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何やら長渕剛が「北海道の土地を外国人に売らないでくれ」とかヘイトまがいの排外主義かまして拍手喝采みたいな動画を観てしまったが、その理由が「開拓民たちが一生懸命開拓した土地だから」的な話で、まあ何というか呆れ返ったとしか言いようがないな。

その開拓民とやらと開拓使がアイヌの土地を勝手に収奪した歴史を知らないわけもなく、何を勝手なこと言ってやがるというという感想しか無い。

北海道の土地が外国人に売られているという事実があるのは知っているが、右でも左でもこの手の身勝手な自己主張で拳あげられても、それを利用して聴衆の愛国心に付け入るような人気取りにはまったく迎合できないな。

それに当の外国人もまさか煮ても焼いても食えないような原野を買わされたとは思わなかったろうから、最初に攻めるは原野売買ブローカー的な連中だろう。

待ちに待ってた金カム第4期がスタートしたこのタイミングでこの話題とは、やれやれだぜ。

FUJIFILM X-H2 / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

蝦夷ネタ絡みというわけではないが、一週間ほど途切れていた移動途上のエゾビタキが久しぶりに姿を見せた。例年の感じだともう少し続くかも。

それにしても高い。900mm相当でもこの大きさ。そして暗い。でもX-H2の被写体認識はこの暗さを物ともせず、苦もなく目の位置にAF枠を合わせてくるな。

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台風前に

2020/10/6

ここ2週間ほど、近所の林に数日おきにエゾビタキが数羽単位で入れ替わり立ち代わり姿を見せている。

お目当ては熟し始めたミズキの実で、近くを通りがかると一斉に飛び立つが、すぐにまた戻ってきて実をついばみ始める。

旅の途上で立ち寄るだけなので、もう数日もすればパタと見掛けなくなるが、今週末は台風がやって来て大風が吹きそうなので、実が落とされてしまう前に十分な栄養補給をしていって欲しいね。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

今年の秋はシカの姿をあまり見掛けないなと思っていたが、一昨日辺りから近くでラッティングコールが聞こえるようになった。

家の前の畑にも前夜の足跡が残っているので、夜な夜な出てきてうろついているのだろうが、犬がいなくなってからそういった夜半のけものの往来を感じることが少なくなったな。

マメが夜によく窓辺から外を眺めていることがあるが、すぐ吠える犬と違ってネコは実に静かなもんである。

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キヤノンがEOS 90Dを発売し、その少し前にニコンがD6の開発発表をして、さすがに一眼レフ市場を引っ張ってきた両社だけのことはあると溜飲を下げた人も多いだろうが、今の時点で一眼レフとミラーレスの両方にを気を配らなければならない両社にとっては当然のマーケティングだろう。

膨大な一眼レフマウントのレンズ資産と、現状でまだ主力として市場に出回っている在庫を考えれば、あまりミラーレスカメラ最高!という売り方はしづらいという営業的な面があるからね。

ただ、キヤノンの会長も認めている通りカメラの市場はスマホに押されて先細りなので、キヤノンはともかくあまり企業体力のないニコンがどこまで耐えられるのかというのはある。

来年の東京五輪が良い宣伝になるだろうから、D6も1D Xの後継機もそこそこ売れると思うが、キヤノンはRFマウントのフラッグシップ機も用意しそうな勢いなので、現状のミラーレス用レンズのラインナップの拡充スピードを比較しても、その辺りでちょっと差が開きそうな気がしている。

それにしても90Dは出し惜しみ番長のキヤノンにしては珍しい全部載せモデルだね。間違いなく一眼レフ中級機では90Dが最後になるだろうから、そういう意味で全部載せなんだろうけど、今のこの時期にこの一眼レフに積極的に手を出そうという人がどれほどいるのか、やや疑問がなくもない。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

玄関前でピョコピョコと飛び回っていたのはエゾビタキ。家の敷地内で見たのは初めてだな。

春の渡り時期にキビタキが姿を見せることもあるので、案外家の住人が知らないだけで結構な渡り鳥が通過しているのかもね。

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そろそろかな?などと思っているとそこは以心伝心、かどうかは分からないが、思い透かしたように姿を見せたエゾビタキ。

ミズキの実が熟し始めたちょうど今頃、本州を南下していく途上に偶然出会う。数日間続けて姿を見るが、恐らく毎日個体は入れ替わると思われる。

秋の山野の実りで栄養補給しながら南下を続け、冬を前に日本を離れることだろう。また来春にとは思うものの、春に北上する姿はあまり見かけないので、彼らに出会うには今この時期しかない。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

留まっているのはソーラーパネルと林縁を隔てるフェンス。昨年までここは雑木林だったところで、今のこの時期は雑草伸び放題の見た目はまんま空き地だ。

こういった空いている土地..と言っても見た目そのまま山林だけどね..を利用して、土地持ちが小遣い稼ぎするようなソーラーをあちこちに見かけることが多くなったが、一時より補助金も出ることもないので、この辺りで打ち止めかな。

自然エネルギー利用では中心的なソーラーだが、先日も書いた通りこういったものは個人個人の家々に設置して、自分たちの使う分だけ発電するやり方が望ましいと思う。

国も原発に不毛で無駄な予算をつぎ込むくらいなら、個人宅への補助金を再開すべきだ。環境大臣になった若造大臣には、こういったところで主導力を発揮して欲しいね。

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先日ノビタキが通過していったので、次はエゾビタキの番だろうと思っていたところ、先日の台風24号が一過となった翌日に姿を見せた。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

名前のエゾとは蝦夷のことだが、日本では春秋の通過時に見られる旅鳥で、北海道はもちろん国内での繁殖例はない。主な繁殖地はカムチャッカやシベリアである。

春秋の通過時とは書いたが、北上と南下で移動コースを分けているのか、赤城高原では春に見かけることはあまりない。恐らく春は大陸を経由する個体が多いのではないだろうか。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

よく似た同族にコサメビタキとサメビタキがいて、慣れないと見分けがつきにくいだろう。両種よりは一回り大きいが、野外でその差を見極めるのは難しい。

コサメビタキにはない胸から腹にかけての縦斑の有無が一番分かりやすい。そしてそれが明瞭か不明瞭かでサメビタキとも区別がつくが、縦斑が割と明瞭なサメビタキもいるので、最後は下尾筒の斑の有無が決め手となろうか。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

旅の途上で立ち寄った個体が20羽近くいたようだが、なかなかこの数がまとまっているのも珍しい。皆で黒く熟したミズキの実に群がっていた。

コサメビタキもそうだが、キビタキやオオルリと違って意外に人を恐れない個体がいて、ゆっくり動けば結構な近さまで接近を許してくれる。

大砲レンズを三脚に据えてあたふたしていては微妙な動きもままならないが、強力な手ぶれ補正を積んだマイクロフォーサーズ機とコンパクトな超望遠レンズの組み合わせなら、容易にそんなことも実現できる。

2枚目の写真などは真下まで行って見上げで撮っている..確認のために下尾筒を写したかったので..が、こんな芸当は三脚に固定した大砲レンズでは無理である。ましてや各地で老害被害が著しい野鳥写真の世界に跋扈する魑魅魍魎ジジイなど、翌日腰痛に悩まされること請け合いだw

世の中右を向いても左を向いてもフルサイズ、フルサイズと大騒ぎだが、ことワイルドライフの分野では、防塵防滴と耐寒性に優れたマイクロフォーサーズ機が一番に理にかなっている。

パナは来春フルサイズ機を出すが、マイクロフォーサーズも続けると公言しているし、主幹であるオリンパスは今後もマイクロフォーサーズ主体で行くと明言している。

まずはそのオリンパスが来春予定していると言われる、動画にも強いと噂のプロ機の登場が楽しみである。

公私ともに色々イベントがあったせいもあるが、あっという間に9月は過ぎ去った感じ。

それにも増して来月になればフィールドがそろそろ秋めいてくるので、昨秋取り逃がしたシーンを今年はなんとか抑えたいね。

FUJIFILM X-T2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

昨日ほどではないが今日も朝はそこそこ冷えた。こんなふうに水滴がイイ感じに見られる季節ももう終わりだろう。

キャベツ畑のノビタキたちは2日間だけの滞在であったが、今朝はいつもの防風林にコサメビタキとエゾビタキの混群が姿を見せていた。黒々と熟したミズキの実が、渡り途上の彼らの大切なエネルギー源である。

エゾビタキ

2016/10/26

渡って来たてのジョウビは警戒心が強く、今日も家の周囲で鳴き声はしているのだが、姿をなかなか見せてくれない。縄張り争いが落ち着くまではまあこんな感じである。

20161026

そんなシャイなジョウビとは違って、旅鳥のエゾビタキは至ってフレンドリーである。一応逃げはするが、ちょっと飛んではすぐ先に止まるを繰り返すので、散歩中の暇つぶしにはありがたい。

エゾビタキとは言うが、実は北海道での繁殖例はない。カムチャッカやサハリンで繁殖して、東南アジアへ渡る途中に日本列島を通過する旅鳥であるため、主には春秋によく見かけるのである。

ただ、赤城高原ではコサメビタキのように春には通過しないようで、今のところ記録しているのは秋のみである。

20161026b

昨日の寒さから打って変わっての陽気に、家の窓が逆結露していて驚いた。朝から外気のほうが暖かいのだから参る。

朝、窓から沼田の市街地を見下ろすと、利根川と薄根川に川霧が発生しているのが見えた。中央付近に見える森が真田の城であった沼田城址公園である。

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