こう連日暑いと、夜になる前にひと降り夕立でもと思うが、不思議と午後の雨雲は沼田から川場や白沢方面に流れることが多く、意外に赤城高原では昼間の夕立は少ない。
夕方、赤城山にモクモクと積乱雲が発生しているのが見えた。雨雲レーダーの予測を見るまでもなく、この後は雷を伴う夕立が東側の栃木県に向かうことになる。
巷では某世界的動物カメラマンの影響でにわかに猫ブームとのことで、飼い猫のみならず野良猫も被写体として人気を博しているようだ。
ご多分に漏れず、こんな高原地帯の農村部にも野良猫は結構いて、寄ると触るとうちの駄犬がムキになって吠えかかっているが、つながれた身と自由な身では自ずから立ち位置はハッキリしていて、ほとんど相手にもされていない。
今の季節は高い草丈に隠れつつ、相互にあっちの家こっちの家を行き来しているのを時々見かける。が、冬の間は積雪があるせいかほとんど見かけることがない。それぞれが世話になっている..と言うよりは勝手に住み着いているが正しい..農家の納屋や土間で、厳しい冬をやり過ごしているようだ。
隣のSさんちの納屋に住み着いているノラ。親戚筋の同Sさんちまで日勤していくところに遭遇。人の脇を小走りにガン無視して通り過ぎていったが、声をかけると面倒くさそうに振り向くも、興味無さそうにすぐに立ち去っていった。
常日頃から野生動物を撮影対象とはしているが、どうもにも野良猫とは相性が良くないようで、猫合さんのように上手くコミニュケーションが取れない感じ。
九州のほうがエライことになっているようだが、近年は何やら毎年のように日本のどこかで水にまつわる災害が多いと感じる。
確かに昔から日本は台風による災害は多かったが、梅雨前線の活発化やゲリラ豪雨などという水害はこんなに酷くなかったはずだ。
地球的規模の緩やかな変化に伴う結果というより、明らかに局所的で急激な気候変化を感じるわけで、どこぞの国の花札大統領の寝言はさておき、地球温暖化の影響というのを無視することなどもはやできまい。
停滞する前線に吹き込む湿った空気、というやつの影響なんだろうね。いやはや蒸し暑いのなんのって。
高原野菜の代表代名詞でもあるキャベツと言えば、県内では吾妻の嬬恋村が有名である。我が村も同じく高原野菜の産地として知られてはいるが、どちらかと言えばレタスが主であり、キャベツのそれは嬬恋ほどではない。
近所の農家の話によれば、以前は嬬恋をライバル視していて、定期的に葉の巻き具合をスパイしに行っていたそうだ。なるべく玉は大きくしたいが、嬬恋で出荷が始まってしまうと値が下がってしまうので、嬬恋より数日早く出荷するためにそんなことをしていたらしい。
寄り合いで集まって呑んだ時の一つ話なので、本当かどうか定かではないが、実際のところは標高がかなり違う..300m以上嬬恋が高い..し、同じ県内でも気象も異なるので、出荷時期はそれなりに異なるものだ。
うちでは葉物野菜はほぼ貰い物。レタス、大根と並んで、ここ数日キャベツもボチボチ回ってくるようになった。新キャベなんで回鍋肉が旨いね〜