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未だ収まる気配のないこの新コロナ禍においても、国は東京五輪を開催しようする動きを見せている。

どう考えても「出来っこない」というのが多くの国民感情だが、中止すると政権与党の利権の旨みが消えてしまうのだろう、さもそんなことは意に介さない素振りを強がって見せているようにも思える。

とは言え、今から中止したとて今までに使ってきた金が戻ってくるでもなし、中止したらしたでどのみち使った金が無駄遣いに終わることを考えると、個人的に五輪にさほど興味がないこともあって、まあどっちも良いんじゃね?っていうのが今の感想。

ただ、どうしても強行するなら多くの国民に迷惑のかからないようにやって欲しいね。他国から無策不用意に人を招き入れて、秋以降に再び感染が流行というシナリオだけは勘弁だ。

それと、出場したい選手たちの気持ち云々があることは承知しているが、五輪に使われる金の多くは出場しない多くの国民の税金であるわけで、ことさら選手だけ特別視するのはどうかと思うぞ。仮に中止になった場合、そこは今回は運がなかったと諦めてもらうほかない。

それにしても、「東京五輪は何が何でもやるんだ!」と鼻息荒く先頭で旗を振っている指揮官が、実は一番五輪開催の足を引っ張っているというのは何の茶番だw

老害ジジィの失言癖..失言ではなく本音だろうけど..は今に始まった話ではないが、五輪開催の最大障壁であると同時に没落日本をさらに貶める御仁でもあるのは、さすがに神の国擁護の人たちにも看過なるまいぞw

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

冬枯れた谷筋に広がる森。この季節は凍りついているが、谷筋にはところどころ湧水もあって湿地も残っている。

一見すると何もない空間に見えるが、クマタカなど猛禽類が谷の中で探餌行動を繰り返すのを眺めていると、どれだけの餌資源があって生物相が豊かであるかというのがわかろうというもの。

何の役にも立たないモリの失言は迷惑千万だが、森と湿原は生きものにとって大切な空間なのである。

カテゴリ:独り言