好むと好まざるとにかかわらず、ヤツは必ずやって来る。そう必ず毎月やって来る。月末という名のアレはw
たまには月末をスルーして翌5日ぐらいから月初が始まらないものかと思わなくもないが、そうすると数ヶ月先に資金繰りで困ることになるwので、やはり月末は毎月来てもらわないとフリーランサーとしては困るか。
などと思いつつ、朝の崇高な時間帯に革靴の手入れなどして現実逃避を行うのである。
昔はヒマに任せてその都度手入れしたり、山岳部だった長男に頼んでいた時期もあったが、近年はシーズンの変わり目である秋のこの時期に行うことが多い。
レッドウィングのアイリッシュセッター(中央)は会社員になったばかりの頃に安月給をはたいて買ったもので、かれこれ30数年苦楽を共にしている。シェラデザインズの60/40パーカと並んで、当時のアウトドア少年憧れの逸品というやつだ。
ソールは2回貼り替えており、今はビブラムのラグソールとしているが、もう1回そのタイミングが来るようなら最初のホワイトラバーに戻そうかと思っている。
右はダナーのマウンテンライトで、こちらももう20年選手だ。防水レザーとゴアテックスの組み合わせという軽登山靴の範疇で、主に低山専用としている。
左は同じくダナー製で、同社の名声を不動のものにしたと言っても良いその名もダナーライトだ。マウンテンライト同様にゴアテックスを使った世界初のワークブーツだが、マウンテンライトと違ってコーデュラナイロン製で軽量かつ蒸れにくく、雨の季節の街歩きにも重宝する。
実はダナーライトは2代目で、初代は20年以上前に購入したのだが、東アフリカとアラスカの旅で連続して数年の間に酷使してしまい、最後はアラスカのツンドラをバックカントリーで歩いてほぼ履き潰すことになってしまったのだ。
で、現在の2代目はそのアラスカからの帰路、アンカレジのREIで手に入れたものなのだが、当時は円高だったこともあって2万円切るくらいで買えた..国内では今は5万近くするようだ..と記憶している。
何れにせよ物持ちが良いとはよく言われるが、今は低山含め森歩きではほぼほぼ長靴..アキレスのワークマスター..が定番スタイルなので、昔ほど酷使していないというのは大きいかもね。