができた。ただ、集中してずーっと眺めているのはなかなか大変ではあったがw

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

下界は雲海の下に沈み、上州の山並みが遠く霞んでいる。

ピーク近くなのでさすがに遠くまで見通せて眺めが良い。この尾根自体はやや低灌木に覆われていて本来見たい方向の視野に影響があるので、尾根を少し下った岩場を観察ポイントとしている。

地図に出ている本来のピークは谷を一つ挟んだ向こう側だが、この季節でも登山者が姿を見せる..万が一双眼鏡でも持っていたらこちらが目立つのでね..ので、それを避ける意味でこの岩場の陰が良いというのもある。

それにしてもこういう日は実に天狗様日和だね。

カテゴリ:, 猛禽|タグ:

赤浅間

2020/11/29

浅間山は標高がある独立峰なので初冠雪の報こそ早いが、富士山のように白く根雪になるのは12月に入ってからだ。

昨日は上信越の県境付近に雨雲が出ていたので、予想通り今朝はこの秋数回目の冠雪となった。

まだ季節感乏しく暖かい日が続いているのでこのまま根雪になるかは分からないが、北関東の端っこで浅間が白く鎮座するようになると、空っ風が上州の平野部に冬を運んでくるようになる。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

今朝は今シーズン初の浅間山のモルゲンロートが見られた。

森の小道F1.0

2020/11/28

フジの1億画素カメラGFX100になんと4億画素の解像度で撮れる「ピクセルシフトマルチショット」なる機能が追加されたそうだ。

オリンパスで言うところのハイレゾショット的なもので、16枚の画像を合成して驚異の4億画素の画像を作り出すらしい。

合成には専用のソフトウェアが必要とのことで、カメラ単体で済まないところがやや残念..フジは相変わらずこの手の実装が弱い..ではあるが、美術品などのデジタルアーカイブを想定しているようで、そうそう毎回使う機能ではない感じだ。

まあ1億画素だってそもそも何に使うのかというくらいの画素数だけど、できるのとできないのとではやはりわけが違うので、是非ともX-T4にも同等の機能が欲しいね。

しかし、かねてから公言している通り宝くじ1億円当たったらGFX100を買うつもりだったが、今回のファームアップで4億円当たらないと買えなくなってしまったのが残念至極だなw

FUJIFILM X-T4 / XF50mm F1.0 R WR / Classic Nega.

XF50は75mm相当の中望遠なので、普通に撮れば圧縮効果を得られる。この時F1.0の絞り開放だとピンが一点にしか来ないため、トイカメラ風の写りになる。

引きの風景写真はパンフォーカスが基本だが、これはこれで面白いかな。

ちなみに何れも撮った場所はバラバラだが、4枚目のカットでスポットライトが当たっている場所に偶然ルリビタキが入ってきたのだが、望遠に持ち替えているスキに通り過ぎていってしまった。ああ残念..

カテゴリ:写真・カメラ|タグ:

AppleがいよいよMacからIntelを取り除き、自社製CPUであるM1、通称「Apple Silicon」を採用し始めた。M1はiPhone・iPadに採用されているArm型の統合チップをベースにMac専用に設計されており、従来のIntel製CPUとは一線を画するものと言える。

コンピュータはマザーボード上に配置されたCPU・メモリ・GPUなどをそれぞれ規格に沿ってつないで動作させているが、M1はすべてが同じ基板上でオンチップされており、各コアのパワーを無駄なく消費することが可能のため、非常に高速に動作する。

カメクラ界隈にわかりやすく言えば、大量のレタッチ現像用にメモリやGPU盛り盛りの数十万円掛けたPCよりも、一桁万円台のMacBook Airのほうが高速に処理が終わるという事実があるということだ。

さらに、スマホを使う際にいちいち電源を入れたり切ったりしないと思うが、スクリーンをタップすれば瞬時に各機能を使うことが可能となっているのは、デバイス自体が常にスタンバイの状態で待機しているからで、その際にも極力消費電力を抑えることを求められる。

M1を採用したMacはまさにそこを目指しているわけで、演算速度と描画性能を飛躍的に高速化しつつ消費電力を低く抑えることに成功したのである。

MicrosoftもWindowsのArm版を何度か試みて今のところ何れも成功しておらず、これに関してはAppleが一歩、いや二歩も三歩も抜け出した状況にあるが、遅かれ早かれWindowsもArmに移行するのは時間の問題であろう。

そうしてPCを含めたモバイル用デバイス分野でのIntel離れが今後は加速していくことで、業界の雄だったIntelの地位も危うい。すでに株価ではARM社を買収したNVIDIAが上回っており、ここに来て新コロナ禍でのステイホーム需要が追い風になっているようである。

そしてそんなIntelの凋落..と決まったわけではないが..で気がかりなのは、同社と蜜月関係にあるニコンの行く末である。かつては世界的シェアを誇っていたニコンのステッパー(半導体露光装置)も今や7%程度のシェアしかなく、しかもそのほとんどをIntelに依存しているのである。

そのIntelが経営の合理化を進めて万が一ファブレス企業ともなれば自社生産が減る..Appleのように外注するほうが安く済む..のは目に見えているので、必然的にニコンの売上にも大きく影響してくることになる。

ただでさえミラーレス化に乗り遅れてカメラ市場でのシェアを大きく落としている上に、もう何年も前から指摘されている経営戦略の多角化..もしくは選択と集中..が上手く進んでいない同社にとって、Intelのこの先の動向はそれこそ気が気ではないだろう。

余談だが、ニコンには一眼レフも頑張ってほしい的な意見が未だにニコン使いから多く聞かれるが、ミラーレスも一眼レフもどちらも!などと悠長なことを言っていると、ニコン自体が立ち行かなくなる可能性がどんどん高くなることを肝に命じたほうが良い。ブランドを支えるのはファンだが、足を引っ張るのもまたファンを地で行っているのが今のニコンクラスタだろう。

まあそもそもニコン自体が未だにFマウントにすがっていくフシが見え隠れしているので、言葉は悪いが今のままだと必然的自滅の道を歩んいくようにしか見えないな。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / ハイレゾショット / マナイタグラ

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ACROSS / 上州武尊山

仕事場から見える周辺の山々の冠雪がほとんど消えてきた。この時期にこの状態をまざまざ見てしまうと今年も昨冬の二の舞なのかと心配になってしまう。

昨日辺りから気温が下がってきて晩秋らしさを取り戻しつつあるが、少なくても日の出前は氷点下にならないと本格的な冬の到来を期待できないな。

もみじF1.0

2020/11/26

ここ半月ほどは平年を上回る暖かい日が続いている。

標高の高いところで北風に吹かれれば、ウィンドブレーカー代わりにレインウェアの上着ぐらい羽織るが、早朝の日の出前でもダウンのような中綿の入った上着の必要性を感じない。

長期予報ではこの冬は寒さ厳しく雪も多いような話だったが、11月に入ってからの気温だけならとてもそんな雰囲気はない。まあだからと言って今年もまた冬が温かいという判断を早計にはできないものの、なんというか晩秋らしさを感じない11月だったのは確か。

ま、とにかく暖かくても良いが少雪は勘弁して欲しいね。

FUJIFILM X-T4 / XF50mm F1.0 R WR / Velvia(最後のみClassic Nega.)

何の変哲もない低山の麓の雑木林で見つけた、今年最後となりそうなささやかな秋もみじをF1.0で。

仕事ではクライアントの意向が絶対なので観光地や景勝地で撮影する機会も多いが、そういった場所は誰が撮ってもそう代わり映えしないステレオタイプな絵柄に落ち着くものだ。

逆に言えばクライアントは最初からそういう結果を期待しているので、当たり前といえば当たり前の話である。

個人的に人出の多いところは苦手というか好きではない..特にカメラマンが集まっている場所はダメだw..ため、普段は逆に避けて行動しているので、間道や林道など走りつつ地元の人しか知らないようなところでのんびり撮影することが多い。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:,

長寿ワシ

2020/11/25

琵琶湖の湖北に今年もオオワシが渡ってきたと知らせが届いた。毎年観察している知人によれば今年も同じ個体であることが確認できたということなので、1998年以来かれこれ23年連続の渡来となる。

個人的には1999年に同個体を観察した記録がフィールドノートに記載があって、写真も撮っているはずなのだがちょっと探した限り見つけられず。当時はフィルムなので大箱の中のどこかにあるはず。

ノートにはすでに成鳥とあるので、少なく見積もっても29歳程度はいっている..成鳥になるのに5〜6年はかかる..と思われ、もしかしたら30歳を超えている可能性もあるかな。

先日のアホウドリもそうだが、大型の鳥類は比較的寿命が長い種が多く、オオワシだと飼育下では札幌の円山動物園で2002年に亡くなった個体が52歳という例があるが、それでも野生下で長寿を全うするのはなかなか厳しいので、30歳前後ともなるとやはり長生きの部類と言えるだろう。

それに継続して観察されていることで個体識別もしっかり行えるので、こうした貴重なデータが取れることになる。やはり地道にでも調査は続けていくことに意味があるので、先般話題になった気象庁の生物季節観測中止の件は見直してほしいと思うぞ。

ちなみに我らが天狗様ことイヌワシでも、我々研究会の先輩たちの代から地道に継続して続けられてきている調査によって、野生下の個体で年齢を確認できているケースがいくつかある。それらの例ではいずれも30歳を超えており、中には40年近い個体がいることも分かっている。

長く生きるためには怪我も病気もなくまずは健康であることが条件となるが、と同時に十分な餌資源の確保ができていることの証でもあるので、個体の情報もさることながら生息地や越冬地の環境の変化についてもデータを取り続けることが肝要であろう。

Canon EOS-1D MarkII N / EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM

晩秋の知床半島の海岸段丘上を、海風に煽られながら知床岬目指して飛ぶオオワシ。11月も中旬ともなるとオオワシ・オジロワシの秋の渡りの季節である。

オオワシ・オジロワシの秋の渡りのコースは、概ねサハリンから宗谷岬を経て北海道へ入ってくる個体が多い。

多くはオホーツク海沿岸に沿って南下、知床半島を通過して道東を中心とした道内の越冬地に向かうことになるが、湾や不凍河川のサケ・マスなど餌量に依存することになるので、状況によってはさらに分散し、本州方面に降りてくる個体も出てくる。

ただ、件の湖北の個体は、到来時期からして北海道に留まることなく本州の日本海側を琵琶湖を目指して直接やって来ていると思われる。

23年も無事に越冬できている成功体験は、野生動物にとっても相当に大きな魅力と見ることができるということだ。

カテゴリ:猛禽, |タグ:,

先だって「9月に注文入れたのに未だに納品されない国産のメーカー製品」と書いたが、それは9月に発売されたオリンパスのED100-400ISのことである。

ズームレンジが丸かぶりのパナライカ100-400があるので当初はその気はなかったが、気が変わってちょっと試してみるかと注文入れたところ、注文過多で納期未定のままが続いていたのが先週辺りまでの話。

でようやく納期のお知らせが入ったと思ったらなんとこの年末ギリギリとなって、まあすぐに必要なものでもないので気長に待つかと思ったら、キャンセルでも入ったのか突然先日納品されてきた次第。

それでも発売済みで納品に2ヶ月待ちなんてレンズでは初めてのことだが、注文が殺到したのか元々数作ってないのか分からないが、まずは新生オリンパスも取り敢えずホッとしているのではないだろうか。

ま、中身はシ◯マのライトバズーカっぽいので、何となくOEM生産のほうが追いついてなかっただけかもしれないが。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-20

連休中はプレ大掃除で丸2日unboxingできずに放置していたが、昨晩風呂から上がると月齢8日の半月が天頂付近に差し掛かっていたので、テストには丁度良いとばかりに試し撮り。

スペック的にパナライカ100-400と丸かぶりと書いたが、ED100-400ISはテレコンが使える点が決定的に異なる。パナライカは発売時にまだテレコンが無かったせいか非対応なのである。

ただでさえ35mm版換算で200-800mm相当の超望遠ズームとなるが、テレコンを使うことで1.4倍なら280-1120mm、2倍なら400-1600mmというさらに超の付く超望遠ズームとなるので、面白い使い方ができそうだと考えた次第だ。

ED100-400ISはPRO仕様ではない割とお手頃価格なこともあって、他のPROレンズに比べてややプアな部分がある。例えば手ブレ補正がオリンパスご自慢のIBISとシンクロしないので、メーカー公証で約3段分というやや見劣りする仕様だったりする。

それでも窓枠に寄りかかって姿勢をしっかり保てば、換算1600mmの手持ち撮影もそんなに歩留まり悪くもなく可能であることは分かった。

実際のところ1600mmの手持ち撮影など条件次第なところもあって未知数ではあるが、できるかできないかの差は大きいと言ってよいだろう。

カテゴリ:気象・天体|タグ:,

既往症があるわけでもなし、悪いのは頭ぐらいwで人よりは幾許か丈夫にできている方だとは思うが、それでも人出の多い場所へ出掛けるのはいささか気がひけるので、この3連休は絶対人の来ない谷にちょこっと出掛けたぐらいで、基本的に家でおとなしくしていた。

また月末近くになると恒例の多忙祭りになるのでw、昨年末多忙で大掃除をしていなかったこともあって、2日程かけて仕事場周りを片付け、資源ごみ・不燃ごみを出して家人の指示の下分別作業を行う。

一番多いのはやはり密林などダンボールの空き箱だが、不要になったケーブル類やあちこちから送られくる冊子類も溜まっていてなかなか厄介だった。それでも近年雑誌の類を買わなくなった..雑誌系はほぼ密林Kindle..のでそれだけでも助かるけど。

さすがに諸々2年分となると手がかかったが、これでこの年末は拭き掃除だけで済むまでになって良かった。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

昨日の日中はよく晴れて上着が要らぬほど暖かったが、今日は一転して北風が強く、上越国境方面は雲の中となった。

こういった冬型っぽい天候だと、日の出とともに山がよく焼けて、三峰山の辺りに虹が出るパターンだ。

カテゴリ:季節感, |タグ:,

GoToナンチャラのおかげでこの三連休の県内の人手はスゴイ。平地の紅葉の見頃が最後となる連休のせいもあるが、新コロナ禍以前の状況にすっかり戻った感がある。

景気へのダメージを考えれば経済を回す政策そのものは悪いことではないと思うが、そもそも新型ウィルスに端を発する感染症の流感が原因なわけだから、それに対応する医療現場への緊急的支援がまずは先決だろう。

それにGoToでもなんでもお得なキャンペーンをバラまくのであれば、それと引き換えにCOCOA(接触確認アプリ)への登録を義務付けたり、無料のPCR検査をセットで回すなどそれこそ先手の策が必要ではないか。

補正予算から10兆円もの予備費を計上しておきながら、医療機関への支援が遅々として進んでいない現状で、人の動きをコントロールも抑制もせずにこのまま冬に突入するのは、来年こそ東京五輪を開催と気勢を上げている政府の姿勢と恐ろしいほど矛盾しとらんかって話だ。

にも関わらず、専門家が招集されているはずのコロナ対策の分科会会長は「飯を食うときもマスクをしろ」だの「ふんどしを締め直せ」だの、国の対策責任者に至っては危機的状況を聞かれて「神のみぞ知る」とか放言してやがるし。

日本学術会議の任命問題で科学にケンカふっかけているだけであって、言っていることもやってることもまさしく非科学的と言わざるを得ないなこの国のオソマツ君たちは。

FUJIFILM X-T4 / XF50mm F1.0 R WR / Classic Nega.

75mmという中望遠域の焦点距離をこんなに使うのは写真始めてから初めてだな。

望遠ズームを使っている時に意識せずこの焦点付近を使っている可能性はあるが、それはズームの範囲内なのであくまでフレーミングの結果ということになる。

集中的に使ってみて実際やはりスナップ向きの焦点距離だなという印象を受ける。視線の延長というかすぐその辺をパッと切り撮る的な使い方に適しているんだろうなと。

ネイチャー系でこれ1本勝負というのはなかなか覚悟がいるが、焦点距離が被っていてもズームと抱合せで使う分には表現の幅が広がって面白いと思う。

その長大な翼を羽ばたかせることなく延々と波間を滑るように飛ぶ能力を持つアホウドリ。

名前だけ聞けば何ともまた失礼極まりない名称が付けられた鳥ではあるが、個人的に鳥類の中では野生のペンギンと双璧をなすまだ見ぬ憧れの種の一つである。

同じ仲間で南半球の南極海周辺に生息しているワタリアホウドリなど翼開長が3.6mもあって、現存する中で世界最大の鳥でもある。

我らが天狗様ことイヌワシが大陸の亜種まで含めて1.8〜2.4m、オオワシが2.2〜2.5m、一般的に大きいと知られているコンドルでさえ3.2mなので、いかにアホウドリの仲間が大きいか分かるだろう。

アホウドリは国内にも生息しており、夏の間はアリューシャン列島周辺で生活していて、冬に繁殖のために日本近海へ移動してくる渡り鳥的な動きをしている。

今でこそ現繁殖地の鳥島ともども国の天然記念物に指定されて保護されているが、それ以前は羽毛や食肉目的の乱獲と、糞の堆積物から得られるリンを目的とした繁殖地の破壊が原因で生息数が激減した経緯がある。

アホウドリは飛ぶことには関して長けていたが、絶海の孤島に暮らすあまり人をあまり恐れない性格と、地上を歩き回る姿がのんびりとしていて捕獲自体は容易..飛ぶためには長い助走が必要なのだ..であるため、それが名前の由来と言われている。

ちなみにこれは以前にも書いたが、アホウドリ研究の第一人者である長谷川先生は、大海原をグライダーのように優雅に飛ぶ姿を現して、長崎界隈で古くからの呼び名であるオキノタユウ(沖の太夫)を提唱している。

そんな国内のアホウドリだが、鳥島の他に尖閣諸島に由来する2つの個体群がおり、双方は割と以前から別種ではないかと言われてきていた..鳥島産のほうが大きくくちばしの形状も長い..が、先ごろ北大の総合博物館と山階鳥類研究所の共同研究で正式に別種であるとする論文が発表された。

ただでさえ数を減らして絶滅が危惧されている(絶滅危惧II類)上に、これにより希少種が2種類に増えることでその保護の重要性がさらに高まったことになる。

鳥島では火山活動が活発化する兆しがあるので、近くの小笠原諸島の聟島に繁殖地を移設する計画が近年進められてきているが、尖閣諸島に関しては中国とのいざこざを理由に調査も上陸もままならないため、これ以上面倒できな臭い事態にならないことを願いたいものである。

ちなみにゴルフのプレーでパー5から3打少なく終了することをアルバトロスというが、これはアホウドリが絶滅危惧種で珍しいことから、滅多に見られないプレーということでアホウドリの英名であるAlbatrossに由来としている。

Canon EOS 7D / EF500mm F4L IS USM / イヌワシ

長い翼でグライダーのように滑空すると言えば我らが天狗様も同様。

ひとたび上昇気流をつかまえてソアリングを始めれば、羽ばたきを忘れたかのように延々と飛ぶ姿を見せてくれる。

大型の鳥が悠々と大空を舞う姿にはある種の憧れを感じるよね。

カテゴリ:猛禽, |タグ:,
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