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そのうち止めよう止めようと思っていて、そのまま放置しているサービスの筆頭はAmazonプライムだ。

年間4,900円は月額にすると408円程度なので、コンビニでコーヒー二杯飲んだと思えばそんなもんだろうと放置しているのだが、昨日の話の通り選挙カーも来ないような過疎地なので、そもそも荷物が早く届くなどというサービスはまったく現実的ではない。

時間指定してもまず絶対にその時間帯に届くことはなく、配達員の都合優先なのだ。逆に車が止まっていたからという理由で早く届くこともあるが、それはAmazonプライムではなく、配達員との個人的な関係だったりするw

実はもともとプライムビデオという映画やビデオが見放題..正確にはすべてタダではないが..につられてサービスを申し込んだので、iPadで時々無料映画など見ていたわけだが、居間のテレビが先日新しくなったので、Amazon Fire Tv Stickを手に入れてテレビでも観られるようにしたところ、これが何とも具合が良いのである。やはり映画は大きな画面で観るほうが迫力があるよね。

そしてこっちが本命なのだが、ずーっと喧嘩していたAmazonとGoogleが和解したようで、今月に入ってからFire TvでもYouTube..知らない人が結構いるがYouTubeはGoogleのサービスだ..が観られるようになったのだ。

テレビやレコーダーでもインターネットにつなげてYouTubeが観られる機能があるものもあるが、このケースの問題点は検索をリモコンから行わなければならないということだ。何が面倒って、一字一字リモコンの矢印キーを押すなど苦行以外何者でもない。

その点、Fire Tvでは専用リモコン以外にスマホアプリも用意されていて、そのアプリ上からスマホのキーボードを使って検索ができ、有名無名のクリエイターたちが創った映像を大画面で観られるのるのは大変よろしい。

YouTube上のプロモーション活動は年々活発になってきていて、面白い映像はまずはYouTubeから配信されるのがふつうだ。金のかかるテレビより、ネット動画を主戦場とする考え方は、いまや企業も個人もスタンダードなのである。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ETERNA

赤城高原にはほとんど水場はないのでホタルはいないが、ホタルブクロならいたるところで見られる。下まで降りれば我が村にもホタルの生息地はあるが、ゲンジボタルはそろそろ終わりかな。

賑やかな週末

2019/7/13

たとえ国政であっても、いつもの選挙なら候補者本人を乗せた選挙カーなどまずやって来ない僻地なんだが、珍しく朝から選挙カーが行ったり来たりしてる。

どれどれどこの候補者だろう、なかなか仕事熱心だなと仕事場の窓辺で待っていた..はるか下から上がってくるのが見えるのだw..ら、なんのことはない山本○太だった。

そう言えば県知事選も一緒だったのを忘れていたよw

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA

久しぶりに雨と霧から解放された赤城高原の朝。上越国境の稜線部は雲の中だったが、東側の裏山(赤城山ね)の上は晴れ間が覗いていた。

でもこの週末はまた雨模様という話なので、今日は延び延びになっていた草刈りを終わらせよう..

カテゴリ:独り言

シグマの本気

2019/7/12

昨夜はシグマfpの話題でネットのカメクラ界隈は賑わっていたが、どのくらい賑やかだったかと言えば、シグマのサイトがダウンして繋がらなかったぐらいに。

さて、昨年来、Lマウントアライアンスに則りシグマが35mmフルサイズ機を出すことはアナウンスされていて、その記念すべき第一号がfpということである。

詳しいスペックはここでは割愛するが、センサーが同社自慢のFoveonでなく、一般的なベイヤー型..仕様的にソニーの裏面照射型CMOSセンサーだろう..だったのが某界隈では賛否両論のようだ。

ちょっと意外だったのは、fpはどちらかというと動画寄りのコンセプトである。もちろん写真も撮れるので、世界最小最軽量な35mmフルサイズ機というのは間違いないが、コンセプトムービーを見る限り動画撮影を重視しているのは間違いないだろう。fpがベイヤーセンサーを採用したのにはそんな理由が大きいと思われる。

それともう一つ、動画重視といった大きな理由は12bitのCinemaDNG、つまり動画をRAWで記録できることである。最近のミラーレス機はLog収録できるものが増えているが、本格的な映画製作の世界ではRAW動画が求められており、本機はBMPCC4K(Blackmagic)に続くRAW撮影可能なコンシューマ機ということになる。

面白いのは、小さいことが是とされるミラーレス機において尚、持ちやすさ使いやすを優先して一眼レフ並に仕上げたパナのS1とはまったく逆のアプローチをしている点である。小ささを目指したというよりは、必要最低限の機能だけに絞ったらあの大きさになったと言わんばかりの仕様なのだから。

例えばストロボを付けるアクセサリーシューが外付けの別ユニットなのは、本格的な動画撮影時にはリグを組むのが当たり前であるとか、グリップが外付けなのも三脚やジンバルでの運用が前提の動画撮影を考慮してのことだろう。それに当然のようにドローンに積むことも想定内である。

では写真撮影は疎かかというとそんなこともなく、メカを廃しているので当然電子シャッターであるため、それが故にローリングシャッター問題は残る..この点は既存の他社製品でも条件は一緒..のだが、秒間18コマ連写とか、流行りの瞳AFにも対応しているので、世界最小最軽量な35mmフルサイズ機でのスナップ撮影というのも、同時に発表された小型45mmとなら現実味のある話となろう。

これは蛇足だが、fpは防塵防滴仕様であると同時に、放熱用のヒートシンクが組み込まれているのに驚く。そんなところにも最近のシグマの技術力の高さと、縮小するとほうぼうで懸念されている写真・映像市場への攻めの姿勢は凄いと言わざるを得ないし、その本気度は本物だ。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA

標高700mの赤城高原は連日霧の中であったが、久しぶりに眼下の沼田市街地が望めた。

カテゴリ:写真・カメラ|タグ:

そして今日も寒い。今朝の気温などとうとう10℃を割って9℃というから、夏はどこへ言ってしまったのかという感じだ。

情報番組でも今夏はエルニーニョなんで冷夏かもとか言い出してるし、上州はまだ梅雨の寒空が続くのだろうかね。

打ち合わせで入ったクライアントの会議室も、いつもなら冷房ガンガン効かせているところだが、今日は暖房が入っていて皆でニコニコ苦笑いw

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ETERNA

花が咲いているところなら何かいるだろうとヒメジョオンの草むらを覗き込むと、辛うじてベニシジミとハナムグリを発見。

こう寒いとちょっと見ただけでは生きものの姿など目につかない。

てっきりMacBook Airを置き換える製品だと思っていたMacBookだが、いつの間にか販売終了となっていた。

iPadにも一度は無くなったAirが復活しているので、メインの製品ラインより軽くて薄いタイプをAirで統一することにしたのだろう。

この秋にリリースされるiOS13から正式にiPad(iPad OS)とiPhoneが分かれ、AppleはiPadをPCのエントリーモデルの位置づけまで引き上げるので、価格帯が被るMacBookが退場することになったようだ。

実際、シングルならiPad ProはすでにMacBookの性能を超えていたし、MacBookにMacらしい仕事をさせるには荷が重かったのも事実なので、これはこれで必然的な措置なんだろうね。

PhotoshopのiPad版も今年中にリリース予定なので、iPad OSのでき次第では、映像編集専門のエディタやアプリ開発者でもない限り、もはやiPadで十分という判断ができるかもしれない。

FUJIFILM X-T3 / XF35mm F1.4 R / ETERNA

相変わらず寒い。日中でも半纏を着てデスクワークに勤しんでいる姿に家人は笑う。

仕事中に足元にまとわり付くネコも、いつもなら足で適当にあしらっているが、ピッタリと体を寄せてくるので寒いと感じているようだ。もちろんこちらも暖かくて重宝しているw

カテゴリ:ガジェット, 季節感|タグ:

寒い梅雨

2019/7/9

7月に入ったと言うのに、このところ気温が低い日が続いている。涼しいを通り越して寒いというのが適切な表現だ。

梅雨でも数日おきには晴れ間もあるはずだが、そういった日がほとんど無く、日照時間が圧倒的に少ないのが原因だろう。

天気図を見る限り梅雨前線は南の海上にあるので、今降っているこの雨は梅雨でなく、これからまた本来の梅雨が戻ってくる予感がしている。

ま、雨は必要だし、どのみち内勤続きなのでどっちでも良いと言えば良いのだけどね。

FUJIFILM X-T3 / XF35mm F1.4 R / ETERNA

きらきらと輝くスギナの水滴は雨滴ではなく、自身の出す蒸散作用の賜物だ。雨の後に晴れた朝、畑や田んぼの畦こういった光景が見られる。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

人気のない防風林の林縁にアジサイが咲いている場所がある。その昔に誰かが植えたのは間違いないのだが、誰の仕業なのかは不明である。

畑からはちょっと離れている場所なので、近くで作業している近所の農家も、このアジサイのことは忘れ去っているようだ。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ETERNA

子育てが終わって一段落したのか、このところキビタキが再びピッコロピッコロピッコロとさえずっている。

ひっそり咲くアジサイを眺めているのは、拙者とキビタキ、それにカケスぐらいかも。

カテゴリ:花・植物|タグ:

噂の映画「新聞記者」を観てきた。リアリティを追求している内容なんだろうと思いつつも、若干飛躍し過ぎではないかという気がしないでもない、いやいやさもありなんかな、そんな感想だ。

物語として盛り上がりもオチもなく、淡々とシーンが送られる、あくまで観た人の判断と価値観に委ねるような脚本なので、主役の松坂桃李のトム・クルーズばりの八面六臂の活躍を期待して観ると、大外れとなること請け合いである。

それにしても、この時期に公開をぶつけてきたのはやはり参議院選挙を念頭に置いたことと思われる。映画のような内容を許せないと思うなら、投票に行って国の在り様を変えようではないか、というのが制作側の意図にあると思われる。投票率が上がると現政権に不利になるというのは昔から言われていることだしね。

芸能人や著名人が政治的な話をするとすぐに叩かれる風潮が今の日本にはあって、それ自体実に妙な話だが、国民である以上皆、税金を収めているのだから、等しく平等に政権批判や政治活動に参加する自由はあるはずだ。それが民主主義だからね。

劇中で内調の責任者のセリフに「この国の民主主義は形だけでいいんだ」というのがあるが、実際に現政権のやり方はそんな言葉を裏付けるような印象が強いのも事実なので、今回の選挙で悩んでいる人は観てみるのが良いだろう。

個人的に固定的な思想信条があるわけではない。時に右寄り、時に左寄りと考え方はその都度その時々次第である。今回もまた右見て左見て、よーく考えようではないか。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA

雨上がりの日曜日ではあったが、噂の映画と言ってもややきな臭い左向きの内容だし、公開初日から一週間経過しているのでそんなに観る人もいないだろうと思っていたが、どうしてどうして客席の半分くらいは埋まっていたろうか。

戦後、総理大臣を4人も輩出する圧倒的保守王国を喧伝する群馬にあって、これはなかなか関心が高いものだと驚く半面、我々より若い世代がまったくいなかったのはやや気掛かり..

カテゴリ:映画・映像, 独り言

霧は大切

2019/7/6

入梅時から晩夏にかけて、赤城高原は霧がよく発生する。この時期に関越道を走ると、赤城ICから沼田ICの間で霧が出ているの経験している人も多いだろう。

これは利根川と片品川の合流点が作り出した、国内最大の河岸段丘という地形的な要因がその理由だ。

赤城山の西麓は榛名山、子持山、それに浅間山からの軽石を含む火山灰土の地質で水はけが良いので、標高の高さによる朝晩の冷涼な気候とも相まって、高原野菜の産地として知られている。

大規模な畑を持続的に維持するにはそれなりの水が必要なので、飲料水共々、片品川から導水して利用しているが、野菜が最も生育する時期に霧が畑を覆うのは、野菜の生産農家にとってまさに恵みの水といった状況だ。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / 1・4枚目ETERNA / 2・3枚目ACROSS

植物は根から水分を吸収するだけではない。晴れていると葉の表面は蒸散作用で乾いた状態になるが、霧など雨滴が付着すると、浸透圧の関係でみずみずしい状態を維持できる。

群馬は関東平野を除く三方を山に囲まれた土地柄なので、必然的にサルが生息するのもそれぞれの山間地域ということになる。

時折何らかの理由で群れを離れた、いわゆるはぐれザルが町中に姿を見せることがあるが、基本的に平地でサルを見る機会は少ないと言ってよい。

ただ、昔から人里に近い場所にも生息している個体群はいたので、人の目に触れる機会が無かったかと言えばそんなことはなく、今ほどではないにしても田畑を荒らす鳥獣の類として認識されていたはずだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

東北の水田地帯で見かけたサルの群れ。すぐ近くに田んぼの見回りに来ていた農家の人がいたが、どちらも干渉するふうはなかった。

稲穂が実る頃ならサルの被害もあるかもしれないが、恐らくこの時期は畦周辺でカエルの卵や小動物を探していたと思われる。

水田地帯とは言っても隣はすぐに山や自然林が続く地形なので、わざわざ人に追い払われながら積極的に稲穂を狙うような場所ではないだろうから、田んぼという人工的な湿地環境で餌を探す程度の認識なのかもしれない。

カテゴリ:ほ乳類, 鳥獣・環境問題|タグ: