月別アーカイブ : 2019/07

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君の名はマメ

2019/7/31

この5月から我が家の居候が増えた。近所の農家の納屋でこの春生まれたメス猫で、その名もマメ。

個人的にネコは飼ったことがなかったが、昔家人が実家で飼っていてよく生態を知っているので、色々指導を受けているところだ。

ただ、日中は拙者が家にいることが多いせいか、日がな一日仕事場の中で遊んでいる(か寝ている)状況で、この辺りは餌をくれて散歩に連れって行ってくれる人をご主人さまと認識するイヌとは、結構違うようである。

イエネコとは言え生きものとして非常に興味深いので、当ブログにも時々登場願おう。

iPhone 6

最近のお気に入りは仕事場のモニター裏側の窓辺。小鳥やら虫が賑やかに動き回っているのを、飽きもせずによく眺めている。

それはともかく、好奇心旺盛なやんちゃ盛りなので、床に置いてあるものすべてがオモチャになってしまうのが目下の問題。

そう、先日のタコ足解放で「電源タップをデスク上に上げた」理由はマメのせいなのである。うっかり感電でもされた日にはたまったものではないのでね。

さらにマメが理由で他にも我が家で革新的なことが起きているのだが、まあその辺はおいおいw

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

光の森

2019/7/30

スギナが魅せる小さな光の森。

場所によっては地獄草などと芳しくない別名のあるスギナだが、早朝の時間帯に蒸散作用で発散する水滴が逆光でフォトジェニックである。

先日、某フラワー公園のロケ中に霧吹きとペットボトルを抱えたカメラマンの一群を見かけた。霧吹きを使って水滴が付着した写真を撮っていたようだが、植物の基本的な生態を知っていれば、ほんの少しの早起きで造作なく撮ることができる。

スタジオで物撮りする時は絵を作り込む必要があるので、そういった小細工を否定するつもりはないが、屋外で撮るなら可能な限り知識と目の前の状況すべてで完結したい。

まあ自然写真って言うくらいだからね。

FUJIFILM X-T3 / XF35mm F1.4 R / ETERNA

対象や環境、それに周囲にいる人に迷惑をかけない限り、創意工夫をすることは良いことだ。

だが、知識として知っているのと知らないのとでは、撮影結果に意図しない不自然さが生まれてしまう可能性がある。

もちろんファンタジーやSFの世界観をもって、それらを演出として表現する限りは何でもありだが、不自然さを抱えたままでは自然写真と呼べないの自明の理だ。

カテゴリ:花・植物|タグ:

タコ足解放

2019/7/29

複数のPCとそれにつながる外部モニター、NASを含めた大量の外付けHDD、その他周辺機器などなど。さらにデジカメにドローンにと撮影機材の各種充電器がそれこそタコ足配線という、IT系カメラマンあるあるな光景がデスク周りに広がっている

時々整理するものの、要らなくなったものや実機で借りていたものを返却したり、逆に新たに追加したりで一年も立たずにラビリンス状態に戻ってしまうのだが、これから雷シーズンに向かうに当たって、配線をリセットしてスッキリさせておきたい。

先日の密林のタイムセールで安く売られていたエレコムの10個口電源タップ..当然雷ガードとホコリ防止シャッターは必須だ..を3つ購入。カメラの充電器はメーカー専用から汎用のUSB充電器に変えてあるので、スマホ・タブレットと一緒にAnkerのUSB急速充電器にすべて集約。

恒久的なものは奥、すぐにお帰りいただくものは手前と、機器類の配置を変えたりしつつ、さらにそれまで床に転がしておいた電源タップをすべてデスク上に上げるなどして、ラビリンスを何とか抜け出ることができた。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

朝から晴れたのはいつ以来だろうか。湿気っぽい空気はまだ滞留しているが、それでも日の出が拝めるか拝めないかでは気分がだいぶ違う。

カテゴリ:ガジェット

台風一過だが

2019/7/28

台風から変わった熱帯低気圧は夜半のうちに通り過ぎて、久しぶりに晴れたものの朝から湿った空気が不快である。

ともあれ晴れ間が出てきたので、そろそろ冷蔵庫にビールを詰めて夏をお迎えする準備をせねば。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

日照時間の少なさにヒマワリも心なしか元気がないが、お天道様が顔を出せば上を向くかな。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

田んぼの上を何かが大量に飛び回っていて、最初はユスリカの蚊柱..子供の頃をそいつらを団体虫虫と呼んでいたw..かと思ったが、時期的にそれはもう無いなと望遠レンズで覗くと、トンボの群れであった。

トンボは小型のアカトンボだったので、恐らくアキアカネだと思うが、孵化したばかりで動くものに敏感なので、正確には同定できず。

しばらくは周辺で過ごし、盛夏になると標高の高いところへ移動..仲間のナツアカネはほとんど移動しない..して避暑トンボになる。そして秋には産卵のために再びここに戻ってくることになるが、その頃にはいわゆるアカトンボとなっているはずだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

今年初上陸の台風がいきなり関東直撃とは。すぐに熱帯低気圧に戻りそうではあるが、風が気になるね。

カテゴリ:小動物|タグ:

少々梅雨明けの予想がずれ込んでいるが、台風が近づいていては致し方あるまい。週明けの台風一過でようやく正式?に梅雨明けになるだろう。

どのみち月末も接近していて仕事が立て込んでいるので、梅雨だけ明けても身動きは取れんけどね..

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

台風が近づき始めているが、近所の杉林では昨年の台風被害の後始末がようやく終わった感じ。

伐るべくして伐った木ではないので、こうして積み上げると不揃い感が強いね。

カテゴリ:季節感

来年公開のTOPGUN MAVERICKだが、伝え聞くところによると、飛行中のコクピット内を除いて全編をシグマのシネレンズで撮影しているという話だ。

近年、シグマがシネマ用レンズに力を入れているのは知っていたが、シネマ用機材の主戦場であると同時にプロモーションの場であるハリウッドにおいて、メジャーな映画で使われているというのはやや新鮮である。

シネマ用なので筐体は専用設計らしいが、光学系は既存のスチル用Artラインの製品をそのまま流用しているとのことで、Artラインシリーズの基本性能の高さが伺い知れる。

普段APS-Cやマイクロフォーサーズを使っている身としては、35mmフルサイズ用のArtラインは何れも巨大なレンズに映るのだが、光学性能で妥協をしないというシグマの強い意志が垣間見える。カメラメーカーの純正レンズは色々と制約があるが、レンズメーカーのシグマにはその辺りの遠慮がないのが功を奏しているようだ。

正直、昨今の際限ない巨大レンズを使ってまで35mmフルサイズ機を手にしたいとは思わないが、リグに組んで三脚運用なら大きさ重さは二の次となろう。

本格的な動画機材は運用形態ありきなので、カメラはそれ自体が撮像装置に過ぎず、そういう意味で先日発表されたシグマfpは興味深いという話になる。つまり、fpはシネレンズ用に開発されたと言っても過言ではないということだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

降雨の後にも関わらず、どこまでも澄んでいる雪国里山の用水路。

本当は飛んでいるアキアカネを水面越しに撮ろうとしていたのだが、モタモタしているうちにミラーに止まられてしまったw

カテゴリ:写真・カメラ

ソニーはデジタルカメラの新機種を年内毎月発表とか噂が立っているが、企業規模を考えるとそんなことは造作も無いだろうし、東京五輪までにトップを狙いに来ているのは間違いない。

先日発表のα7IVは、画素数が6100万画素と他社35mmフルサイズ機から抜きん出た格好になったが、α7IVが最初ということは本命はこの後に控えていると言っていいだろう。ソニーはいくつも隠し玉を持っていて、他社の動向に合わせて色々プロモーションを仕掛けてくる..ぶっちゃけ潰しに来る..と予想されている。

本命は言うまでもなくα9IIで、これが東京五輪でミラーレス一眼のプロ市場..ここで言うプロとは主にスポーツ報道系..を狙っているモデルとなる。噂では3000万画素の積層型裏面センサーで秒間60コマとか言われているが、実用上期待したものなのか、スペック番長なのかは発表を待つしかない。

それにしても、α7IVの小売価格は38万円前後と、意外に今回は値を吊り上げてこなかったという印象だ。4800万画素のZ7があの程度の性能で30万円代前半なことを考えると、妙にお買い得感がある。まあどのみち38万は大金だが、最近一億画素カメラのことばかり考えていたせいかちょっと金銭感覚が麻痺しつつあるw

ところで、α7IVの35mmフルサイズセンサーの6100万画素を1.7倍すると約一億画素となるが、GFX100の中版センサーを35mmフルサイズにクロップすると、これが図ったように約6100万画素となる。GFX100のセンサーはご多分に漏れずソニー製なので、この辺りは大人の事情が垣間見えるデジタルカメラのセンサーあるあるということで、皆察しようw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

積み上げられた丸太はさながら森の曼荼羅模様だ。

夜半から朝のうちは雨模様だったが、8時頃には久しぶりに晴れ始めた。最近の天気予報にしては珍しく当たったことになり、明日以降の梅雨明けが期待できるかも。

カテゴリ:写真・カメラ

Terminator

2019/7/23

映画の続編と言えばこの秋公開のターミネーターもある。原題は「Dark Fate」だが邦題は「ニュー・フェイト」。だいぶ意味が異なるように思うが、邦題あるあるなのでまあ良いかw

ターミネーターはシリーズだと今作で6作目になるが、ジェームス・キャメロンが離れた3作目以降はもう何でもありの百花繚乱状態で、アーノルド・シュワルツェネッガーが出ている..4作目はカメオ出演だったけど..こと以外は正統派ファンからはやや距離を置かれていたのはよく知られた話だ。

そういった意味で、脚本にジェームス・キャメロンが復帰..同時製作中のアバターが忙しいようで監督はデッドプールのティム・ミラー..した今作は2作目の正統な続編となる。つまり3〜5作目は無視、無かったことにするらしい。

2作目で溶鉱炉に落ちて溶けたはずのT-800だが、今作でシュワルツネッガー演じるT-800は別の機体という設定で、さすがT-800は量産型といったところだ。

機械なのになんで歳とっているのかという疑問には、そもそもT-800は人間と同じ体皮組織に覆われているので、見た目は人と同じように経年劣化していく..そうでないと人間社会に紛れ込めないので..という当時からの設定がよく効いている。

今作の話題はなんと言っても1作目のヒロイン、サラ・コナーをリンダ・ハミルトンが演じることだろう。ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのレイア姫のようにCGではなく、約30年後..設定がいつなのかは現時点では不明..の本人役で、そのためにリンダ(62歳!)も2作目同様に役作りをしてきたというから期待できる。

ハリウッドの役者の凄いところはそういった役作りの姿勢であろうか。ギャラが違うと言えばそれまでだが、日本の役者との決定的な違いと言っていいだろう。

オリジナルのターミネーターの世界観は、ジェームス・キャメロン、シュワルツネッガー、リンダ・ハミルトンの3人ですべて体現できると言ってよいが、今作は2作目の続編、つまり「T3」とも呼べるので、T2でジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロング(41歳)が出ていることが最近になって明かされたのは、役者としてあまり良い話を聞かないこともあって、ちょっとしたニュースである。

ストーリーの詳細はまだよく判らないが、2作目でスカイネットの元になったT-800は溶けて無くなったことになっている。が、PV中では新たにT-1000同様の液体金属型ターミネーターが登場しているので、スカイネットは未来に存在していることになり、その辺りの整合性をどう取るのかが鍵となりそうだ。

さて、71歳というシュワちゃんの年齢を考えると、ターミネーターシリーズのT-800の活躍は今作で事実上のターミネートであろう。今後は3〜5作目やエイリアン、プレデターのようにパラレルワールド的に展開していくことになるだろうね。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / PROVIA / ヒルガオ

ヒルガオに霧雨が滴り、今朝もまた霧に包まれる赤城高原であった。

あまりの日照時間の少なさに近所の農家は皆悲鳴を上げている。天気予報では明日辺りから晴れると言っているが、農家は誰も信用していないw

TOPGUN

2019/7/22

まだ一年も先の話だが、いよいよトップガンの続編が公開される。前作の公開がバブル期突入前夜のことなので、32年ぶりという何とも長大な前後編であるが、世代的にドンピシャなので楽しみにしている次第。

続編の話は結構前から漏れ伝わってきていたが、主役のトム・クルーズのこだわりでいろいろと前作を踏まえたディティールにこだわって、何度も脚本を書き直したようである。

前作の監督だったトニー・スコットは好きな監督の一人で、ブラッド・ピットとロバート・レッドフォードが共演したスパイ・ゲームなど何度観ても素晴らしい。残念ながらトニー・スコットは2012年に亡くなってしまったので、続編はオブリビオンの監督のジョセフ・コシンスキーだ。

ファンを唸らせる続編ならではの細工はあちこちに散りばめられている。音楽はDANGER ZONEでお馴染みのハロルド・フォルターメイヤーで、キャストもライバルであったヴァル・キルマーのアイスマンは健在らしい。

PVを見る限り、さすがに搭乗機は当時現役だったF-14トムキャットではなく、F/A-18スーパーホーネットのようだ。最新のF-35という線もありそうだが、古い世代のパイロットとして描かれるマーヴェリックとの対比もあるし、何よりF-35は単座なので、複座のF/A-18というのが物語の伏線上必要なのかもしれない。

若きピート・ミッチェル..マーヴェリックというのはコールサインのことである..の日常の足は当時最新のカワサキGPZ900R..北米仕様車はNinjaと呼ばれた..で、PV中にも一瞬登場して元単車好きとしては鳥肌が立つwのだが、実際に乗っているのは現在の同社最新型Ninja H2Rである。

PVだけか劇中にも登場するのか、最後にチラッと映るのはF-14トムキャットである。演出としては泣けるよねw

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / PROVIA

赤城高原は今日も終日霧の中。シモツケソウシモツケがしっとり霧に濡れている。

今週中に梅雨が明けそうな話だが、果たしてどうなることやら..