平野部の冬の朝
2019/2/21
平野部の水田地帯に朝日が登る。夜のうちに雨が降り、夜明け前から気温が高めだったので、予想通り霧が発生した。
波長の長い朝の鈍い光が朝もやに反射して、色温度も低く必然的に見るものすべて暖色系に包まれる。
近くの沼からはコォーコォーというコハクチョウの鳴き声が聞こえてくる。グワッという声を見上げれば、アオサギがゆっくりフワフワと頭上を飛んでいくのが目に入った。
軽トラックや通勤車両が農道を行き交い始め、あらゆる生きものの一日が始まる。
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia
水田地帯と言って暦の上ではまだ冬なので、農作業が始まるのは3ヶ月は先の話だ。