エゾビタキソーラー
そろそろかな?などと思っているとそこは以心伝心、かどうかは分からないが、思い透かしたように姿を見せたエゾビタキ。
ミズキの実が熟し始めたちょうど今頃、本州を南下していく途上に偶然出会う。数日間続けて姿を見るが、恐らく毎日個体は入れ替わると思われる。
秋の山野の実りで栄養補給しながら南下を続け、冬を前に日本を離れることだろう。また来春にとは思うものの、春に北上する姿はあまり見かけないので、彼らに出会うには今この時期しかない。
留まっているのはソーラーパネルと林縁を隔てるフェンス。昨年までここは雑木林だったところで、今のこの時期は雑草伸び放題の見た目はまんま空き地だ。
こういった空いている土地..と言っても見た目そのまま山林だけどね..を利用して、土地持ちが小遣い稼ぎするようなソーラーをあちこちに見かけることが多くなったが、一時より補助金も出ることもないので、この辺りで打ち止めかな。
自然エネルギー利用では中心的なソーラーだが、先日も書いた通りこういったものは個人個人の家々に設置して、自分たちの使う分だけ発電するやり方が望ましいと思う。
国も原発に不毛で無駄な予算をつぎ込むくらいなら、個人宅への補助金を再開すべきだ。環境大臣になった若造大臣には、こういったところで主導力を発揮して欲しいね。