月別アーカイブ : 2019/02

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縦横無尽

2019/2/28

今日からCP+が始まった。今年は久しぶりに行けそうな気配濃厚だったが、結局例年通りそんなヒマはない現実に追われる年度末である。

そんなこちらの状況を知ってか知らず..そんなわけねぇぞw..か、仕事を手伝ってくれている若手や、カメラマン仲間たちが続々と報告を飛ばしてくれるのは、ありがたいやら迷惑やら。

やたら届くLINEの通知が目に余るので、CP+の期間中はバッジだけに設定することにしたw

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R/ CLASSIC CHROME

ピョンピョンと縦横に跳ね回っているのはハタネズミ。

時間帯を問わずその姿を直接見る機会はなかなか無いが、電柱に留まってジッと地面を凝視しているノスリや、林縁で待ち伏せするフクロウ、畑の中をフラフラと歩き回っているキツネなどが、ネズミたちの存在を想像させてくれる。

彼らも生きるために危険をとして動き回るが、その行為自体が上位の捕食者たちの生きる糧になっているのだ。

兎の爪痕

2019/2/27

Windows Server 2012で動作しているWebサービスをローカルに構築しようとしてハマった。

WebサーバーはIISでなくApacheなのだが、データベースはSQL Serverという変則。うちの手持ちでフリーとなっている環境はWindows 10とSQL Server 2017というある意味最新で、最初はそっちに合わせてPHPを7にしたところ、対応のドライバがネットの情報でどれも上手く行かずにこれで半日浪費。

PHPは5.6まで落とすことにし、結局XAMPPの該当バージョンを探してきてインストールするも、今度はなぜかApacheが起動せず。が、ここはポートを弄って取り敢えず回避。

最後はSQL Server 2012の検証用データを2017に一発で復元できず、結局Accessを間に挟んでエクスポート・インポートという奥の手を使い、どうにかこうにかシステムを稼働状態に復元できた。

昨年あたりからだが、Windowsのリニューアル系の仕事の引き合いが増えてきている。IE問題もあるので、そろそろそういう時期に差し掛かってきているということの証か。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

雪上に残ったノウサギの爪痕。雪が固く締まっているので、沈み込みこと無く跡が残ったようだが、爪痕だけというのも珍しい。

カテゴリ:ほ乳類, 独り言|タグ:,

今日の南関東は昨日の快晴とは打って変わってどんよりした一日。終日南寄りの風が吹いていたが、気温は低く、ダウンまでは必要なかったが、防寒アウターは必須であった。

それでも先日同様に藪のあちこちからホーホケキョとチョットコイ..これはコジュケイね..の合唱が響き、ガビチョウに負けず劣らず賑やかであった。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

高い空の燕に教えを乞うたのは中島みゆきだったか。朝早くから、西から東へ移動していくイワツバメとヒメアマツバメの混群を確認。

ただ、ひたすら高空を飛んでいくので、撮れたのは証拠写真程度だけどね。

FUJIFILM X-T3 / XF60mmF2.4 R Macro / CLASSIC CHROME

フィールドスコープを使って長時間頭上を仰角で眺めていると、当然首が疲れてくるので時々足元に視線を移すのだが、よく見るとあちこち地面をナナホシテントウが徘徊していた。

そうか、燕に教えを乞うた地上の星とは七星天道のことだったのか、なんてねw

今朝はウグイスの今シーズン初鳴きを確認したが、そこそこ上手にホーホケキョと鳴いていたので、本当の意味での初鳴きはもっと早かったと思われる。

と言ってもこれは南関東での話。地元赤城高原における初鳴きは、例年並みならまだ一ヶ月程度先になりそうだ。

それと、拙者は今のところまださほど花粉の影響を受ける状況にないが、今日は風が吹くたびに周囲の杉から花粉が飛散する様が見て取れた。

午後遅くには視界が靄がかかったように白くなって、飛散量の多さを視覚的に体感できた。花粉症の症状がひどい人たちにはまさに目に毒の眺めであったことだろう。

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

鶯とくれば梅。南関東では梅も今まさに満開である。

冬から早春にかけての花と言えば、山ならマンサクやダンコウバイ、里ならロウバイやフクジュソウなど、黄色い花から季節が動き始める。

やや風が強い日、春を今かと待つ農地の畦に立っていると、目の前をそんな黄色いものがヒラヒラと移動していくのが目に入る。

地面に落ちた..正確には降りただけど..ところを近づくと、黄色いものは風に飛ばされるようにまた飛んで行ってしまった。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR x 1.4 / PROVIA

虫屋の知人によれば、モンキチョウは早ければ3月には羽化して出てくるらしい。

暖冬で早くに羽化してしまったのかと、ちょっとそういうネタを考えていたのだが、そんなに珍しいことではないとのことだ。

いつも言っていることだが、自然界に人の暦は関係ない。季節の動きに合わせ、自分たちの都合の良いようにそれこそ自然に生きているということだ。

カテゴリ:小動物|タグ:

E-M1Xの低照度下のAF性能は優秀らしい。フルサイズのEOS R並みという話だから、マイクロフォーサーズ機としてはかなり頑張っている感がある。

生きものを撮っていると、フォーカス精度もさることながら、合焦に至るまでの時間のほうが問題だったりする。一昔前のコントラストAFだと、暗いと実にのんびりフォーカスが行ったり来たりしてくれて迷惑千万。

極端な話、大体合っていればまずはそこで一回シャッターを切りたい。さらにピントを追い込む余裕があれば、一眼レフと違ってミラーレス機はファインダーに像が見えているので、最後は自分でピントを調整できる。

ただ、このやり方を活かすにはコンティニュアスAF..C-AFとかいうアレね..時に、フォーカスリングを回してピント調節が割り込める仕様が必要となるが、昔からAFの駆動をレリーズから切り離して使っているので、この辺りは問題ない。

今に始まった話ではないが、暗いことを理由にAFが迷うときはなるべく早く諦めて欲しい。それと、頼むから無限遠まで戻っちまうのも勘弁だ。諦めるときは迷った辺りでそのまま止まるのが正しい。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

今週、平野部の農地ではすでにホトケノザの群落が見られた。まさに暖冬極まれりだ。

仕事柄か、TMさんはSNSはやってないの?とよく聞かれる。この場合のSNSとはFacebook、Twitter、Instagramを指すことが多いが、実はどれもやっている。

正確には商売柄という側面が多分に大きいのであって、自分自身の情報発信ツールとしてはアクティブに使っていない状態だ。

企業・自営を問わず複数社のサイト管理を行っており、ありがたいことにその取引先も年々増加の一途を辿っているのだが、その延長にSNSへの情報発信代行もメニューとしてあるので、朝に晩にその代行作業が忙しい。

つまり、現状では他所様のナカノヒトになりきっているため、自分自身の情報をリアルで発信するような余裕はまったくないというのが実情である。

時々、巡り巡って「ドコドコのHPにナニナニが載っていたけど見た?」とか、「ドコドコのTwitterでナニナニの情報がツィートされていたよ」的な連絡をもらうが、「あ、ソレはオレが昨晩アップしたヤツ」というパターンがあったりする。

もちろん守秘義務が発生するので微塵もそんな素振りは見せないが、世の中のウラというのは案外そんなものなのである。

企業のPR活動として、朝の通勤時間帯に合わせてターゲットに対してPRメッセージを飛ばすのは当たり前。通勤ラッシュの電車内で貴方が見ているそのFacebookやTwitterの広告は、実は赤城山の中腹から発信していたりする、いやもしかしたら隣に立ってスマホゲームをしている人が発信していたりする、今はそんな時代なのである。

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R/ CLASSIC CHROME

今週前半は平野部で仕事だったせいか、春かと思わせる陽気であったが、早春のこの時期は三寒四温がしばらく続く。

標高800m付近の赤城山の中腹では、その暖かさで解けかかっていた雪が再び凍りついていた。

カテゴリ:独り言

平野部の水田地帯に朝日が登る。夜のうちに雨が降り、夜明け前から気温が高めだったので、予想通り霧が発生した。

波長の長い朝の鈍い光が朝もやに反射して、色温度も低く必然的に見るものすべて暖色系に包まれる。

近くの沼からはコォーコォーというコハクチョウの鳴き声が聞こえてくる。グワッという声を見上げれば、アオサギがゆっくりフワフワと頭上を飛んでいくのが目に入った。

軽トラックや通勤車両が農道を行き交い始め、あらゆる生きものの一日が始まる。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

水田地帯と言って暦の上ではまだ冬なので、農作業が始まるのは3ヶ月は先の話だ。

カテゴリ:季節感|タグ:

先日の記事でX-T30の動画性能がさも良くないような書き方をしたが、X-T3の動画性能が突出して良いのであって、決してX-T30が悪いという話ではない。

むしろ倍以上の値段が付いている某C社やナイコンのフルサイズミラーレス機辺りより、ビデオフォトグラファー向けには断然優れた性能である。コストパフォーマンスで言えば、そもそも勝負にならないほどX-T30のほうが上であるのは間違いない。

たかだか10万程度のミドルクラスに、ここまでのスペックを盛れる富士フイルムが優れているというよりは、いかに某C社とナイコンが手を抜いているかと見るのが正しいだろうね。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

雨水の昨日は言葉通りの雨模様で、最接近中の満月(スーパームーン)が顔を出すことは叶わなかったが、明け方の月の入りの前にその姿を拝むことができた。

週の前半は平野部で外仕事に従事。この角度から見る我が赤城山は新鮮なことこの上ない。そんな我がスタジオはあの山の裏にある。

iPhone 6

関東平野北部はすっかり春の陽気であったが、いつも飲んでいるお茶のラベルも春の装いであった。

カテゴリ:季節感|タグ: