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三寒四温

2021/2/8

このところ、暖かくなったかと思えばまた強く冷え込んで、みたいな季節の動きを周期的に繰り返している。三寒四温で春の兆しと言えばまさにそんな感じ。

気温の上昇で一旦は融雪が進むと思えば、まだこの時期ではすぐに解けてなくなることもないので、気温が下がれば路面は再び凍結、場所によってはツルツルのアイスバーン状態である。

FUJIFILM X-T4 / XF90mmF2 R LM WR / ETERNA BLEACH BYPASS

FUJIFILM X-T4 / XF90mmF2 R LM WR / ETERNA BLEACH BYPASS

ぼちぼち花粉が飛んでいるよねぇって会話がちらほら聞こえてくるのも、早春の兆しってことで良いのかなw

カテゴリ:季節感

二度あることは三度あるということで、今朝も10mほどの距離でフクロウとニアミス。

場所は昨日とは違って上の地区の十二様の敷地内にあるソメイヨシノだった。場所的に距離は300mほど離れているが、先日と同じペアの個体であることは判っている。

そこにいるとはまったく思っていなかったので、ちょっと不用意に近づいてしまい、シルエットだけ確認できた時点でふわっと飛ばれてしまったのはうかつだったな。

もう少し手前から気が付いていれば、BLUE OWLの再現だったのだが..

FUJIFILM X-T4 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

とは言うものの、そこに居たからと言って撮影できる時間帯ではなかったのもまた事実だけどね。

カテゴリ:猛禽|タグ:

朝まだ日の出前の薄暗い頃、南東に浮かぶ下弦の月を眺めていたら、南西方向から猛禽とおぼしい飛翔体が近づいてきた。

この時間帯だと、ねぐらから出てきたカラスたちが三々五々餌場に向かうのを見かけるが、件の飛翔体は力強く一直線に北東方向に向かって移動しており、シルエットながらその翼型からハヤブサと判った。

近所の崖地に営巣地があるので、恐らくそのペアの相方と思われるが、こんな暗い状況でも結構なスピードで翔ぶもんだなと改めて感心した次第。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

その後、いつもの演習林を通り過ぎようとしたところ、目の前約5mほどを右から左にスゥーッっと音もなく、フクロウが路面から1mほどの高さで横切っていくのに遭遇。

ちょうど手にはE-M1XとED100-400ISを持っていたので、止まったと思われる左手のアカマツの3mほどの高さの横枝を凝視、暗い林内ながらもすぐにフクロウを発見するも、ゆっくりカメラを構える動作の間に飛び立たれてしまった。

特にこちらを気にしていたふうでもなく、探餌行動中の場所移動といった感じであったが、目にする一連の動作すべてが無音ということに改めて感心した次第。

カテゴリ:猛禽|タグ:,

未だ収まる気配のないこの新コロナ禍においても、国は東京五輪を開催しようする動きを見せている。

どう考えても「出来っこない」というのが多くの国民感情だが、中止すると政権与党の利権の旨みが消えてしまうのだろう、さもそんなことは意に介さない素振りを強がって見せているようにも思える。

とは言え、今から中止したとて今までに使ってきた金が戻ってくるでもなし、中止したらしたでどのみち使った金が無駄遣いに終わることを考えると、個人的に五輪にさほど興味がないこともあって、まあどっちも良いんじゃね?っていうのが今の感想。

ただ、どうしても強行するなら多くの国民に迷惑のかからないようにやって欲しいね。他国から無策不用意に人を招き入れて、秋以降に再び感染が流行というシナリオだけは勘弁だ。

それと、出場したい選手たちの気持ち云々があることは承知しているが、五輪に使われる金の多くは出場しない多くの国民の税金であるわけで、ことさら選手だけ特別視するのはどうかと思うぞ。仮に中止になった場合、そこは今回は運がなかったと諦めてもらうほかない。

それにしても、「東京五輪は何が何でもやるんだ!」と鼻息荒く先頭で旗を振っている指揮官が、実は一番五輪開催の足を引っ張っているというのは何の茶番だw

老害ジジィの失言癖..失言ではなく本音だろうけど..は今に始まった話ではないが、五輪開催の最大障壁であると同時に没落日本をさらに貶める御仁でもあるのは、さすがに神の国擁護の人たちにも看過なるまいぞw

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

冬枯れた谷筋に広がる森。この季節は凍りついているが、谷筋にはところどころ湧水もあって湿地も残っている。

一見すると何もない空間に見えるが、クマタカなど猛禽類が谷の中で探餌行動を繰り返すのを眺めていると、どれだけの餌資源があって生物相が豊かであるかというのがわかろうというもの。

何の役にも立たないモリの失言は迷惑千万だが、森と湿原は生きものにとって大切な空間なのである。

カテゴリ:独り言

前ソーリのアレの肝いりで始まった新コロナ感染者の接触確認アプリCOCOAにバグが見つかったとのこと。

今のところAndroid版に限った内容のようだが、一番肝心の接触通知が機能していなかったようだ。しかも昨年9月のバージョン後からということで、5ヶ月近くスマホのバッテリーを無駄に消費する迷惑アプリと化していたことになる。

昨年から「家族に感染者が出ているのにまったく通知がない」的な話題をSNSで何度か見ていたので、OSの種類は不明なれど何となくバグでもあるっぽいなとは思っていた。

ソフトウエア技術者の端くれとして言わせてもらえば、これだけ影響範囲の大きいサービスのアプリを、テストもせずにそのままリリースするなんて考えられない。今回のケースも先日話題にした業界下請け無責任文化の影響がいかにも色濃いぞ。

実はCOCOAはオープンソースなんでGitHub上にソースコードが公開されており、Android版で通知が飛ばない件はすでに11月の時点で指摘されていたのである。つまり管理する側がその指摘を見落としまたは無視というオチであったのだ。

最初にプロトタイプ版を作った有志グループは無償で短期間で仕上げ、その後の立ち上げ以降は厚労省が引き継いでいるはずなので、このお粗末極まりない顛末はすべて国の責任である。

しかし、そもそも「自助のお願い」しかしない国の感染拡大防止対策の一つに、件のCOCOAの利用促進があったはずなのにこの体たらくということは、「国民の何人がCOCOAをインストールしてます!」って言いたいだけで、実際の接触確認の有用性には興味も関心もないということが明らかだな。

小手先のやってる感を演出していればそのうちウィルスは消えてなくなるだろうなんて考えていて、怖いのは今もまだその程度の認識であることが見て取れるのは呆れるほかない。

世界からみて日本がスゴイみたいな話題をテレビや雑誌で目にするようになったが、日本が世界に誇れる国の有り様だったのは科学技術立国と喧伝できた80年代までで、平成以降は今のソーリ同様ポンコツそのものである。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今朝は放射冷却の影響で氷点下8℃まで下がった。地表のあらゆる水分は凍りつき、月光を宿して鈍く光り輝いていた。

カテゴリ:独り言

124年ぶりの暦のマジックとかで、今年の節分は今日ではなく昨日だった。

二十四節気で言うところの立春と言えば、ここ30年以上2月4日だったのだが、その立春が今日に当たるため、立春の前日である節分も必然的に1日前にずれた、という話らしい。

ということで歳の数の豆と尾頭付きイワシは昨晩の夕食で腹に収まった次第。

そう言えば、節分のこの時期になると恵方巻きなるやたらデカいのり巻きが目につくようになるが、東日本にはそんなものを食す風習はないので、バレンタインデー同様に商業的に流行らせようという関西圏のにわか文化に他ならない。

そもそも、どこかに向かってのり巻きを丸かじりなどというルール自体がなんとも胡散臭いではないかw

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

西の空の境界に雲が残っていたため、日の出前のビーナスベルトとの相乗効果でいい感じに焼けてくれた。

暦の上では春なれど、まだもう少し寒い冬がその勢力を維持しそうである。

相変わらずアトリは数羽程度であるが、先週あたりからようやくシメが2羽程度常駐するようになった。

ここ数年は暮れの割と早い時期に姿を見せて、春に渡去するまで家の周囲に滞在しており、多い時は5羽くらい見かけたのだが、もしかしたらいつもの常連さんはどこかで命を落としたのかもしれない。

個体識別ができるわけではないので絶対とは言いきれないのだが、毎年決まった時期に姿を見せる個体は同一と見て良いだろう。

やはり初見の個体は警戒心が強く、庭に他の小鳥が集まっていてもなかなか姿を見せないものである。まあ気に入ったならまた来年も来てくれればと思う。

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

駐車場に干し柿が落ちていると思ったらジョウビタキだったw

ジョウビタキはヒマワリには用がないので他の小鳥たちとは一緒に行動しておらず、ツグミと同様に一人我が道を行くを貫いている。

どちらも積雪が多い年は平野部に移動してしまうのだが、今年は珍しくこのまま越冬していきそうな雰囲気である。

カテゴリ:|タグ:,

実は昨年の暮れより、いよいよというかとうとうというか、うちにも35mmフルサイズ機がやって来ている。それは昨秋のパナヒット作?LUMIX S5である。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ひと頃、ナイコンD800とかα7Rとか、EOS-1D Mk4とかを一時的に使ったことがあるが、うちの機材として35mmフルサイズ機が導入されるのは、まだ手元に辛うじて残してある5DMk3以来なので、実に7年ぶりのことである。

あんなに35mmフルサイズなんて必要ないと言っていたのにw、これでとうとうTMも35mm版、それもLマウントに移行か?と考えるのは如何にも早計な話であって、メイン機は今まで通りフジのAPS-Cとオリパナのマイクロフォーサーズ機であることに変わりはない。

そもそもS5を導入したのは動画専用機としてであって、写真用途ではないぞ。それが証拠にLマウントレンズは(まだ)一つも持ってないのだこれがw

S5の導入理由は追々書こうかと思うが、すでに使用中の同じLUMIX G9PROやGH5同様に、やはり動画機として画作りも操作性もパナは他のメーカーよりも非常に使い勝手が良いことを実感している。

パナもナイコンと並んでカメラ事業が芳しくない状況にあるが、引き続きマイクロフォーサーズともどもパナには何とか踏ん張って欲しいところである。