アレって本当に役に立つの?
ドローンで業務撮影の際にクライアントさんと話題になったのが、例のサウジの石油施設への攻撃の話である。
テロ攻撃でも時代はもうそんな感じだよねぇと皆で近未来的な戦争シーンの怖さで盛り上がったが、同時に秋田と山口に設置が検討されているイージス・アショアについて、アレって本当に役に立つのか?ということでも意見の一致を見た。
他国を攻めようと思えばまずは真っ先にレーダー施設を狙うのが定石なので、海上を移動するイージス艦と違って地上に固定化される..民間の地図でも普通に分かるしw..イージス・アショアなど狙うのは簡単な話だ。軍事施設ではないが、国土を覆うように海岸べりに建設されている原発もまた然りである。
もちろん弾道ミサイルならそれなりに対応できるのだろうが、小型ドローンのような小さな物体でこっそりしかも集中的に攻撃されては、どんなに高性能な防空システムでも防げないことがサウジの一件で立証されてしまった。
ドローンによる敵地攻撃の先駆者である米軍は恐らく対策を講じた防空システムをすでに考えていると思うが、そういった最先端技術は国の外には出さないものなので、何となく時代遅れの大して使い物にならないような高価なオモチャを買わされてしまった感が強い。
しかも当初は1600億円という話だったはずなのに、総額で1兆円とも2兆円とも耳にするようになった。360億円近い農産物被害を出した先日の千葉の台風被害には13億しか出さないのに、役に立ちそうもない高価なオモチャに2兆円..しかもそれで終わりではなく運用コストが上乗せになるはず..というのだから、どう考えても金をの使い方が間違っているよこの国は。
国防と災害対策を一緒にするな?いやいや、この国は他国からの侵略以前に自然災害が多い国なのだから、まずは国土強靭化というなら災害対策が最優先だろう。なんたって国民の日常生活がかかっているのだから。
収穫の終わったレタス畑が起こされていた。葉物屋がホウレンソウでもやらないのであれば、恐らくこのまま肥料をすき込んで来春まで休眠状態になるだろう。
高原野菜の産地の秋とはそんな時期でもある。