タグ : ホタルブクロ

portfolio

草地の風鈴

2024/8/3

出羽と空

2024/6/30

蛍を入れて

2023/7/19

先週末から猛暑が続いた関東圏だが、今週は前線が下がって暑さが和らぐようだ。

我が赤城高原は酷暑グンマーにあって高原のため平野部よりは4〜5℃低いとは言え、32℃辺りを超えるとさすがに厳しい。

湿気がなければ数字ほどの暑さは感じないのだが、時期的にまだ梅雨のしっぽなので梅雨明けまで我慢の日々である。

FUJIFILM X-H2 / XF8mmF3.5 R WR / Velvia

その昔、薄い布袋に光るホタルを入れて涼しさを愛でたのが名前の由来というホタルブクロ。一節にはこの花自体にホタルを入れたという話もあるそうだ。

そんなホタルブクロを超広角レンズで真下から覗いてみた。

西日本ではまた集中豪雨で大変な状況であるが、その前線の余波が関東周辺にも影響している。

梅雨も末期なので前線が活発になるのは時期的なものだが、昨日辺りは湿度が高く90%ぐらいあったのではと勘ぐりたくなるムシムシ感だった。

それでいて雨量は思ったほどではないので、近所の農家も苗の作付けタイミングが図りづらいと嘆いている。

FUJIFILM X-H2 / XF8mmF3.5 R WR / Velvia / ホタルブクロ

春から東日本一帯を転戦して歩いていたが、日程と場所が当たったようで雨にやられた日は数えるほどしか無かったな。

もちろん年によっては逆に雨に祟られることもあるわけで、今年はたまたま運が良かったってところだ。

カテゴリ:季節感|タグ:

以前から問題視されていたネット上での生きもの販売だが、ここに来てヤフオクが「持続可能な取引」を目指して、生体販売のガイドラインを定めたとのこと。

特に個人が販売目的で野生下の個体を採取して出品する..オオクワガタやゲンゴロウ、メダカなどレッドリスト種..行為を禁じ、業者が繁殖させた個体のみ流通させる方向になったようである。

メルカリやラクマ辺りでは以前から生体販売は不可だったが、ここに来てようやくヤフオクも追随する形になったと言えよう。

そもそもレッドリストに載っているような種は論外だが、そうでなくても特定の人気の生きものの需要は高く、爬虫類や昆虫などは乱獲と言ってもいいほどのひどい有り様になっていると聞く。

例えば絶滅が危惧されるレッドデータであり天然記念物でもイヌワシ辺りだと、無許可での捕獲行為自体が法律に抵触するし、そもそも乱獲するほど数がいない。← ネットで売るのも大変だけどw

その点で昆虫や魚類などは罠を仕掛けて用意に捕獲できるので、マーケットから締め出さない限りやりたい放題にあるのは世界中どこでも同じ状況である。

生きものの採集がすべて悪いとは言わないが、絶滅に瀕していたり採集行為がそれを誘発するようでは本末転倒なので、個人で愛でる範囲、責任持てる範囲で関わるべきだろう。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

珍しく横向きに花をつけるホタルブクロ。遠目に見かけた時は最初なんの花かわからなかった。

午前中に家の南側の谷筋からサンコウチョウの鳴き声が聞こえてきた。

近年、谷の上流域の杉林で繁殖しているのは判っていたが、以前から当たりをつけている林分からはそこそこ離れているし、何より家の中にいながらツキヒーホシホイホイホイを聞けるとは思わなんだ。

そしてさらに驚いたのはエゾゼミが鳴き始めたこと。例年だと7月後半の梅雨明けしてからなので、梅雨が開けた途端という意味では例年通りではあるが、それでも6月に鳴き出すのは非常に珍しい。

それにその前にまずはヒグラシが先なんだけど、カナカナはまだ音無し。でもこっちもそろそろカナ..

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

路傍ではホタルブクロが見頃。今年はアヤメをあまり見かけなかったが、草刈りし過ぎるのも問題だな。

ヒグラシ鳴く

2021/7/13

映画を観たと言えば、当然「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」の最終2作品も鑑賞済みである。

通称「るろ剣」は漫画原作で、少年ジャンプ連載だったのでそれ自体は荒唐無稽な創作ではあるが、幕末から明治までの時代設定で尚且一部の登場人物はよく名の知れた実在の人物ということもあり、純粋にアクション時代劇としてみても十分見応えがある。

戦国物など最たるものだが、水戸黄門でも暴れん坊将軍でも時代劇自体が講談など作り話の延長にあるわけで、いわゆるフィクションなのだから、空高く飛んだりするような漫画要素を可能な限り抑え込んで、いかにも史実っぽく作り込んであるのはさすがである。

とりわけ主演の佐藤健の身体能力の高さは特筆で、時代劇にありがちなチャンバラ劇をハリウッドアクションに遜色ないものに仕上げているのは、大友啓史監督の手腕と相まって日本映画史に残ると言っても良いだろう。

実写版るろ剣は10年前に公開された1作目から5作すべてがつながっているが、最終作である5作目のThe Beginningがその名の通り1作目の冒頭につながっているので、実は作品の流れがループしているのも面白い。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

昨晩の雷雨に打たれたホタルブクロが濡れている。ホタルこそいないが、小さな虫であればこの中で嵐をやり過ごすこともできようか。

夜半には相変わらず夕立がやって来るが、ここ3日ほど続けて夕刻になると庭先でヒグラシが鳴き始めているので、やはり梅雨明けが近いのは間違いないようだ。

東京都の感染者数の増加はすでに緊急事態宣言発出当時のそれを越えてしまっているが、国も都も新たに緊急事態宣言を出すことは考えていないという。

以前よりも検査数が増えていたり、陽性率の違いなどもっともらしい言い訳をしているが、もうこれ以上自粛要請に伴う補償にビタ一文金を出す気がないことの裏返しでもあろう。

だが、条件付き給付金騒動と並んで物議をかもした例の1.7兆円GoToキャンペーンをこの夏中にやる気満々のようだ。

連日のように感染者数の増加が止まらない、このままでは感染拡大が広がってしまうなどと煽るだけ煽って、国民に行動を自粛しろとか何とか言っているくせに、旅行にでかけたらクーポン券で助成する政策を用意しています!って、正気の沙汰とは思えないな。

旅行などの遊行費が減って各地の観光業者が悲鳴を上げている状況に対しては、国が最低限の補償を施せば良い話で、なんでわざわざ感染拡大を国が後押しするなどという愚策に走るのかって話だ。どう考えてもまた中抜きをして懐を肥やす輩がいるのが目に見えているぞ。

そもそもアレと緑のおばさんは3月の時点では「完全な形で東京五輪を実施」と平然と言い放っていたわけで、その通りであれば今頃国内は外国人で溢れ、2週間後にはオリンピックをやっていたことになる。

全世界含め今置かれているこの状況を想像できなかった政治というのは、いかにも想像力と分析力が欠如したその場しのぎの場当たりという他ないな。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA / ホタルブクロ

ありそうでない、ホタルブクロを真下から写したカット。

チルト式モニターの場合にはどうにも撮りようがないアングルだが、バリアングル式であれば自撮り同様にモニターを前面に回して、レンズを上に向ければ何とか可能。

仰向けに寝っ転がれればEVFを覗いて撮るのもありだが、ホタルブクロのような野草は大抵背が低いので、下に潜り込むことは難しい。

東京大改竄

2020/7/5

東京の新コロナの感染者数が日々増加の一途を辿っているが、緊急事態宣言が解除されて止まっていた社会活動が再開しているので、その点は取り立てて驚くことではないだろう。

昨日は50人を越えた、今日は100人を越えたと騒いでいるが、恐らくこれからもっと数字は上がると思うぞ。

何とか東京五輪の開催をと政府と緑のおばさんが高をくくっていた頃は、PCR検査を意図的に絞って数字を低く見せていたのは間違いなく、その当時と検査数が上がっている現在時点を比べてもあまり意味はないだろう。

それより緑のおばさんが、感染者数が上がってきた途端に東京アラートの指標を変えてみたり、日々の感染者数の発表時間を妙に早めたり..半日分しか集計しておらず午後の分は翌日に回されているぞ..しているのは、未だに意図的に数字を低く見せようとしているのが見え見えな点が問題だろう。

当初の発表では67人だった7月1日など、その後にこっそりと130人以上と倍の数値に修正されていて、これは東京大改革どころか東京大改竄だぞ。

これを書いている時点で誰が新都知事となるか定かではないが、都知事選が終わればそんな恣意的な数値操作は意味がなくなるので、週明けから一気に発表数値が増えると想像しているがこれいかに?

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia / ホタルブクロ

X-T4から背面モニターがそれまでのチルト式から一般的なバリアングル式に変更され、一部のXフォトグラファーからは異論もあるようだ。

X-T3までのフジのチルト式は他社と異なり、縦位置の向きに構えてもモニター起こすことできる3軸構造のギミックで個人的には好みだったのだが、一点、ポジションを低く取ってアングルを上向きにしていくと、EVFの接眼部が邪魔をして構図が見辛くなる..特にX-H1は顕著だ..難点があった。

その点、バリアングル式はレンズとの光軸がずれるものの、そういった問題は起きないので、ローポジション・ローアングルでは有利だ。

手持ちではフジ以外のE-M1系もG9PROもバリアングル式であるし、動画撮影時は基本的に三脚運用なので、慣れの意味もあってバリアングル式に変わった点は特に気にしていない。

そのうち止めよう止めようと思っていて、そのまま放置しているサービスの筆頭はAmazonプライムだ。

年間4,900円は月額にすると408円程度なので、コンビニでコーヒー二杯飲んだと思えばそんなもんだろうと放置しているのだが、昨日の話の通り選挙カーも来ないような過疎地なので、そもそも荷物が早く届くなどというサービスはまったく現実的ではない。

時間指定してもまず絶対にその時間帯に届くことはなく、配達員の都合優先なのだ。逆に車が止まっていたからという理由で早く届くこともあるが、それはAmazonプライムではなく、配達員との個人的な関係だったりするw

実はもともとプライムビデオという映画やビデオが見放題..正確にはすべてタダではないが..につられてサービスを申し込んだので、iPadで時々無料映画など見ていたわけだが、居間のテレビが先日新しくなったので、Amazon Fire Tv Stickを手に入れてテレビでも観られるようにしたところ、これが何とも具合が良いのである。やはり映画は大きな画面で観るほうが迫力があるよね。

そしてこっちが本命なのだが、ずーっと喧嘩していたAmazonとGoogleが和解したようで、今月に入ってからFire TvでもYouTube..知らない人が結構いるがYouTubeはGoogleのサービスだ..が観られるようになったのだ。

テレビやレコーダーでもインターネットにつなげてYouTubeが観られる機能があるものもあるが、このケースの問題点は検索をリモコンから行わなければならないということだ。何が面倒って、一字一字リモコンの矢印キーを押すなど苦行以外何者でもない。

その点、Fire Tvでは専用リモコン以外にスマホアプリも用意されていて、そのアプリ上からスマホのキーボードを使って検索ができ、有名無名のクリエイターたちが創った映像を大画面で観られるのるのは大変よろしい。

YouTube上のプロモーション活動は年々活発になってきていて、面白い映像はまずはYouTubeから配信されるのがふつうだ。金のかかるテレビより、ネット動画を主戦場とする考え方は、いまや企業も個人もスタンダードなのである。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ETERNA

赤城高原にはほとんど水場はないのでホタルはいないが、ホタルブクロならいたるところで見られる。下まで降りれば我が村にもホタルの生息地はあるが、ゲンジボタルはそろそろ終わりかな。